三峰神社 埼玉県秩父市
この神社はいくつもの山を越えた山の頂上にありますが、今は、車で行けるので助かります。(^^)
昔は修験者が目指した山だからこそ、山犬(狼)が道案内をしてくれたことに感謝して鳥居のコマイヌ代わりになっています。
紅葉に包まれた三つ鳥居の奥からは、おどそかな霊気に加えて、札幌で初雪が降ったほど関東も気温が下がっていました。





山門まで来る道の右側から強い神気が来るので理由を尋ねると、右側にある山がご神体だからのようです。山門にご挨拶をすると、「お待ちください、奥よりお呼びいたします」と女性の声が聞こえて、この先の道案内をして下さる神様が降りてきました。

山門から続く木があまり太くないことが気になりましたが、昔、山の木を切ったあとに植樹したせいだと思います。それでも何本か残る精霊のいる木にご挨拶しながら、本殿にご挨拶しました。

本殿で手を合わせると、「ここには居ない、ここにはいない」と奥から声が聞こえてきます。やはりご神体は山なので、神様もここには降りてきてはいないようです。
本殿を超えて奥まで進むと素晴しい空間になりました。
「この先に素敵な祠があるんです」と教えてくれた光の巫女は、うれしそうに神様を紹介してくれました。



この場所を守る神様は、小さな祠の中から、言葉を下さいました。
「岩に囲まれた中の存在が弱っていますので、どうか、よろしくお願いします」
「岩に囲まれた祠ってある?」
「あー、拝殿のほうにありますのであとで行きますね」と教えてくれました。
この後ろの山にとても素晴らしい場所があるので行きましょうと連れていかれると、普段は人が行かない道を登り始めます。山の背にそって歩いていくと、木に囲まれた素晴しいい空間がそこにありました。
その場所は、気持ちがいい場所というだけではない、とても強いエネルギーが天へ向かって出ている場所でした。ピンポイントで、10cmくらいの幅で出ている光のエネルギーは、全ての物を天に返してしまう特別なエネルギーが出ている場所です。
山で動物たちの死骸を見ないのも、死が迫るとこういうエネルギーの場所にやってきて、ものすごく短い時間に物質が気化してしまうからです。
人間も長時間触れていると、消滅してしまうほどの光のエネルギーが溢れている場所でした。
よくこんな場所を見つけたねと尋ねると、宇宙エネルギーを感じる人と来た時に見つけたことを教えてくれました。

この場所にはもうひとつ素晴しさエネルギーが出ている切り株があります。
巫女の彼女に切り株に立ってもらうと、後ろへ引っ張られるように体が揺れています。
天に繋がるエネルギーと、ある方向へ繋がる二つのエネルギーが、その切り株から出ていましたので、きっと、木があった時には素晴しいエネルギーを出していたはずなのに、なぜ切ってしまったのかわかりません。
切り口を見ると最近のことだとわかりますが、木のエネルギーが弱ると山のエネルギーが弱ることを知らないようなので残念です。

特別な場所の祈りを終えると、宝来殿と書かれた拝殿へ向かいました。オーブの姿になって、もう神様が迎えにきてくれています。




見つけました!先ほど神様から頼まれた場所です。岩に囲まれた祠がありました。

祈りを捧げると、神様がエネルギーを欲しがっていましたので、巫女の体を借りてエネルギーを1000倍にした光のエネルギーを注ぎました。
神様はとても笑顔で喜んで「これでまた、山を守る事ができます」と御礼の言葉を下さいましたが、祈りをしている人間にとって何よりもうれしい言葉です。
本当は、山の頂上まで行きたかったのですが、雨と霧ですので足元が危険と判断して、今回はやめました。この祠の神様を喜ばせることができたので、ここに連れてきてくれた素晴しい光の巫女に感謝いたします。 三つ鳥居の両脇には山犬(狼)が守る典型的な山岳信仰の形です。
2009.11.13 Fri
11月11日の祈り
明日、11月11日の直列エネルギーの日に、2回の祈りを行いますので皆様の祈り合わせをお願い致します。
時間:午前11時11分と午後11時11分に、11分間の祈りを行います。
同じ数字が続く日は、宇宙の直列エネルギーが強く働く日ですが、中でも11月11日は、1が四つ続く為に新しい次元へ繋がるエネルギーの日になっています。
現在、地球創生メールマガジンには日本全国から約200名の方が登録していますが、全員、地球や自分の住む土地を守ることを宣言した方たちですので、同じ思いの繋がりのエネルギーを感じて現実の世界でもより良い出会いに繋がりましょう。
2009年の11月11日、祈り合わせをする全ての人たちの神意識は、宇宙全ての創造主マスターと繋がります。未来は、私たちの愛と行動で変えられます!
この日の祈りの感想は、こちらまでメール下さい。
地球創生 コーディネーター吉岡学
2009.11.10 Tue
伊豆神事 宇宙メッセージ
伊豆神事を終えた翌日、朝5時に夢の中でビジョンと大切なメッセージを受け取りました。
三 三 三 宇天番(うてぃんばん)
三 二 三 自然神番
三 一 三 人格神番
この内容は、ヒッタイト文明にも伝えた。
修善寺には、隠されたこの証の物がある。それが、伝来した証。
眠たい目をこすりながらメモに書き写した意味をネットで調べてみると、こんな情報が見つかりました。
現代西洋文明は、旧約聖書の歴史を綴る古代イスラエル文明が大きく影響し、ある意味では、キリストに象徴される〈生命の樹〉としての男性原理を追求する文明歴史とみることができるでしょう。
そのような西洋文明の歴史に相対し、東洋においては、女性原理を追及する東洋ヒッタイト文明の歴史をみることができます。
ヒッタイト文明は、紀元前3000年以前に、トルコのアナトリア高原地方に栄えた古代文明で、太陽・天照神を信仰する騎馬・鉄器文明の祖であります。
男性原理を求める西洋イスラエル文明に相対して、女性原理を求める東洋ヒッタイト文明は、まさに同時代的なシンクロした歴史をたどっており、陽陰・表裏の文明歴史としてみることができるでしょう。
ヒッタイト文明の祖は、旧約聖書に記される古代ヘテ人がそのルーツでありますが、イスラエル民族がアトランティス文明の再現ならば、ヒッタイト文明は、ムー文明の再現とみることができるでしょう。
ヒッタイト文明は、紀元前三千年頃に歴史から姿を消した幻の文明と言われていますが、実は、イスラエル民族がモーセを頭に、理想郷を求めてエジプトからカナンの土地に大移動したように、同じく理想郷を求めて、同時代にトルコからイラク・イランに大移動してその姿を消し、その後、ヒマラヤ周辺に移動した幻の民族であります。
イスラエル民族が、西に移動しながら栄えて行った歴史があるように、騎馬・鉄器文明のヒッタイト民族は、東に移動しながら栄えてきた経緯があります。
実は、このヒッタイト文明の紋章・太陽紋が、ご皇室の古代紋章の起源であり、日の丸のルーツであることは、ほとんど知られていないようです。
女性原理を求めるヒッタイト文明は、イラク・イランからヒマラヤに移動し、アッサム、ビルマ、バングラディシュの3国に分かれて定住し、農耕民族として定着するようになります。
アッサムに移動したヒッタイト民族は、のちに中国、モンゴル、朝鮮半島に移動し、また、ビルマに定着したヒッタイト民族は、のちにインドシナ半島から黒潮に乗り、極東に移動して九州の筑紫に漂流定着し、その後、紀伊半島に大移動して、大和の国を建国いたしました。
縄文時代の青銅文化が、鉄器を使う弥生文化に急速に発展して行った歴史的な背景には、このような女性原理を求める太陽民族・ヒッタイト文明の歴史が、大きく影響しています。
戦後、急速に西洋化されてきた大和の国、日本ではありますが、神意に通じる母性愛のエネルギーが地上に連鎖拡大することで、大和の国、日本人に潜在する東洋ヒッタイト民族としてのムーの遺伝子がいよいよ目覚め、アトランティス・西洋イスラエル文明と融合調和する新しい地球文明が、日本から始まる時代を迎えたということでありましょう。
project gaia 地球創生計画の始動より
さて、このビジョンがとても重要なメッセージあることはわかりましたが、また天皇家のルーツに関わるテーマに触れてしまいました。
2006年に行った天照神事は、天皇家のルーツ=日本人ルーツに関わる大事な情報を知る神事にもなり、いくつも隠された事実がわかりましたが、今回の伊豆神事でも、2400年前にインドから伝来した民族が日本にいたことが明らかになりました。
現在、天皇家のルーツとして公表しているものは、中国・朝鮮・百済から伝来した民族と伝えられていますが、日本民族の象徴であり、天皇家の先祖ルーツを一本化している目的は、実は、日本人の血に流れているさまざまな民族ルーツに蓋をする目的もあるのです。
これは当時、新しい国 日本国をまとめる為の大切な国策でもあり、政治や経済よりもっと重要な日本人の精神性をつかさどる民族の統一思想が、天皇という形に象徴されたと考えて下さい。
天皇を人神と崇める思想の体系を守る為にできたのが、現在の神道だと言えるでしょう。天皇を最高の神の人と崇める精神性は、さまざまな過去を持つ日本人の精神を統一し、素晴らしい統率力を持ちましたが、現在の日本人は見てのとおり、天皇や神道の精神性を大切にしていないどころか、日本人としての国家的民族の精神さえ失いかけています。
ここで間違って欲しくないのは、私は、天皇制や神道を批判している訳ではありません。
わかって欲しいことは、色々な宗教の神ルーツや人間のルーツを調べて、どれが正しいと主張することよりも、まず「神を信じる」ことから始まる力の素晴らしさに気づくことが重要です。
未来を信じる力があるからこそ、今、辛くても苦しくても頑張れますし、自分という枠を超えて、誰かの為や国の為に命を捧げる事もできるものです。
何度も苦しい時代を乗り越えてつちかった強い日本人の精神性は、自信を持って世界に誇れるレベルにあります。
世界中の事件を予知しているジョセリーノでさえ、日本だけは予言がはずれると言うほど、祈りの力が強く、未来を変える力を日本人が持っていることを認めています。
世界の学者たちが、日本人の精神性の強さの秘訣を調べていることはご存知でしょうか?
それほど、世界に誇れる素晴らしい民族に日本人は成長したのです。
日本人の精神性の高さは、強力な祈りの力と共に、体から気(エネルギー)を発したり、他人の体を癒すヒーリングの力さえ秘めています。
これは、日本人がより神の意識に近付いた証とも言えるでしょう。
しかし、21世紀になって地球創生の啓示を受けとったたくさんの日本人が動き出した理由は、この日本人の素晴らしい精神性が失いかけていることを危惧したからです。
北海道から沖縄までの現在の日本という土地に、数千年前から世界の民族の代表が、この日本という土地を目指した意味を思い出して欲しいと伝えているだけなのです。
はっきり言いますと、日本人という固有民族は、いなかった言えます。いい換えると、最初に先住民族が住み、そのあと世界中からやってきた民族との掛け合わせた民族が、現代の日本人だと言ってもいいでしょう。
だからこそ、世界中の宗教思想を受け入れられ心の広い精神性を日本人は持っているのです。
世界で起きている戦争は、思想や信仰で違いで戦いを続けていると表面的に見せておいて、本当は、政治家たちが宗教思想の違いを利用して経済目的で戦わせていることにも気づいて下さい。
真我で神仏の心に通じた人で、戦いを望む人は誰一人いません。
世界から集まった民族は、日本の各地に移り住みながら新しい文化を形成しましたが、最後まで世界のどの国にも所属していなかった蝦夷地(北海道)が日本国になったあと、全ての都府県から移住した人たちが集まってもう100年を超えています。
これはアメリカ合衆国と、ほぼ同じ時代に新しい土地に国が生まれたと言ってもいいでしょう。
日本は、世界のひな型です。だからこそ、自分の土地を守ると宣言することが、地球を守ることに繋がるのです。
2009.11.08 Sun
伊豆神事 4 修善寺・城ケ崎
弘法大師が開創し、修善寺という地名の発祥となったお寺ですが、鎌倉幕府2代将軍源頼家が幽閉され悲況の死を遂げたことでも修善寺は有名です。
当時の権力構図は宗教にも大きく影響していて、もともと真言密教だったお寺が宗派を変え続けた事実にも驚かされます。
土地の清めと人間の行いの清めの為に、この修善寺は重要だと感じていたので、祈りのまとめをする段取りで調整しましたが、どうも、お寺の対応がしっくりいきません。
檀家じゃないと本堂を使うことは・・とか、どうも、自然の神々に祈ることを理解できないようです。昔々は、広く色々な人たちを受け入れてきたすばらしいお寺だったはずなのに、なぜかその心を失ってしまったようでとても寂しい対応でした。
1200年前からこの土地を守ってきたことには変わりませんので、10/30朝、ご挨拶に向かいました。





修善寺の祈りは、はっきり言ってとても残念に感じました。本堂の仏様は、私たちの宣言に対して、無言で聞いていましたが、この場所の神気が下がっているのは明白です。理由は、守る人間が仏心よりも現実欲が勝っているからだと思います。
直接、お金になることには一生懸命のようですが、一番、大切な仏に向かう心が感じられない場所でした。あとで全国の祈りをしている仲間からも、行かないほうがいいというほど、この場所の波動が下がっていると聞きました。
お坊さんも人間ですから人間欲は当然、あっていいのですから、本来の仕事である神仏を守る神業をおろそかになさらないようお願い致します。
伊豆半島、四方祈りの最後の場所は、東の納め祈りとなる「城ケ崎海岸」です。海岸線に突き出た無数の岩は、海の中からまっすぐに立ち上がった岩であることを岩の亀裂が教えてくれています。


一番、先端に突き出たこの岩には、神様が乗っています。神の岩に一番近い場所で、全員が崖の先端に立ち、自分が守る国の名前と姓名を告げた後、神に地球を守る宣言を大声で行いました。




神の喜びは、私の体を通じてメッセージを伝えてくれました。
「皆さんのこれからの行いを見守ります。どうぞ、たくさんの人たちと繋がりながら、新しい地球を作って下さい。私たちは常に、あなたたちを見守り続けます。」
神に喜ばれる感覚を感じた人は、神様に対する心が変わりますし、生きている最高の喜びだからこそ、神を喜ばせたいと日頃の行いや神に向かう回数が変わります。
神に向かう心や神を信じる心は、ふとした時に感じる人のやさしさにも似ている気がします。
辛くて悲しい時に、ただ横にいてくれるだけで安心させてくれる人にとても似ています。
誰もが持っているそういう神心は、普段のの行いと心の在り方次第だと思います。
東の祈りを終えて、吊り橋を渡ろうとすると、右手に大きな岩の切れ目がありました。ここがどんな場所かというと、龍の出入り口です。



自然界の神々は、偶然、できたと思える岩や木々の姿を借りて神の意図を示しています。もしここが沖縄だと、きっと岩の一番上に祈りの高炉を置いて、海に向かって祈りをすることでしょう。
海から渡来人が運んできた知恵や文化は、神様の御心の表れとして祈りを捧げるのが、自然神に祈る基本的の考え方ですので、神の意志を受け継ぐ人間は自然界の感謝を忘れてはいけません。
今回の伊豆神事を体験した仲間に何か一番記憶に残ったかを尋ねると、まず、第一に、天城山の自然の美しさに驚いたと言います。屋久島や世界の聖地に求められる自然界の調和は、ここ天城山に今も残っていることがすばらしいと言います。
そして、天城山で観光客が捨てたゴミをさりげなく拾って持ち帰った男性の姿も、毎日、神社の清掃をしている神心を見せてもらったと感動していました。
今回の伊豆神事によって、地球創生の神事も第二ステージが始まりましたが、今後、もっとも大切にするべきことは、神事に参加して神に向きあった喜びをすぐに現実の中で行動に移す責任が、全員に生まれることになりました。
これが本来の神業をする人たちに問われていることですが、神事を終えた後、すぐび参加者全員で具体的に何をするのか報告し合いました。
一人一人が、自分の立場でできる地球創生活動を宣言してくれました。
茨城県・神奈川県・東京都から参加した三名は、ブログを書くことからはじめて、自分の考えややりたいことを地元の人に伝えてる活動をしてくれます。
自然を愛する競技スポーツの世界にいる男性は、ジャンルを超えたスポーツの方たちを通じて自然を守る活動を広める宣言をしてくれました。
静岡県から来た女性は、三保の松を守っている三保神社の神様の力を大きくする為に、来年、3月14日に「100人祈り」を成功させる為の人の輪を広げる活動を続けています。
それぞれの人が、それぞれの土地でできることをすることで、「大きなひとつ」が前進します。
インターネットの世界は、見えない繋がりとスピードのおかげでたくさんの人と繋がりますので、肉体を持つ私たちがするべきことは、実際に会って話し合いをして、新しい行動を始めることで現実を変える役目があるからこそ、肉体があると言っていいでしょう。
神は常に、その行動を見守ってくれているのです。
一切、他人を批判しない。
一切、他人を否定しない。
全てを許して、全てを受け入れてこそ、初めて新しい創造の心が生まれます。
あなた自身がそう努めることで、未来に光が灯ります。
今回の神事で、全員が感じたことは、自分の住む土地の事をよく知らないと反省したようです。また、自分の先祖ルーツを知ることの重要さも理解してくれました。
自分の先祖のルーツを知ることは、自分の存在意義を知ることであり、土地の歴史を知ることは、その土地に住んだ人の気持ちを理解することに繋がります。
こういうことのひとつひとつが、大地の上に生かされている人間の大切な信仰心だと思います。
大切なことは、まず自分の足元の土地から始めることです。
この伊豆神事が、次の何に繋がっていくのかはまだ分かりませんが、神は常に、目の前の一歩だけを示してくれますので、私も自分のできることをこれからもしていきます。
肉体を持つ人間ですから、精神性が半分、行動が半分として、そのバランスを今後も大切にしていきたいと思います。全国の地球を愛する皆様に出会える日を楽しみにしています。
2009.11.07 Sat
伊豆神事 3 天城山縦走登山

出発地点の旧天城トンネルをバックに出発前の写真を写しましたが、このトンネルの中を通るのだけはご勘弁を!と言いたくなるトンネルでしたが、すぐ横から登山道が始まっていました。
山の神様へ入山許可を頂いてから、ゆっくりとした坂を登ります。まず現れたのが、木々の美しい姿でした。大地に根を張り、木々どうしはお互いに根を繋いで命を守っています。その根の強さは、木の生きる強さを示しています。風雨で倒れた木も命の循環の役目を果たしています。



雨の多いこの山からは、時に川のように水が流れてくる場所もあります。うっすら霧に包まれた山の朝は、美しい紅葉の色に映えた緑や木肌の色にまばゆささえ感じます。


美しい色鮮やかな森を抜けると、木の精霊たちが集まっている場所がありました。うっすら白い丸に写っているのが、精霊たちです。ジブリ映画のもののけ姫の森の中に入ってきたように思えました。

登山道の道に、動物の骸骨を見つけました。きれいに白骨化した骸骨を見たのも初めてですが、こんな場所にわざわざ誰かが置いたとしか考えられないくらいに、見つけた不思議を感じます。これは何を意味しているのでしょうね?

しばらく登ると少し下りになりますが、その先に見える木々たちが、何か言葉を発するように私たちを見つめていました。
写真を写してみると、やはり、ものすごい数の精霊たちが集まっている場所でした。普通に撮影した写真とフラッシュをたいた写真の二枚をお見せします。精霊たちは、フラッシュの光の反射でよく写るんですよ!


こういう場所では、言葉を話してはいけません。静かにそおっと、通り過ぎるのが一番です。私たち人間が、精霊の場所に勝手に入っているのですから・・・。

登山道をさらに進むと今度は、土地と木のエネルギーが重なり合った木を見つけました。霧の中で、紅葉や果てしない宇宙空間に来たのかと思わせるこの山の美しさに、全員が感動しています。



坂を下ると、八丁池が見えました。なぜか八丁池で写した写真はすべて残っていなかったので、お借りした写真を紹介します。

八丁池に着いたとたん、霧がすべて晴れて、その全容を見せてくれました。そこは池というより湖と呼ぶにふさわしい水量と大きさがありました。年間降雨量が富士山よりも多い4000ml以上降るこの場所は、「神の水瓶」と呼んでもいい場所です。
池のほとりにひとつだけ大きな石を柵で囲んありましたが、この石が神の意志だとわかりましたので、祈りを捧げました。
祈りの中でみたビジョンは、池全体にとぐろを巻いている白い大きな龍が、はっきりと顔をこちらに向けて見ていました。長い髭をのばしたその龍は中国語の老龍(ラオロン)だと天が教えてくれました。
祈りが終わる瞬間に、他の登山客が来ましたので、早々にその場を引きあげました。祈りが終わった瞬間に、霧のカーテンは閉められましたので、私たちの為に神様が見せてくれたことがわかります。


森の美しさに見とれながら4時間近く歩いたので、昼食にしようと足を止めた場所では、今度は、太陽が光を躍らせて光のイリュージョンを見せてくれました。この時間、このミストのカーテンごしでしか見られない美しい映画のワンシーンを見ているようでした。


昼食後も、すぐに神様が守っている木を見つけました。どうぞ、いらっしゃいと声をかけてくれるように、私たちを招いてくれたので、写真をパチリ!


木の神様たちや精霊たちをたくさん感じながらまた坂を上ると、岩肌がゴロゴロ出ている場所になりました。大きな岩の横を通ると、「これから先の大きな岩を見つけて下さい」と天の声が聞こえました。
他の方にも同じように天の声が聞こえていたので、全員でひとつひとつに岩に意識を向けながら進みました。
どれが天狗のメッセージを持っている岩なのかわかりませんので、自分の直感を信じながら見つけた岩すべてに祈りを捧げました。まず一つ目の岩の祈りです。


さらに進むと、広い場所の左側に「ヘビブナ」と書かれた看板がありました。近寄って驚きましたが、天狗が曲げたのではではないかと思える不思議な形をしたブナの木が一本だけありました。
木の中に入ると「上を見て下さい」と言われて、上を向くと木の間に穴が空いていて空が見えました。ここから空を眺める意味はかわりませんでしたが、木のカーブの中から祈ると、完全に宇宙エネルギーを感じる空間でした。
後ろから眺めてみると、木を二つに裂いたように木の中に入れる空間があります。この中も宇宙空間のエネルギーでした。
このヘビブナが何の目的で存在しているかは、あとでゆっくり天狗に聞いてみようと思いますが、自然界は私たちの想像を超えて、常に壮大な宇宙エネルギーと繋がっている事を全員が感じました。






万三郎岳に近づくと、とても古い精霊がいる木を見つけました。ブナの木は、水をたくさん含んだ木として、青森県の白神山地のブナ樹林が有名ですが、ここ天城山のブナは、神の意志を表すとても大切な場所だとわかりました。
愛と幸せをたくさん感じながら歩いていると、万三郎岳の頂上に着きました。頂上祈りを終えると、また、すぐに出発です。まだまだ先は長いですので・・・。


万三郎岳を下りながら万二郎岳へ向かう道の横に、大きな岩や木を見つけるたびに、必ず祈りを行いました。ひとつひとつが神の意志であり、大切なものを伝えてくれているからです。


ふと大きな岩が、目の前に現われました。岩の横に木の階段を付けて岩の上に登るようになっている場所ですが、この岩は、完全に神様の岩ですので祈りの準備をしました。
今回、山の祈りには珍しく「火」を持ってきていましたが、これは修験者たちが行う祈りの方法で、自然界に唯一ないものが「火」だからです。
風・大地・水を持つ山の神に、火の神を捧げて祈りを行うと、この岩自体が老龍(ラオロン)の顔だと教えてくれました。

登山客は、知らない間に、この老龍(ラオロン)の頭を踏みつけ登っていたようです。自然界の神は、そんな小さなことでは怒りませんが、人間としてお詫びの心が湧きました。お詫びとお礼、そして、今回の登山神事の最大の目的の場所が、ここでることを祈って確認しました。
時間が無いので老龍(ラオロン)と長話はできませんでしたが、一度、祈りエネルギーで繋がると、どこでもいつでも対話することができますので、あとでゆっくり天狗と老龍(ラオロン)の意志を確認することにします。
今回の祈りは、自分の住む土地の一宮祈りを終えた関東・中部の5名4国の代表が来ていますので、その代表がこの伊豆の国を守る宣言をしたことになります。老龍(ラオロン)と天狗の意志を守る皆さんに、心から感謝を伝えました。

老龍(ラオロン)祈りを終えると歩くと、すぐに万二郎岳の頂上にでました。頂上祈りも終えて全員、とても喜びが溢れているのが表情からわかると思います。
このあとは、ただひたすら天城高原ゴルフ場を目指して下山しましたが、夕暮れも早く、足元がどんどん暗くなります。下山途中に、初めて山から水が流れている場所を見つけたので、山の水を頂きました。天城山の神様の意志を繋ぎます。
最後の30分間は、完全な暗闇の中を下ることになりましたので、準備したライトのおかげで命を救われました。登山はあらゆる準備をしていないと、必ず誰かに迷惑をかけてしまいますので、登山をされる方はどうぞ万全な準備を宜しくお願いします。




今回の登山は、決して遅いスピードではなかったのですが、結局、朝8時から登り始めて到着は、午後5時半ですから、9時間半、山道を歩いたことになります。登山の経験の中では一番、長い時間歩いた経験になりました。
冷え切った体と疲れを癒しに、宿の温泉にまっしぐらです(^^) つづく
2009.11.06 Fri