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私が住むセントポールの唯一の自慢はチャールズ・M・シュルツの出身地ってことかも。
子供の頃から枕元にスヌーピーがいたわ(あのいまいましいクソ犬)。

修理工のドンはピーナッツマニアでいろんなグッズを蒐集している。蒐集家ってだけでも
どうしようもないのに、いつも鬱々とした表情で人生を哀れんでいるの。「人生なんて
ほんの一瞬の幸福にときどき妨げられる苦痛の継続だ、今のところ俺には苦痛しか訪れて
いない」なんてね。

そうかと思うと、急に嬉々として話しかけてくる。「やあ、サラ。今日のヘアースタイルは
君にとても似合っているよ」とかね。あまりに恍惚とした表情で近寄ってくるのでみんなか
ら気味悪がられてる(エフェクターをかませたパー・プ・ル・ヘ・イ・ズ・野・郎)。


カフェで友人のリーと会った。見かけは男の子のようなだけど、リーはこうみえても女の子。
愛や魂について語り出したらとまらなくなるの。サマーオブラブってやつね。

彼女はなんでも話せる親友で、いつか一緒にこの街を出たいなと思っている。シスコで部屋を
シェアするの。リーと一緒なら楽しいことが待っていそう。実は彼女とは

ボスと初めて会ったのは、私がよく行く本屋ブライトライツ・シティー・ブックスだった。
Tシャツにジーンズ姿のいかにも汗くさそうな格好をした彼が手にした本が気になって
私はずっと後をつけたの。


同僚のジェシカは私の知る限りもっともパワフルな女性よ。


”私の人生ほとんど終わってる”大好きだったセントポールのインディーズバンドは解散しちゃったし、
仲の良かった友達はみんな街を出ていってしまった。私は決心したの。彼とこの街にさよならするって。

私が街を出ることはすぐに街中に知れ渡った。誰にも知られずに街を出たかったけれど、小さな街だし
仕方がないかもしれない。それよりも退屈な日常といいかげんな青い空にさよならできる清々しさで
気分がいい。”ごきげんよう、我が人生!”



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