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20130927近況

 おやつにしるこサンドを食べる。
シンプルで飽きのこない美味しい一品だった。

 私の住んでいる地域ではいつから売られ始めたのだろう、子供
の頃には全く見かけなかったので、つい最近のことだろうと思う。
ビスケットの間にあんこがはさんであって、甘いモノが食べたく
なった時にコレがあると、とても嬉しい一品。
 どうも名古屋で発祥したおかしのようで、名古屋の色々を紹介
する本の中で見かけたように記憶している。名古屋の人は昔から
このお菓子を食べていたのかと思うと、少し羨ましく思う。

 このしるこサンドと対を成すように、もう一つのあんこを使っ
た食べ物も名古屋が発祥の様子。トーストにあんこを塗った、小
倉トースト。
 どうやら名古屋の人達は、あんこが大好きらしい。私も名古屋
とは全く関係のないところに住んでいるが、あんこは大好き。
しかしトーストにあんこを塗って食べたことは、子供の頃から無
いように記憶している。これも名古屋独特の食文化なのだろう。

 しかしよく思い出してみると、アンパンは昔から知っていて食
べているし、おはぎも季節になったら食べていた。串団子にあん
こを乗せて食べることも、昔からあっただろう。
 そうすると、小倉トーストもしるこサンドもそれほど独特とい
ったわけではなく、あんことその他の食糧との取り合わせ組み合
わせの多様性の中の一つなのだなと思う。

 だったら今あるお菓子の中から、あんこに合う物を組み合わせ
たらほかにももっと美味しい組み合わせが出てくるだろう。
 パン系統の組み合わせならば、簡単なところでラスクとあんこ、
上げたパンの耳にあんこ。ご飯系統ならあんこせんべいあたりが
もっと有名になってもいいと思う。特にあんこせんべいなどは、
しるこサンドのとなりに並べて売れば、お米の消費拡大に寄与さ
れて良さそうな気がする。

 どこかのお菓子メーカーから発売されるように祈っています。
すでにあるのならそれで嬉しいです。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20130928近況

 昼食にチキンラーメンを食べる。
買い置きしておけばいつでも気楽に食べることが出来て美味しい
一品。

 ここ最近の家庭用インスタント袋麺の主役といえば、乾麺であ
りながら出来上がりがまるで生麺のような一連の商品群だと思う。
特に一部の商品はその売れ行きからか、売り切れになっているこ
ともしばしばで、少々値段が高くてもよく売れていた様子だった。
 そのような大流行も少しは落ち着いてきたようで、今はいつで
も買い置きがしてある所を見ると、増産されて品が行き渡ったの
かいつでも買えるようになっているようだ。

 たしかに、初めて食べたときは今までにない麺の美味しさで、
インスタントラーメンの美味しさの進化のすごさを感じた。
それほどラーメンにこだわりが無い私のような人ならば、ラーメ
ン屋さんの哲学を気にしなければいけなかったり、何時間も並ん
で待たなければならなかったりするよりも、こちらを家で食べて
いる方を選んでしまうかもしれない。そう思った。
 人気のあるラーメン屋さんの中でも、独立店舗を持っていると
ころを食べるには、今ではかなりの気合をもって望まなければな
らなくなってしまった。今年のような夏の暑い年に、炎天下で並
んで待っている人達は、本当にラーメンが好きで好きでしかたが
ないのだなぁと思わざるをえない。
 そんな思いをしなくても、気楽に家で美味しいラーメンが食べ
ることが出来るようになって、こだわらない人にはいい時代だと
思う。まぁ、全くの別物だと言われればそうだろうけれど。

 こんな風に家で本格的生麺風のラーメンが美味しく食べられる
ようになっても、昼食に食べるときはチキンラーメンを選んでし
まう。
 まず作り方が他のどんな袋麺よりも簡単、お湯と器と箸くらい
しか必要な物が見当たらず、出来上がるまでに冷めるのが嫌な時
かタマゴを載せた時くらいしか、フタさえ必要としない。
どのような量の麺を食べるにしても、スープを入れる量の調節が
イコールお湯の量の調節だけなので、もし半分だけ食べた時にス
ープを使いすぎて、次の食べる機会に味が薄くて悲しまずに済む。
好きな量だけ砕いて使えるので、お椀やどんぶりなどの器でなく
ても、マグカップなどを使ってスープを楽しむことができる。
 他にも多くの利点があげられるだろうけれど、今思いついたの
はこのくらいだった。

 袋麺で今のところチキンラーメンにはライバルは居ないように
思われる、いるとしても極めて少数なのではないだろうか。
私が思いつくのは、最初からマグカップで作ることを前提にされ
ている、小さい小分けされたものくらいしか、思い出せない。
小さく小分けされたものはしかし、手間の問題から価格でやりづ
らそうな気がするので、少々不利なのではないだろうか。
 今後一番ライバルになるとするならば、お湯を注ぐだけで作れ
るカップ麺が、チキンラーメンと同じ方式で袋麺になって種類が
増えてきた時になるのかなと思う。もうすでにあるのかもしれな
いけれども。

 まあでも、チキンラーメンのあの味と手軽さからは、そうそう
簡単に人は離れることはないかもしれないなと思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20130929近況

 夕食にクリームパスタを食べる。
ねっとりとするくらい濃厚で食べごたえのある一品だった。

 クリームパスタのソースを作る時に、私の家で使われているの
はクリームシチューのルー。カレールーと並んで、料理の味付け
に失敗することが少ない便利な発明だと思う。
 多分何の具を入れようが、ひょっとすると何も入れなくても、
そこそこ美味しいソースが出来上がり食べることができるのでは
ないだろうか。何も入っていないクリームソースでは、見た目が
あまりにも寂しすぎるかもしれないけれども。

 今回も同じようにシチューのルーが使われていたのだが、それ
の醸しだすとろみだけではとても追いつかないねっとりさ加減。
やはりこれは入っている具材の影響なのだろう、タップリのかぼ
ちゃが入れられていて、ちょうどいい塩梅にとろけていた。
 去年から頂くことが出来るようになった、ひょうたんのような
格好をしたとても個性的な見た目のかぼちゃ。これが見た目のお
もしろさと比例するか反比例するかは解釈が異なってくるだろう
が、まあとにかく美味しい種類。
 西洋系のホクホクとしたものよりは、日本系のしっとりした感
じに近いだろうか、煮込んでとろけさせるとクリームソースのと
ろみが驚くほど上がる。もちろんとろみだけではなく、かぼちゃ
のもつ甘みがソースのコクを増して、ルーだけで作ったソースで
は決して味わうことの出来ない美味しさを創りだす。
この甘味は日本系のものよりも西洋系に近いように思えて、何と
も複雑なかぼちゃだなと思う。

 こうして甘みととろみをタップリとソースに加えて美味しくし
てくれるこのかぼちゃだが、甘みの強さが苦手な人にはそこがい
まいちに思えるかもしれない。食事は塩辛くなくては嫌だという
ような人には、かなりツライことかと思う。
 かと言って甘さとバランスをとるために味を調節しようとする
と、塩を入れすぎてしまうかも知れなくて、案外味付けが難しい
ソースになってしまっているのだろうか。私は甘みが強くても平
気なので、何とも思わずに食べていたけれども。無神経なだけか
もしれない。

 しかし私も、同じ味で何回も取り皿に取り分けて食べていると、
流石に味の変化が欲しくなるので、醤油を垂らして食べてみた。
 醤油って偉大だなと思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20130930近況

 昼食にすき焼き丼を食べる。
シッカリと煮こまれた野菜が美味しい一品だった。

 すき焼き丼というとそれだけを作ったように聞こえるかもしれ
ないけれど、昨晩の残り物にタマゴを落として目玉のまま煮て固
めたもの。しかもその昨晩のすき焼き本番には、私は加わっては
居ない、本当は少々残念な一品なのだ。とほほ。
 当然残り物のために、すき焼きとは名ばかりでお肉は全く残っ
ているはずもなく、実質は野菜の甘辛煮どんぶりということにな
るのだが、悔しいのですき焼き丼と呼ぶ。

 野菜しかカタチのあるものは残っていないが、お肉を煮た出汁
はたっぷりと入っているはずだから、野菜の甘辛煮であるとして
も出汁にこだわったものであるといえよう。カツオを昆布の合わ
せだしどころではない、濃厚な肉の旨みたっぷりのつゆで煮込ん
だ野菜の旨味を、タマゴがシッカリと閉じ込めてつゆの一滴まで
残すこと無く味わう。
 すき焼きの締めとしてはうどんを食べる家なので、残った具を
食べるにはコレは実に具合の良い方法。すき焼きのつゆでもおじ
やにしてしまうところもあるのかもしれないけれど、我が家の好
みとしては出来上がりが濃すぎる感があって、あまりおじやには
したことがない。

 今日の出来上がりは少し行き過ぎていたように思う、黄身が完
全に固まってしまっていて、とろりとした半熟の黄身がご飯に絡
まる美味しさを全く味わうことが出来なかった。
 しかし固まってしまった黄身でも、ほぐしなから野菜やつゆと
絡めてご飯を食べると、すき焼きを煮たその日では決して味わう
ことは出来ない、時間をかけて味が染み込んだ野菜を楽しむこと
ができる。
 しかしやはり、タマゴは半熟であるほうが好みなので、今度は
火の通り具合が調節しやすいように、タマゴを最初からかき混ぜ
て作るようにした方がいいかもしれないなと思う。

 今度のすき焼きの回には、お肉を煮る段階から参加したいもの
です。やっぱり悔しいです。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131001近況

 夕食に秋刀魚の塩焼きを食べる。
秋を感じざるを得ない一品だった。

 今年はさんまがあまりにも穫れないとニュースで聞いていたの
で、ひょっとすると私の口には入らないかと思っていたけれど、
なんとか二回目のさんまを頂くことが出来た。
 買ってきた価格から言って、ほぼ今年のものではなく冷凍保存
されていたものだろうけれど、だからといって味が悪くて美味し
く無いということは全くない。さんまを食べる時の楽しみである
脂のノリ具合も少ないわけではなく、ここが一番うまいという人
も多いであろうはらわたも、そこそこカタチが残っていて食べる
人は食べやすいであろうと思った。

 最近の冷凍技術はとてもいいのだなと思いながら、美味しく頂
いていたのだけれど、はて、一体いつ獲れたさんまになるのだろ
うか?多分売り場には獲れた年度が書かれていることはないだろう、
私は一度も見たことはなくひょっとすると書かれているお店もあ
るかも知れないが、もしかすると書かれていたらショックを受け
るかもしれない。
 冷凍技術が発達していて、極々低温で保存されていたらどんな
に年数が経っても品質が劣化しなくて、ひょっとすると何年も経
ったものなのかもしれない。
 などと無責任に都市伝説のような事を考えてしまったが、美味
しく頂くことが出来て体にも良いのであれば、これでいいのだと
思う。

 たとえその年の生さんまでなかったとしても、その年の暑い夏
を乗り切って食べるさんまの美味しさは変わらないのではないか
なぁと思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18


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