目次
序章  「日曜日の朝」
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第一章「アル晴レタ、昼下ガリ」
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第二章「精霊と青年」
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第三章「決戦、妖怪都市」
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第四章「夏の想い出」
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第五章「堕天使の囁き」
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第六章「世界ノ終ワリ……」
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最終章「永久に醒めぬ夢」
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 卒業制作企画書

 

 タイトル、「妖鬼海産都市(仮)」

 

・企画意図

 今まで自分たちは、学校の受けの良いもの、そこそこ成績がとれるものを狙って作品作りをしてきた。しかし、そのほとんどがことごとく失敗し、校内で大きな評価につながることはなかった。よく考えれば当然のことである。そもそも俺たちはアート映画やイメージ映像のようなクソ面白くもない映画は嫌いであり、本人たちがつまらないと思って作っているものが名作になるはずなどあるまい。

 そこで今回はもう、学校の校風とか講師に受けるとか一切考えず、自分たちの好きなものではっちゃけようという結論にたどり着いた。幸い、卒業制作発表は一般客も含んだ批評。学校の校風に惑わされることなく、客観的な評価が下されるだろう。学校のクソったれ共に目にものみせてやるんじゃ、ゴルァ!

 まずどういうものがやりたいか? まず特撮だ。そしてモンスターとアクション。この個人の趣味丸出しのジャンルを、いかに自己満足に終わらせず、一般のお客さんに楽しんでいただくかが問題だ。

 役者、スタッフの調達を考えると撮影は主にT県で行う。となると、せっかくなのでT県を舞台に、そこでしかできない物語を作らない手はない。地元であるT県S市の名産といえば妖怪だ。これは大阪でも観光ポスターを見るくらい他県でも有名だ。妖怪ものであれば特撮もできるし、モンスターも出せる。ラストに戦いをいれればアクションも可能。  

 Oh、理想的素材! というわけで、卒業制作は妖怪アクションの映画を撮ると決定します。

 

・物語、舞台設定、登場人物

 舞台は畑に囲まれた小さな田舎町。主人公はそこに引っ越してきた一人の少女(←ツンデレ、萌え系美少女)。都会育ちの彼女には見るもの全てが珍しく、また近所の人々ともすぐに打ち解け、楽しい日々を過ごす。

そんなある日、近所の探険をしていた彼女はある神社を見つける。そこは九十九神(古い物に魂が宿って妖怪化したもの)を祭る神社で、うっかりそこの祠を壊してしまう。それにより本殿に祭られていた古い物たちが妖怪化、襲いかかってくる。

 神社横の森に逃げ込むも、追い詰められる少女。そこに村の青年(少女のことが好き、クールだが一途)が助けに。

 何とか妖怪の手を逃れるも、祠を壊したことを知った村人たちは激怒。襲いくる妖怪と、村人たちを相手に戦いながら(素手、日本刀、ナイフ、ガンアクション(猟銃とかで)等の派手なアクションシーン)村を脱出、二人は隣町に逃避行しハッピーエンド。

 だがしかし、妖怪と狂った人々により、村では新たな惨劇が幕を上げようとしていた……。

 

追記:ベタベタな話だけど、そこはキャラクターと演出でカバー。目指せ、萌えて燃える妖怪ファンタジーアクションホラー!  アヒャ!(゜∀゜)


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「はあ? 同窓会!? しかも今日かよ?」

 昼頃かかってきた電話に俺はすっとんきょうな声を上げる。携帯の向こうで赤夏のとぼけたような口調の言葉が。

「あれ、言ってなかったっけ? てかメールで連絡来なかった?」

「全然、知らん……」

「二中の卒業生には知り合い同士で連絡回せってメール来たんだけど、お前来なかったの?」

 ……なんてこった、俺だけ連絡が無かったのかよ。たしかに昔から外交的な性格ではなかった、それゆえに友達も少なくクラスで浮いた存在だったかもしれない。でも、多少なりとも仲良くしていたやつ等はいた。それなのに、そいつらは赤夏には同窓会の連絡をして、俺にはしなかったのだ。

 たしかに中学卒業後、皆それぞれ別々の高校になってからは、赤夏以外とは一緒に遊ぶことは少なくなったが……ん、ちょっと待てよ……?

「おい赤夏、お前、携帯買ったのっていつだ?」

「は? 携帯? 俺は高二くらいだったけど」

「俺も、同じ時期だ」

「あ、そうそう。そういや一緒にドコモショップ行って買ったよな」

 当たり前のように言う赤夏に、俺は苛立ってきた。

「俺は高校違う学校行ったから、中学の知り合いは俺のメアド知らないんだよ、お前以外!」

「あ、そうだっけ?」

「そうだっけじゃねえ! お前が連絡回してこなきゃいけないはずだろうが!」

「ああー、ごめんごめん。まあ、いいじゃん。今こうやって連絡したんだから」

 まったく、この男は……。

「で、時間は?」

「えっと、何時からだったかな、ちょっと待てよ……」

「ああ、もういい。お前、今からこっちこい。どうせ暇だろ?」

「いやさすがにまだ早いぞ。確か夜だったし」

「んなことはわかってる。必要な情報を回さなかった罰だ、これからベース模型に小道具買いに行くの付き合え」

 今日は撮影小道具を買いに市内の模型店に行く予定だった。べつに昼間行っても同窓会には間に合うが、自転車だと片道三十分以上かかるんで赤夏の車を使った方が早い。

 俺の考えを見抜いたのか、赤夏はあからさまに不服そうな声を出す。

「はー、嫌だよ、面倒くせえ」

「何ぃ、面倒くせえだとぉ? 俺がそんな理由で見逃すのは友希英たんとポン太だけだ!」

 猫のポン太は喋らねえだろと、受話器の向こうから小声が聞こえたのは無視しておく。

「しゃあねえな、じゃあ二十分くらいしたらそっち行くから待ってろ」

「わかった、なら早くしてくれよな」

 そう言って、通話終了ボタンを押す。何だかんだ文句言いながらも来てくれるから、良いやつだ。

 しかし中学の同窓会か……懐かしいな。皆どうしているのだろうか? 思えば中学時代といえば受験とか、思春期の微妙な時期の人間関係やらで一番面倒だった時期だが、反面、一番楽しかった時期でもあると思う。何だかんだで楽しみだ。

 カップラーメンで昼食を済ませ、着替えているうちに赤夏が迎えにやってきた。

「ったく、遅ぇっての」


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「はぁ? 二十分くらいかかるっつったろ?」

「そうじゃなくて連絡がだ」

「はいはい、悪うございましたね」

 互いに文句を垂れながら車に乗車し、商店街の方を目指す。

「で、結局同窓会って何処で何時から?」

「ああ、ほらよ」

 運転席からこちらに携帯のディスプレイを向ける赤夏。どうでも良いが、運転中に携帯をいじるのはやめて欲しいんだが……。

 

『件名:同窓会のお知らせ

 

 お久しぶりです、皆元気にしてますか? 実は七月二十九日にS市二中卒業生で同窓会を行いたいと思ってます。開場は居酒屋『へぷし』十八時半集合で参加費は二千円です。

 参加可能な方は幹事の松田竜太(taputapu-boya@docono.nk.jp)まで連絡を。二中卒業生に知り合いがいたら、このメールを転送してください。

 皆に久しぶりに会えるの楽しみだな(●´-`●)

 

 だってよ。俺は参加するけどどうする?』

 

「なるほど、で二中卒業生の知り合いがいるにも関わらず、お前はメールを回さなかったわけだな」

「いやぁ、まさかお前がそこまで友達少ないとは思ってなかったからさ」

「そうだな。俺、友達いないから、フフフ」

「気にするな、俺も友達いないから、ハハハ」

 窓の外に畑と廃倉庫が流れてゆく……ほんと、友達ってなんだろうな。一般的に友達っていうのはどういう人間を指すんだろうか? ある程度親しい人? 話してて楽しい人? プライベートで遊べる人? 難しいな。たとえその場は仲良くしていても相手がいなくなったとたんに、悪口を言い出すのが人間という生き物だし。大阪の学校でも友達と呼べるのは赤夏くらいのものだ。

 ハンドルを裁く赤夏の横顔に目をやる。こいつや瑠璃とも今は友達だけど、明日もそうとは限らないんだよな。その時、仲良くしていても今はまったく交流の無い中学の友人たちのように、こいつらともいずれ離れるときがくるのだろう……。

「どうした?」

「いや、何でもない」

 ……それはないか。これだけ馬鹿言って、お互いやりたい放題やってても十年以上付き合い続いてるわけだし。いや、むしろやりたい放題やってるから変に裏表ができない分長続きしたのかもしれない。まあ、俺の知らないだけで赤夏には心に孕むものがあるのかもしれんけど。

 急に黙って物思いにふける俺を赤夏が不審な目で見てくる。いかんな、何かしら話題を振らねば。

「そういや、同窓会六時半からだろ? ベース模型寄ったとしてもだいぶ時間あるとけど、どうするよ?」

「あー、そうだなぁ。妖怪ロードの辺りでもうろうろするか」

 妖怪ロードか。妖怪漫画を売りにしているS市の中でも最大の観光スポットだ。駅から商店街にかけての道路に、漫画の作中に出てくる妖怪のブロンズ像が立ち並んでいるのだ。ここを造るにあたって、S市駅周辺は大幅に改革され、それまでただの寂れた商店街だったところが一変することに。


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  道路には妖怪の絵が描かれ、マンホールの蓋も妖怪が彫ってある。中でも異彩を放っているのは等間隔で立てられた街灯で、電灯部分がなんと巨大な目玉を模してあるのだ。

最早、狂っているとしか思えない有様だが、その百鬼夜行さながらに生まれ変わった街のおかげで観光客は激増。S市は一気に潤うことに。おかげで観光客目当てにY市から吸収合併の話が何度も持ちかけられたが、そのすべてをつっぱねている。他の市と比べ人口、面積共に数分の一しかないS市が独立して存在していられるのは、この妖怪産業のおかげなのだ。まさに妖怪様々である。

 まあ、そのように他所から見たらとても珍しい妖怪ロードなのだが、地元民としてはいつでも行けるしただでさえそこらじゅうに妖怪を模したものは溢れていたので、案外に足を運ぶことは少ない。

 俺も出来た当初は物珍しくて喜んでいたが、それ以降は数えるほどしか行った記憶がないし。

「久しぶりに行ってみるか、妖怪ロード」

「あそこの煎餅、案外美味いぞ」

「ほう、それは楽しみだ」

 妖怪煎餅といっても他の煎餅と何が違うのだろう? という突っ込みは野暮というものか。ああいう場所は雰囲気を楽しむものだ。

「あ、そうそう、聞きたいことあったんだけどよ」

「ん、何だ?」

 赤夏が聞きたいこと……一体何だろうか?

「こないだの市民の森だけどよ」

「うん」

「剣術の練習したとき」

「何だよ?」

 ああもう、じれったいな。言いたいことがあればさっさと言え。

「何でお前、真尋さんの連絡先知ってんだよ!」

「ハァ?」

 それかよ、聞きたいことって!

「だってよ、俺、電話番号もメアドも知らないし。なのに何でお前が知ってんだよ、同窓会の連絡も来ないようなお前が!」

「ああ、そんなことか……あれだ、hexiで見つけたんだよ」

「hexiって、今流行りのあれか?」

 hexi、ソーシャルネットワークの一つ。インターネット上にあるコミュニティで、そこに参加しているもの同士、互いのプロフィールや日記を公開し、似た趣味の者で語り合ったり、名簿検索で特定の人物にコンタクトをとることができる。無論、インターネットで名前を晒すのは危険と考える人もおり、偽名やニックネームでの登録も多いが、たまたま真尋さんは本名で登録していたので見つけることができたのである。

「名簿検索してみたら真尋さんいたからさ。メッセージ送って色々やりとりしてたわけだよ」

「ほーう、何で君は真尋さんの名前をわざわざ名簿検索したんだね?」

「べ、べつに俺の勝手だろうが。知り合いがいないか調べてみるのは普通だ」

 赤夏は例のごとく目を細める。意図的にやってるのか、自然に表情に出るのか知らんがこのときの顔はありえないくらいに嫌味だ。

「あっそ、まあいいや。今度、真尋さんのアドレス教えてくれ」


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「は? ぜってぇ教えねえ」

「何でだよ、ネットストーカーが」

「誰がネットストーカーだ……ってうおっ!」

 突然、身体が宙に浮き、前に吹っ飛ばされる。なんて乱暴な急停車だ、シートベルトをしていなければダッシュボードに頭をぶつけていた。

「危ねえな、何だよ」

「ほれ、到着だ」

 悪びれもせずにキーを抜く赤夏。たしかに、窓の外には久しぶりに見る妖怪ロードの風景が広がっている。

「ったくよ……」

 不満はあったが、こいつにこれ以上言ってもしょうがない。それは十年来の付き合いで重々承知だ。そもそも模型店までの足として呼び出したのは俺だったしな。

 S市駅前の駐車場に降り立つと、少し驚かされた。最後にきたときは小学生くらいだったので記憶がさだかでないが、それにしても俺の知る駅前通りよりもはるかに綺麗に、豪華になっている。

「ここって、こんなんだったか?」

「ああ、何か観光客増えるにつれて色々やってるらしいよ。ここのおかげで市はかなり潤ってるから観光事業にはいくらでも金出すんだと」

 そうなのか……潤ってるという割にはどうも俺たち庶民としては生活レベルの変化は感じられなかったが。観光事業も良いが、少しは地域住民の方にも還元して欲しい。

 S市の繁栄は妖怪ロードの一極に集中し、他の地域は畑と墓場に囲まれているのが現状だ。おかげで模型店に来るのにも自転車を小一時間こぐか車を使わなければならない。

「さてと、じゃあベース模型まで観光しながらぶらぶらと行きますか」

 俺たちの目当ての店、ベース模型は残念ながら妖怪ロードには入れていない。ロードを抜け、その先の商店街のさらに端っこにある。おかげで妖怪ロードの恩恵には預かれず、いつ潰れてもおかしくない。てかまだ潰れていないかも疑わしい。

 それほどまでにこのS市の商業格差は激しいのだ。

 妖怪に取り入ったものと、そうでないもの……ここで生き抜くには妖怪に魂を売り渡すしかないらしい。この市は妖怪に取り憑かれている。まあ、妖怪の映画を撮っている俺たちも似たようなものか。

「久しぶりに来たけど、やっぱこの辺は人多いな」

「そうか?  俺はけっこう来てるからよくわからんけど」

 人が多い、と言ってもS市の中ではということだが。大阪の梅田や難波とは比べる余地もない。これで大きな観光名所となってるんだから、T県そのものが存続がかなり危ういのかもしれない。そういえば大阪で見るT県の観光案内といったら砂丘とこの妖怪ロードくらいしか見ないし……。

 そうは言ってもこの妖怪ロード、何だかんだで見ている分には楽しいところだ。小綺麗に開かれた道路の脇に立ち並ぶ妖怪のブロンズ像、久しぶりに見たがなかなか凝った作りをしている。妖怪ファンにはたまらないものがあるだろう。

「お、雷獣だ。案外顔は可愛いな」

 なにやら熊のような動物の像に目が行く。

 その先にあるでっかい頭だけのはおおかむろ。姿見れば名前までわかるのは、俺もS市で育っただけはあるな。ここで幼少期を過ごした者は、知らず知らずのうちに記憶の中に妖怪を刷りこまれているらしい。



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