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雪解け

あちこちから聞こえる春の音

ひたひたと地に染み込む雪解けの

色を落とし雪の下で地に張り付いて待っていた

強い緑が身体を持ち上げる静かな呼吸の

厳しさを穏やかに生きるもの

まだ残されているもの


2007.3.23.

土葬

土に埋まった時のこと想えるんだ

苦しみとかじゃなくて

周りにある息づくもの

そのものたちと呼吸を合わせる感覚を

虫怖いけどミミズがお腹を這うのも愛でることができる気がする


2007.4.29.

地球の入り口




地球の入り口

公園の一角

吹き抜ける一陣の風

寂れた神社の境内

古屋の裏の苔と小さな花

土の匂い青い匂い大地

空 空 空


地球の入り口

立ちこめる香り空間の香り

身体をさらう透き通った色

胸腕足駆け抜ける衝動

冴え渡る五感

心 感情 感覚


地球の入り口

全て

そう 全て


2006.10.14.

賛歌




滞っているように見える全てのこと

芽吹く前の種を見たことがあるか

冬の間の草木を見つめたことがあるか

子を産む前の母をみたことがあるか

全ては自然の賛歌

分娩の前のエネルギーの蓄積

停滞はリズム

めぐりめぐる自然の歯車

全ては賛歌


2007.4.29.

循環

始まりと終わりはいつも同じところに

行くところ来るところは同じところに

2007.4.7.


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