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2013年11月

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20131103近況飯ゲームエッセイ

 ここ最近、身内の法事で連日味の濃い食べ物ばかり食べた。
ごちそうなので嬉しかった。

 そういう風に思えたのも二日目まで、三日目になると体のほう
がかなり辛くなってきてしまった。美味しいとは思えるのだけれ
ど、いつもの様に沢山食べたくはならない。少し食べるとお腹が
重たいような感じを受けて、食べられなくなってしまう。
 三日目の夕食、最後の会食の時にはごちそうが続くことのきつ
さを思い知らされる。贅沢な話ではあるけれど、ごちそうはやは
りたまに食べるから美味しい物なんだなと思った。

 そんな風に数日を過ごしたので、今日の昼食にはあっさりした
ものが食べたくて仕方がなかった。
 冷蔵庫をあさって何かあっさりと食べることが出来るものがな
いかと探し、あまり具になるようなものが無かったが、雑炊を作
ることにした。具になるものが無かったのは、あっさりしたもの
を食べようとしていたのでちょうどよかった。

 疲れているであろう胃に元気を与えるために、ネギと生姜をタ
ップリと入れてタマゴを入れて仕上げる。味付けも薄くして、食
べやすくしておく。
 一口食べるとあっさりしているというより薄い、出汁を入れる
量が少なすぎたのだろうが、今日はこの味の薄さがありがたい。
生姜の香りとネギの味があっさりさを強調していて、疲れた内蔵
を元気にしてくれるような気がした。

 家で食べるご飯が、やっぱり何より美味しいなと思います。

ーー


最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131104近況飯ゲームエッセイ

 おやつにドーナツを食べる。
ジャックランタンをかたどったハロウィン仕様の一品だった。

 先日までの法事のために、ハロウィンに備えて買ってあったド
ーナツなので、結構古くなって吐いたけれど、捨ててしまうのは
もったいないので食べてみた。
 まず食べる前に安全確認、自分の食べるものの安全は自分で確
保。見た目、全くと言って変わりはない、あえて言うなら、手を
付けていない状態から二口ぐらい齧った後が見て取れるが、まぁ
大したことではない。
次に匂い、上にかかっているストロベリー味のチョココーティン
グから本当ならば甘い香りがするのだろうけれど、さすがに一週
間近く放ってあったので、匂いはほぼしなくなっていた。
次に手で触った感じ、…堅いように思う。おかしい、ドーナツな
のに堅いというのは、ドーナツの定義としていかがなものなのだ
ろうか。

 以上、手の感触以外は特に食べても害はなさそうだったので、
ありがたく頂くことにしてみた。
 ひとくち食べての感想は、やはり手で触った時に感じた違和感
の通り、堅い。ドーナツというよりも、しっかりと中身を詰めて
焼き上げたクッキーといった食感。噛めばボリボリという音がし
て、何とも言えず新鮮だった。
 味は変わりなし、一週間位経っていても味が変わっていないと
いうことにも、少々不安を感じないでもないが、焼き菓子や揚げ
菓子というものは水分が少なくなっているので傷みにくいのかも
しれない。まあとにかく美味しい。

 しかし、やっぱり出来たてを食べたほうが美味しいに決まって
いるので、あまり買い置きはしないようにした方がいいと思いま
した。

ーー


最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131106近況飯ゲームエッセイ

 昼食にクリームシチューを食べる。
冷えた体にとてもありがたい一品だった。

 クリームシチューが食卓に並び始めたら、秋も本番に入り始め
る頃なのではないだろうか。テレビの気象情報でも、紫外線情報
だった時間が紅葉の進み具合に変わっていて、いい季節になって
きたと実感する。
 しかし今年は、10月の末まで沢山台風が来ていたので、紅葉で
山が染まるその染まり方が、いまいち綺麗ではないとのこと。ま
あそんな年もあってこそ、綺麗に染まった年の美しさが引き立つ
のだろうなと思う。

 今日食べたクリームシチューには、
人参
玉ねぎ
鶏肉
しめじと言った具材が入っていた。
 おかわりをしに鍋の横まで行くと、白菜が転がっていた。なべ
の隣にいい具材があるのに、どうして入れなかったのだろうかと
思ったが、作る人のその時の気分で入れたくなかったのかもしれ
ない。

 私はシチューの時も、ご飯。おかわりするときには、お皿に直
接ご飯をよそって、上からシチューをかける。
 今日残念だったのは、コショウが切れていたこと。一杯目の途
中かもしくは二杯目に、味に変化を付けたい時によくコショウを
振ることがある。なければないで美味しく頂くのだけれど、ある
とまた一味違った美味しさを楽しめる。
 香辛料は自分の好みのものを自分で用意しておいたほうが、こ
ういう時に切らしてしまうこともないのかもしれない。

 一口食べるごとに体が温まっていく、食べている途中で服を一
枚脱いでしまうくらい、体が芯から温まった。
 最近一気に涼しくなったから、今日のメニューはとてもありが
たいのだけれども、まだ昼間から食べるには少し早いような気
がしました。

ーー


最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131107近況飯ゲームエッセイ

 昼食にささみフライを食べる。
揚げ物でありながらあっさりとした一品だった。

 あっさりとしているなと思ったのも一口目まで、二口目には中
に入っていたチーズが口の中に広がって、程よくコクを味わうこ
とが出来た。
 色んな物に入っているが、チーズというのは便利な食材だなと
思う。基の食材の味をそれ程邪魔すること無く、かつ自分の存在
も消えてしまうこと無く楽しませてくれる。今日のフライも程よ
く両方の味を楽しむ事が出来た。

 今日のチーズはシッカリとした味があったけれど、普段良く食
べるトロけるチーズはどうも味がうすいような気がする。塩分控
えめに作ってあるのだろうか、他のものに入れるとどうしても味
が隠れてしまっているように思う。
 もっとしっかりした値段のチーズを使えば、味もしっかりして
いるのかもしれないけれど、ほんの少しのトッピングのために使
うにしては値が張る様に思ってしまうのは、私が貧乏症だからか
もしれない。少しさびしく思う。

 今日チーズを味わえたのは、使っているメインのお肉がササミ
だったというのも原因だろう。鳥のササミといえば、お肉の中で
はもっともあっさりしている部類に入るのではないだろうか。胸
肉もあっさりとしているが、いい勝負だとおもう。
 なにか出汁が出たほうが美味しくなるたぐいの料理に使うには、
ササミや胸肉では物足りないけれども、揚げ物などのこってりと
脂を使って仕上げる料理に使うと美味しい。肉のあっさりさ加減
に油が加わって、丁度いいバランスに。
 だけど、鶏肉で美味しいのはやはりもも肉だと思う。唐揚にし
ても皮の脂とジューシーさがたまらず、胸やササミでは追いつけ
ない美味しさだと思わざるをえない。

 どこの部位の鶏肉も、使い方次第で美味しく食べることが出来
るので、とてもありがたい食材だなと思います。

ーー


最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131108近況飯ゲームエッセイ

 昼食に古漬を食べようとしたらカビていた。

 既にご飯のうえに乗せていたので、大慌てで取り除いてご飯か
ら避ける。匂いはもともと結構なものだったので、なんとも思っ
ていないけれど、カビが生えているのを目で見ておきながら食べ
るのは流石に気が引けた。
 あと一回で食べきってしまえるくらいしか残っていなかったの
で、もったいないけれど捨てる分が少なくてよかったと思う。

 しかしよく思い出してみたら、朝食に食べた茶漬けにはタップ
リと入れていた。食べても味はなんともなかったが、思い出して
いるうちにお湯をかけた時に何か白い泡がたっていたようなきが
してきた。
 これはひょっとすると危ないかも知れないな、と思いながら一
日を過ごしたのだが、コレを書いている時点で体調に変化なし。
意外と平気なものなのだなと、我ながら感心する。

 漬物、それも古漬だからと安心していたからだろう、タッパー
に入れておいただけで、冷蔵庫に入れるのを忘れてあった。
そのままでは塩辛すぎて食べられないから、塩抜きしてあったの
も関係するのだろう。
 どんなものでも早め早めに食べるようにすることが、美味しく
かつ無駄なく頂くためには大切なのだなと思いました。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131109近況飯ゲームエッセイ

 昼食に茶漬けを食べる。
体を中から温める一品だった。

 少し用事で出かけていて、用事が済んだらちょうどお昼時だっ
た。何か昼食を食べようかなと思い、車で走りながら考えていた
が、そんなに家から離れていなかったので、家に帰って食事する
ことにした。
 しかし、帰ってこないと思われていたところに急に帰ったため、
コレと行ってオカズがない。何かを作るのも、今日は面倒くさか
ったので、一番手軽に食べることができるお茶漬けにしておいた。

 外を回っていて何か食べるものを考えてはいたが、一人で何か
を食べようと思ったら案外食べたいものというのが思い浮かばな
いものだ。外で食事して一番困るのが、食後の眠気だし、食べた
後寝転べないところもあまり好きではない。
 そういう理由で結局家まで帰ってお茶漬け、気楽でいい。

 茶碗にご飯をよそってお茶漬け海苔をかけ、今日はそこに塩昆
布をのせた。どちらか一つだと少々味が寂しいところだが、二つ
を合わせると途端に美味しさがます。
 昨日の朝食にカビた古漬をのせて茶漬けにしたことを思い出し
て、苦笑いしながらお湯を注ぐ。少しずつ溶け出す昆布の旨みが、
茶碗に行き渡るくらい出るのを待ってから、ゆっくりと食べた。

 子供の頃もよくお茶漬けを食べた、その頃からほとんど変わっ
ているように思えない塩昆布は、日本で良かったと思うことがで
きる具の一つだと思う。
 小学校の遠足などの時に、おにぎりの中にも塩昆布が入れてく
れてあって、とても美味しかった。私はカツオの醤油で和えたも
のが子供の頃は苦手で、全部昆布だったらいいのにといつも思っ
ていた。子供の私の口には、カツオはモサモソとして食べにくか
ったのを思い出す。

 いつまでも美味しい塩昆布が食べられたらいいのになと思いま
す。

ーーーーー


最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131110近況飯ゲームエッセイ

 昼食に焼きそばを食べる。
あっさりしていて食べやすい一品だった。

 今日は知人の依頼で、おもちつきの手伝い。隣の県まで出かけ
て行って、一日中杵を振るう。しかし、大量にもちをつかなくて
はならないので、最初の蒸米を練る工程は電気餅つき機でこなし
てから、杵で最後の仕上げをすることとなっていた。
 蒸籠三段分を次々と蒸し続け、ほとんど流れ作業で杵を振り続
けるのだが、結構なきつさだった。
 ひたすらもちをつき続けて、気がついたらもち米がなくなって
いた。その時によって全く売れずに自分たちで持って帰る時もあ
るのに、今日はついた分がついたすぐ後に売れてしまうほどの売
れ行きだった。そのために、餅つきは午前中に終えてしまうこと
が出来た。こんなことはめったにないので、ありがたいことだと
思う。

 そんなこんなで自分の仕事を終えて、昼食を頂くことになった。
昼食は目の前で売っていた焼きそば、出来立てのものをすぐにい
ただけるのできっと美味しいだろうと思って、愉しみに食べ始め
た。
 味が薄い、とても寂しい。けっしてまずいというわけではない
のだけれど、しっかりと濃いソースの色をしているにもかかわら
ず、とにかく味が薄くて物足りなかった。入っている具材も少な
くて寂しいと思ったが、それでもソース味がしっかりしていたら
もうすこし食べごたえがあったのではないかと思う。
 メインの食べ物はこのように寂しかったが、唐揚げや焼き鳥は
とても美味しかった。こういうイベントやお祭りには、白ご飯を
専門に売る屋台があればいいなとおもう。

 来年もおもちがよく売れますように。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131112近況飯ゲームエッセイ

 昼食にカレーを食べる。
作った次の日のものなので、よく煮込まれていて味の染み込んだ
一品だった。

 入っていた具材は、実にオーソドックスなもの。
人参
玉ねぎ
ジャガイモ
お肉は鳥のもも肉。ビーフよりは比較的脂が少なくて、あっさり
と仕上がっていたように思われた。
 個人的には牛よりも鳥の方が好きなので、チキンカレーは大変
うれしい。しかし、味のコクを考えると、鳥では牛に勝つのは難
しいかもしれない。好みの問題だろうけれど、しっかりとしたコ
クのあるカレーを食べたい時は、牛にしなければならないかもし
れないと思う。

 家で食べるカレーは、食べたいだけおかわりができる所が良い。
外でカレーを食べると、まずお代わりし放題のお店というものを
見つけるのは難しい。バイキングの食べ放題ならばお代わりし放
題だけれど、バイキングの料金でカレーがおかわりし放題であっ
ても、普通の人には高すぎる気がする。
 そう考えると、家のカレーの何とありがたいことよ。何より食
べてすぐゴロン、これが一番嬉しいところかもしれない。お行儀
が悪うございますでしょうかしら?

 今日のカレーは中辛で作ったとの事だったが、私には全く辛く
なかった。使われていたルーが、例のりんごとはちみつで有名な
あれなので、中辛でも全然だったのだろう。
 そういえば、カレーの辛さの段階評価は、メーカーごとに自分
のところのルー同士でしか比較されていないように思う。
日本国内の全メーカーのルーの辛さ比較表があれば、自分の好み
の物を選ぶ時に具合がいいように思う。今度ネットにあるかどう
か探してみよう。

 結局自分でコショウと唐辛子を入れて、調節していただきまし
た。カレーは美味しい。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131113近況飯ゲームエッセイ

 夕食にパスタを食べる。
湯で加減を袋の説明通りにしたら、柔らかすぎた一品だった。

 きょうのパスタソースは、昨日のトマトポトフの残りを使った
もの。バジリコを入れるとより風味が増すのだが、うっかりと買
い置きを切らせてしまっていたので、今日は諦める。無理にハー
ブを一袋だけ買いに、スーパーまで出かけるのもどうかと思うし。
 パスタを茹でている間に、ソースも熱を通しておく。シッカリ
と煮立てておくことで、少々古くなっていても大丈夫だと思う。

 ソースを煮る時は付きっきりでお玉を動かし続ける、入ってい
る野菜類ができるだけ砕けるように、鍋底に押し付けながらしっ
かりとかき混ぜ続ける。
 こうすることによってポトフの具材が溶けていい具合になる、
特にジャガイモが砕けるととろみがついてパスタに絡みやすくな
る。ただ、ジャガイモの砕けたものは少しざらつく食感があるの
で、好みは別れるところかもしれない。上品な仕上がりにしたい
のならば、ミキサーにかけたうえで裏ごしするくらいの手間をか
けなければいけないかもしれないが、家庭で食べるのにそんなこ
としてられない。出されたものには、極力文句を言わないのが家
庭での食事のルールだと思う。

 茹で上がったパスタをザルで湯切りし、茹で汁が落ちきってし
まわないうちにソースの鍋に入れる。上からかけたほうが絡みや
すいのかもしれないが、手早く済ませたいところなので、さっさ
と放り込む。シッカリと底から混ぜ合わせれば、程々に絡む。
 しかし、最後まで食べてしまうと、どうしてもソースの溶けき
らなかった具が残る。しかも結構タップリと。この問題を解決す
る方法が、なかなか思いつかない。
 一食ずつ皿にもって、ソースをその度にかけるといいのかもし
れないが、それだとパスタが冷め切ってしまうような気がする。
鍋の中にたくさん入れておくことで、冷めにくくできているよう
に思うのだが、どうなんだろう。

 まあどんな食べ方をしても、美味しいのは美味しいです。
残ったソースでお腹がパンパンになってしまうのも、楽しみのう
ちです。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131115近況飯ゲームエッセイ

 朝食はカステラにする。
シッカリとした甘さが目覚めのぼやけた頭によく効く一品だった。

 少し前にあった、大きな法事に来てくださった方たちの、お供
え物のお下がりを頂いていた。そのお供え物の中には、お菓子類
もたくさんあって、家の人だけでは食べきれない。来てくださっ
た方たちにも、お下がりとして色々詰めなおしてもって帰ってい
ただいて、なおかつ、私のところにも回ってくるのだから、亡く
なった人の人望が伺えるような気がする。
 そうしてもらって帰ったお下がりは、少しずつ楽しんでいるの
だけれど、そろそろ生に近いお菓子の賞味期限が迫り始めた。
今日食べたこのカステラは、今日が賞味期限。賞味期限はあくま
でもとの美味しさを楽しめるであろうという、実に曖昧な期限な
ようなので、あまりあてにはしていないけれども、せっかくだか
ら美味しいうちに食べたほうがいいと思う。
 なんでもそうだけれど、熟成が利くものと利かないものがある
ので、しっかりと自分で判断して食べたいと思う。

 今日のカステラは抹茶入りの物で、それ以外はとてもスタンダ
ードな一品。少し変わったものはその希少価値と目新しさで一時
期よく売れるだろうが、こういう普通であまり特徴のないお菓子
を作っていながら商売が成り立っているということは、品物がい
いのだろうと思う。
 食べてみるとほんのりと抹茶の香りが鼻に抜け、カステラらし
いシッカリとしたコクの有る甘さで、食べていると幸せな気分に
なる。朝の寝起きという、子供時代から大嫌いな時間帯であるに
もかかわらずだ。これからは寝起きはコレで行ったほうがいいの
かもしれない。

 さて、どうして朝からカステラなのかというと、朝に食べない
と夜にしか食べる機会がなく、体にあまり良さそうではないから。
一日の食事のうち、一番食べた後に動く時間が多い朝食に食べる
ほうが、体に降り積もることもないだろうと思う。
 本当は夕食の後にデザートで食べたいところなのです。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131117近況飯ゲームエッセイ

 昼食にしゃぶしゃぶを食べる。
お肉の柔らかさがとてもうれしい一品だった。

 今日は法事、親族の一周忌のために朝からお墓参りに行ってき
た。誰よりも大切にしてくれたと思っている人なので、どのよう
な用事よりも優先してこの日を開けておいた。
 一旦家に集まって親族が全員集合するのを待ち、揃ってから乗
り合わせてお墓へ行く。お墓への道は狭くて、車は通れるように
舗装されているけれども、車を置いておく場所があまりにも少な
い。昔からの村なので、車でお墓に行くことを当然のように思う
ことがない時代から、きっと今の場所にお墓があったからだろう
と思う。

 お墓でお供えをして拝む、家に帰って食事処の迎えのバスが来
るまでちょっと一服。遠い親族が減っても実感がわかないけれど、
近い親族が減っていくと、こういう時に目に見えてはっきりと分
かってしまう。遠い親族の法事だと、お供えだけ送らせてもらっ
て出席は辞退することもあるからだ。
 子供の頃に元気で顔を見せていたおじさんおばさんたちも、少
し少なくなってきた。ご存命であっても、お参りに来れない人も
いるので、減り具合は案外激しい。まあしかたのないことだけれ
ど。

 食事処について食べ始める。
普段は牛肉党ではないし、牛肉が体にあまり合わないので食べな
いようにしているから、たまに食べるとその美味しさが身にしみ
る。肉の柔らかさ、脂の美味しさ、赤みの味わい。どれも他のお
肉では代用することが出来ない、牛肉特有の美味しさだ。
 特に、昔から半生で食べても大丈夫なのは牛肉位のものだと、
親から教えられて来ていたので、牛肉には特別な感情があると思
う。しかし、よくよく思い出してみると、祖父が生きていた時は
ニワトリをつぶしてササミと胸肉を刺し身にして食べていたよう
に記憶している。今でもササミは、半生で鳥わさで食べることが
たまにあるというのに、両親はなぜ牛肉だけ特別みたいにいって
いたのだろう?

 多分結局、お値段の関係なんだろうかなと思いました。牛肉を
おかずの中の具の一つとして扱うのと、牛肉の半生すなわちたた
きやローストビーフをおかずにするのとでは、使う量に雲泥の差
が出る。だから特別ということにしておいて、滅多なことでは食
べるものではないということにしておきたかったのかもしれない。
 結果として、体に合わない牛肉を食べたくならないように大き
くなれたので、この方針にはとても感謝しています。
 牛肉はやはり美味しいです。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131119近況飯ゲームエッセイ

 昼食と夕食におでんを食べる。
シッカリと煮こまれていて、味が染み込み切った一品だった。

 昨日、法事で親族が集まった。法事が始まるまでの間に、早め
の夕食を食べることとなった。その時のおでんが余ったものを、
今日の昼食に頂いたのだ。
 昨日の夕食の時点でもシッカリと味が染み込んでいたところに、
一晩寝かせてあったのでより一層味がしみて、ちくわなどはごぼ
う天のような色に変わってしまっていた。

 一番変わっていたものは大根、周りの練り物とほぼおなじ色合
いに染まっていて、味も練り物から出た出汁を吸い上げて素晴ら
しい味わい。
 次に美味しくなっていたのはこんにゃく、こちらはまだまだ見
た目には色が変わっているようには見えなかったけれど、味は全
く違っていた。

 他にも食べるものが用意してあったけれども、普段から食べて
いるようなものが何より美味しいなと思いました。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131120近況飯ゲームエッセイ

 夕食におでんを食べる。
今日で三日目、今回のおでん最後の一口だった。

 おでんも三日目になると、最初の日とは全く違った様子になっ
てしまう。
 まず、すべての具材の色合いが似てきてしまう。二日目でも大
概茶色になってしまうのだが、三日目になるとほぼ全て同じ色合
い。ただその中にあってさえ、朱色に深みが加わって人参の存在
が際立っている。おでんというのはしかし、茶色い食べ物だなと
思う。

 二日目はまだその身の美味しさを保っていて、その他の具材に
はいい出汁を供給していた練り物たち。三日目になると少し様子
が変わってきて、練り物自体は少し味が薄くなってしまったよう
な気がする。
 その身から全ての出汁を出しきってしまったからだろうか、何
だか少しスカスカとした食感にもなっていた。もう一日置いてお
くと、出きってしまった出汁が再び帰ってくるかもしれないが、
そうなるとそれ以前の問題で、傷み始めてしまうかもしれない。
それではもったいないので、自分の家で食べるにはこの辺が限界
なのかもしれない。
 料金を取って食べさせるお店ならば、もう一日置いておいてシ
ッカリと火を通して出せるかもしれないが、自宅でシッカリと火
を通すには燃費が悪くてよくなさそうに思う。レンジでチンして
温めて食べる方法の、我が家の限界は三日ということにしておこ
う。

 練り物のくたびれ加減に比べて、野菜類の美味しさの上り具合
はしっかりと反比例しているように思う。練り物から出た出汁を
余すこと無く吸い上げて、ナマの状態からは想像もつかないよう
なしっかりしたおかず味。
 お酒が飲める人ならたまらないところだろうが、私は普段全く
飲まないので、全てご飯のおかずとしての評価となってしまうの
がつまらないところかもしれない。
 三日目のおでんの野菜は、おかずとしても酒のあてとしても最
良の部類に入りそうな気がする。飲めないなりにそう思う。

 今日一番美味しかったのは、煮崩れせずに奇跡的に残っていた
じゃがいもでした。元のホクホクした食感が全くなくなっていて、
しっとりとして美味しかった。

ーー

ゲームで遊ぶ。
無双OROCHI。
特技集め開始。

 とりあえずの目標として、手に入る武器の質の向上を目指して、
運上昇を全て取ってみた。
自分の意思で運を向上させることが出来るなんて、ゲームの世界
は幸せだなと思う。
 しかし、遊びての都合でいつまでも同じことばかりさせられる
キャラクターたちも大変だなとも思う。

 次は武器の融合にもキャラクターの成長にも役立つ、経験値増
を取ってみた。未だ呂布と本多忠勝が出現していないので、全て
とることが出来ないのだが、気楽に遊ぶには十分なくらいまでレ
ベルが上った。
 レベル17か8位だったと思うが、初めて使うキャラクターをレベ
ル一から初めて、交代なしにステージを終了させたら、レベルが
25まで上がっていた。使ったキャラクターは張飛、レベルが上っ
て動きの種類が増えるに従って、みるみる暴れん坊になっていく
様ががとても面白かった。ファイナルファイトがこんな風なリメ
イクがなされて発売されたら、買ってしまうかもしれない。

 まだまだ遊びます。

ーーーーー


最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131121近況飯ゲームエッセイ

 昼食に卵を焼いて食べる。
味を付けずに焼いたので、実にあっさりとした一品となった。

 卵焼きではなくて玉子を焼いて食べたと書いたのは、目玉焼き
にしようとして失敗したため。少し高いところから落としたため、
着地と同時に黄身が敗れてしまった。
 だからといって炒り玉子にしてしまうのもどうかと思い、潰れ
たままの状態で焼き上げて頂いた。

 最初から厚焼きにしようと思っていたら、溶いた玉子に味を付
けておくのだけれど、目玉焼きを前提としていると、卵の数は一
個だし後から何かかけて食べるのがいつものことなので、味付け
なしになってしまった。
 焼きあがってお皿に乗せて、何をかけて食べようかと少し悩ん
だが、あっさりと醤油を数滴垂らして食べた。たまには玉子の味
をしっかりと感じながら食べるのもいいかなと思う。

 玉子が安く手に入るおかげで、毎日の食事の彩りが随分違うと
思う。あらゆる物価が高くなっていくのに対して、玉子と牛乳は
あまり昔から変わっていないらしい。
 ニワトリに食べさせている餌の質のや、それに伴う卵の殻
の軟弱化などを取り上げて、問題視する人達もいるけれども、あ
まり気にしないほうがいいと思う。
続けて沢山食べるのであれば、餌に含まれるものの中のからだに
悪いものが人体に蓄積する量も多いだろう。しかし、そんなに体
にたまってしまうほど、贅沢に卵を食べ続ける人がいるものだろ
うかと思う。
 大体そんなに沢山同じものを食べ続けられるほど、根気のいい
人はあまりたくさんいないのではないか。少し続けて食べたら、
続けて食べたのと同じくらい食べたくない期間が来ると思う。

 出来れば安心して食べられたらいいけれど。まあ、体に気を付
けるのも、卵を食べる量も、程々がいいのではないかなと思いま
した。

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20131123近況飯ゲームエッセイ

 朝食と昼食は煮干しで済ませる。
何をするのも面倒くさい一日だった。

 朝起きてすぐ、あまりにも何もやる気がしない。仕事はお休み
なので支障はないが、食事をするのも面倒くさいというのは久し
ぶり。
 だからといって何も食べずにいると余計にからだに悪いので、
目についた中で一番栄養価が高くて体に良さそうなものを食べた。

 普段から煮干しはおやつに食べるように買い置きしてある、川
島四郎氏の著作を読んだ影響が大きい。他の生命体のほぼすべて
をまるごと食べる全体食なので、カルシウムの錠剤を食べている
よりずっと体にいい、というようなことが書いてあったと記憶し
ている。
 かなり古い著作ではあったけれども、考え方が古いようには思
えなかった。煮干しを食べることによって、カルシウムだけでは
なく、タンパク質もミネラル分もシッカリと補給できる。その上
脂肪分は少ないのだから、煮干しを中心としたタンパク質補給型
の減量法が出版されても良さそうな気がするのだけれど。

 煮干しを食べながら思うことは、これを中心にした減量法が流
行ったとしても、多分儲かる人が少ないのではないかと思う。
 試しに500グラムくらいの容量の物を一袋買って、どの位の期間
で無くなるか確かめてみるとわかると思う。一回の食事機会で食
べることが出来る煮干しは、比較的小柄な成人男性である私だと、
精々5センチくらいの大きさのもの10匹。頑張って食べても、15匹
くらいが限界量だった。
 ここに喉が乾いて水分を摂るのだから、あっという間にお腹
が大きくなってしまう。結果としてなかなか煮干しは減っていか
ない。

 それでも毎日決めた数だけ食べていたら、順調に減っていくだ
ろう。しかし同じものばかり食べていて、飽きることがないのは
味の薄いもの。煮干しは出汁の塊のようなものなので、シッカリ
とした味があって、食べ続けると飽きやすい。このためについ食
べなくなってしまって、また長いことかかってしまう。
 私は最近塩味が薄くて比較的続けて食べやすい煮干しを見つけ
ることが出来た、ただ旅行のお土産だったので普段から食べるに
は無理がある。その次にあっさりしたものは近所で手に入るのが、
幸いなことだと思う。

 煮干しは多分食べ続けても体に悪くはないのではないかと思う、
これからも自分の体と相談しながら食べ続けていきたいと思いま
す。
 何事も程々に食べるのがいいとおもいますよ。

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20131124近況飯ゲームエッセイ

 昼食に炊き込みご飯を食べる。
炊きたてのアツアツだった。

 昔、祖父が生きていた頃には、炊き込みご飯のことは「ごっつ
ぉまま」と呼んでいた。今でも自分の家ではそう呼ぶこともある、
けれど祖父が生きていた時よりは、そう呼ぶ機会が少なくなった
ような気がする。単に食べる機会が減ったからかもしれないが。
 多分、ごっつぉとはごちそうが変化した呼び名だろう、ごっつ
ぉさんなどと他の人に食べ物をおごってもらったりした時に、よ
く使う。まあ親しい人にしか言えないけれど、ごちそうさまでし
たとあまりにも丁寧に言うのもどうかと思う時はこちらのほうが
言いやすい。

 今でも入っている具材によってはごちそうな食べ物だといえる、
鶏肉や根菜類がたっぷりはいったものは、それだけで食事を済ま
せてしまっても満足感があるだろう。
 今日はそこに味噌汁も付けた、インスタントの味噌汁が常備し
てあるので、何か物足りないときにはすぐに味噌汁が飲める。
今の味噌はだし入りで、お湯に溶くだけで味噌汁の味になるのだ
から、一食分ずつパックされているものを使わなくても飲もうと
思えば飲めるだろう。量の調節が難しいから、あまりしないけれ
ども。

 こうして炊き込みご飯を食べていると、しいたけだけで作られ
た炊き込みご飯のことを思い出してしまった。
 あまり好き嫌いが無い方だと自分では思っている私だが、しい
たけはどうにもこうにも好きになれない。大人になって、我慢し
て食べることも出来るのだけれど、食べるとあまりいい気分にな
れないのでもったいないから好きな人に食べてもらっている。
美味しく食べることが出来る人に食べてもらったほうが、しいた
けも幸せだろうと勝手に思っている。
 そんな私の嫌いなしいたけだけが入った炊き込みご飯、あとは
味噌汁と漬物だけの夕食だったことが、祖父が生きていた時にあ
った。私以外の家族は全員しいたけが好きなので、民主的に言え
ばこのメニューは正義ゆえ、従う以外に無かった。

 一口も食べずとも、ご飯を炊いているうちからしいたけの匂い
が台所に充満していた。干したものならばわかるが、生シイタケ
がそんなに匂いを発するはずがないとは、しいたけが好き、もし
くは嫌いではない辺りまでの人の意見だと思う。
食べものではないけれども、虫などを例に取ればわかるように、
それが嫌いな人ほどそのものに対して敏感に反応してしまうもの
だと思う。

 今思い出しても苦しい夕食だった、たぶん今出されても苦しい
と思う。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131126近況飯ゲームエッセイ

 夕食にサワラのムニエルを食べる。
あまり食べ慣れていないけれど美味しい一品だった。

 魚編に春と書いてサワラだったと記憶している、まあ旬にばか
り食べられるわけではないけれど、それにしても真冬に入る頃に
たべるのはどうなんだろうと思ってしまった。
 サワラの旬が本当に春かどうか、正直私にはわからない。今日
食べたものも、とても美味しかった。

 いつ食べても魚が美味しいのは、冷凍技術が発達したおかげだ
ろう。今の時代に生まれてよかったなと思わざるをえない。
 その反面、旬がいまいちわからなくなってしまうのは、残念だ
とは思うけれど。

 まあお腹いっぱい食べられるのが、何より幸せです。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131128近況飯ゲームエッセイ

 昼食に鍋の残りに野菜を足して、おつゆとして食べる。
昼間でも寒くなった今日このごろにはぴったりな一品だった。

 昨日の夕食は鍋、その残りをそのまま朝食におつゆ兼おかずと
した頂いた。お鍋といえば我が家では、大抵夕食に食べる。
多分他の家でもそうなのではないかと思うのだが、そういえばな
ぜ夕食に食べるもののようになってしまっているのだろう。

 家族が一番揃いやすいのが夕食だからだろうか、体を温めると
いうためならば、朝のその日一日の行動に備えて食べるという食
べ方でもいいような気もするのだけれど。
 用意をするのが大変だから、朝ごはんには向かないの言うのな
らば、夜のうちに材料を切っておけばいいのだし。お鍋は食べ過
ぎてしまって、これから働かなければならないときには向かない
というのならば、単に食べる量を控えればいい。
 これから仕事や勉強に取り掛かる前に、朝の冷えた体を温めて
栄養を補給し目を覚ますためにも、お鍋は良いメニューのように
思う。

 お腹いっぱい食べてしまうことで、その後の行動に支障が出て
しまうことが懸念であるというのなら、休みの日の朝食にしてみ
たらどうだろう。休みの日なら、お腹いっぱい食べてその後寝よ
うがどうしようが、予定を入れておかなければ誰にも咎められる
ことはないだろう。
 家族揃ってお腹いっぱいになるまで食べて、その後ゆっくりと
寛ぐというのはなかなか良さそうだ。ゆっくりしているうちにお
昼になってしまうかもしれないが、休みの日なのだからゆっくり
したらいいと思う。

 以上は後片付けをすることのない人の意見です。多分片付ける
人からしたら、朝っぱらからぐてぐての鍋の後片付けをするのは
嫌なのかもなと思います。たまには後片付けを手伝わなければと
思いました。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131129近況飯ゲームエッセイ

 おやつにみかんを食べる。
甘くて瑞々しいいいみかんだった。

 家に段ボール箱でみかんが置いてあるのを見かけると、いよい
よ冬になってきたのだなと思う。そういえば、少し前と今日の朝
には、霜が降りて外が真っ白けになっていた。
 こうなってくると原チャリに乗って朝一番に移動するのが、と
っても苦しくなってくる。とにかく寒くて仕方がない時に、風を
全身に受けながら走らなければならないのだから、辛くないはず
がない。
 今年は寒さ対策に新しくヤッケを購入した、きちんと畳めば上
着のポケットに入るくらいの薄さのものだけれど、効果は抜群だ。
上下揃いで着ると、見た目が真っ黒けになってしまうので、夜走
るのにはあまりよろしくなさそうだが、原チャリに載っているな
らランプ類もあるから大丈夫だろうと思う。

 そんなことよりも、みかんだ。昔はみかんを食べると、歯がき
しきししてしまうので、あまり好きではなかった。
 しかし、大人になってから食べると、子供の頃になっていた歯
のきしきし状態が出てこない。子供の頃は歯の表面がまだ柔らか
くて、みかん果汁の酸のせいで溶けていたのだろうか、子供の歯
は脆いと聞いたこともあるし。
 そう思うと今の歯の状態はいいのだろう、一つや二つ食べたと
ころで全くきしきししない。3つ目は微妙。

 冬はこたつで食べるみかんが美味しいというのは、作られたイ
メージのような気がしないでもないが、自分でしてみてもやはり
美味しい。脚から昇ってくる温かさが、みかんの冷たさで冷やさ
れるのがいいのかもしれない。
 いつまでものんびりとこたつでみかんが出来るように、しっか
りと毎日をすごさなければいけないなと思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18