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ララバイ

寝ながら君の声を聴いてた
君の声が子守唄
いつしか優しい眠りに落ちた

 

永久に触れられない人の
美しい顔がすぐそこにあって
僕らは花壇を抜けて
君と一緒に扉を開ける


永久に触れられない人よ
いつかまた出会えたとしても
もうあの場所に戻ることはないのだろう
君の美しい手が僕の肩にふれて
言った言葉さえ思い出せない

 

 

 

 

君の透き通った声が 夜の中に響く
君と一緒に入った
あの扉の向こうには何が待ってたのか
きっと知ることはないのだろう
もし二人が夢の住人だったら
今頃幸せに暮らしているかな

 

 

 

綿のような雲がまわる
僕の下の名前を呼ぶ声
笑ったときに少し崩れる顔
「こんなふうに笑うのか」

 

他に何も思い出せないけど
あの時の僕は
これ以上ないほど幸せだった

 


今日も君に手を引かれて

何もかも忘れて
眠りに落ちてゆく

 

素敵な夢をありがとう
美しい人よ
きっと出会うことはないのだろう


試練1

彼女はきっとわかってない
自分が今何をしてるのかを

彼女はきっとわかってない
この階段がどこへ向かってるのか


彼女はきっと待ってる
助けを心のどこかで

彼女はきっと待ってる
心の底に沈んでいく


絆が試されてる
重い病気が気付かせてくれる
僕が誰を愛して 誰に愛されたか

見捨てたくない
それがどんなに無意味に思えても
心の底から彼女を救いたい

 

 

 

彼女はきっとわかってない
僕がここにいることも

彼女はきっとわかってない
失ったものはあまりに大きい


彼女はきっとわかってない
僕がどれだけ苦い思いをしてるか

考える余裕もない
落ち着く力さえ残されてない

 

絆が試されてる
みんな自分の事しか頭にない
誰一人助けようとはしない

そのときわかる
君が誰を愛して 誰に愛されたか

 


このまま見捨てたくない
ここで手を放したら 彼女は転がり落ちるだけ


苦しいとき素直に言ってよ
辛いときも言ってよ
でなきゃこっちが苦しくなるから

 

心の底に助けに行くから 入れてよ
今度は一人の人として愛して


彼女はきっとわかってない
この先どうすればいいのか

今はきっと休むべきだよ
休むうちに何かが見えてくるだろう


試練2

彼女はきっと待ってる
元の暮らしに戻れる日を

ゆっくりしていいよ
僕ら試練には勝ったんだから

 

ひさしぶりの笑顔 
あくびをしたときの涙
張り詰めていた毎日が嘘のよう

 

 

この涙は
あくびをしたからじゃない
気付いてる?

 

心の底 奥深くに彼女を見つけた
あのときと何もかもが違って見える
空さえも僕らの
決断を祝ってくれてるように

 

 


ゆっくり雲は流れる
傷はいつになったら癒えるのだろう?
とりとめのない事考える

 

彼女はきっと知ってる
だから僕もそばにいるときはずっと笑顔でいるよ

彼女は楽しそうだから
とりあえずそれでいいか

 

 

 

絆が試された
あの試練の日々が
僕らに思い出させてくれた
心の底で二人が
誰を愛して 誰に愛されたか


 


紅い涙で

いつかの冬
オムライスにケチャップで貴方の名前を書いた
そう
それが私の見せられていた幸せだった

 


涙で絵を描くなら 何の絵にしよう
紅い涙で

 

 

血の涙は雨になって 立ち続ける私の周りに降り注ぐ
私は貴方のすべてを信じた
なのに
貴方は私を壊そうとした

 

怒りの炎が硝子の前で静かに燃えている
決して許されない裏切りを映し出す
貴方を永久に許さない
血の涙で 硝子に貴方の名前を書こう

 

あの頃を痛みと共に思い出して
私が貴方をどんな目で見つめていたか…
貴方は見てさえいなかった


 
紅い涙が唇を伝う
私は貴方に「好きだ」と伝えた
貴方が伝えたのは限りない憎しみだけ

裏切り、死、恥、
終わりのない燃えさかる感情
私を悪魔に変えたのは誰

 

 

血の涙で 貴方の名前を書こう
眠る貴方の首筋に落ちるといい
楽しい時間はすぐ終わってしまった
終わらせたのは貴方よ


僕がいなくなってから

雪の日のある日
僕は君と歩きながら
拙い言葉だけど
「今までありがとう」って言ってみた

 

「今までありがとう
一緒に卒業しよう」

 

君は赤眼鏡をずらして
「私のほうこそ 君に会えてよかったよ」
恥ずかしそうに

 

ねえ
僕がいなくなったとき
君はすぐに忘れた?
それとも隠れて泣いてたの


卒業なんてどうでもよかった
遠い未来のことだった
ただ僕は
君のそばにずっといたかっただけ

 

ごめんな
あと2年はいられるはずだったのに

 

 

 

 

僕がいなくなってから
君には新しい友達ができたの
誰と休み時間をふざけて過ごしたの
今度紹介してよ

 

僕がいなくなっても
きっと何も変わらなかった
新しい校舎はあのときと同じチャイムが鳴って
今はまた
新しい秋を迎え入れようとしてる

 

 

 

僕がいなくなったことを覚えてたのは
きっと君だけだよ
遅くなったけど
ありがとう
君に会えてよかった 僕のほうこそ

 

でもね
1年しかいられないことを知っていたなら
もっとありのままに
感謝を伝えられたのかな
こんなメールでじゃなく



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