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選択

いつでも選択するのは
自分でありたい

常に両手にあって
悩まされるけれど

一つ一つを摘み取っていくのは
常に自分でありたいんだ

選んだことを他動的なように
そこに残ってしまったかのように

そんな風に口にしたくはないの

大切と思った誰かのせいに
そんな風にして語るのはやめて

見つめるのその両手
振り返ればいつでも
その瞬間に選んだ自分を誇ろう


2006.10.26.

無言の時

そこに立っている人がいる

そこに立っている人に声をかける

「本当に必要なものは何ですか」

その答えが聴こえるだろうか


誰かが囁いている

囁いている人は問いかけている

「どうして偽るの」

その問いに答えられる?


そう その無言の時

その瞬間の裏で語られたこと


2006.10.17.

知恵の輪



面白いことはそうそう転がっているものじゃない

だから毎日の生活の中で面白い目で見てみる

そしたら見えなかった面白さが見えてくる

そういうのが好き


例えば知恵の輪みたいな


2002.5.21.

ナミダアメ

雪解け季節に降る雨は

ナミダアメ

涙を流さない私の代わりに冷たい雫を


春待つ静かな

ナミダアメ

全てを溶かしたら 土の香る新しい季節が


雨雲吹き飛ばす風が吹いたら

花開く甘い季節

さよなら ナミダアメ
 

2002.3.12.

街灯の涙

雨の雫にまじって

街灯のはしから大粒の涙がこぼれた


じっと黙って立っているひと

じっと黙って照らしているひと
 

彼の悲しみはどんなだろう

 
2001.11.5.

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