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言葉にならない気持ちが詰まって どうにも息が苦しい
仕方が無いから 気持ちとは違う形にして 吐き出した

その言葉に目をつけた 立派な姿の正義のヒーロー
「そんな言葉を容易く漏らすな」 人の気も知らずに何を言う

できることなら止めたいよ でも止め方が分からない
どうしよう また詰まってきた 吐き出さないと 息が続かない


無理矢理作った言葉を見せて どうにか息を繋いできた
吐き出し方に慣れてきた 違う形だけど まあ いいや

その言葉を見直した 自分でも見たくもない歪み
「こんな言葉をまた零すのかな」 人の事を思うと何も言えない

できることなら出したいよ でも本当の形が分からない
どうしよう 目が気になる 気持ちを抱えて 彷徨う


本音が分からない心を詰めて どうにも瞼が重い
幸せな布団の中 自分の温もり 忘れたい願望を夢の中へ

そんな自分を終わらせてよ 助けてよ どこにも居ない 正義のヒーロー

できることなら伝えたいよ 誰かにとっては道端の小石
どうしても 気持ちは詰まる 吐き出せない本音が首を絞める

息が続かない

続けたい



分からない本音を胸に詰めて 捨てられない小石に躓いて
「仕方が無い」とも割り切れず 今日も歪な形を吐く

こんな自分だから見付けられた 心の中の正義のヒーロー
息苦しいから気付けた呼吸 苦しくなるまで止めて また吐く

できるものなら助けたいよ でも救いの形が分からない
避けようの無い淡い期待を どこかに置き去りにできたなら


「無理矢理作った言葉を見せて」 どうにか息を繋いできた
吐き出し方に慣れてきた 本物ではない形も本物

その言葉を見直した 自分では作ることは出来ないもの
こんな言葉を零せるのなら どうか 見せてほしい

できることなら受け止めたい でもこの手で良いのか分からない
どうしよう 人の気持ちは見えない 想いを抱えて 見守ろう


本音を吐けない心を責めて どうにも他所の正義は冷たい
幸せな夢の中 誰かの温もり 忘れたい傷を眠りの奥へ

そんな自分と腹を割って 自分でも知りたい気持ち
それでもお茶を濁すのかな 自分の目もまともに見られない

許されるのなら聞かせてよ 掴みどころの無い気持ちを
それしか出来ない自分の 救いは きっと

できるものなら受け止めてよ でもこの形で良いのか分からない
どうしても 人の気持ちは見えない 歪な形に願いを込めて

許されるのなら受け止めたい あなたの作るその形を
どうにもこうにも分かり合えない 同じ想いに触れ合おう

この本の内容は以上です。


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