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エリオットはファッションからヘアスタイルまで典型的なナード。

好みの音楽や映画はアート志向(デビット・リンチの映画を観ながら講釈を垂らす優越感に浸った顔を思い

だすだけでウゲーってなる)の気取ったものばかり。

地元のライブハウスで初めて会った時、私は16歳Sixteen Candles!映画の主人公のようにうぶだった私)で、エリオットの大人びた音楽や映画の趣味に憧れと尊敬の念を抱いていたかもしれない。
 
でも、実際の私はゾンビ映画が好きで、ラム酒を飲んでみんなと大騒ぎするような音楽が好き。
つまり彼と私は正反対なわけ。
 
みんなは私がなぜエリオットとつき合っているのか不思議に思っている。

売れないコメディアン・ウィリーとは一度だけ寝たことがある。

近所のバーで飲んでいるときに話しかけられたのがきっかけだった。

彼が年齢を聞いてきたので、18だと答えると、アイスキャンディーは好きかと言ってきた。

私は子供扱いされていると思い無視していたら、いきなり下半身のタフボーイをなすりつけてきて、

そのままバーのトイレでメイクラブした。

 
メイクラブ中、ウィリーはずっとお喋りしていた(おれの砲弾をお前のパールピンクの器官に打ちこむぞとか)。すっかり冷めた私は、バーで流れている音楽を口ずさんで事が終わるのを待った。
シー・ドライブス・ミー・クレイジー、アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ・・・

リッチーとトーマスはいつもおかしなことを考えている。私は彼らと一緒にいるのが大好き。
 
庭にすごく大きな犬小屋を作ってパーティーをしたり、奇妙なダンスをしながら奇声をあげて、見知らぬ人を驚かさせたりするの。いたずらっ子がそのまま大人になったような感じ。

ある晩、ストーンドして
テレビの砂嵐を一晩中観ていたんだけど、穏やかな笑顔でリッチーがこう言ったの
「この番組おもしろいね」って。ラリっていたので彼らは憶えていないかもしれない。
けど、そのまま3人でメイクラブした。ヴィヴィビビーンヴィヴィビビーン、彼らが紡ぎ出す破壊的な機械音に脳天とブッシュを刺激されあっという間に昇天した。




私が住むセントポールの唯一の自慢はチャールズ・M・シュルツの出身地ってことかも。
子供の頃から枕元にスヌーピーがいたわ(あのいまいましいクソ犬!)。


修理工のドンはピーナッツマニアでいろんなグッズを蒐集している。蒐集家ってだけでもどうしようもないのに、いつも鬱々とした表情で人生を哀れんでいるの。
「人生なんてほんの一瞬の幸福に、ときどき妨げられる苦痛の継続だ、今のところ俺には苦痛しか訪れて
いない」なんてね。
 
そうかと思うと、急に嬉々として話しかけてくる。「やあ、サラ。今日のヘアースタイルは君にとても似合っているよ」とかね。あまりに恍惚とした表情で近寄ってくるのでみんなから気味悪がられてる(エフェクターをかませたパー・プ・ル・ヘ・イ・ズ・野・郎)。


カフェで友人のリーと会った。見かけは男の子のようなだけどリーはこうみえても女の子。
愛や魂について語り出したらとまらなくなるの。サマーオブラブってやつね。

 
彼女はなんでも話せる親友で、いつか一緒にこの街を出たいなと思っている。半年後にシスコで部屋をシェアするの。リーと一緒なら楽しいことが待っていそう。実は彼女とは一度だけメイクラブしたことがある。
女同士のセックスは初めてだったんだけど、リーが全部リードしてくれた。スベスベの肌やポテっとした唇、胸の膨らみ


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