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ナミダアメ

雪解け季節に降る雨は

ナミダアメ

涙を流さない私の代わりに冷たい雫を


春待つ静かな

ナミダアメ

全てを溶かしたら 土の香る新しい季節が


雨雲吹き飛ばす風が吹いたら

花開く甘い季節

さよなら ナミダアメ
 

2002.3.12.

街灯の涙

雨の雫にまじって

街灯のはしから大粒の涙がこぼれた


じっと黙って立っているひと

じっと黙って照らしているひと
 

彼の悲しみはどんなだろう

 
2001.11.5.

刻印

ふわふわと

漂う夢

想いをそのように

残して

刻み込め


2007.7.16.

カテゴライズ



自分自身を開くも閉ざすも自分自身

容易なカテゴライズ

例えば犯罪者

例えば精神異常者

そうしてカテゴライズしていくことで

自分自身を他人と切り離し

そうすることで自分がそのものと違う種であることに安堵する

堕ちた安心感

相手を理解しようとしない姿勢そのものの形

無関心であることはもっとも性質が悪い


2007.6.15.

手を離した瞬間の浮遊感に酔う

詰め込まれた世界

溢れ落ちていくもの

零れ落ちていくものに

眼を向けているものがいない

しがみつくのに必死なのさ

自ら手を離そう


2007.5.23.


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