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目を覚ました とたん… 

二人は 顔を 見合わせて うなずきあいました… 

「 早く 行かなきゃねぇ ~ 
待ってるかもだねぇ~ 」
(//▽//)きゃはぁ~ 」

そして 弾みをつけて 
びょーんと 起き上がりました 

せっせかせっせかと お着替えをして~ 
朝の お手伝いを ちょびっとして~ 

お母さんの まわりを ウロウロと しながら 

バケツを 渡してもらえるのを 
いまかいまかと 待ちました♪ 

そんな 二人の 様子を 楽しみながら 
お母さんが 言いました 

「 さて 今日も 森で 何か 探してきてくれると お母さん 嬉しいなあ♪ 
お友達にも よろしく 伝えてね (b^-゜)」 

そう言うと お母さんは いつもの 小さなバケツと 
いつもより 少し 大きな サンドイッチの 袋を 渡してくれました 


「 これはね お友達の 分ですよ (*^-^)b 
わかっているよね 
優しい言葉を 選んで 使いながら そっと 渡してあげるんですよ 」 

「 わあ~い \(^_^)/ 」 
「 はあ~い (^O^)/ 渡すぅ~ ♪ 」 

そして 二人と ジョンは 風のカーテンを 通って… いつもの 森へ 入っていきました… 


昨日の 原っぱには… 

「 きゃあ~ やったあ~ (^O^) 
はなちゃあ~ん 」 

ベティが 見つけるなり ぴょんぴょん 跳ねながら 走っていきました 

そして 女の子の前で 立ち止まると 嬉しすぎて もじもじしました 

くすぐったいような感じがしてきました 

女の子は ニコニコ可愛く笑いながら 小さな お手手で おいでおいでを してくれました 

ベティは 「 きゃあ~ 」 と いいながら 女の子に そっと 抱きつきました… 


むぎゅ… 


むぎゅ… 


女の子と ベティは まあるくなりました … 

なんだか 海の中にいるみたいに ゆうらゆうらと 体が 揺れました… 

静かな音が 心に 溢れてきました 

「 はなちゃあん 
だあいすき (=^▽^=) 」 ベティは 言いました 

「 だいすき… 」 女の子も 小さな声で 言いました 

マリーと 目が合うと また 女の子は おいでおいでを してくれました 


マリーと 女の子も まあるくなりました 
お花畑にいるみたいな 甘い 香りがしてきました … 

「 はなちゃあん だあいすき…」 マリーは 言いました (*^_^*) 

「 だいすき… 」 女の子も 言いました 


三人は 一緒に まあるくなりました 

そして 仰向けに 寝ころびました 

緑の 天井を 見ながら その キラキラした 木漏れ日を 目を 細めたり しながら 楽しみました 

三人は 手を繋いだり 離したりして 遊びました 

そうしているうちに 気がつきました 


女の子の 右手の 指は 自分たちと すこし 違っていました 
三本だけ 小さな指が ついていて 
手のひらは 少し まあるい 形をしていました 

とても かわいい形でした 

「 かわいいねぇ~ ヾ( ´ー`) 」
 
二人は かわいさのあまり もじもじしながら その お手手を さわりました 

女の子は ニコニコしながら されるがままに していました 


「 あ あのね はなちゃん… 

あのね … えとね… 
一緒に これ 食べませんか? 
たくさんね 

お母さんが 作ったの 
だからね 

一緒に 食べたいね 
o(^▽^)o 」 

マリーは 女の子に 優しく言いました 

女の子は 開かれた 布の 上に あらわれた サンドイッチを じっと 見つめました 
不思議そうに じっと 見つめました 

そして ニコニコ笑いながら 

「 ありがとう (*^_^*) 」 と 小さな声で 言いました 

二人は 嬉しくて 
「 やったあ~ (ノ^^)八(^^ )ノ 」 
と 叫びました 

「 一緒に 一緒に たべましょねぇ~ ♪ 
おいしく おいしく たべましょねぇ~♪ 
ヾ(≧∇≦*)ゝ 」 と 歌いはじめました 

女の子は 小さな手を 顔の前で 合わせました 

小さく頭をちょこんと下げました 

「 頂きます… 」 

そういいました 

二人も いつもどおりの お祈りをして 
三人一緒に お母さんの こさえてくれた サンドイッチを モグモグ 食べました 

時々 二人は 女の子の 顔を 見ました 

嬉しそうに モグモグしている かわいい顔でした 

二人は やっぱり 嬉しくなりました 
o(^^o)(o^^)o 


お腹が いっぱいになりました 

そして また 原っぱの 上で ゴロゴロしました 

ドングリを 飛ばしたり 
葉っぱで いろんな形を 作ったりして 三人で 遊びました 

カサカサカサと 足音がしました 

また ニコニコ顔の お父さんみたいな 人が やってきました 

双子を 見つけると ますます ニコニコ顔になり 

また ポケットから 丸い お菓子を 出して 二人の 手のひらに のせてくれました 

女の子が その 男の人に 何か いっているみたいでした 

すると その 男の人は 二人に 手を合わせて 頭を 下げました 

そして 女の子を ひょいっと 肩に乗せて … ジョンの 頭を 撫でてから… 

森の 出口に 歩いていきました 

女の子は 振り向いて 手を ふりました 

「 またね~ (^O^)/ 」 ベティは 飛び跳ねながら いいました♪ 

そして 二人で いっぱい 手を振りました(ノ^^)八(^^ )ノ 


女の子が とても かわいい顔をして お母さんの サンドイッチを 食べたことを 二人は 顔真似をしながら 話しました 

その姿が 可笑しいので お父さんと お母さんは ケラケラ笑いました 

そして 四人で ケラケラ笑いました 


「 さて… お友達が できた お姫様たち? 
お話しの 続きが 聞きたいかな? 」 

と お父さんは 言いました 

「ききたあ~い (^O^)/ 
ききたあ~い (^O^)/ 」 

「 よしよし… (*^-^)b では 話そうね… 」 


***************************************** 


小さな村は 深い 森の 中に ありました 

畑には 色とりどりの 季節の野菜が 実り… 

近くには 小さな 滝と 綺麗な川がありました… 


その 川は 神様の山から 流れてくる とても 神聖な 川でした 

村のみんなの命の水として 大切に 扱われてきました 

毎年 … 一度だけ 

その神聖な川は 何日も続く 大雨と落雷で 姿を 変えます 
荒れ狂う 海のようになります 

畑は 全部 もとの大地にもどります 

家は 高い足をつくっていますが 

流される家も ありました 

(*u_u) 


神様からの 贈り人 が 遣わされた年 

大雨は 降りませんでした … 

その次の年も 
また 次の年も… 

畑も 家も そのまんまに みんなは 安心して暮らしました 

長老様の 孫娘が お世話して 大切に育てた 神様からの 贈り人は 
六歳になりました 

白い透き通る肌に 真っ黒な キラキラと光る 瞳を持ち 
いつも 真っ直ぐに 長い時間 ひとつの物を じっと眺めていました 

耳が 聞こえず 
言葉も 話しません 
みんなは いつも 声をかけ 話しをしてきます 

そんな みんなの 顔や 姿を じっと 見ながら 


こくん … こくん …と うなずき 
ニッコリと 笑い 最後に 必ず 両手で 手を 柔らかく握るのです 

そうされると 誰もが 暖かい 気持ちになれました 
(*^_^*) 

みんなは 神様からの 贈り人を 
「 お花様 」と 呼びました 

花のように 可愛らしいからです 




つづく… 




3
最終更新日 : 2012-02-12 16:29:27

お花様は 村中 いろんな 場所に 連れられて いきました 
まだ よちよちあるきの時には 抱っこされながら… 

村には いろんな場所に 
神様が 宿ると されている 大きな木や 大きな石などが ありました 

その 近くまで くると お花様は 両手を 伸ばして さわりたがります 

ひとしきり 触ると なつかしそうに 穴のあいていない その ふさがれた耳を 木や 石に あてます 
そうして しばらく そのまんま 時を過ごします 

みんなは そんな お花様と 懐かしい 何かとの 時間を 「 大切な時間 」だと 知っているように… 
愛おしそうな 瞳で 眺めながら一緒に 時間を すごしました (*^_^*) 

お花様は 小鳥たちや 動物たちとも 同じように 過ごします 

また お花や 野菜などとも 同じように します 

村の人たちとも 同じようにします 

お花様にとっては 人も 人以外も みんな 同じなのです 

みんな…大切な 家族… なんです 


お花様は 満月の夜 
お月様をみながら 
ポロポロと 涙をながします 

涙を 流しながら 
微笑んでいるのです 
長老様の孫娘は そんな お花様を 膝に 抱きながら 聴こえない耳に 優しく 子守歌を歌うのです… 

「 アウアイア~~ 

アウアイア~~ 

大きな 川の その奥の 静かな お部屋で 眠りなさい~ 

あなたの 心に 届けましょう~ 

わたしの 心を 届けましょう~ 


緑の森の その奥の 静かな お部屋で 遊びなさい~ 

あなたの 祈りを ききましょう 

私の 祈りを 届けましょう~ 


真っ暗闇の 空の奥~ 

みえない お部屋を 見つめましょう~ 

あなたの 生まれた 音 でしょう 

わたしと おんなじ 音 でしょう~ 」 


孫娘の 声は 弓のように 細く しなやかで 美しいので 空気を ゆるやかに 揺らしました… 

お花様は いつのまにか 腕の中で 静かに すやすやと 眠りの 世界に はいりました 



その 森の ずっと先には たくさんの 村が ありました 

また その ずっと先には 大きな 町も ありました 

そこでは たくさんの 人や 物が あふれていました 

人たちは 少し くすんだ 衣装をきて 火花を ちらしたような 揺らぎを まきちらしていました 

人と人は 選ばない言葉を 平気で 使いながら かかわり合っていました 

時間が 慌ただしく 動いていました 

誰もが 自分の中を ゆっくりと 抱きしめることを 知りませんでした 

そして 誰もが 何か ザワザワとした 足りない ものを 探したいような 気持ちを もっていました 

そして 足りないものが どこにあるかを さがすうちに 

それは 誰かが 余分にもっているんだと思うようになりました 

そして その 余分を欲しいと思うようになりました 

そして 「 ください」ということを飛び越して 何も言わずに 奪うようになりました 

奪う為の さまざまな 方法を 見つけていきました 

そうやって いろんな場所で 火花は 広がっていきました 

みんな 「 足りないもの 」が 欲しいだけなのでした 

言葉を使うことを いといました… 

手を握ることを 
いといました… 

微笑むことを 
いといました… 


小さな村は 深い森に 守られていました 

そこは その 世界の 真ん中にありました 

おへそのような 場所でした … 

リンゴの 芯のような 場所でした… 


いつか 人々が 「 足りないもの 」の 秘密を知りたいと思うようになる その時まで その村は 大切に 守られていくのです 


おわり 


***********************************************: 



「 お父さん… 

お花様 は どうして お月様をみると 涙が でるの? 
どこか 痛いの? 」マリーが 言いました 

「 そうだね… 
マリーは どこか 痛いと 涙が でるんだね (*^-^) 」 

「 うん そうなの… 
そしてね 

えとね… リスさんがね ケガをして たくさん 赤い血がでたときもね ドキドキってしてね 
涙が出たよ… 」 

「 他には どんなときに 涙が でたかなあ (*^-^) 」 

「 う…んとね … 
あ 迷子に なってた ベティが 大きな木さんの そばで 眠っているの 見つけたときね 

嬉しくて~ 嬉しくて~ 
そんときも 涙でたよ o(^▽^)o 」 

「 そっかあ~ そうだね~ 
あの時は お父さんも 涙でたよ (*^-^)」 

そういって お父さんは 二人の ほっぺたを なでました 

「 お花様の 涙は どの涙 だったのかなあ… 
二人とも お花様の気持ちに なってみたら わかるかもしれないねぇ… 
(*^-^)b」 

お父さんと お母さんは 顔を見合わせて 優しく 微笑みました 




次の日の朝が やってきました 

双子は もう お友達に 早く 会いたくて、 会いたくて、 体より 心が 先に 走り出していました(*^-^)b 

風の カーテンを 通り、 森に 足を踏み入れたとたん 
マリーは 心臓が キュンと 痛くなりました … 

「 いたぁ~い (ノ_・。) ~ 」 

「 マリー … どしたの? 痛くなったの? 
はなちゃんなの? 」 

ベティが ききました… 

二人は ドキドキしてきました… 

マリーは 胸を おさえながら 一生懸命走りました… 

いつもの 原っぱには 横になっている小さな女の子が 見えました… 

「 はなちゃあ…ん Y(>_<、)Y 」 二人は しゃがみ込んで 女の子の 顔を 覗き込みました 
どこからも 血はでていません 

いつもより 青っぽい顔で 唇も しろっぽくて… 

触るのが怖いくらいです 

マリーは 勇気をだして 女の子の 鼻のところに 耳を 近づけました 

「 スースー してるぅ… (;_;) 」 

「 ほんとぉ? 
あ… スースーしてるぅ (ρ_-)o 」 

二人は 少し ドキドキが やみました 

そして しばらく 女の子を じっと眺めていました … 


「 あのね… お母さん 呼んでこれる? 」 マリーは 言いました 

「 呼んでこれるよ (^O^)/ ジョンも いく? 」 ベティは 元気にいい すぐに 走り出しました 

ジョンは 女の子の 髪を 少しクンクン嗅いで すぐに ベティを 追いかけました 

「 ジョン~ ベティと がんばれぇ~ 」 

マリーは 女の子の 髪を 撫でたくなりました 

黒いツヤツヤ光る綺麗な髪でした 

「 綺麗~ 

あ… あれ? 」 

女の子の耳は 少しばかり 変わった形をしていました 

まるで 蓋をしているみたいに 耳の穴が ないのです 

「 わあ… お花様と おんなじみたい~ 」 
(*^_^*) 

「 でも はなちゃんは お話しできるも~~~ん 」 

(*^ー^)ノなでなで~ 


「 かわいい~ お手手と かわいい~お耳 ~ o(^▽^)o ♪」 マリーは 歌いはじめました♪ 



つづく 



4
最終更新日 : 2012-02-12 16:34:35


思いつくままに 歌っていたら… 
ベティと ジョンと お母さんの姿が 見えてきました (=^▽^=) 

「 マリー… ありがとうね (*^_^*) 
この子が お友達の はなちゃんなんだねぇ… 
かわいいね… 」 

お母さんは まず 女の子の おでこと 首を そっと 触りました 

両手で そっと ほっぺたを 挟み込み しばらく 顔を ながめてから 近くに 落ちている 枝と 石を 拾い上げて 何かを 作り始めました 

そして そっと 女の子を 抱き上げました… 

「 さて はなちゃんを お家の ベッドで 休ませてあげても いいかなあ? (*^-^)b 」 

「 わあ~い 
休ませてあげたぁいヾ(≧∇≦*)ゝ 」 
「 あげたぁい~ (≧▽≦)ゞ 」 

二人は 嬉しくなりました ♪ 

ぴょんぴょん跳ねながら みんなで お家に 帰りました。 

帰り道で いくつかの 葉っぱを お母さんは マリーに 頼んで 摘んでもらいました 
マリーは お薬になる いくつかの葉っぱと そのつみかたを お母さんから 教えてもらっていました。 

丁寧に 感謝して 摘むと 葉っぱは いいお薬になると 教えてもらっていました 
o(^▽^)o 

だから マリーは いつも 「 ありがとう (^人^) 」 を 笑顔で 言ってから 葉っぱを 丁寧に 摘みました 


女の子は ベッドの端っこで スースー小さな 寝息を たてて 眠っています… 
手を そっと さわると とても 冷たいので マリーは 少し ドキドキしました 

なぜなら いつも パーに ひらいた ベティーの 手のひらの 中に 自分の グーの手を 入れて 眠るとき… 
ベティーの 手は あったかいからです 

お母さんは 納屋から いくつかの 道具を 持ってきました 
それは とても いい香りがしました 

お母さんは マリーに 「 お手伝いできるかな? 」と ききました 

「 お手伝いしまあす(^O^)/ 」 
と すぐに こたえました 

ベティは ジョンに もたれて 眠ってしまいました… 


ベティは あっという間に 夢の世界に 入りました… 
そこは なんだか 懐かしいような 感じがしました… 

薄い紫色の お花が たくさん咲いていました 

ベティは 体が ふんわり 地面から 浮いていました… 

「 わあぁ… いい気持ちぃ o(^▽^)o 」 
「 あはあはあはあは (=^▽^=) 」 

となりで 誰かが 笑っていました 

はなちゃんでした 


はなちゃんも ふんわり浮いていました 
いつもの 青い衣装ではなくて 黄色い ワンピースを着ていました 

「 はなちゃん~ \(^_^)/ 」 嬉しくて 声をかけました 

はなちゃんも 笑顔で 「 ベティちゃん~♪ \(^_^)/ 」と こたえてくれました 

二人は ふわふわ遊びを しながら まわりの 景色を ながめました 

お花畑 の 向こうに 黄色く光る きれいな 場所がありました 

二人は そこまで ふわふわ遊びをしながら 飛んでいきました 

黄色い ひかる場所までくると 
まあるい お皿が 綺麗な 台の 上に おいてありました 

お皿の 中には 水色の お水が 入っていました 

キラキラしていて とても綺麗です 

二人は そばまで いきました 

そして お水を 覗き込みました 


そこには 深い青いいろに 白い ふわふわした 綿菓子みたいな 雲が 巻き付いている まあるい 玉が 見えました 

「 わあ~ 綺麗な 玉だあ~ (≧▽≦) 」 

「 綺麗いぃ~o(^▽^)o」 

二人は その 玉が 大好きに なりました 

お水に そっと 手を つんつんしてみました… 

すると 何か 鈴のような 音 が聞こえました… 

そして 川に 入って 水遊びするときに 顔ごと お水に 深く潜ったときみたいな 不思議な 音が 聞こえました~ ♪ 

二人は その 綺麗な玉が どこか 遠い場所で 生まれて 大切に 大切に 育てられている 命 なんだとなぜだか わかりました… 

そこには いろんな種類の 命が 産まれて 育っていて いろんな 遊びを しているんだと わかりました 

二人は かなり ワクワクしてきました 

そうして その 青い玉に いってみたくて たまらなくなりました… 

たくさんの 命の中に 混じって 一緒に 遊びたくて たまらなくなりました 

一緒に 歌ったり♪ 笑ったり ♪ 泣いたり♪ 踊ったりしたくて たまらなくなりました 

二人は 互いに 同じ思いをしていると なぜだか 知っていました 

そして 目をあわせて それを 確認しました 

二人は 飽きることなく その 青い玉を じっと 見つめました 


そして いつか その場所に 共に 立ち 
一緒に 遊ぶことを 約束しました 

(*^o^)乂(^-^*) 
お・や・く・そ・く… 

しゃらりらり~ん♪ 

鈴の音が 響きました… 

ベティは 目を覚ましました… 


いつの間にか 
いつもの ベッドには マリーと はなちゃんと ベティが 三人 並んでいました… 

ひゃあぁ~ ヾ(≧∇≦*)ゝ ちあわせー♪ 

ベティは ベッドの中で 小さく 足をパタパタしてしまいました ♪ 

ヒソヒソヒソヒソと 話し声が 聞こえましたが… 

ベティは また ウトウトと 夢の世界に 引き込まれていきました… 

「 みんなで 一緒に 夢の 世界で 遊ぶもんねぇ♪ 」 ブツブツ 思いながら… 静かに 瞼が しまっていきました… 



ヒソヒソ声は 
テーブルに 座って お話ししている 

三人の大人達でした 




つづく… 



5
最終更新日 : 2012-02-12 16:38:25


三人は 不思議な 様子なのですが … とても 懐かしそうな 穏やかな 微笑みを 交わしながら 暖かい カップで ハーブの お茶を のみながら お母さんの こさえた お料理を 食べていました 

どんなふうに 不思議な 様子なのかと いうと 
話しをしているのは お父さんと お母さんだけなのです 

お父さんと お母さんは 手のひらを いろんな 形に 綺麗に 動かしながら 言葉を はなしています 

そして はなちゃんを 森に 迎えにきていた あの 優しい人は… 言葉は はなさずに とても 早く 美しく 手のひらや 指の 形を 変えていくのです 

三人は 時々 笑ったり… 少し 泣いたりしながら いつまでも … いつまでも… 懐かしそうに そうやって 不思議な お話し会を していました… 

ときおり 

ベッドで スヤスヤ眠る 三人の 娘たちを 優しく見つめながら… 




朝が 来ました… 

たっぷりと 眠り 
夢から 同時に さめた 二人は ガバッと 起き上がりました 

二人同時に キョロキョロと しました 
そうして 見つけました 


はなちゃんです 
\(^_^)/♪ 


ジョンの ふわふわの影に はなちゃんの 黒い髪の 頭が ちょこんと 見えていました 

「 はなちゃあん~ ♪♪♪ 」 
ヾ(≧∇≦*)ゝ 

二人は 同時に 叫びました 

ジョンが 二人の方に 向き直り 
はなちゃんも 向き直り みんなは 顔を 見つめ合いました o(^▽^)o 

はなちゃんは ニコニコして かわいいお手手で やはり おいでおいでを してくれました 

二人は お布団を ガバッと はねのけて~ 
びゅーんと 飛んで ~ ジョンの 上から はなちゃんの そばにいきました 

そして 三人一緒に ジョンの フワフワにもたれて 手を繋ぎました (ノ^^)八(^^ )ノ(ノ^^) 


お母さんが 卵と 蜂蜜をつけた パンを ふんわりと 焼いてくれました 
はなちゃんは そのパンを じ~と 見つめました 

そして お母さんの 顔を また じ~と見つめました 

そして にっこりしました 
(=^▽^=) 

手を前にあわせて 
「 頂きます 」といったような 感じがしました 

「 あれぇ ? 」と 双子は 気づきました 

森では はなちゃんは 「 頂きます 」て いったのに 
今は 言ったような 気がしただけ… 

なんだろうなあ 
(?_?)(?_?) 

まっいっかぁ 
(^O^)/(^O^)/ 

きゃはきゃは(^O^)(^O^)♪♪♪ 

朝ご飯を 食べたり お着替えをしたり 
していたら 
お母さんが 言いました 

「 さて 皆さん (*^-^)b 今日の ご予定は ? 」 

「 はなちゃんと 遊ぶも~ん (^O^)/ 」と ベティは 言いました 

「 はなちゃん 遊べるのかなあ ? 
だいじょうぶぅ? 」と マリーは言いました 

お母さんが 言いました 

「 そうねぇ~ 
あのね~ はなちゃんは 病気とかじゃないから 元気ですよ (*^-^) 

ただねぇ 二人とおんなじようには 遊べないかもしれませんねぇ… 
もしも お前たちさえ よかったら 野イチゴ摘みに 一緒に いってくれるかしらぁ??? 

「 わあ~い(≧▽≦)いくぅ~ 」 
「 いきまあす~ ヾ(≧∇≦*)ゝ 」 

二人は 大はしゃぎです 

はなちゃんの 手を 取って 一緒に ランランラン♪を しました~ 
o(^^o)(o^^)oo(^^o)♪ 

森とは 違う場所に 野イチゴ畑が ありました 
お母さんが 見つけた 素敵な秘密の場所です 

お母さんは ランチを バスケットに詰めて 大きめの 毛布を クルクル丸めて 持ちました 

双子には いつもの バケツを 渡しました 

ジョンの 頭をなでながら 「 ジョン… お願いしますね 」 そう言って お母さんは はなちゃんを ジョンの 背中に 座らせました 

はなちゃんは 上手に ジョンの 背中にちょこんと 座りました 

ジョンは とても 静かに しっかりと 歩きました 
前を向いて 堂々と歩きました 

双子は なんだか とても 幸せな 気分になりました 

ジョンの 周りを 飛び跳ねながら ぐるぐる まわりました 

「 おやくそくぅ~♪ 
おやくそくぅ~♪ 
みんなと 一緒に 出かけますぅ~♪ 
野イチゴ畑に 出かけますぅ~♪ 
ランランランラン♪ランランラン~♪ 」 

ベティが 歌い出しましたo(^▽^)o 

マリーも 続いて歌い出しました 

「 思い出すぅ~♪ 
思い出すぅ~♪ 
みんなと 一緒に 思い出すぅ~♪ 
とお~い お宇宙(そら)の おやくそくぅ~♪ 
ランランランランランランラン♪~ 」 
o(^▽^)o 


お母さんは微笑みながらも 目に うっすらと 涙を浮かべ そんな 三人を ながめていました 

野イチゴ畑では 可愛い小さな 野イチゴたちが いっぱい いっぱい みんなを むかえてくれました 

「 いらっしゃーいませ~ \(^_^)/ 摘んで~ 摘んで~ たべてみてみて~ 」 
いっせいに 言っていました~♪ 

マリーは 「 ありがとうね ありがとうねo(^▽^)o 」 といいながら たくさん摘みました 

ベティは 「 もぐもぐ ありがとうね もぐもぐ」(^ε^)と たべたべしながら 言いました 

はなちゃんは じっと 野イチゴたちを 見ていました 

そして 頭を ユラユラし始めました 
可愛いお手手を パタパタしながら 野イチゴたちと お話ししているみたいに 笑っています 

黄色い蝶々が ヒラヒラと 飛んできました 

花びらが 舞ってきました 

小鳥たちが 飛んできて 歌い始めました 

高い 空で 大きな鳥が クルクルと 輪を描いて 綺麗に 飛んでいました 

いっぱい イチゴを 摘んで 
たくさん お歌を 歌いました 

お母さんが こさえてくれた サンドイッチを たべました 
いつもより ハーブがたくさん入ってました 

はなちゃんが 美味しそうに もぐもぐしてくれたので 双子も お母さんも とても 嬉しくなりました 


大きく 広げた 毛布の 上で ゴロゴロ 遊びました 

ゴロゴロしていると眠たくなりました 


いつの間にか 双子は お花畑に 埋もれていました 

二人で キョロキョロしました 


見たことのない 景色でしたが なんだか 懐かしい 森の中の お花畑でした 

二人は 歩き始めました 

どんどんいくと すこし 開けた 場所にでました 

初めてみる お家がありました 

高い足場の 上に 木で丁寧に作った 綺麗な 小さな お家です 

いくつか 同じように 家が ありました 
二人は そのうちの 一つの 家に 入ってみたくなりました 

家の 正面には 階段が ありました 

こっそり のぼってみました 

扉は あいていて 柔らかい 布が 風にヒラヒラゆれていて なんだか いい香りが していました 

中に はいってみました 

不思議な 様子でした 

真ん中に フワフワした いい香りの 床が しつらえてありました 

壁には 綺麗な模様が 織り込んだ 布が 掛けてありました 
丁寧に 彫り込みを施した 台がいくつか おいてありました 

いい香りは そこから 香っていました 
うっすらと 煙が 揺らいでいました 

真ん中に 誰かが 座っていました 

長い綺麗な黒髪が ツヤツヤ輝いていました 

手を 胸の前であわして 目を 閉じて じっとしていました 
双子は そっと 前に まわりました 

しばらく 顔をながめていました 

どこかで 見たことがある 

胸が キュンとしてきました 


「 はなちゃん… ?」 二人は ほぼ同時に つぶやきました 




つづく… 



6
最終更新日 : 2012-02-12 16:43:41


髪の長い 女の人が 静かに 目を開けました 

綺麗な 黒い瞳で じっと 双子を 見つめました 

少しも 驚いた様子がなくて まるで 約束をして 訪ねてきた お友達を 見つめるように 微笑みながら じっと 双子を 見ていました 


黒い綺麗な 瞳に キラキラした 光が 見えて 一筋 涙の しずくが こぼれました 

双子も いつのまにか ポロポロ 涙が 出てきました 

悲しくなんて なんにも ないのです 
胸が キュンとするのです 

双子は 女の人の お膝に 顔をうずめて 泣きました … 

優しく 髪をなでてもらうと 柔らかい気持ちになりました 

顔をあげました 
すると はなちゃんみたいな 女の人が 壁を 指差しました 

そこには さっきの いい香りが 揺らぐ綺麗な器と 小さな 祭壇のような ものが おいてありました 

「 あっ … あれは」 マリーが 気づきました 


「お母さんが お薬を なおしている お部屋の 窓辺に おいている 小さな 祭壇みたいなものと おんなじ… 
書いてある模様が おんなじみたいだ …」 

マリーには そこに 書いてある模様が なんなのかは まだ わかりませんでした 

そこには こう 書いてありました 

… 命の秘密の守り人… 水の一族… 



あまりにも きれいな文字なので まるで美しい模様のように見えるのです 
古い 古い はるかかなたの 昔には たしかに 使われていた 力を 秘めた 魔法の 文字でした 

水の一族は お役目が ありました 

水には いろんな 記憶が 転写されていました 
水には 曲がらずに 記憶が 写し込まれるという 特別な 力が あるからです 

ただし 純粋な 水でないと いけません 
水の一族は 純粋な 水を 守るのが お役目です 

だから きれいな 水が 生まれつづける 神様の お山のそばに 暮らしています 
お山から 流れてくる お水で みんなは 暮らします 

お水が 染み込んだ 命を 頂きます 

お水で 染めた 深い青い 衣装を身にまといます 

そして 一年に一度 すべての 命を お水で 洗い流します 

そうやって また うまれかわるのを 繰り返します 

一族に 神様の お使いが 産まれてくるまでは そうやって 一族の 水を 純粋に 保ちます 


やがて 約束された 日に 神様から の 贈り人が 授けられます 

命をかけて 産み落とされた 尊い 命です 

産まれたときに すぐにわかります 

体の どこかに おしるしが あるからです 

多くの みんなと すこしばかり 違う 形で 示されるからです 


贈り人は … 神様からの 声を まっすぐに 受け取ります 

そして その 声にひめられた 秘密を 心で 伝えます 

すべての 命の 深い場所に 届かせるためには それが もっとも 素晴らしい 方法だからです 

暗い … 荒々しい 心を 育ててしまった 人には 気付くことができません… 

そのような人からは そうやって 守られていきます 

また さまざまな 見えない 姿を した お仲間たちが さまざまな やり方で 見えないように ベールを かけて 守ります 

この 星 の いくつかの 場所にある おへそのような 特別な ところに 点々と そのような 隠された 「 守られ所 」があります 

いつか 約束された 魔法解除の 日まで 丁寧に かくされながら … 秘密の守り人達は 静かに 静かに 伝えていくのです… 

子孫へ… 子孫へ… 

未来をいきる 大切な 子どもたちへ… 




「 はっくちゅん (*^o^*) 」 ベティの おっきな くしゃみで いっぺんに 目がさめました 

目がさめた 双子は 今 みた 夢を はなちゃんに 話そうと しました 

「 あれぇ~? はなちゃん~ どこ隠れんぼ? (?_?)」 ベティは お母さんに たずねました 

お母さんは お片付けしながら 言いました 

「さっきね … 
お迎えの アオイさんが こられたの… 

はなちゃんね 眠っていたからね さようなら 出来なかったのねぇ … (*^_^*) 」 

「 なあんだあ~ お迎えきちゃったあんだあ~ (^~^) ふう~ん 」 

三人は 野イチゴをいっぱい 持って お家に 帰りました 

帰りながら 双子は 夢の お話を お母さんに しました 

お母さんは 静かに うなずきながら 聞いてくれました 


「 また 二人とも 一緒に 夢の 世界に いってきたのね… 
その 女の人は はなちゃんに よく 似ていたんだね… 」 

「 うん… あのね お耳がね はなちゃんと おんなじにね 可愛く 閉じてた~ 
指もね おんなじ形で しろくて 細かったよ~ 」 


その夜… お父さんは すこし 早い時間に 帰ってきてくれました 

双子は お父さんにも すぐに 昼間の 楽しい お話しを 全部 しました 

お父さんは お母さんを 見て 微笑みながら うなずきました … 

「 大丈夫かぃ … お母さん? 」 

「 ありがとう… (*^_^*) 大丈夫ですよ … あなた… 

どうぞ 二人に 教えてあげてくださいな… 」 


「 さあて… 愛おしい 私たちの お姫様たち … 
大好きな お友達 はなちゃんの お話し を 聞きたいかなあ? 」 

「 きゃあ~ \(^_^)/ ききたあい~♪ 」 
「 いやあ~ん ききたあい ♪(*^ ・^)ノ⌒☆ 」 

二人は はしゃぎました 

いつもの場所に はしっていきました 
足を ブラブラさせて お父さんを 待ちました 

お母さんが こさえてくれた 暖かい 飲み頃の お茶を もらって ワクワクしました 

「 さて お前たち… 
はなちゃんの お耳や お手手 や 言葉を 話さない事を お前たちは どんな 風に 思っていますか? 
お父さんに 教えて くれるかな? 」 

「 はなちゃんの お耳? かわいいよ~ (^O^)/ 
お手手も かわいいよ~ 」 

「 言葉あ? はなちゃん 小さい声で お話し すこしするよ どうして? 」 
(?_?)(?_?) 

「 うん… 
あのね はなちゃんはね 心で お話ししているんだよ 
はなちゃんの 心の 声を お前たちは 心で 聞いていたんだよ 

わかるかな 

すこし むずかしいかな 」 

「 お口 で お話ししないの?(?_?) どうして?」 

「 うん はなちゃんはね お約束をしてね 生まれてきてくれたんだよ ヾ( ´ー`) 

命たちはね元々は みんなひとつの 大きな 丸だったんだよ 
それがね いろんな 遊びを それぞれに しようねって 決めて あちらこちらに 散らばっていったんだよ 

みんな その 散らばった 小さな つぶつぶなんだよ 

はなちゃんはね 

耳をふさいで 人からの 声が 聞こえなくて 口から 声が だせないんだよ 
それはね … 神様からの 音 を まっすぐに 聞くための お約束だったんだよ 

はなちゃんはね 指の形が すこしばかり みんなと 違ったり 足が みんなみたいには 使えないから 立ったり 歩いたりはできないんだよ 

それはね じっと 座って 大地からの 音を 全身で 聞き取ったり 聞いた音を 空気の 中に 伝える ことが まっすぐできるための お約束なんだよ 

はなちゃんはね お前たちみたいに 

話したり 
歌ったり 
踊ったりは 
けして できないんだよ 

はなちゃんはね 

生まれるかわりに 
お母さんを 神様の 世界に お返しする お約束を してきたんだよ 

だからね はなちゃんは… 

はなちゃんはね… 

(ノ_・。) 

お母さんから 一度も 抱っこされたことが ないんだよ… 」 

お父さんは 静かに 涙を 流しました 

お母さんは タオルで顔を隠しながら エプロンを ぎゅっと にぎっていました 


二人は 胸が キュンとしてきました 


はなちゃんは 一度も たったことが ありませんでした 

いつも かわいいお手手で おいでおいでを していました 



つづく… 




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最終更新日 : 2012-02-12 16:49:50


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