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生きていてもいい

      生きていてもいい

 

 僕は生きていても仕方のない人間だと自分を責める

 

 僕は愛されている実感がないから

 

 僕は仕事もしてないし

 

 お金だってない

 

 こんな自分についてくる人なんてありえない

 

 僕は祝福を受けながら産まれてきたのだろうか

 

 不幸に次ぐ不幸が僕を襲う

 

 誰かを愛したい

 

 もし僕の心に愛が残されているのなら

 

 誰かに愛されたい

 

 僕に愛を感じられる心があるなら

 

 でも振り返れば僕の人生も悪いことばかりじゃなかった

 

 それなりの人生を送り

 

 それなりに人を愛した

 

 僕もそれなりに夢はあるけど

 

 どこかに逃げ道を作ってごまかしてきた

 

 夢は夢で終わらせていいのだろうか

 

 夢をかなえるため努力すべきだろうか

 

 夢をかなえたらその後は何をすればいいのだろう

 

 夢は夢だから頑張れるのかもしれない

 

 もう僕は生きていてもいい人間になれそうだ


忘れられない人

     忘れられない人

 

 人間覚えていることもあれば

 

 忘れてしまうこともある

 

 覚えていたい瞬間を忘れたり

 

 忘れてしまいたい出来事を覚えていたりする

 

 昔あんなに好きだった人を

 

 おぼろげにしか覚えていない

 

 新しい恋に落ちるたびに

 

 あの人のことを忘れてしまう

 

 大切な人との別れをいつまでも忘れたくないけど

 

 新しい人と出会っては

 

 大切な人は今では胸の奥へ

 

 でも人間って忘れていくからつらくならないんだよね

 

 出会いがあるから人は生きていけるんだよね

 

 永遠を誓ったあなたのことも

 

 今ではおぼろげな記憶の中

 

 あなたを失うことを一番恐れていたのに

 

 今、あなたのことを思い出せば心は温かくなる

 

 あなたと結ばれないまま別れたことを

 

 今でも後悔している

 

 でも心と心は確かに強い絆で結ばれていた

 

 若き日の思い出

 

 誰かを深く愛せたことを

 

 今では確かに生きていた証だと強く信じている

 

 誰かに騙されたとしても

 

 確かに愛はあるのだと信じられる

 

 君と出会えた日々を

 

 いつまでも胸の奥にしまっておくから

 

 いつまでも思い出せるように


夢はそれなりにかなえられる

 俺の夢って結局なんだったんだろう

 

 有名になりたいとかお金を儲けたいとか

 

 そんな大きな夢など見ていた

 

 でもそんな夢に向かって努力してよかった

 

 俺自身がだいぶ変わった

 

 前向きに考えられるようになったし

 

 今はどんな方向へ進んでも頑張れるような気がする

 

 入院してから詩も書き始めたし

 

 本を出版するという夢の一つもかなえられる

 

 インターネットで電子書籍も出版できることがわかったし

 

 夢はそれなりにかなえられるものだとわかった

 

 ほかの夢はなかなかかなえられないけど

 

 こうやって文章を書いたりしているのが楽しい

 

 こんな楽しいことを仕事にできたらいいけど

 

 ほかに自分に合った仕事ができそうな気がしてきた

 

 最後はハッピーエンドで終われるだろうか


もう君には会えない

 こんなに切ない気持ち

 

 久しぶりだった

 

 もう君に会うことなんてないのに

 

 あきらめるしかないのに

 

 それでも恋をした

 

 今は9月

 

 風が涼しくなってきた

 

 君の住む町に行きたい

 

 でも行けない

 

 君にとって僕はどんな存在だったのだろう

 

 僕は誰に対しても心を閉ざしたまま

 

 生きていくことを覚悟していた

 

 そんな僕の心を開かしてくれたのは

 

 ただ一人君だけでした

 

 気が付けばもう君に会えないなんて

 

 運命のいたずらだろうか

 

 君に会えない今は

 

 ただ秋風に吹かれながら

 

 町の中をさまよっている

 

 生きる希望もなくしかけたけど

 

 ただ今でも君のことを想うだけでいい

 

 君は笑いの絶えない場所にいる

 

 僕は相変わらず独りで過ごしている

 

 君とは何もかもが違いすぎる

 

 君にふさわしくない相手だと

 

 心ではわかっている

 

 これから君を忘れさせてくれるような人に巡り合えるだろうか

 

 恋は一度きりじゃないよね

 

 また誰かに恋をしても

 

 君のことはきっと忘れない

 

 風がまた涼しくなってきた

 

 もう君には会えない

 

 でも君のことは忘れない


『百万本のバラ』のように

 君は僕の存在すら知らない

 

 『百万本のバラ』のように君に僕の想いを届けたい

 

 君の誕生日、祝福してくれる人はたくさんいるだろう

 

 バレンタインデイもチョコを渡す人はいるのかな

 

 桜の季節、君は誰と花見に行くのだろう

 

 夏は海や山へ友達たちと出かけるのだろうか

 

 クリスマス・イブの日も君は忙しいのだろう

 

 一年中、僕は独りでいる

 

 売れない詩人なんて、誰も振り向かない

 

 僕の愛情なんて、ただのジェラシーかもしれない

 

 君に好きな人がいても、多分祝福してあげられない

 

 この恋に破れてもほかの誰かをまた愛せるだろうか

 

 今まで誰かを好きになってもあきらめてばかりいる

 

 僕みたいな人間は誰にも理解されないのだろう

 

 いつも悲しい恋ばかりしている

 

 『百万本のバラ』のようなことは僕にはできない



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