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The Brilliant World

手に手をとりあった約束さえ反故に

弱さを漉いて免罪符を拵えるか

紛い物溢れかえり 量れぬもの量り

詩は蹴散らされて 雅やかさは損なわれ


多生の縁 蔑ろにして そっと姿眩ます

徒華が如き宴 興を乗り継ぐは幸いなるかな


輝く世界へ飛び込め 勇気を奮い

そこは翼あるものの居場所に非ず

輝く世界へ飛び込め 迷い棄てて

翼あるものは羽ばたかねばならぬ

義が貴ばれ 眼を射る眩さ放つ國

自ら戦いし者だけが英雄を讃える


安直は蔑まれ,戦わざる者が

存在すること 赦されぬ領土持たざる國

おぞましきが排され 忌憚なく妍競う

孤立恐るるに足りず 同志が待っている


何を臆し躊躇う 所詮 一期は夢よ

与えられているは余生などではないだろう


28
最終更新日 : 2013-01-27 00:26:02

moratorium

Under 18, 1990-1995
30
最終更新日 : 2013-01-27 01:13:35

孤独

孤独なら傷つかない 孤独なら嘘はない
だけど 孤独だと笑えない
寂しくて 侘びしい

誰かを愛すれば それだけ苦しみが募る
誰かを憎めば 己までも憎くなる

人は変わってしまうものなのか 時に運ばれて
人は変わってしまうものなのか 周りに流されて

信ずる者は きっと 裏切られる
誰かを疑えば 疑わしい己に出逢う
(1992)

31
最終更新日 : 2013-01-27 00:16:00

如月の海

夜明け前の砂浜に二人佇む
打ち寄せる高波 二人を象徴する様
如月 海は寒い 風も冷たい
躰を寄せあう二人
人生ほど儘ならない 皮肉なものはないよね
蒼白い月明かりに海は紫
遥かな水平線 二人を象徴する様
二人は歩きはじめた 足跡がつく
東の空が霞みはじめた
人生ほど儘ならない 皮肉なものはないよね
(1992)

32
最終更新日 : 2013-01-27 00:16:17


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