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ボスと初めて会ったのは、私がよく行く本屋ブライトライツ・シティー・ブックスだった。
Tシャツにジーンズ姿のいかにも汗くさそうな格好をした彼が手にした本が気になって
私はずっと後をつけたの。


同僚のジェシカは私の知る限りもっともパワフルな女性よ。


”私の人生ほとんど終わってる”大好きだったセントポールのインディーズバンドは解散しちゃったし、
仲の良かった友達はみんな街を出ていってしまった。私は決心したの。彼とこの街にさよならするって。

私が街を出ることはすぐに街中に知れ渡った。誰にも知られずに街を出たかったけれど、小さな街だし
仕方がないかもしれない。それよりも退屈な日常といいかげんな青い空にさよならできる清々しさで
気分がいい。”ごきげんよう、我が人生!”


クリスは怒っているのか困っているのか分からい顔で私に言った

カフェでステファニー会った。彼と別れたばかりのステファニーは、一晩中泣きはらして
酷い顔だった。


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