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 ミーは獲物(えもの)めがけてエイッとジャンプしました。

 

 でも、空中でつめをひっこめて、獲物の近くに降りました。

 

 獲物は小鳥でしたが、死んでいるように見えたからです。 ネコは死んだ獲物とたたかったりしませんからね。

 

 すると、小鳥はすこしだけ目を開けて、「私を食べないで、助けてくれたら、きっと恩返ししますから」と、言いました。

 

 小鳥は「ポウ」という名前でした。ほかの小鳥たちはみんな巣から飛び立ってどこか遠くの空へ旅立ったのに、ポウだけはまだ羽が生えそろっていなかったので、巣から落ちてしまったというのです。

 

 巣から落ちた小鳥は親鳥も助けてくれませんから、ポウは地面の上でたおれたままだったのです。

 

 ミーは、小鳥を背中におんぶして、歩き続けることにしました。


捨て猫ミーは傷ついた小鳥ポウを見ます。


 ミーもポウも おなかが すいて たまりません。

どこかに エサは ないでしょうか。

 

 すると、ポウが 言います。

「あの山の上には 食べ物が いっぱい

なっているって、 聞いていたわ。」

 

「そう!」 ミーはポウを おんぶして

山を登りはじめました。

 

 それは とても けわしい坂道で、

つらい のぼりでした。


ミーはポウをおんぶしてエサをさがしに行きます。


 山のてっぺんには  一本のクリスマスツリーのような木が ありました。

 

 その木の一番上には、なにやら 食べ物のような  実が なっていました。

 

 ミーは 木によじ登って それを取ってきましたが、

ひとつしかないので ポウにあげました。

 それから、ミーが 山の下のほうを見ると、

川が見えました。

 

 その川には、お魚も はねていました!



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