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3



ひとりの人とぼうやは けんめいに土をほりました
「きっと水は出るから」と くたくたになるまでほりました
つかれてねむるつきよの夜に とおくちかくにこえがする
つきよのひかりにてらされた ふしぎなふくろうのこえがする


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4



ほうほうほう ごろごろ ほうほうほう
こんやはとくべつなつきのよる 
うらのやまのこけむすところ
つきにほうった石のした
ほうごろごろ ほうごろ ほうほうほう


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5



ひとりの人とぼうやは うらのやまのこけむすところ
つきにむかって小石をほおれば ぴちょんとおとがする


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6



ひとりの人とぼうやが みつけた小さな水たまり
ほればほるほどきれいな水が むちゅうでよあけまでほりました


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7



それをみた村の人たちも 心をいれかえてほりました
力をあわせてほりました ほればほるほど水はあふれ
できあがったきれいな泉 

ひとりの人とぼうやは ふしぎなふくろうをみたという



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