閉じる


~ はじめに ~

 この本は、キリスト教にはじめて触れる人向けに書きました。まだ、教会に通ったことが無い人や、キリスト教に興味はあるのだけれど、教会へ通うのは抵抗がある、という人に向けて書いた本です。

 この本は、キリスト教について、簡単に説明しています。あまり難しいことは説明していません。難しいことは、とりあえず抜きにして、キリスト教に触れてみて欲しいと思ったからです。

 クリスチャンの方は、この本読んで「これぐらいなら私でも書ける。」と思っていただけたら幸いです。そう思われたなら、ぜひキリスト教関係の本を書いてみてください。キリスト教の入門書でもいいし、自分のキリスト教に関する経験談でもいいと思います。そういうキリスト教に関する本が多くあったら、もっと世の中が楽しくなるでしょう。

 

 キリスト教を一言で言うとどうなるでしょうか。私は愛という言葉が一番ぴったりすると思います。キリスト教は、愛の宗教と言えるのではないかと思います。

聖書にも「神は愛です。」(ヨハネの手紙第一4章16節)と書かれています。

 

 もし、人々が愛に満たされるなら、多くの問題は起こらないと思います。例えば強盗や殺人や詐欺などの犯罪は、起こらないのではないかと思います。この愛の重要性は、クリスチャンじゃなくてもわかるのではないでしょうか。人間にとって愛は生きて行くのに必要なものです。

 人間は、愛し愛され、相互に助けあって生きて行くものなのです。人間は、愛がなければ生きて行けないのです。このことは、読者のみなさんもわかると思います。

 結局のところ、愛が一番大切なのです。

 

 「こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」

   (コリント人への手紙第一13章13節)

 

2012年7月

         深澤信行


もくじ

~ はじめに ~

●世界で一番売れている本って、どんな本?

●聖書には、いろんな訳があるの?

●イエス・キリストってどんな人?

●クリスチャンって、みんないい人?

●どこの教会に行けばいいの?

●修行しなくていいの?

●献金しなくちゃいけないの?

●神様ってどこにいるの?

●キリスト教の信仰とは?

~ おわりに ~


●世界で一番売れている本って、どんな本?

 世界で一番売れている本は、聖書です。この聖書について書きます。

 

 キリスト教の土台となっているのは、聖書です。キリスト教の様々な教えは、聖書に書かれています。この聖書を知ることがキリスト教を理解することの土台になります。

 

 聖書は、大きく分けると“旧約聖書”と“新約聖書”の2つになります。“旧約聖書”とは、「古い契約の聖書」と言う意味で、イエス・キリストが生まれる以前に書かれたものです。“新約聖書”とは、「新しい契約の聖書」と言う意味で、イエス・キリストが生まれた後に書かれたものです。

この“旧約聖書”と“新約聖書”の2つを合わせて、“聖書”と呼んでいるのです。

「古い契約」と「新しい契約」とは何のことかと言いますと、神様と人との間に結ばれた契約のことを指しています。「古い契約」は、昔のイスラエル人と神様の間に結ばれました。具体的には、神様が与えた律法を守るなら祝福を与える、というものです。

 

 それに対し、「新しい契約」と言うのは、イエス・キリストを救い主であり神様であると信じるなら救われる、というものです。

クリスチャンは、この「新しい契約」を神様との間で結んだ存在と言えます。

 

 話を戻しまして、聖書について、もう少し説明しましょう。

 聖書は、2000ページぐらいあります。これを始めから最後まで読むのは、大変なことです。日々の生活に追われながらこれを読み通すことは簡単なことではありません。私のまわりのクリスチャンに聖書を読み通したことがあるか聞いてみたところ、8割ぐらいの人は読み通したことがないとのことです。それだけ難しいことなのです。

なので、本を読むのが得意じゃない人は、聖書の始めから最後まで読み通そうとは思わない方がよいと思います。私も初めて聖書を読んだ時は、聖書の最初のページからは読みませんでした。私は、新約聖書の“ルカの福音書”だけを読みました。最初は、とりあえず“ルカの福音書”を読むことをおすすめします。

私の個人的な意見ですが、イエス・キリストのことが一番良く分かるのは、“ルカの福音書”ではないかと思います。

その後は、新約聖書の“マルコの福音書”を読んだりして、新約聖書を少しずつ読み進めてみるといいと思います。ただ、それが難しい方は、無理に聖書を読み通そうとしなくても良いと思います。クリスチャンでも、多くの人が読み通せないでいるので、読まなくても大丈夫です。

 重要なのは、イエス・キリストを神様であり自分の救い主だと信じることです。そして、神様と人を愛する生活をすることです。この点を外さなければ、大丈夫です。


●聖書には、いろんな訳があるの?

 聖書のどの日本語訳を読むと良いかについて少し触れたいと思います。

 日本語訳の聖書でおすすめなのは、『リビングバイブル<旧新約>』と言う本です。これは、とても読みやすいです。なぜなら、キリスト教の専門用語を使わずに聖書を翻訳しているからです。初めて読むなら、この『リビングバイブル<旧新約>』が良いと思います。

 

 『リビングバイブル<旧新約>』の情報を載せます。

価格 4200円 +税

出版社いのちのことば社

発売日:2016/05/15

ISBN:978-4-264-03321-9


●イエス・キリストってどんな人?

 イエス・キリストは、2000年ほど前に、マリヤによって生まれました。聖霊によって神の子イエス・キリストを宿したと聖書に書いてあります。これが処女降誕です。

マリヤの夫・ヨセフは大工でした。

なので、イエス・キリストも30歳ぐらいまでは、大工の仕事をしていたのかもしれません。

 ただ、イエス・キリストが30歳になるまでの出来事は、聖書にあまり記述がなく、詳しいことは分かりません。

 イエス・キリストが亡くなったのは、33歳ごろだと考えられています。そのうち、実際に宣教活動をしたのは、たった3年間なのです。しかし、世界にこれほど大きな影響を与えた人物はいません。現在、世界人口の3分の1がキリスト教徒であるとのこと。このことは、普通の人間にはできないことだと思います。やはり、こうなったのは、神様の超自然的な働きがあったからではないでしょうか。

 

 イエス・キリストは、数々の奇跡を行いましたが、その奇跡について私が考えたことを書きます。

 カラスは黒い。このことは、一般的な常識です。でも、中には白いカラスがいるのです。アルビノと呼ばれる白い特殊なカラスがいるのです。自分の経験で黒いカラスしか見たことがなくても、白いカラスがいるのは事実です。これは、奇跡についても言えるのではないでしょうか。自分の経験で奇跡の体験がないからと言って、奇跡は起きないと思いこんでないでしょうか。人間一人の経験なんてちっぽけなものです。その自分だけの経験で物事を決めつけてはいけません。

 歴史上一回しか起こらない奇跡などのできごとは、科学で証明できません。科学が証明できることは、繰り返し同じ反応をすることだけです。この世界には、科学で証明できないことがたくさんあるのではないでしょうか。

 

 ちなみに私は、東京の日比谷公園で白いカラスを目撃したことがあります。



読者登録

fukagorouさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について