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南の国のまずしいむすめ

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南の国のまずしいむすめ あいしあうのは貴族の男
ひとの目からかくれながら おさないころのやくそくをむねに


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20



ある日くにでうわさがたった 貴族の男に手紙がきたと
その日お祝いのまつりになった 手紙のぬしは王女さま


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21



国をでたのはまずしいむすめ ふたりは結婚するという
貴族の男のしあわせをねがい おさないころをおもいながら


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22



貴族の男はおいかける まずしいむすめをさがすため
貴族の男は家をでた まことのこころをつげるため


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23



歩く二人のあたまのうえから とおくちかくにこえがする
つきよのひかりにてらされた ふしぎなふくろうのこえがする


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24



ほうほうほう ごろごろ ほうほうほう
こんやはとくべつなつきのよる 
びょうきでねこんだ王女さま
にわのいちじくの実がくすり
ほうごろごろ ほうごろ ほうほうほう


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25



まずしいむすめはもどったよ 貴族の男と手と手をとりあって
にわのまあるいいちじくの実 王女さまにたべさせた


げんきになった王女さま おれいにねがいをかなえます
まずしいむすめのねがいは おさないころからかわらない


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26



ひとくみのしあわせな夫婦は ふしぎなふくろうをみたという

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27



ほうほうほう ごろごろ ほうほうほう
ほうごろごろ ほうごろ ほうほうほう