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2013年10月

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20131001近況

 夕食に秋刀魚の塩焼きを食べる。
秋を感じざるを得ない一品だった。

 今年はさんまがあまりにも穫れないとニュースで聞いていたの
で、ひょっとすると私の口には入らないかと思っていたけれど、
なんとか二回目のさんまを頂くことが出来た。
 買ってきた価格から言って、ほぼ今年のものではなく冷凍保存
されていたものだろうけれど、だからといって味が悪くて美味し
く無いということは全くない。さんまを食べる時の楽しみである
脂のノリ具合も少ないわけではなく、ここが一番うまいという人
も多いであろうはらわたも、そこそこカタチが残っていて食べる
人は食べやすいであろうと思った。

 最近の冷凍技術はとてもいいのだなと思いながら、美味しく頂
いていたのだけれど、はて、一体いつ獲れたさんまになるのだろ
うか?多分売り場には獲れた年度が書かれていることはないだろう、
私は一度も見たことはなくひょっとすると書かれているお店もあ
るかも知れないが、もしかすると書かれていたらショックを受け
るかもしれない。
 冷凍技術が発達していて、極々低温で保存されていたらどんな
に年数が経っても品質が劣化しなくて、ひょっとすると何年も経
ったものなのかもしれない。
 などと無責任に都市伝説のような事を考えてしまったが、美味
しく頂くことが出来て体にも良いのであれば、これでいいのだと
思う。

 たとえその年の生さんまでなかったとしても、その年の暑い夏
を乗り切って食べるさんまの美味しさは変わらないのではないか
なぁと思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131003近況

 夕食に大根葉のお漬物を食べる。
あっさりとした塩味の中に昆布の旨みも加わった一品だった。

 冬のお鍋の具材としてとてもありがたい大根の、大きなものを
収穫できるように間引いた菜っ葉を頂いたので、家族が漬物にし
てくれた。塩漬けだけでも十二分に美味しく頂くことが出来るの
だけれど、サービスとして塩昆布も入れてくれてあったため、よ
り一層美味しい物に仕上がっていた。

 食べようと思えば種を蒔いて大根葉を作れば、農家なら食べる
ことが出来るだろう。冬向けでない品種の大根もあるので、その
気になれば一年中食べるために作ることも出来そうに思う。
 しかし、冬の旬に向かってできる今の時期の大根葉は、鍋の季
節を期待させるという意味で、その美味しさはまた特別なものだ
と思う。

 そんな大根葉の美味しい漬物が浸かっているとは知らず、仕事
の帰りにスーパーで漬物と佃煮を買って帰ってしまった。
この二三日暑くて疲れていたので、塩辛いものが食べたいと思っ
ていたので、買って帰ったのだけれど、顰蹙も買ってしまった。
まぁ、買って帰った方も作ってもらった方も、しっかりといただ
いたのだけれど。
 市販の漬物を見ると、どうしてああも鮮やかな色を無理につけ
るのかと思う。見た目がいいほうがよく売れるのかもしれないけ
れど、長い時間使った漬物の色は鮮やかなものばかりではないだ
ろうに。あまりにもはっきりとした原色の漬物を見ていると、駄
菓子を思い出してしまった。駄菓子でご飯…、うむむ。
 単独でお店を構えているような漬物屋さんに行けば、あまり色
付けされていない物もあるのだろうけれど、そういうお店ではお
値段がしっかりしている。結局自分で漬物をつけることが出来る
ようになるのが、一番なのかもしれない。

 漬物作りが上手な家族が周りに多い内に、しっかりと話しだけ
でも聞いておいたほうがいいのかもしれません。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131005近況

 おやつに回転焼きを食べる。
タップリと入ったあんこが甘くてたまらない一品だった。

 回転焼きの他には、大判焼きなど沢山の呼び方があるようだが、
小麦粉の生地を焼いて間にあんこを挟んで円筒状に焼き上げたも
の。丸太を輪切りにしたようなカタチに仕上がっていて、とても
単純なものであるけれども、あんこが好きならばお腹いっぱいに
なるまで食べてしまうようなおやつである。
 焼くための鉄板もコレ専用のものだろう、丸いカタチに整形さ
れていてそこに生地を流し込んで焼き、あんこを乗せて、反対側
の生地を焼いて上下で合わせて仕上げる。こうして書いていても、
また食べたくなる一品。

 子供の頃からコレ大好き、記憶が曖昧な頃から好きだったよう
な気がするけれども、いかんせん曖昧なので思い込みなのかもし
れない。
 はっきりとした記憶があるのは、母方の祖父がまだ元気で居て
くれた頃の話。まだ孫が少ない時だったので、とてもよくしても
らっていたので、今でもとても楽しい思い出としてよく思い出す。

 祖父にこの回転焼きを買ってもらっていたのは、正月に遊びに
行った時のこと。母の里帰りに付いて行って、小学校の冬休みが
終るギリギリまで泊まっていた。その泊まっている間に、その地
域では毎年ある縁日があってほぼ必ずと言っていいくらい連れて
行ってもらっていたものだ。中学に入った頃には祖父も少し体が
弱ってきていたのと相まって、私も少し思春期に入ったので、も
うあまり一緒に行ってなかったように記憶している。
やれやれと思われていたか寂しがられていたかは、今となっては
確かめられないけれども。
 一通り出店を周ってみても、欲しくなったのは必ずこの回転焼
きだった。子供の頃からあんこ好きで、今でも全く食の嗜好が変
わっていないというのは、成長がないのか若々しいというのか。
私にお土産を買ってくる人は、悩まなくて楽でいいとのことなの
で、まぁいいことなのかもしれない。

 そうやってかわいがってくれた祖父が無くなって、もう随分の
時間が経っている。祖父と一緒に過ごした時間よりも、祖父を亡
くしてからの時間のほうが、もうすでに逆転してしまっている。
 時間が経つのは本当に早いものです。忘れてしまわないように、
これからも過ごしたいと思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131007近況飯エッセイ

 おやつに生八ツ橋を食べる。
あんこの甘さにニッキの香りが上品な一品だった。

 誰かからおみやげでもらっていたであろうものを、お下がりと
して頂いて帰る。もらった家族が甘いモノをあまり必要としない
タイプなので、甘いモノをとても必要とする私に譲ってくれた。
 食べ物の好みが同じだとここで取り合いになるところだが、う
まいこと住み分けができていて助かっている。

 買おうと思えば全国どこでも買えるのかもしれないけれど、生
八ツ橋といえばやはり京都土産だろう。生八ツ橋だけでも十二分
に京都らしいお土産なのに、求肥の抹茶味の方がより一層京都ら
しさを醸しだす。
 この様なお菓子なら全国どこの名産になってもおかしくないと
思うのだけれど、その他の地域に出かけてもお土産屋でその地域
ならではの生八ツ橋に出会ったことは、私は今のところ無い。全
国に仕事で出かける人ならば、出会っているのかもしれないけれ
ど。

 求肥の皮に香りをつけているニッキを味わうと、子供の頃食べ
て食べきることが出来なかったニッキのアメを思い出した。
祖父が食べているのをもらって食べたのだけれど、子供には刺激
が強くて、その辛さに吐き出してしまった。
辛さの中に甘さも感じていたのだが、耐え切ることが出来なく
て出してしまい、もったいないことをしたものだと想い出す。
 よく考えると、辛いアメとは実に斬新な味付けだと思う。
ニッキの味が辛かったのかニッキは香りだけで辛さは他のものの
味だったのかは、わからないけれど、確かにとても辛かったよう
に記憶している。私の記憶違いかも知れなくて、はっきりとしな
いところがもどかしいが。

 今度昔ながらのアメを扱っているお菓子屋さんを見つけたら、
ニッキのアメが売ってあるか探してみようと思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131008近況飯エッセイ

 おやつにチョコチップクッキーを食べる。
ほんのりシナモンの香りが漂う美味しい一品だった。

 今日食べたものはチョコチップの含有率がしっかりと書いてあ
って、12パーセントとのこと。一割以上チョコチップが入ってい
るので、どの一枚をとってもシッカリとチョコチップが入ってい
た。
 子供の頃食べていたチョコチップクッキーは、もっと混ぜ方が
荒いというかチョコ含有率が少ないというか、ハズレを取るとチ
ョコチップを探すのが難しい普通のクッキーのような一枚があっ
たように思う。
 今例にあげているチョコチップクッキーだけでなくて、あらゆ
るお菓子に昔は当たり外れがあったような記憶があるのだけれど。
製造に使われている機械が、今のものより大雑把に作るように出
来ていたのだろうか。
 当たり外れがあることは決して悪いことばかりではないと思う、
そのハズレに当たったことで一つ誰かと話す話題が増えるし、ハ
ズレを引いた相手とは親近感が高まるだろう。そういう点で言う
と、製品の仕上がりにばらつきが少なくてよくできた品物という
のも、ありがたくもあるが寂しくもあるのかもしれない。

 こういう工場生産品や、個性のない物の集まりを喩える時に、
どこを切っても同じ顔が出てくるということで、金太郎飴が喩え
に出されることがある。しかし、この喩えはいかがなものかと思
う。
 記号化されているとはいえ、複雑な人の顔を飴細工で再現した
ものが、どこを切っても同じであるとは思えない、観察不足なの
ではないだろうか。まあわかりやすい物のたとえなのだろうけれ
ども、今の時代ならコピー&ペーストのようだと言ったほうが、子
供にでもスマートフォンが普及しつつある今ならわかりやすいか
もしれない。

 安定して美味しく食べることが出来るのはとても有難いことだ
けれども、なにもかも完全に同じようにはならないのではないか
なと思います。とくに自然の産物については、当たり外れがある
ことが当たり前くらいに思っておいたほうが、気楽でいいような
気がします。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131010近況飯エッセイ

 昼食と夕食に鯖寿司を食べる。
パッと見た見た目が小さい枕のような、豪快な一品だった。

 毎年この時期は秋祭り、先日も地域の秋祭りでお宮さんに参っ
て宴会があったところ。私の家でも恒例の鯖寿司が作られた。
 鯖の半身の一番幅があるところに合わせて、もち米を炊いたご
飯で合わせた寿司飯をたっぷりと長方形に整えて、しばらく重し
を乗せてなじませたもの。鯖も酢で締めてあり、しっとりとして
いながらシッカリとした歯ざわりが美味しい。

 毎年とても美味しく頂いているのだけれど、鯖の尻尾の方に近
づくと、ほとんど寿司飯のおにぎりを食べているような感じにな
ってしまうのが、おもしろくもあり困ったところでもあり。
 なによりもそのご飯の量が食べる人を驚かせる、幅がさばの半
身の一番太くなったところと同じなら、それを切り分けた時の断
面の高さがそれの半分から3分の1位はある。かける重しの重さで
この高さは変わってくるし、時間が経てば更に縮むが、ご飯の量
が変わるわけではないので、5切れも食べればお腹いっぱいになっ
てくる。
 地方によっては鯖の半身に頭も付いているところがあるようだ
が、私の地方では頭までは付いていない。その点は少し豪快さに
かける感があるが、食べやすくていいと思う。

 今年もこの次期を迎えることが出来て、無事一年を過ごせたん
だなと感慨深く思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131012近況エッセイ

 食後に栗の渋皮煮を食べる。
秋の夕食を締めくくるにふさわしい一品だった。

 親族からもらったもので、手作りのありがたいもの。甘いもの
好きの私としては、嬉しくてもらった現場にいたら小躍りしてし
まったかもしれない。と言ったらいい過ぎか、しかしそれくらい
うれしくて美味しいものだった。

 茹でて食べるだけならば邪魔でしょうがない渋皮だけれど、渋
皮煮となればその名の通り主人公の仲間入り。しっとりと煮上げ
られた渋皮は、食べるうえで全く邪魔にならず、中の実を食べる
上での食感の違いを出すためにとてもいい働きをしているように
思う。
 多分渋皮と一緒に煮て作ることには、なにか他にも意味があっ
て伝わってきているのだろうけれども、今のところ知らない。
うまく煮ることで渋皮も美味しく食べることが出来るということ
と、渋皮を剥く面倒から解放されるというのが、渋皮煮のメリッ
トだろうと思う。大体渋皮を剥いて煮たら、ただの甘露煮になっ
てしまう。

 好みの問題はあるだろうけれども、甘露煮と渋皮煮を並べた時
に、甘露煮の方が食べやすいヒトが多くなるのではないかと思う。
渋皮の食感を良しとする人よりも、渋皮のない栗の身のみを食べ
る方がいい人が多いと、他の果物の皮を剥いて食べることから思
う。
 けれど、今取れる旬の栗を食べている気分を味わうなら、断然
渋皮煮のほうが雰囲気が出るのではないだろうか。

 また来年も渋皮煮が食べられますように、秋らしくない暑さを
なんとか乗り切りたいと思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131014近況飯エッセイ

 昼食に豚丼を食べる。
甘辛い味付けがされた豚肉の旨味が引き立つ一品だった。

 入っていた具材は、
豚肉
たまねぎ
そしてうえにかけた刻みネギ。
 普段ならばネギは無かったところだけれども、今日は新鮮なネ
ギが手に入ったために、刻んで用意してくれてあった。

 豚肉とたまねぎを甘辛く似たものだけでも、十二分に美味しく
て嬉しいのだけれども、ネギの味と香りが加わることでより一層
美味しさの深みがましたように思える。
 ネギの辛味が甘辛い味付けを引き締めて、食べた後口が爽やか
になっていたように思う。香りも同様に食後をさっぱりとさせる
に、とてもいい組み合わせだと思う。ネギが苦手な人にはツライ
組み合わせだろうが、お互いを引き立て合う具材だと思う。

 牛肉が好きな人は牛丼の方がいいのだろうが、牛が体質的にあ
まり得意でない私は豚丼の方がありがたい。牛肉のあわないもの
に当たると、その肉の匂いだけで食べるのが辛い時があるが、豚
肉は大抵のものが美味しく食べることができる。
 少し前に、牛肉に大きな問題がでた時には、牛丼のチェーン店
でも豚丼がメインのメニューのように扱われていた。今でもメニ
ューに残っているようだけれども、コマーシャルでも前面に押し
出されているのは牛丼に戻っている。
 無理して生き物を育てると、あまりいいことが無いという教訓
になったと、あの時の騒動を思い出して思う。

 夕食にカレーを食べる。
いつ食べても美味しい一品だった。

 家族が辛いモノを食べることが出来ないので、カレーだけは辛
いほうが美味しいと思う私としては、甘口のカレーはいつも物足
りない。
 家族に言わせると、辛いカレーを食べたければ自分のお皿に持
ってから唐辛子を振ればいいではないかとのこと。

 違うんだなぁ、まったくもって違う。そうではないのである。
ルーを入れて煮込む段階からスパイスを入れることで、味が馴染
みつつ辛味が出るのであって、ただたんに唐辛子の辛さを味わい
たいわけではないのに…。
 誰かと生きるというのは難しいと思います。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131016近況飯ゲームエッセイ

 昼食にお寿司を食べに行く。
お彼岸依頼のお寿司で嬉しかった。

 彼岸の後に秋祭りで鯖寿司を食べたので、本当は一週間ぶりだ
けれども、握りを食べたのは彼岸以来。やっぱりお寿司は美味し
い。
 食べに行ったのは全国チェーンの回転寿司、テーブルで注文し
たら列車に乗って届くお店だった。他のお客が注文したものが、
自分のテーブルの横のレーンを走って行くのを見て初めは驚いて
しまった。
 じきに見慣れたので、自分たちの分も注文して列車を走らせて
みた。結構なスピードで走ってくるのだけれど、全くお皿からお
寿司が転がることもなく綺麗に停車していた。お客を集めるため
に色んなことをしなければいけないものだなと思うが、コレはな
かなかに楽しかった。

 汁物を注文しても同じ速度で走ってくるのだろうかと思い、き
つねうどんを頼んでみたが、残念なことに店員さんが手で運んで
きてくれた。赤だしやうどんを運ぶときは鈍行のように速度を落
として運んできてくれたら、も一つ面白かったのだが。まぁ、ア
ツアツのおつゆが客にかかってしまうリスクを考えたら、当然で
はあると思う。

 気楽に楽しく食べることができる回転寿司が沢山ある時代で、
とても幸せだなと思いました。

ーー


最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131018近況飯ゲームエッセイ

 朝食にお茶漬けを食べる。
朝の冷えた体に染み渡る一品だった。

 台風が過ぎ去ってからというもの、あっという間に秋が深まっ
てしまって、衣替えが間に合わない。お陰で夏服のまま朝の冷え
込みの中を移動しなければならなくて、体が冷えて冷えてツライ。
 そんな冷えた体を温めるためにも、朝食は熱いものを食べたく
て仕方が無くなる。そんな時にとても便利なお茶漬け海苔、つね
にいくつか買い置きが無いと困る。

 しかし、お茶漬け海苔一袋だと使っている茶碗のサイズからす
ると、少々味が薄くなってしまう。しかし二袋入れると濃すぎて
しまう、むぅ、実に中途半端なサイズの茶碗だが、ご飯を食べる
にはちょうどいいので変えられない。
 そこでお茶漬け海苔の隣にあったおにぎりの元をかけてみるこ
とにした、乾燥わかめと鮭のおにぎりの具。

 これは丁度いい。微妙な塩味の調整が思うままにきく、おまけ
に具もお茶漬け海苔よりもタップリと入っているので、俄然お茶
漬けが豪華に見える。
 こうして食べていて思い出したのだが、こういう自分で量を調
節できるお茶漬け海苔って確か発売されていたように思う。思う
のだけれど、私の家ではあまり食べたことがない。あれば便利だ
と思うのだけれど、なぜあまり買われないのだろう?

 その家の食卓は、結局普段買い物をしている人が支配するんだ
なと思いました。
ーー
 


最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131019近況飯ゲームエッセイ

 朝食にサンドイッチを食べる。
朝からこってりとした一品だった。

 今日は仕事が休み、朝ごはんもゆっくりと用意してゆっくりと
食べることができる。そのため何を食べようかと余計に悩んでし
まい、食べ始めるのが8時を過ぎてしまった。余裕があったらあっ
たで、時間は使ってしまうもののようです。
 悩んで決まったのがサンドイッチ、食パンは2枚使うことにする。
中身には冷蔵庫に残っていた魚肉ソーセージと、小さいウインナ
ソーセージを使うことにする。

 パン二枚は香ばしさを出すためにシッカリ目にトーストする、
普段あまり食パンを食べないので、パンの焼ける匂いがとても新
鮮に感じられる。
 焼きあがったパンの真ん中を少し凹ませ、そこにソーセージを
ならべる。
ソーセージ類はパンに合わせて長さを整える、魚肉の方は包丁
を汚すのも面倒だから手でちぎってしまう、なかなかにワイルド
なのだろうか?開いている隙間に小さい方のソーセージを並べる、
ドンドンと埋まっていく隙間に比例して豪華さが増していく。

 味付けは体に悪そうな感じで攻めていく。まずはお好みソース、
ソーセージの隙間に入るようにかける。次はマヨネーズ、コレは
ソースと直角に交わるようにかけていく、特に意味は無い、見た
目のことと思ったが、もう一枚のパンで挟んでしまうので食べる
時には見えない。最後にトマトケチャップ、家にあるものは甘み
の強い種類なので、お好みソースの甘味を考えてあまりかけない
ように気を付ける。

 出来上がったら即食べる、焼いたパンがまだ温かいうちに食べ
るとより作りたて感があって美味しく感じられる。
 自分で作っておきながらなんだけれども、手作りなのにジャン
クフード感が半端じゃなく強い。野菜類が一切入っていないとこ
ろが、いかにも体に悪いジャンクフードのように見える。
色合いも鮮やかさにかける、野菜は全く使っていないので緑色は
皆無。ケチャップの赤色だけが、こころばかりの彩りとなってい
るが、齧ってしまうと混ざってしまう。

 ああ、体にわるいものを食べているなぁと思わずにはいられな
いが、体にわるいものは大抵美味しいというのも事実。
ジャンクフードはどんなに健康志向が強まっても、無くなること
は無いのだろうなと思いました。
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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131021近況飯ゲームエッセイ

 先日、夕食にお好み焼きを食べる。
少し変わった具を入れた一品となった。

 具の少ない時は、粉とキャベツだけで生地を作って、豚肉をの
せるのだが、今回は他にも色々と入れてみた。
 他所ではどうか知らないけれどうちでは定番の魚肉ソーセージ、
繊維質とカルシウム補強と食感のアクセントにこんにゃく、そし
て更にコクを増すためにちくわを刻んで入れてみた。
そしてここからが今日のメインの追加の具、トロけるチーズを入
れてみた。

 普段と違うことは焼いている途中から分かった、チーズが焼け
る匂いがしていつもとは雰囲気が違う。まるでグラタンを焼いて
いるような香ばしい香りが、ホットプレートで焼きあがりつつあ
るお好み焼きから発せられる。
 目の前で焼いているものは紛れも無くお好み焼きの見栄えなの
だが、漂ってくる匂いは物凄く洋の風情。フォークとナイフで食
べたほうがいいのかしらと思うが、上にかけるのはお好みソース
なのでフォークとナイフは多分似合わない。やはり箸でなければ。

 表面をカリッと焼き上げて、お皿にもってソースとマヨネーズ
をかけていただきす。
 …焼いていた時から想像するよりも、ずっといつも通りの味わ
いだった。あれほど香ばしい洋風の匂いを放っていたチーズが、
予想外に味が薄い。とりあえず溶けて伸びているのだけれども、
チーズが入っているという味があまりにも薄い。
 25センチくらいのボールの8分目くらいの量の生地に、100グラ
ム以上は入れたと思うのだけれど、使ったチーズの味がもともと
うすいのだろうか?今度入れる時は、トロけるチーズではなく普通
のスライスチーズなどを入れたほうがチーズの味は楽しめるかも
しれないなと思った。

 こうして色んな具を入れてよく分かるのは、魚肉ソーセージの
味の強さだった。
 ちくわ、チーズ、豚肉と、味がする具の中にあって、更にソー
スとマヨネーズをかけているにもかかわらず、魚肉ソーセージは
全く自分を変えること無くそこにある。強い。強すぎる。

 昔からよく食べている魚肉ソーセージだけれど、気を付けて食
べ過ぎないようにした方がいいかもしれないと思いました。
なんでもそうだけれども、食べ過ぎると体に悪いものでしょうし。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131023近況飯ゲームエッセイ

 昼食に茶漬けを食べる。
いつ食べてもあっさりと美味しい一品だった。

 昼食の時間に間に合わなかったので、少し遅くなってオカズに
ありつくことが出来なかった。いつでも同じ時間に食事が出来る
わけではないので、まあこんなこともよくあること。
 何か作ろうかと思ったけれど、作るための材料を探してみたが
メインのオカズになりそうなものは全て冷凍されていたので、解
凍してから調理すると夕食になってしまいそうだったので、もう
お茶漬けにしておくことにした。

 いつも道理のお茶漬け海苔におにぎりのもとを追加、今日はそ
こにカブの漬物を添えていただいた。
 そろそろ冬野菜も大きくなってきていて、大根の葉っぱは少し
食べづらくなりつつある頃の様子。少し時期をずらして作られて
いるカブは、浅漬にして食べるにはちょうどいい頃合いなのだろ
う。とても美味しかった。
 まだ柔らかくてしかし菜っ葉の歯ごたえはある、カブの部分も
少し膨らんできていて、とても可愛いけれどきちんとカブになっ
ている。カブ独特の香りもしっかりあって、コレが苦手な人はも
う食べられないかもしれない。

 まだまだこれから冬野菜が美味しくなっていくので、また楽し
みな季節が来るのだなと思うとうれしいです。

 夕食にパスタを食べる。
シンプルで美味しい一品だった。

 今日の具材はツナと玉ねぎ。味付けは醤油で整えた和風の味付
けにしてあった。
 いつもはこのまま食べるのだけれど、今日は先日購入しておい
たとろけるチーズを入れて少し洋風にして食べてみた。

 いつもならとてもあっさりしたパスタなのだけれど、チーズを
入れると途端にしっかりとしたコクが加わる。チーズの味はそれ
程強くはないが、先日食べたチーズ入りお好み焼きの時に比べる
と、まだチーズの味を感じることが出来ていい具合。
 味が薄くて物足りないように思う溶けるチーズだけれど、元の
味付けがあっさりしたものに加えるのならば、丁度いい具合なの
ではないだろうか。香りも醤油を邪魔すること無く、チーズの香
りがしていた。

 味の薄さも使いようなのだなと思いました。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131025近況飯ゲームエッセイ

 昼食にグラタンコロッケのハンバーガーを食べる。
とろりとしたグラタンコロッケとソースの相性が抜群の一品だっ
た。

 買い物に出かけた先のフードコートで、某有名ファーストフー
ド店で食べた。秋になるとこのメニューが発売されるので、テレ
ビを見ているだけでも季節の変化が確認できて、季節限定メニュ
ーと言うのは具合がいい。
まあしかし、私の住んでいるところは田舎なので、外を見ればす
ぐに山。山を見ている分には、まだまだ秋には遠い色合いだが、
今回の台風が過ぎてしまうと一気に季節が進んで、色づきが良く
なるのではないかと思われる。

 そんなに秋っぽくはないのだけれど、せっかく見つけたのだか
ら無くなってしまう前に食べておこうと思い、注文する。
 受け取って最初の印象は、小さい。宣伝で見ているとゴツくて
厚みがあって、口に入らなさそうな大きさに思えるのだけれど、
実物を手にとって見ると、普通のハンバーガーよりパンのサイズ
も小さく感じてしまった。流石にメジャーを持ってきて計りまで
しなかったから、正確には目の錯覚で小さく見えただけかもしれ
ないけれど、食べ物が小さく見えてしまうというのはいかがなも
のかと思う。小さく見せることで、限定感と高級感を醸しだすと
いう作戦なのか。

 味はとっても美味しかった、グラタンというよりクリームコロ
ッケではないかと思うのだが。上にはソース、下にはタルタルソ
ースだと思う白いソースがあり、どちらもイイお味。
 今度はいつになるかわからないけれど、また食べたい一品でし
た。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18

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20131027近況飯ゲームエッセイ

 今年初めての鍋は昼食だった。

 白菜が結球して大きくなり、春菊が柔らかく食べ頃になってき
たからだろうか、お鍋を食べることとなった。朝が寒くなってき
たので、昼間から鍋を食べてもそれほど暑くはないだろうと判断
してのことと思う。
 昼食にしたのも、一番人数が揃うのがお昼だからだろう。人数
の少ない鍋は、入れる具も少なくなってしまうので、後のおじや
がいまいち美味しくなくて寂しい物になる。

 入っていた具材は、
豚肉
鶏肉
白菜
春菊
今日は初めての鍋ということで、少し豪華に牡蠣が入れられてい
た。沢山入れると値がかさむので、少しだけしか入っていなかっ
たが、貝類はほんの少し入れるだけでもいい出汁が出て、鍋全体
が美味しくなってくれるのがとてもありがたい。

 やっぱり鍋は良い、どんなに寒くても鍋を食べると体が温まり
真冬でも汗をかきながら食事することになる。
 しかし、やはりまだ昼間から鍋を食べるには少し暖かかった。
アツくて汗だくになってしまい、シャツを着替えることとなり、
熱いので今回はおじやは見送りとなってしまった。
 残念なのは、今日は夕食に参加できないこと。せっかくの牡蠣
の出汁が入ったおじやを、一口も味わうことが出来ないなんて、
鍋をしておきながらこれほど寂しい思いをするとは思わなかった。

 まあしかし、まだ秋もそれ程深まっていな時期から鍋を食べ始
めたら、これからいくらでも食べる機会があるでしょうから、ま
た次の機会を楽しみにしています。次に牡蠣が入るとはおもえま
せんが。

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20131028近況飯ゲームエッセイ

 おやつに黒棒を食べる。
体にもココロにも甘い一品だった。

 仕事で疲れて帰ってきた時に、この黒棒があると夕食前でもつ
い食べてしまう。食べているととてもほっとする、疲れた体に染
みこんでいくようなしみじみとした美味しさだと思う。

 この黒棒という名前は商品名なのか、この手のおかしをまとめ
て呼ぶ一般的な名前なのかわからない。裏書を食べながら見てい
ると、大体どのメーカーも九州の会社で、国産の小麦を使ってい
るところが多いのが特徴。
 九州では昔からある郷土のおかしなのだろうか、周りにからめ
てある黒糖についてまでは何処産か書かれていなかったが、郷土
のおかしならば昔は近くで採れた黒糖を使っていたのだろう。

 黒糖の原料となるサトウキビが栽培できるほど、暖かくない地
域に住んでいる私としては、九州の子供はいいもの食べているな
あと思ってしまう。
 しかし、サトウキビが採れるほど温かいということは、それほ
ど暖かくない地域にはない自然の脅威とも付き合わなければなら
ないのだろう。いつか読んだ「毒蛇」という一冊には、ハブと付
き合う人達の苦労が書かれていた。毒蛇と言えばマムシくらいし
かしらない私としては、この本を読んだだけでハブが恐ろしくて
仕方がない。

 それぞれの地域にはそれぞれの苦労があるのだから、あまりお
気軽に羨ましがっててはいけないのかもしれないなと思いました。

ーー


最終更新日 : 2016-06-25 17:31:18