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まえがき

「消しゴムはんこ」ってやつを、やってみたいけど・・・
二の足踏んでるあなたに向けて、書いてみました入門編。
若干雑ですが、
手始めに、気楽に、
消しゴムはんこを始めるお手伝いができれば
いいんじゃないかなと思います。

では、どうぞー。
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最終更新日 : 2011-03-17 11:26:36

道具

用意するものをだだっと書いてみました。
ちなみに( )は私が使用しているものを参考までに。
とくにこだわりなく、ある物を使えばいいんじゃないかな。

●消しゴムはんこ用消しゴム
腕や目、バランス感覚等に自信があるならば、どんな消しゴムでも良し。
MONOでもキンでもスーパーカーでも。自由自由。
しかし私は専用消しゴムを使用します。
彫り心地の、あまりの気持ち良さにぞっこんです。
(ほるナビ ヒノデワシ)

●カッター
基本的にカッターで彫ります。
でもまぁこちらもべつに何で彫ってもかまいません。趣味で選んでください。
普通のカッターやデザインカッター、彫刻刀で彫る人など様々です。
(100円くらいの事務用カッター)

●彫刻刀
なくても大丈夫ですが、あると便利です。
大きい面をいっきに削るときなど大活躍。
短気な人が大きな面を、ちまちまちまちま削っていると、
「うわぁぁぁぁあああああ」となって台無しにすることがある(かもしれない)ので、短気な私には、あると嬉しいアイテムです。
(100円均一で売っていた彫刻刀セットの大丸、小丸、三角刀。こだわりなし)

●強めの心
やらかしちゃったら(ほとんどの場合において)やり直しがきかないので、「受け入れる」「諦める」「なかったことにする」等、フレキシブルに対応できる強くしなやかな心があるといいです。
修行しましょう。
(遠い目)

●インクパッド
2色は用意しておきましょう。黒と薄めの色を。
黒は普通に捺す場合、薄い色は色をつける場合と、試し捺しに使います。
薄い色といっても、インクの付け方によって調節できますので、
赤や青でも問題ないです。好きな色を選んでください。
(ツキネコの「バーサクラフト」、黒は事務用のスタンプパッドも嫌いじゃない)

●鉛筆、シャープペン
下絵を写す際に使用します。
必ずこれで描いてください。
鉛筆は太い線のときに、シャープペンは細い線のときに使用。
このように使い分けるならば両方。別に気にしないならば片方でも。
お好みで。
(そこらへんにあった鉛筆とシャープペン。こだわりなし)

●トレーシングペーパー
下絵を写し取るときに使用します。
ただのうっすーい紙ですが、あるとないとじゃ大違い。
ストレスが違います。
(こだわりなし)

●紙
試し捺しをしたり、本気で捺したりします。
インクを大雑把に落とすときにも使うので、いらない紙、捨てても惜しくない紙を用意。
いっぱい入って安いメモ帳が理想。
(無印良品 再生紙 メモパッド)

●ねり消し
地味に大活躍。
版面に張り付いた細かい彫りカスをとったり、インクを掃除したりするのに必要。
(100円均一で売っていたコーラの匂いがするやつ。もちろんこだわりなし)

●無料求人誌、フリーペーパー
彫るときに、下敷き代わりで机を保護。
一枚やぶってその上で彫れば、終わった後、丸めてカスごと捨てられます。
適度に厚みもあるし、本当に重宝してます。
(タウンワーク・笑 こだわりはあまりないです)


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最終更新日 : 2011-03-17 11:26:36

①下絵の準備

普段は既存の絵を、なるべく原画に忠実に彫ることが趣味なのですが、今回それをやると「著作権」なんとかにひっかかったり、かからなかったりする恐れがあるとのことなので、急きょ自分でイラストを描いて彫ることにしてみました。
原画に近いはんこを彫っているからといって、画力があるワケではないという証明をひとつ。



しかしひどいなこれ。
このままだと何だかわからない可能性があるので、必殺「名前を書き添えておく」を発動。



まぁ、なんでもいいです。
私の下絵なんて。
各々下絵を準備!
この下絵は最終的にトレーシングペーパー(等)で消しゴムに転写します。
基本的に画材は鉛筆(かシャープペン)。
消しゴムが吸着してくれるので、こすれば簡単に転写できます。
手間としては、紙に鉛筆で描いた下絵を直接消しゴムに押しつけて転写という方法が一番早いです。
が、失敗したときに下絵が再起不能になっていることが多いので、やっつけの場合以外はおすすめできません。
ですのでここは、下絵にトレーシングペーパーをかけて写し取り、トレーシングペーパーから消しゴムに転写という一般的な手法でいきましょう。

また、出来あがった下絵を見て、無理がないか確認しておきます。
どこを彫るのか、残すのか。
スクリーントーン的な影が使ってある絵じゃないか。(←たぶん彫れません!)
白いところは全部彫ります。
黒いところは例外なく残します。
この基本を忘れることなく、一度イメトレをかねて確認。
初めて彫る人は単色のマーク的なもの、もしくは最初からモノクロで構成されている絵をチョイスするのが良いでしょう。
考えなくてもいいので、話が早いです。



ほら、白黒なら話が早い。

ここで一つ。
忠実に写す必要は、「それを目的としている場合」以外はありません。
トレ―シングペーパーで写す際、ちょっとくらい違ってしまっても全然問題ありません。
すべては「味」とか「雰囲気」的なところで落ち着かせましょう。
こだわるのは慣れてきたらで大丈夫。
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最終更新日 : 2011-03-17 11:26:36

②転写

消しゴムはんこ用の消しゴムを用意。
もし白い消しゴムを使う場合は、一度、彫る一面に薄い色のインクで色をつけておくと、彫った場所や彫り残している場所がわかるので、各段に彫り易くなります。

下絵を写したトレーシングペーパーをのせて、上から擦ります。
ずれる場合がある(というかほとんどな)ので、気にしないでください。
もしくは慎重に擦るか。



擦らずに、上から全体重をかけて押すという方法ならば、若干ずれにくくなります。



しかしこれは転写力が弱いというか、薄くなることがあるので、まぁ、好みで。
細かいものを彫るときは擦る。そうでないときは押す等、使い分けてみるのもいいのではないかと思います。

消しゴム板から下絵の周りを3~5mmとって切りだします。
余白的に。
極端に細い部分がある場合は他の場所にあわせて、大きく太くとっておきます。
捺す時の安定感や、その後の耐久力をちょっと考えて、切り出しましょう。



これだと、こう。


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最終更新日 : 2010-07-23 23:12:26

③彫る 前半

利き手にカッター、逆の手に消しゴムを持って、テーブルに両肘をつきます。
そのまま顔の前まで両手をもってくる。



個人的には一番彫り易い基本姿勢です。
自分が疲れない姿勢を研究する事も大事だと学んだあの夏。
肩がこりすぎて気持ち悪くなりました。

ではさっそく彫り始めましょう。
彫る所と残す面のイメージは、断面図で考えると「台形」。


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最終更新日 : 2010-07-23 23:14:28


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