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はじめに

はじめに 


本書は、2008年3月~2009年12月まで、我が社のホームページの『専務取締役 編集長に挑戦!!』にアップした計15回分のコラムをまとめたものです。

私は1977年6月17日生まれなので、このコラムを書き始めた当時は30歳だったということで、タイトルを『運送屋の跡継ぎバカ息子が30歳の時に考えていたコト・・・』としました。

今、改めて読み返してみると、当時は「政治」に関して非常に関心を持っていたので政治ネタ一色のコラムになってます。

このコラムを書き始める2年程前に、政治に関して私なりに非常に危機意識を感じていたので『市民と政治の架け橋』というNPO法人を立ち上げることも考えておりました。

前職の大和証券から跡を継ぐために栄興運に入社してから、まだ2年しか経っていない頃のお話です。

当時は、将来的に栄興運の経営をしながら『市民と政治の架け橋』の運営も同時にやっていくつもりでおりました。

今から考えれば非常に恐ろしい事を考えていたものです。

それ程「政治」に関しての関心が高かったと同時に、「会社経営」をナメていた時期でもありました。


今ではすっかり「政治」には関心が無くなり、つい先日、約10年間購読し続けた日経新聞の購読も止めました。

日経新聞の購読を止めたおかげで、朝からスムーズに仕事に集中出来るようになりました。

人を批判する事もなくなり、自分の周りに起こった出来事は「100%自分に原因がある」と素直に感じるようにもなりました。

全神経を「会社経営」に集中出来るようにもなりました。


しかし、30歳の頃の自分を否定している訳ではありません。

あの頃の私があったので、今の私があるのは紛れもない事実です。

「あの頃は、目の前の会社経営よりも日本の政治や日本の将来に熱かった。」

「今は、日本の政治や日本の将来よりも目の前の会社経営に熱くなっている。」

たったそれだけの違いです。


さて、30歳の頃の福田健児は何を考えていたのか・・・?

本書を読んでいただければ分かると思います。


最後に、2008年3月~2009年12月の当時、こんな『バカ息子』を支えてくださった方々に心から感謝いたします。

それでは、少し長いですが計15回分のコラムに最後までお付き合いください(^^)



福田健児


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第1回 昨今の運送業界の環境(2008年3月)

第1回 昨今の運送業界の環境

2008年3月


昨今の運送業界におきましては、非常に厳しい環境でございます。


新年早々、国際原油価格が史上初めて1バレル=100ドル超えというニュースが、世界中を駆け巡りました。

トラックが使用する軽油の価格は、すでに1リットル100円の水準まできており、運送会社の経営を圧迫しております。

軽油価格が1円上昇すると、トラック運送業界全体での費用負担は年間約160億円増え、平成15年度平均で約64円だった当時と比べ、年間で5,000億円以上の負担増となっています。


また、隣の大阪府では、排出基準を満たさないトラック・バス等の大阪府域の対策地域内への発着を禁止する流入車の規制が、2009(平成21)年1月1日より実施されます。

大阪府に出入りしている運送会社は、既にこの大阪府の流入車規制に関して対策を検討しており、このまま推移すれば来年は多少の混乱が予想されます。


また、生コン業界におきましても、昨年6月20日施行の建築基準法改正による建築確認申請の厳格化に伴う申請処理の遅れと複雑化の影響が日に日に大きくなっています。

最近の日本における株価の下落と景気の停滞は、アメリカのサブプライムローン問題の影響よりも、この建築基準法改正の問題が影響していると言われています。


また、当社の位置する京都におきましては、京都市の新景観政策に関連する条例が昨年9月1日に施行され、混乱に拍車をかけている状態でございます。

不動産経済研究所(東京都新宿区)が昨年12月13日に発表した昨年11月のマンション市場動向調査結果によると、京都市内の新規販売戸数は前年同月比30.6%減の75戸、今年は建築基準法改正の影響が加わり、さらに減少するとみています。 

ただ、先日2月17日に京都市長選挙が実施され、前市教育長の門川大作氏(自民・公明・民主党府連・社民党府連推薦)が新京都市長に選ばれました。

今後の門川大作新京都市長の政策が注目されるところです。


以上のとおり、運送業界の環境は決して良いとは言えません。 

ただ、環境が厳しいことはどこの運送会社でも同じことなので、この与えられた環境のもとで必死に頑張っていかなければならないと当社は考えております。


試し読みはここまでです。続きは購入後にお読みいただけます。

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