
シリーズの紹介
★☆★ シリーズのご紹介 ★☆★
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅 [東北編] 2011/01/23出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅 [四国編] 2011/02/07出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅 [北海道編] 2011/03/03出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅 [中国編] 2011/03/25出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅 [近畿編] 2011/06/14出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅 [北陸編] 2011/11/29出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅 [九州編] 2011/9/27出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅[中部・前編] 2013/9/9出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅[中部・後編] 2013/9/9出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅[関東前編] 2014/1/7出版
◎全国の“道の駅”完全制覇の旅[関東後編] 2014/8/26出版
※中部と関東は、アップできる容量を越えた為、前編、後編の2冊に分割しました。
【ブログ】
「全国の“道の駅”完全制覇の夢!」 http://ameblo.jp/rs-trip/
【ホームページ】
~新しい旅のスタイル~
「全国の“道の駅”完全制覇を目指す旅!」 http://www.rs-trip.com
中部のスタンプラリー
■スタンプブック
中部のスタンプ帳は 「300円」 です。
道の駅連絡会における中部の管轄は、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、それに長野県の南信地区で、全部で116カ所の道の駅があります。
前回の関東編で、道の駅の数が最も少ない都道府県について書きました。
では、逆に最も多いのはどこでしょうか?
都道府県で言えば勿論 “北海道” ですが、それを除くと “岐阜県” の53か所が圧倒的に最大です。
2番目が “長野県” で、関東に属する北信が28か所、中部に属する南信が13カ所なので合計で41カ所になります。
■完全制覇認定証
実はこれ、道の駅白川郷にあった認定証の見本です。
これって、ヒノキでできているんです。
約 縦17×横23×厚1センチだそうです。
これをみると憧れますね!
それと、ステッカーも一緒に貰えます。
直径が約10センチですから、他の地区よりも大きいです。
■全駅制覇は無期限!
中部も嬉しいことに全駅制覇の期限が無期限です。
①中部ブロック「道の駅」で販売されてます【中部「道の駅」スタンプブック】を1冊300円で購入してください。
②道の駅を回り、【中部「道の駅」スタンプブック】の各駅スタンプ欄に駅名のわかるスタンプを押し、集めてください。
③全てのスタンプを集められたら、スタンプブック最終ページに必要事項をご記入のうえ下記事務局まで送付してください。
④完全走破された方全員に、走破証書と記念品(ステッカー)をプレゼントします。
⑤スタンプブックは、確認後、走破証書と一緒に返送させていただきます。
⑥応募期限はありません。
実施要領は以上の通りです。(HPより転記)
とりあえず購入したスタンプブックの全駅のスタンプを集めれば認定頂けますが、新しくできた道の駅のスタンプ台紙はホームページからダウンロードできるようになっていますから便利です。
美濃焼を楽しむ!“志野・織部”
本日より、岐阜県5日間の旅レポートを開始します。
福岡空港からは、“FDA(フジドリームエアラインズ)” が名古屋小牧空港に就航しています。
岐阜方面に行く為には、これを使うのが一番便利なようです。
福岡空港を9:30に離陸し、名古屋空港には10:45にほぼ定刻通り着陸しました。
でも荷物の受け取りやレンタカーの手続きで、実際のスタートは11:15でしたから、初日の実際の行動時間はかなり制限されることになります。
今日のレンタカーはこれです。
ホンダの “FREED” という車です。
本当は、フィットなどの 「Sクラス」 を頼んでいたのですが、“スタッドレス” のオプションをつけたのでこのタイプになったようです。
九州育ちの私は、実はスタッドレスに乗るのは初めてなんです。
スタッドレスって、こんな風に細かい溝がたくさんあるんですね!
仕事で付き合いのある岐阜県から単身赴任してきている知人に今回の旅行の話をしたところ、「高山方面に行くのだったら、3月末でも峠越えにチェーン規制がありますよ!」 とアドバイスされ、急遽スタッドレスを指定したものです。
結果的には私の旅の間は平均より気温が高かったので規制は無かったのですが、確かに峠越えでは道路の両側にかなり高く雪が残っていました。
心配しながら走るよりは良かったと思います。
さてさて、前置きが長くなりましたが、最初に向かった先は
道の駅志野・織部 です。
名古屋空港から、“小牧IC” “小牧JCT” を経て中央自動車道に乗り、“土岐IC” を下りると、10分ほどのところに道の駅はあります。
“岐阜県土岐(とき)市” は、古来より “志野” “織部” “黄瀬戸” といったいわゆる “美濃焼” の産地で、現在でも陶磁器製飲食器の生産では全国の50%以上のシェアがあります。
この道の駅のメインの建物は名前を “陶遊館” といい、その美濃焼の作品を展示、販売する施設になっています。
この正面の建物が、その “陶遊館” です。
陶遊館の手前にもうひとつ建物があり、それは情報施設とトイレです。
道の駅のスタンプはこの情報施設の方に置いてありました。
陶遊館の手前の広場には、テナントの軽食や、野菜・漬け物等の販売コーナーがあります。
では、陶遊館に入ってみましょう。
入ってすぐ左手にはこの様な、カフェや和洋菓子の売り場があります。
(館内案内図:HPより借用)
そして奥の広いスペースが美濃焼の展示・販売コーナーです。
焼き物は好きな方なので欲しい作品もありますが、荷物になるので買って帰るわけにはいきません。
この道の駅だけでもこれだけの美濃焼が揃っていますが、実はこの周辺、“織部ヒルズ” といって、個性ある美濃焼の卸問屋や直営のお店が集中した町なのです。
焼き物の好きな方は、散策しながら作品を見て回れば、楽しめる場所だろうと思います。
里芋コロッケを味わう!“可児ッテ”
初日の2か所目は、
道の駅可児ッテ に向かいました。
志野・織部の道の駅から、私の事前の計画表では11kmのはずだったのですが、ナビに目的地を入れると18kmになってしまいました。
おかしいな、と思いながらナビの指示通り走ると高速に乗ってしまい、結局土師JCTを経由して “可児御嵩IC” で下りました。
インターからは近いので、時間的には多分早かったのでしょう。
ここ “可児市” は、“世界に誇るバラのまち” なんだそうです。
何故かというと、道の駅のすぐ近くに “花フェスタ記念公園” というのがあり、そこには7000品種以上、約6万1000株のバラが咲き誇り、これが世界一のバラ園なのです。
道の駅からは、車で3分の距離です。
道の駅は道路側から見ると、ご覧の外観です。
これは、周辺の山並みをイメージしたデザインなのだそうです。
実際の入口は、この裏手の駐車場側にもあります。
ところで、“可児ッテ” って変な名前ですね!
これは 「CANITTE」 と書くのですが、次の様な意味があります。
CANI … 可児
CAN … 可能性のある
MITTE … 中心(ドイツ語)
CITTA … 都市(イタリア語)
上記を組み合わせた造語で “にぎやかな都市” という意味だそうです。
正面にあるのが道の駅の本体で、右手には “情報コーナー・休憩所” があります。
道の駅スタンプは、この情報コーナーの方に置いてありました。
ここに、こんなポスターが!
“岐阜県可児市” というのは、明智光秀と森欄丸の生誕地なんです。
“森欄丸” は英知に富み、信長の小姓として重用された美少年なのですが、天正10年6月2日の “本能寺の変” で討ち死にしますから、明智光秀は敵ということになりますね。
さて、お店の中に入ってみましょう。
なかなか感じの良い店内です。
そして、奥の方にあるのがこちらです。
ここは、“ナチュラルキッチン” といい、室内カフェのほか、オープンカフェも備えています。
実はここで、気になっているものがあったのです。
外で見かけたこの幟です。
可児ッテの名物、“里芋コロッケ” です。
早速買ってみました。
どこで食べようかと周囲を見渡すと、中庭にテーブルと椅子があったので出てみました。
この “里芋コロッケ” 確かに里芋の味です。
普通のジャガイモのコロッケと較べると甘みがあって、これは旨いと思いました。
自宅でも作れそうなので、嫁が作ってくれるのを期待しています。
この中庭、結構広いのですが建物に囲まれた配置になっています。
最初気がつかなかったのだけど、配置図を見るとこんな形なんです。
“にぎわい広場” といって、ここでは展示会、フリーマーケット、収穫祭、コンサートといったイベントが行われています。
そしてHPからお借りしたイラストだと、こんなイメージになります。
ここは岐阜県の52番目の道の駅で、まだ新しいのですが、なかなか良い印象を受けました。
昭和30年代にタイムスリップ!“日本昭和村”
初日の3か所目は、
道の駅日本昭和村 です。
可児御嵩ICから再び “東海環状自動車道” に乗り、一つ目の “美濃加茂IC” にやってきました。
道の駅日本昭和村へは、高速道からの入口と一般道からの入口があります。
私はよくわからずにインターの出口ではなく、同じ場所にある “美濃加茂ハイウエイオアシス” へと進み、案内に従ってその横をすり抜けると、日本昭和村のパーキングに入りました。
駐車場は高速道路用と一般道道路用に分かれており、車は入れませんが、人は自由に行き帰できます。
この道の駅の標識の写真を撮る為に一般道からの入口まで歩いてゆきましたが、もしかしたら一旦高速を下りた方が早かったのかもしれません。
駐車場一面にたくさんの桜の樹があり、私が行った時はちらほらでしたが、おそらく今頃の時期は満開でさぞ美しいだろうと思います。
ハイウエイオアシスに近い場所に、この “正面広場ゾーン” があります。
まずこの付近の配置図を確認しておきましょう。
「1」番の位置にあるのが “昭和銭湯「里山の湯」” です。
ここには露天風呂、腰掛け湯、壺湯、寝湯、サウナ、無料の足湯などもあり、昔なつかしい富士山のタイル画もあるそうで、昭和の趣を残しています。
トイレの建物、青空市場と続きます。
そして正面突き当たりにあるのが、「日本昭和村」 への入場門です。
「日本昭和村」 は、“県営平成記念公園” の中にあって、この入場門から先は有料(大人800円)になります。
“県営平成記念公園” は全体で約160haの広さがあり、「美濃ミュージアム街道」 の中心拠点として、平成15年に岐阜県が開設しました。
先程 “正面広場ゾーン” だけの配置図を紹介しましたが、公園全体だとこうなります。
広すぎて分かり難いと思いますが、大きくは “自然ふれあいゾーン” “野外活動ゾーン” “昭和村ゾーン”に分かれています。
更にその中に、“村エリア” “街エリア” “里エリア” があって、古い村役場や小学校などが移設されており、昭和30年代の町並みが蘇っているのです。
右下に写っているのは、名誉村長である中村玉緒さんです。(^∇^)
残念ながら中に入って見て回る時間もありませんでしたが、正面広場ゾーンだけでも懐かしい風景はあります。
この藁ぶき屋根の建物は、岐阜県特産品専門店の 「道草庵」 です。
付近には小川が流れていて、川遊びも楽しめます。
さて、肝心の道の駅がどこなのか探してみました。
入場門のすぐ左手に “おんさい館” という特産品売店があり、どうやらこれが道の駅の建物のようです。
この建物に、道の駅の登録証や道の駅スタンプはありました。
ここには美濃や飛騨の特産品や民芸品が何でも揃っています。
例えばこんなものも・・・・。
以前白川郷に行った時に出会った “さるぼぼ” がいっぱい!
このさるぼぼは、このあともほとんどのところで見かけましたから、また次の機会にも紹介しましょう。
日本昭和村のほんの一部しか今回は見て回りませんでしたが、機会があれば再び訪れて、昭和30年代にタイムスリップして散策したいものです。