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①下絵の準備

普段は既存の絵を、なるべく原画に忠実に彫ることが趣味なのですが、今回それをやると「著作権」なんとかにひっかかったり、かからなかったりする恐れがあるとのことなので、急きょ自分でイラストを描いて彫ることにしてみました。
原画に近いはんこを彫っているからといって、画力があるワケではないという証明をひとつ。



しかしひどいなこれ。
このままだと何だかわからない可能性があるので、必殺「名前を書き添えておく」を発動。



まぁ、なんでもいいです。
私の下絵なんて。
各々下絵を準備!
この下絵は最終的にトレーシングペーパー(等)で消しゴムに転写します。
基本的に画材は鉛筆(かシャープペン)。
消しゴムが吸着してくれるので、こすれば簡単に転写できます。
手間としては、紙に鉛筆で描いた下絵を直接消しゴムに押しつけて転写という方法が一番早いです。
が、失敗したときに下絵が再起不能になっていることが多いので、やっつけの場合以外はおすすめできません。
ですのでここは、下絵にトレーシングペーパーをかけて写し取り、トレーシングペーパーから消しゴムに転写という一般的な手法でいきましょう。

また、出来あがった下絵を見て、無理がないか確認しておきます。
どこを彫るのか、残すのか。
スクリーントーン的な影が使ってある絵じゃないか。(←たぶん彫れません!)
白いところは全部彫ります。
黒いところは例外なく残します。
この基本を忘れることなく、一度イメトレをかねて確認。
初めて彫る人は単色のマーク的なもの、もしくは最初からモノクロで構成されている絵をチョイスするのが良いでしょう。
考えなくてもいいので、話が早いです。



ほら、白黒なら話が早い。

ここで一つ。
忠実に写す必要は、「それを目的としている場合」以外はありません。
トレ―シングペーパーで写す際、ちょっとくらい違ってしまっても全然問題ありません。
すべては「味」とか「雰囲気」的なところで落ち着かせましょう。
こだわるのは慣れてきたらで大丈夫。
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最終更新日 : 2011-03-17 11:26:36

②転写

消しゴムはんこ用の消しゴムを用意。
もし白い消しゴムを使う場合は、一度、彫る一面に薄い色のインクで色をつけておくと、彫った場所や彫り残している場所がわかるので、各段に彫り易くなります。

下絵を写したトレーシングペーパーをのせて、上から擦ります。
ずれる場合がある(というかほとんどな)ので、気にしないでください。
もしくは慎重に擦るか。



擦らずに、上から全体重をかけて押すという方法ならば、若干ずれにくくなります。



しかしこれは転写力が弱いというか、薄くなることがあるので、まぁ、好みで。
細かいものを彫るときは擦る。そうでないときは押す等、使い分けてみるのもいいのではないかと思います。

消しゴム板から下絵の周りを3~5mmとって切りだします。
余白的に。
極端に細い部分がある場合は他の場所にあわせて、大きく太くとっておきます。
捺す時の安定感や、その後の耐久力をちょっと考えて、切り出しましょう。



これだと、こう。


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最終更新日 : 2010-07-23 23:12:26

③彫る 前半

利き手にカッター、逆の手に消しゴムを持って、テーブルに両肘をつきます。
そのまま顔の前まで両手をもってくる。



個人的には一番彫り易い基本姿勢です。
自分が疲れない姿勢を研究する事も大事だと学んだあの夏。
肩がこりすぎて気持ち悪くなりました。

ではさっそく彫り始めましょう。
彫る所と残す面のイメージは、断面図で考えると「台形」。


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最終更新日 : 2010-07-23 23:14:28

③彫る 前半

彫るときは線の部分が台形の上底になるようにカッターを入れます。
線の外側へ、ですね。
カッターの角度は浅く、斜めに。浅く、斜めに。
大事なことなので2回言いました。


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最終更新日 : 2010-07-23 23:14:48

③彫る 前半

今度は逆です。
今カッターを入れた部分がVの字になるように斜めにカッターをいれて落とします。




これが基本の彫り方です。彫りカスの切り口(断面)が△になっているはず。
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最終更新日 : 2010-07-23 23:15:09


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