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秋色

秋の深まりは

つまり

終わりでもある

 

街の色は

嫌がおうにも

落ち着きを取り戻してくる

 

花は毎年咲き

毎年枯れる

人はその命の行方に

たくさんの想いを重ねてきた

 

秋色は儚さを呼び

儚さは僕に

秋を気付かせる

 

心は時に寄り添い

人は自分とよく似た

季節と出逢う


かばん

捨てちゃえば

楽だけど

持ち運ぶ

 

過去のがらくたが

未来に役立つ

可能性を捨てられず

 

かばんの中には

ありったけの

僕が詰まっている

 

電車の中で

眠りの深くで

旅は続く


この本の内容は以上です。


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