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春風に吹かれて

二人出逢うシーンが 用意されてるみたいに
桜のトンネルで 君とすれちがい
ピンク色の花びらが道を染める頃 君と知り合い 恋をした

お互い大きな夢を持っていて 夢を語るのも 聞くのも楽しかった
目指す道は違っても いつも応援して 心で支え合い
いつまでも君と二人でいられると信じてた

君に恋をして 三度目の夏 僕の夢は終わり
悲しむ僕を 君はただ見つめてた
君の笑顔が 僕の心を晴れさせたんだ

桜の蕾が出る頃 夢が叶った君から
都会へ行くと聞かされて 僕は戸惑いを隠せなかった
期待に胸を弾ませて 眩しい笑顔で 夢のStep UPを話してくれたね

僕は張り裂けそうな胸を抑えて
ありったけの勇気を振り絞り 君に送ったエール
君は涙を流して 僕にキスをした

入学の日に君と出逢い 卒業の日が別れの日と知ってれば
僕は君と恋をしなかったかもしれない
別れの辛さを知ったから

瞳の魔法

幾多の人が行き交う駅の階段で
視線を感じて振り向けば 大きな瞳の君がいた
何か驚いたような顔をしていたね

誰かに似てるって思ったのかな
それとも僕の顔が変な顔だったとか
ひょっとして 僕が君のタイプだったりして
結局 君が僕を見つめる理由は判らない

僕は君と始めて会ったと思う
以前会った事が有るなら その大きな瞳は覚えてる

君が笑うと どんな笑顔になるだろう
怒った顔は怖いかな 泣いた顔は僕まで悲しませるのかな
気が付けば 僕は君の瞳に恋してた

君とは偶然すれちがっただけ 二度と会えないのに
たった3秒程 視線が合っただけなのに
君は僕に 恋の魔法をかけて行ったんだ

いい人

サークル仲間の君は いつもツインテールが似合ってる
僕は君に 毎朝おはようって言うのが精一杯 で
気の利いたトークなんて出来やしない

君に僕の気持ちがバレるのが怖くて
君には他の女の子と同じ態度をとっていた

そんな時 君が僕の事をいい人だと思ってるって話を聞いたんだ
一週間後のバーベキューパーティーで君と二人きりの大チャンス
思い切って告白したら
いい人過ぎるからって 振られたよ

後で君の友達が そっと教えてくれたアドバイス
好きなら 好きな子だけ見てないとダメだよ

次の恋では もう少し上手に告白できるかな

DKB

今までモテた事が無かったけど
急に二人の女の子がアプローチしてきたよ

からかわれてるのかな 何故急に
本当に僕に気があるのかな 何故二人同じタイミング
そんな余計な事ばかり考えてたら
二人共 僕に愛想をつかせて離れていった

恋とは一部始終が謎なんだ
途方に暮れる僕に いつしかDKBってアダ名がついた
鈍 感 ボーイ(DKB)

次こそ 上手に恋ができるかな

友情or愛情

6年ぶりかな 君と同じクラスになるなんて
小学生だった時は 君の方が背が高かったけど
今じゃ僕の方が少し高いね

夏になり プールの後の湿った髪で君は
彼女いるのって聞いてきた
いないって答えると 君は優しく微笑んだ

君の友達が僕に気があるって言うけど
好きな子がいるからって 友達の名を聞かなかったよ
残念そうに横を向く顔は 僕の胸を締めつけたんだ

止せば良いのに つい言葉が出たのさ
俺 お前がずっと好きなんだ

君は凄く驚いて 何も言わずに走って行った
何度失恋すれば 上手く恋愛できるのかな
青い空に尋ねても 返事は無かった


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