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CONTENTS
テーマ「First Step 旅に出よう!」
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一歩踏み出す勇気
未知なる道
リアルRPGの冒険
今日が人生最後の日なら、今日することは自分がしたいことだろうか?
旅先の変な日本語
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私がフィリピン英語留学をする理由
私がフィリピン英語留学をする理由  ~世界一周で感じた後悔を次に生かす~
Brali Biz 「旅」×「ビジネス」 たびえもん
Brali Biz 「旅」×「ビジネス」 
旅で使えるスマホアプリ
旅で使えるスマホアプリ
Chibirockの旅はくせもの
Chibirockの旅はくせもの
HANGOVER in the WORLD 
HANGOVER in the WORLD
旅人からの伝言 「特集 インド」
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インド旅行到着初日*
体験をもって理解すること
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旅ときどき・・・
旅トキドキ・・・
トホホな話
トホホな話
一本の糸で世界をつなぐチャリの旅
一本の糸で世界をつなぐチャリの旅
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自炊派の手料理
自炊派の手料理
エッセイたびたべ
たびたべ(食のエッセイ)
アジア漂流日記
アジア漂流日記(創刊号の特集アジアからのスピンアウト企画)
アジア漂流日記(創刊号の特集アジアからのスピンアウト企画)
アジア漂流日記(創刊号の特集アジアからのスピンアウト企画)
Brali Photo(誌上写真展)
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作者・情報提供者一覧
作者・情報提供者一覧
編集後記
編集後記
次号予告
次号予告(2012年8月25日発行予定)
記事募集
記事と情報および写真の募集要項
奥付
奥付

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一本の糸で世界をつなぐチャリの旅

Connection6  「Turkey, >>>5935km」

功:ポルトガルから自転車をこぎ続けること6000キロあまり。いよいよヨーロッパを走りきり突入した、ヨーロッパとアジアの交差点、トルコ。
儀:もちろん僕らはトルコは初めて。トルコのイメージは最初なんとなくエキゾチックで神秘的なイメージを持っていたのですが、僕らが見たトルコは、いやはやなんともそんな崇高なものとはかけ離れたとこでした(笑)もちろんいい意味でですが。
功:結論から言いうと、トルコは僕たちの最もお気に入りの国になりました。
儀:ええ、間違いなくナンバー1です。
功:とにかく毎日が予測不能。自転車を走らせているだけで毎日何度も面白い出来事が起こる。
儀:何がそんなに面白かったのかというと……
功「人」です。
儀:とにかくトルコ人はやさしくて、陽気で、フレンドリーで、おしゃべり大好きで、ほどよくテキトー!! 笑
功:10キロおきに「おーい日本人ー! 止まれー! お茶飲んでけー! 飯食ってけー!」と全力で呼び止められるもんで、なかなか前に進めませんでした(笑)
儀:道端では、いたるとこでおじさんたちがチャイ(トルコの濃いめの紅茶)を片手におしゃべりしていて、それに巻き込まれるのです。
儀:彼らはトルコ語でおかまいなしに僕らにがんがん話しかけてきます。だからこっちも負けじと日本語でがんがん話しかけてやります。すると、お互い99%話がわからないのになんとなく気持ちで伝わるほんの1%の部分だけで笑い合って、打ち解け、仲良くなれてしまいます。
功:ただふらふら町を歩いてるだけでもどんどん話しかられるので、どんどん知り合いが増え、ドライブに連れて行ってもらったり、家に招かれて食事をしたりということもしばしば。今日はどんなおもしろいトルコ人に会えるのかと、毎日楽しみでした。
儀:ただ陽気なだけじゃなくてとても親切な彼ら。「君たち、お腹が減ってるだろう。このパンを持って行きなさい」という感じで、頻繁にエキメッキというトルコのバカでかいパンを恵んでくれます。当然、二人じゃ食べきれるわけもなく、自転車のうしろにどんどん新しいパンが積み重なって行く……
功:パン屋さんさながらでパンを運びながら自転車を走らせてたね(笑)
儀:おかげで食料に困ることはなかったけどね(笑)
功:そんな快適なトルコ、サフランボルトいう美しい町での出来事。トルコのお土産屋さんを営むメヴリットさんの言葉が僕は忘れられない。

「わたしは日本人を、日本を本当に大切に思っている。だから一生懸命日本語を学んで、少しでも日本から来た観光客のみんなに、あー楽しかった! って思ってもらえるようにしている。でも昨日、トルコ語がわからなくて困っていた日本人観光客に『困っているならお助けしますよ』と話しかけたところ、『この人、日本語しゃべれるよ、危ない、逃げよう』って言われた。
 私はそんな人間に見えますか? どうして私がそんな風に言われなければいけない? 私はただ、日本人を助けたかっただけなのに」

儀:たしかに、ガイドブックには日本語を使って騙そうとする地元民がいるから注意してという記述がある。(そもそもその書き方も問題ある気がするけど)
功:特に女性は安全を考えて、人との関わりには慎重になった方がいいときもある。けれど、ぼくはみなさんに伝えたい。
「ガイドブックなどの情報ばかりを信じるのではなく、自分自身で、その土地の治安はどうなのか、住む人はどんな人たちなのか、感じ取る努力をしてほしい」

儀:自分の心を開いて地元民と接することができたら、きっと旅はもっともっと楽しくなる。出会いって素晴らしいんだから!!

Connection of the Children

田澤儀高
横浜国立大学大学院音楽教育専攻一年。ピアノと自転車旅が大好き。小さい頃からチャリで遠出するのが趣味。将来は学校の先生になって音楽の素晴らしさを子どもに伝えたい。そしてユーラシア横断の旅で感じてきたことも。
加藤功甫
横浜国立大学大学院一年休学中。保健体育科専攻。出会いに感謝し、日々邁進中!つながるって楽しい!!自転車旅/ボルダリング/生花/写真/読書/料理…


自炊派の手料理

自炊派の手料理
旅に出たら現地の料理を食すに限る。でも物価の高い街での長めの滞在となると、さすがに外食ばかりはフトコロに堪える。そんな時は自炊。簡単で安くて美味しい自炊派の手料理をご紹介。

「丸々トマトの冷製スープ」
暑くて食欲がない時に最適。
これからの暑い時期に冷えたビールと一緒に食べると最高です!!

材料
■トマト・・・4個
■タマネギ・・1/4個
■ニンニク・・1片
■オクラ・・・1本

■コンソメ・・2個
■塩胡椒・・・少々
■水・・・・600ml


作り方
①鍋に水(600ml)を沸騰させてから、コンソメ、みじん切りにしたニンニクを入れ塩胡椒で味を調え冷やします。
(少し濃い目の味にしておくのがポイント)

②別の鍋で水を沸騰させてからお湯の中にトマトを5秒程入れて皮をむきます。この時オクラも茹でておきます。
(トマトのへたにフォークを刺して火に炙っても簡単に皮がむけます。)

③冷ましたスープの中にトマトがひたひたに浸かるようにして冷蔵庫で冷やします。

④しっかり冷えたら刻んだタマネギとオクラを添えて完成!!


キンキンに冷やせば冷やすほど美味しいです。
1日スープに漬けておくと味がしみて、更に美味しくなりますよ。


情報提供
谷津 達観(やつ たっかん)
懐石料理で腕を磨き、中華料理店の店長を経て、夫婦で世界一周の旅に!!
現地の食材や料理を学びながら、403日間、35カ国を周る世界一周の旅に行ってきました。
「家から徒歩1年☆たっかんとじんみの2人世界一周」


たびたべ(食のエッセイ)

酒と女と泪とカマボコ
■Writer&Photographer
沢井ブルース
■Profile
旅する武術家 空手では国際大会優勝経験アリ
現在は東南アジアを中心に放浪及び武者修行中
ヘタクソな文章ではありますが、気楽に読んでもらってBraliの中の「箸休め」的な存在になれたらなーと思ってます
人生、酒と泪と旅と武術 梵我一如 覚有情

「酒のない人生なんて、光の入らない洞窟に一生閉じ込められるようなものだわ、そうでしょう?」
 アンジーがよくそう言っていた。
「日本では酒好きは『酒なくて、なんの己が桜かな』って言うんだよ」
 と僕が言うと、アンジーはうんうんと頭を振って
「さすがに日本人って思考がスマートだわぁ……惚れ惚れしちゃう」
 と言うのだった。何が惚れ惚れするのかよくわからないが、連日酔っぱらいなアンジーは言動も行動も危なっかしく、ここカオサンロードの安宿内でも厄介者的な存在だった。
 ただなぜか僕とは気が合いよく飲みに行った。お互い「はぐれ者」という共通点もあったからかもしれない。
 アンジーは「クレイジーな酔っ払い」僕は「わざわざ日本からムエタイ(タイ式ボクシング)を習いに来たクレイジーな東洋人」という具合に……。

 アンジーは酒を飲むとよく泣いた。
「アタシだって本当は酒なんて飲みたくないのよ……」
 父親がとんでもない酒乱で、それが原因で両親は離婚したそうだが、
「だからアタシは飲んで飲んで飲みまくって酒に復讐してやるの」
 と言ってまたまた泣くのだった。
 もちろん飲みながら……だ。
 アンジーはカマボコが大好きだった。特にカニカマボコが。
 アンジーが泣きだすと、僕はいつもカニカマボコが入っているヌードルを注文し、
「ほらアンジー、カマボコだよ~」
 と目の前に差し出す。
「カマボコー!」
 アンジーが泣くのを止め、極上の笑顔でカニカマボコを食べはじめる。
 たまにカマボコ欲しさに嘘泣きをするが、それを指摘するとアンジーはちろっと舌を出し
「バレちゃった?」
 と言うと、
「ブルース! ブルース! ほら乾杯! カンパーイ!」
 と言って自分のグラスを挙げ、ごまかすのが常だった。


 あれから十数年、僕はまたカオサンに戻ってきた。十数年前と違い、一大歓楽通りと化したカオサンロード。もう今ではアンジーほどの酔っ払いもめずらしくない。アンジーは今はどうしているんだろうか。
 僕はアンジーの本当の名前も年歳も、どこの国から来たのかも知らない。
 ただ僕は、アンジーがカマボコが大好きだったってことは知っている。

 そして彼女のとびきりの笑顔も。




アジア漂流日記(創刊号の特集アジアからのスピンアウト企画)

チベットぶっちぎり日記 vol.1《チベット・ラサ~シガツェ編》

■Writer&Photographer
Chibirock
■Age
33歳
■Profile
Sigur RosとBeirut贔屓のメタル好きバックパッカー。チベット越えてインドで太って台湾の農家で大豆を選り分けたり。最近結婚したが放浪やめる気毛頭無し。

 ツアー3日目、ショッピング天国ラサを出発。100%の確率で、なにがしかの汚物が待ち構えているトイレの宿ともお別れ。今日はなんとかっていう湖、ギャンツェとゆう街を経て、シガツェまで向かいます。ラサの次にでかい街とかじゃないとか。

 他人ごとだなお前、とお思いでしょう。

 いつか行くだろうと思いつつ、突如来ることになったもんだから、チベットに関する予備知識は限りなく無に近いです。辛うじてダライ・ラマ14世の自伝を読んで、講演会に行ってみたくらいで、ガイドブックも読んでなく、連れてかれるままの場所を楽しむ流れとなっておりますので、あらかじめご了承くださいまし。

 モモ(餃子みたいの)か、粉間違えてるYO!とシェフのひとつも呼びたくなるほどズイマーな麺しか選択肢がなく、すでにウンザリなチベタン朝ご飯後、いよいよチベット深部へと出発。
 車窓に流れるのは、ドイツのように美しく整備された道路……!(行ったことはない)軽井沢みたいな並木道……!(行ったことはない)
 あんまり穏やかだからウトウトしてたら、いつのまにか一面マッチロ雪景色!
 軽井沢から急激に標高が上がった結果だが、あんまりの白さにクラクラ。ゲレンデとか行かないから、雪景色慣れてなくて目が痛い。
 後から知ったけれども、これが「トルコ石のような青さをたたえたヤムドク湖」だったらしい。ほとりには、ヤクと写真を撮らせて金を取るヤクオーナーが待機しており、同じく写真モデルとして待機中のチベタン・マスティフなる馬鹿でかい犬が、その身体に似つかわしいボリュームでひっきりなしに吠えまくっている、そんなどうでもいいシチュエーションで、テンションは上がらず。
 選択の余地無く連れていかれた、かわいらしいけど値段はかわいらしくないレストランでお昼。運悪く、フランス人団体客と鉢合わせし、完全に忘れられたわれわれ小日本人客。
 そこにあるのをよそうだけなのに1時間近く待たされた。会計の端数1元(12円)のオマケと簡単な謝罪を受けたが、謝罪の言葉があっただけ、マシと思おう。1ヶ月以上の中国生活のおかげで、だいぶ忍耐強くなったものだ。

 途中下車の街、ギャンツェでは、いつも通りにチベタンな寺を訪れ、そっから山の上のオールドタウンを眺めた。もはやありがちな形容ではありますが、宮崎駿の世界!
 大人になって、あのアニメの世界を実際に目の当たりにしちゃうとは、初めてナウシカやラピュタを観た少女時代には想像もしなかったね。

 どこの寺もバターの匂いで充満して、床はラーメンブームの遥か前から豚骨一筋でやってる幹線道路沿いのラーメン屋のごとくヌルヌル。なぜって、通常ロウソクを使うところ、全てバターでまかなってるから。香港のビルというビルに設置されている「小心地滑(滑るから気をつけて)」看板を置くのにこれ以上うってつけな場所はない。

 獣姦の絵とか子供泣くレベルでいかちいオブジェとか、チベット仏教ってビジュアルがエグくて、普通仏教と聞いて想像するようなシットリした感じとはだいぶかけ離れて面白い。が、寺はもう結構。同じく飽き傾向だったカズ君と、迅速に見学を済ませてあとの2人を待つ。うちらの他に誰もいない。一人で来て一日ボケーとくだらない妄想をするには良い。

 夜、シガツェの街に到着。我々の中では、中国内では「dicos(チキン系ファーストフード)があれば都会」という認識だが、ここにもばっちり進出中。だが、ホテルにチェックインし、9時過ぎに外に出たら真っ暗もいいとこで、かろうじて開いてた食堂に入ったら、注文するものするもの「んー、できない……いや、これは、ある……」と曖昧オンパレード。
「何でもいいから出来る物をください」
 客としてこれ以上にない謙虚な注文で、なんとなく出てきた料理は、タイヤみたいな肉が乗ってたり、冷凍焼け確実のモモだったりしたけど、文句言いながらも楽しい食事だった。
 テレビではいつも通り、「小日本人を倒せ!」風味のドラマ。いつもどっかしらのチャンネルでやってるこういうの。もういい、気にしない、成都は大変そうだが、ここはチベットだし。安全だし。多分。

 さー、明日はエベレスト見ちゃうんだろうか。
 エベレストとチョモランマが同じもんだということを、つい最近知ったちびろっくのレポート、お楽しみにー。



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