目次
はじめに
使いかた
カレンダーの部
   January 2013                       Air Ship
   Feburary 2013                       Pencil
   March 2013                     Pocket Watch
   April 2013                        Railroad
   May 2013                          Bike
   June 2013                        Pumps
   July 2013                    Ice Cream Maker
   August 2013                     Electric Fan
   September 2013                   Automobiles
   October 2013                     Ear Trumpet
   November 2013                  Sewing Machine
   December 2013                      Airplane
   Undecimber 2013                      Pen
   Duodecimber 2013                     Globe
   Tredecimber 2013              Circumferentor
ガイドの部
1月~飛行機械~
2月~鉛筆~
3月~懐中時計~
4月~鉄道~
5月~自転車~
6月~ポンプ~
7月~アイスクリーム
8月~扇風機~
9月~自動車~
10月~補聴器~
11月~ミシン~
12月~複葉機~
13月~ペン~
14月~地図~
15月~円周儀~

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はじめに

このカレンダーはヴィクトリア朝から、戦間期までのさまざまな道具や装置を集めたものです。

ヴィクトリア朝とはイギリスのヴィクトリア女王が在位した時代で、19世紀後半をさします(現エリザベス二世女王は、ヴィクトリア女王の4代後の子孫です)。一方、戦間期は第一次から第二次世界大戦までの間で、20世紀初頭をさします。

ヴィクトリア時代はイギリスの最盛期でした。「不思議の国のアリス」「シャーロックホームズ」など、イギリスを代表する文学もこの時代に生まれています。しかしその裏で、イギリスの衰退は始まっていました。

産業革命を成し遂げ、高度に発達した蒸気機関技術を持っていたイギリスは、新興しつつあった内燃機関や電気技術の開発に遅れ、あまつさえ自動車の速度を制限する法律さえ作ってしまいます。その結果、工業の中心はドイツやアメリカに移り、衰退していくのです。

19世紀末は、電気(電球、モーター)、内燃機関(自動車、飛行機)を利用した、新しい機械が次々に作られました。ここではその幾つかを紹介したいと思います。

*)この本は「広告なし」バージョンです。無料の「広告あり」バージョンはこちらからどうぞ!http://p.booklog.jp/book/39787

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使いかた

「カレンダーの部」は、PDFファイルで印刷すると、ちょうどA4一枚に収まるように作られています。ウェブ閲覧モードですと、綺麗に印刷されないことがあります。ぜひダウンロードして、お楽しみください。

印刷は厚めのA4用紙(写真用、またはポスター用)、「きれいに印刷モード」(プリンターによって呼称が違いますので、マニュアルをご覧ください)でのプリントをお薦めします。

「ガ イドの部」は各月の道具の説明+αが載っています。道具の原理や使い方、由来やエピソードなどが詰め込んであります。この部分は印刷すると両脇のマージン がきつくなってますが、これはカレンダー印刷に合わせて設定しているためです。読むには問題ありませんので、ご了承ください。


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   January 2013                       Air Ship


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   Undecimber 2013                      Pen


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1月~飛行機械~



20世紀が飛行機の時代だとしたら、19世紀は"flying machine(飛行機械)"の時代でした。


飛行機械とは、当時の人々が想像力を逞しくして考え出した、「飛行機」のことです。ただ本物の飛行機とちがって、大空に舞い上がることはありませんでした。

飛行機械は、船舶や蒸気機関、飛行船などを組み合わせた、当時としては「科学的」なものでした。そのいい例がこの画像です。

上には風船がついており、これで浮力を得ます。前後には蒸気駆動のスクリューがついていて、推進できるように工夫されています。スクリューはマストにも付いていて、ヘリコプター的な効果も狙っているようです。

このように細部細部を見れば、それなりに合理的ではあります。しかし全体を見ると、これは「舟」なのです。舟に風船とスクリューを付けたものでは、当然飛べるはずもありません。

第一蒸気機関は重い割には出力が弱く、飛行機が実用化されるには、内燃機関が開発されねばなりませんでした。



二 枚目の絵には、フランスの百貨店のチラシに描かれた飛行機械が載っています。コウモリの羽に魚の尻尾、車体は馬車で、ハンドルは舵輪、前には栓抜きスク リューと、さまざまな部品がより合わさった「キメラ」のような姿もみものですが、右上の1輪車にまたがった「蝶男」も見逃せません!


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