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その日の 双子の はしゃぎようったら もう… たいへんです 
o(^▽^)o 

お母さんの まわりを クルクル回りながら 交代ごうたいに 森で 出逢った 女の子の ことを 身振り手振りで 話します… 

ひとしきり 話して 落ち着いた頃… 
お母さんは レモンの お茶を 飲み頃にさまして 二人に 持たせました… 
そして ゆっくりと たずねました 

「 はなちゃんは どんな 格好をしていたのかな? 」 

「えぇとねぇ~ 
ヾ( ´ー`) えぇとねぇ~ 
あれぇ~ 青い 服着てたかも~ 
あんまし しらなあい~ 」と ベティ(=^▽^=) 

「 なんかね 深い 青い色なの 初めてみる色なの~ 
赤いボタンが ついてたよ~ 」 

「お父さんみたいな 人がねぇ~ おんなじ色の 服 着てたよ(^O^)/ 」と マリー 

「 ありがとう(*^_^*) 
よかったねぇ… お友達が できたねぇ… 」 

「 うんo(^▽^)o お友達~ ♪ 」 

「 うれしいなあ♪ ヾ( ´ー`) 」 

二人は 足を ブラブラさせながら お茶を 飲みました♪ 

ジョンが 玄関を みました 
二人は すぐに わかりました 

ジョンは お父さんが 家の 近くまで くると わかるみたいで いつも ドアの方を みます 

二人は いまかいまかと 待ちました 

ドアの前で ほこりを払う音がしました 

「 ただいまぁ~ 」 
大好きな お父さんが 帰ってきました 
二人は びょーんと お父さんに 飛びつきました 

三 (/ ^^)/ 
三 (/ ^^)/ 

そして ケラケラ笑いながら 
やはり 森での お話しをしました 

お父さんは お母さんのように 二人が すっかり 話終わるのを ニコニコしながら 待っていました (*^_^*) 

そして 二人に たずねました 

「 その 女の子は 言葉を 話したのだね … 名前を … はな… と いったんだね? 」 と 

マリーは 「 うん♪ はなちゃんだよ」と いいました 

「 お父さんのような 人は なにも 言葉を 話さなかったんだね? 」 

「 うん (^O^)/ すごい ニコニコわらっててね~ お菓子くれたよ 」 と ベティは 言いました 

そして 二人は 大事そうに ポケットから その お菓子をだして お父さんに みせました 

あまりにも 綺麗な色なので 甘いいい香りがするけど 食べずに 見せたくて 二人は 持っていました 

「 ねぇ~ 綺麗でしょ~ o(^▽^)o 」 

お父さんと お母さんは その お菓子を しばらく 眺めて 目を あわせて 微笑みました 

そして お母さんの こさえてくれた 美味しい お食事を のんびり食べました~ 

「 さて まだ 眠くないかなあ~ 」と お父さんが 二人に聞きました 

「 眠くないも~ん(^O^)/ 」 
「 眠くないも~んo(^-^)o 」と 二人は一緒に答えました 

「 では 二人に お話しを してあげようね♪ 

遠い… 遠い… 知らない国の お話しだよ… 」 


***************************************** 


昔… 昔… 

ある国の ある小さな 村に 赤ちゃんが 産まれました… 

その 赤ちゃんは 産まれた時から 耳が 蓋されているような 形をしていました 
不思議な形でした 

耳の 穴が ないのです 

綺麗に ふさがれていました 

村の 人たちは 赤ちゃんを 見て まずは 驚きました 

そして すぐに みんな 綺麗な衣装に着替えました 

村じゅうの 人が 綺麗な衣装を着ました 

そして 赤ちゃんを 白い綺麗な 布に 包み 少し 高い 赤い布を敷いた台に 静かに 寝かせました 

そばには お母さんが 横たわっていました… 

とても 綺麗な 顔をした お母さんでしたが 

もう 息をしてはいませんでした… 

村じゅうの人が 静かに 二人を 見守る中… 

村の 長老様が やってきました 

あごに 白くて 長いひげを 蓄えた 細い優しい目をした おじいさんです 

台の上の 赤ちゃんと 静かに眠る お母さんを 交互に 見て… 

長老様は まず お母さんに 静かに 手を合わせました 

胸の上に 重ねられた もう 冷たくなっている 手の上に ご自分の 手を乗せて 何かを 話しかけていました 

そして 手を離すと 今度は 赤ちゃんを 抱き上げました 

そして 静かに 白い布を はずして 裸の赤ちゃんの 全身を 柔らかく なでました 

そして また 白い布を 巻いて 一緒に連れてきた 若い女の 人に 赤ちゃんを託しました 

そして 長老様は 言葉を 使いました 


「 村の皆さん… 
集まってくださり ご苦労様です 

今日 ひとつの 命が わたしたちの もとに 遣わされました… 
皆さん おひとり おひとりと おなじように 尊い 命です 

そして 若い お母さんは ご自分の 命を かけて その 尊い 命を 守りました… 
今 私は その 勇気ある お母さんに 感謝の 祈りを 捧げさせていただきました 
そして お母さんが 命がけで 守った 尊い命を たしかに お預かりしましたとお知らせさせていただきました 

皆さん … 見てくださり わかったように 

この子は 神様からの 贈り人です 

耳を ふさぎ わたしたちの 言葉ではなく 魂の 音を 聞き取るように 産まれてきてくれました 

ありがたいことです (*u_u) 

不自由な 暮らしや 寂しい 思いを させないように 

わたしたち みんなで 見守り 慈しんでいきたいと 思います… 

私の 孫娘が この赤ちゃんの お世話を させていただきます 
どうか 皆さんの 優しい気持ちを いつも この 赤ちゃんに向けていてあげてください… 

産まれたときから 
お母さんと 違う 世界で 生きていく …小さな 命 なのですから… (*u_u) 」 


長老様は 静かに 頭を下げました 

村のみんなも 静かに頭をさげました 

みんなの目には キラキラした 涙が 流れました… 


*********************************************************** 


おやおや ベティの頭が ゆらゆらしはじめました… 

お父さんは そっと ベティを 抱っこして ベッドに 寝かせました 

お母さんは マリーを抱っこして ベティの 隣に 寝かせました 

二人は いつものように 

開いたベティの手のひらに 握ったマリーの 小さなお手手を のせて… 

夢の世界に はいっていきました… 




つづく… 



2
最終更新日 : 2012-02-12 16:23:31


目を覚ました とたん… 

二人は 顔を 見合わせて うなずきあいました… 

「 早く 行かなきゃねぇ ~ 
待ってるかもだねぇ~ 」
(//▽//)きゃはぁ~ 」

そして 弾みをつけて 
びょーんと 起き上がりました 

せっせかせっせかと お着替えをして~ 
朝の お手伝いを ちょびっとして~ 

お母さんの まわりを ウロウロと しながら 

バケツを 渡してもらえるのを 
いまかいまかと 待ちました♪ 

そんな 二人の 様子を 楽しみながら 
お母さんが 言いました 

「 さて 今日も 森で 何か 探してきてくれると お母さん 嬉しいなあ♪ 
お友達にも よろしく 伝えてね (b^-゜)」 

そう言うと お母さんは いつもの 小さなバケツと 
いつもより 少し 大きな サンドイッチの 袋を 渡してくれました 


「 これはね お友達の 分ですよ (*^-^)b 
わかっているよね 
優しい言葉を 選んで 使いながら そっと 渡してあげるんですよ 」 

「 わあ~い \(^_^)/ 」 
「 はあ~い (^O^)/ 渡すぅ~ ♪ 」 

そして 二人と ジョンは 風のカーテンを 通って… いつもの 森へ 入っていきました… 


昨日の 原っぱには… 

「 きゃあ~ やったあ~ (^O^) 
はなちゃあ~ん 」 

ベティが 見つけるなり ぴょんぴょん 跳ねながら 走っていきました 

そして 女の子の前で 立ち止まると 嬉しすぎて もじもじしました 

くすぐったいような感じがしてきました 

女の子は ニコニコ可愛く笑いながら 小さな お手手で おいでおいでを してくれました 

ベティは 「 きゃあ~ 」 と いいながら 女の子に そっと 抱きつきました… 


むぎゅ… 


むぎゅ… 


女の子と ベティは まあるくなりました … 

なんだか 海の中にいるみたいに ゆうらゆうらと 体が 揺れました… 

静かな音が 心に 溢れてきました 

「 はなちゃあん 
だあいすき (=^▽^=) 」 ベティは 言いました 

「 だいすき… 」 女の子も 小さな声で 言いました 

マリーと 目が合うと また 女の子は おいでおいでを してくれました 


マリーと 女の子も まあるくなりました 
お花畑にいるみたいな 甘い 香りがしてきました … 

「 はなちゃあん だあいすき…」 マリーは 言いました (*^_^*) 

「 だいすき… 」 女の子も 言いました 


三人は 一緒に まあるくなりました 

そして 仰向けに 寝ころびました 

緑の 天井を 見ながら その キラキラした 木漏れ日を 目を 細めたり しながら 楽しみました 

三人は 手を繋いだり 離したりして 遊びました 

そうしているうちに 気がつきました 


女の子の 右手の 指は 自分たちと すこし 違っていました 
三本だけ 小さな指が ついていて 
手のひらは 少し まあるい 形をしていました 

とても かわいい形でした 

「 かわいいねぇ~ ヾ( ´ー`) 」
 
二人は かわいさのあまり もじもじしながら その お手手を さわりました 

女の子は ニコニコしながら されるがままに していました 


「 あ あのね はなちゃん… 

あのね … えとね… 
一緒に これ 食べませんか? 
たくさんね 

お母さんが 作ったの 
だからね 

一緒に 食べたいね 
o(^▽^)o 」 

マリーは 女の子に 優しく言いました 

女の子は 開かれた 布の 上に あらわれた サンドイッチを じっと 見つめました 
不思議そうに じっと 見つめました 

そして ニコニコ笑いながら 

「 ありがとう (*^_^*) 」 と 小さな声で 言いました 

二人は 嬉しくて 
「 やったあ~ (ノ^^)八(^^ )ノ 」 
と 叫びました 

「 一緒に 一緒に たべましょねぇ~ ♪ 
おいしく おいしく たべましょねぇ~♪ 
ヾ(≧∇≦*)ゝ 」 と 歌いはじめました 

女の子は 小さな手を 顔の前で 合わせました 

小さく頭をちょこんと下げました 

「 頂きます… 」 

そういいました 

二人も いつもどおりの お祈りをして 
三人一緒に お母さんの こさえてくれた サンドイッチを モグモグ 食べました 

時々 二人は 女の子の 顔を 見ました 

嬉しそうに モグモグしている かわいい顔でした 

二人は やっぱり 嬉しくなりました 
o(^^o)(o^^)o 


お腹が いっぱいになりました 

そして また 原っぱの 上で ゴロゴロしました 

ドングリを 飛ばしたり 
葉っぱで いろんな形を 作ったりして 三人で 遊びました 

カサカサカサと 足音がしました 

また ニコニコ顔の お父さんみたいな 人が やってきました 

双子を 見つけると ますます ニコニコ顔になり 

また ポケットから 丸い お菓子を 出して 二人の 手のひらに のせてくれました 

女の子が その 男の人に 何か いっているみたいでした 

すると その 男の人は 二人に 手を合わせて 頭を 下げました 

そして 女の子を ひょいっと 肩に乗せて … ジョンの 頭を 撫でてから… 

森の 出口に 歩いていきました 

女の子は 振り向いて 手を ふりました 

「 またね~ (^O^)/ 」 ベティは 飛び跳ねながら いいました♪ 

そして 二人で いっぱい 手を振りました(ノ^^)八(^^ )ノ 


女の子が とても かわいい顔をして お母さんの サンドイッチを 食べたことを 二人は 顔真似をしながら 話しました 

その姿が 可笑しいので お父さんと お母さんは ケラケラ笑いました 

そして 四人で ケラケラ笑いました 


「 さて… お友達が できた お姫様たち? 
お話しの 続きが 聞きたいかな? 」 

と お父さんは 言いました 

「ききたあ~い (^O^)/ 
ききたあ~い (^O^)/ 」 

「 よしよし… (*^-^)b では 話そうね… 」 


***************************************** 


小さな村は 深い 森の 中に ありました 

畑には 色とりどりの 季節の野菜が 実り… 

近くには 小さな 滝と 綺麗な川がありました… 


その 川は 神様の山から 流れてくる とても 神聖な 川でした 

村のみんなの命の水として 大切に 扱われてきました 

毎年 … 一度だけ 

その神聖な川は 何日も続く 大雨と落雷で 姿を 変えます 
荒れ狂う 海のようになります 

畑は 全部 もとの大地にもどります 

家は 高い足をつくっていますが 

流される家も ありました 

(*u_u) 


神様からの 贈り人 が 遣わされた年 

大雨は 降りませんでした … 

その次の年も 
また 次の年も… 

畑も 家も そのまんまに みんなは 安心して暮らしました 

長老様の 孫娘が お世話して 大切に育てた 神様からの 贈り人は 
六歳になりました 

白い透き通る肌に 真っ黒な キラキラと光る 瞳を持ち 
いつも 真っ直ぐに 長い時間 ひとつの物を じっと眺めていました 

耳が 聞こえず 
言葉も 話しません 
みんなは いつも 声をかけ 話しをしてきます 

そんな みんなの 顔や 姿を じっと 見ながら 


こくん … こくん …と うなずき 
ニッコリと 笑い 最後に 必ず 両手で 手を 柔らかく握るのです 

そうされると 誰もが 暖かい 気持ちになれました 
(*^_^*) 

みんなは 神様からの 贈り人を 
「 お花様 」と 呼びました 

花のように 可愛らしいからです 




つづく… 




3
最終更新日 : 2012-02-12 16:29:27

お花様は 村中 いろんな 場所に 連れられて いきました 
まだ よちよちあるきの時には 抱っこされながら… 

村には いろんな場所に 
神様が 宿ると されている 大きな木や 大きな石などが ありました 

その 近くまで くると お花様は 両手を 伸ばして さわりたがります 

ひとしきり 触ると なつかしそうに 穴のあいていない その ふさがれた耳を 木や 石に あてます 
そうして しばらく そのまんま 時を過ごします 

みんなは そんな お花様と 懐かしい 何かとの 時間を 「 大切な時間 」だと 知っているように… 
愛おしそうな 瞳で 眺めながら一緒に 時間を すごしました (*^_^*) 

お花様は 小鳥たちや 動物たちとも 同じように 過ごします 

また お花や 野菜などとも 同じように します 

村の人たちとも 同じようにします 

お花様にとっては 人も 人以外も みんな 同じなのです 

みんな…大切な 家族… なんです 


お花様は 満月の夜 
お月様をみながら 
ポロポロと 涙をながします 

涙を 流しながら 
微笑んでいるのです 
長老様の孫娘は そんな お花様を 膝に 抱きながら 聴こえない耳に 優しく 子守歌を歌うのです… 

「 アウアイア~~ 

アウアイア~~ 

大きな 川の その奥の 静かな お部屋で 眠りなさい~ 

あなたの 心に 届けましょう~ 

わたしの 心を 届けましょう~ 


緑の森の その奥の 静かな お部屋で 遊びなさい~ 

あなたの 祈りを ききましょう 

私の 祈りを 届けましょう~ 


真っ暗闇の 空の奥~ 

みえない お部屋を 見つめましょう~ 

あなたの 生まれた 音 でしょう 

わたしと おんなじ 音 でしょう~ 」 


孫娘の 声は 弓のように 細く しなやかで 美しいので 空気を ゆるやかに 揺らしました… 

お花様は いつのまにか 腕の中で 静かに すやすやと 眠りの 世界に はいりました 



その 森の ずっと先には たくさんの 村が ありました 

また その ずっと先には 大きな 町も ありました 

そこでは たくさんの 人や 物が あふれていました 

人たちは 少し くすんだ 衣装をきて 火花を ちらしたような 揺らぎを まきちらしていました 

人と人は 選ばない言葉を 平気で 使いながら かかわり合っていました 

時間が 慌ただしく 動いていました 

誰もが 自分の中を ゆっくりと 抱きしめることを 知りませんでした 

そして 誰もが 何か ザワザワとした 足りない ものを 探したいような 気持ちを もっていました 

そして 足りないものが どこにあるかを さがすうちに 

それは 誰かが 余分にもっているんだと思うようになりました 

そして その 余分を欲しいと思うようになりました 

そして 「 ください」ということを飛び越して 何も言わずに 奪うようになりました 

奪う為の さまざまな 方法を 見つけていきました 

そうやって いろんな場所で 火花は 広がっていきました 

みんな 「 足りないもの 」が 欲しいだけなのでした 

言葉を使うことを いといました… 

手を握ることを 
いといました… 

微笑むことを 
いといました… 


小さな村は 深い森に 守られていました 

そこは その 世界の 真ん中にありました 

おへそのような 場所でした … 

リンゴの 芯のような 場所でした… 


いつか 人々が 「 足りないもの 」の 秘密を知りたいと思うようになる その時まで その村は 大切に 守られていくのです 


おわり 


***********************************************: 



「 お父さん… 

お花様 は どうして お月様をみると 涙が でるの? 
どこか 痛いの? 」マリーが 言いました 

「 そうだね… 
マリーは どこか 痛いと 涙が でるんだね (*^-^) 」 

「 うん そうなの… 
そしてね 

えとね… リスさんがね ケガをして たくさん 赤い血がでたときもね ドキドキってしてね 
涙が出たよ… 」 

「 他には どんなときに 涙が でたかなあ (*^-^) 」 

「 う…んとね … 
あ 迷子に なってた ベティが 大きな木さんの そばで 眠っているの 見つけたときね 

嬉しくて~ 嬉しくて~ 
そんときも 涙でたよ o(^▽^)o 」 

「 そっかあ~ そうだね~ 
あの時は お父さんも 涙でたよ (*^-^)」 

そういって お父さんは 二人の ほっぺたを なでました 

「 お花様の 涙は どの涙 だったのかなあ… 
二人とも お花様の気持ちに なってみたら わかるかもしれないねぇ… 
(*^-^)b」 

お父さんと お母さんは 顔を見合わせて 優しく 微笑みました 




次の日の朝が やってきました 

双子は もう お友達に 早く 会いたくて、 会いたくて、 体より 心が 先に 走り出していました(*^-^)b 

風の カーテンを 通り、 森に 足を踏み入れたとたん 
マリーは 心臓が キュンと 痛くなりました … 

「 いたぁ~い (ノ_・。) ~ 」 

「 マリー … どしたの? 痛くなったの? 
はなちゃんなの? 」 

ベティが ききました… 

二人は ドキドキしてきました… 

マリーは 胸を おさえながら 一生懸命走りました… 

いつもの 原っぱには 横になっている小さな女の子が 見えました… 

「 はなちゃあ…ん Y(>_<、)Y 」 二人は しゃがみ込んで 女の子の 顔を 覗き込みました 
どこからも 血はでていません 

いつもより 青っぽい顔で 唇も しろっぽくて… 

触るのが怖いくらいです 

マリーは 勇気をだして 女の子の 鼻のところに 耳を 近づけました 

「 スースー してるぅ… (;_;) 」 

「 ほんとぉ? 
あ… スースーしてるぅ (ρ_-)o 」 

二人は 少し ドキドキが やみました 

そして しばらく 女の子を じっと眺めていました … 


「 あのね… お母さん 呼んでこれる? 」 マリーは 言いました 

「 呼んでこれるよ (^O^)/ ジョンも いく? 」 ベティは 元気にいい すぐに 走り出しました 

ジョンは 女の子の 髪を 少しクンクン嗅いで すぐに ベティを 追いかけました 

「 ジョン~ ベティと がんばれぇ~ 」 

マリーは 女の子の 髪を 撫でたくなりました 

黒いツヤツヤ光る綺麗な髪でした 

「 綺麗~ 

あ… あれ? 」 

女の子の耳は 少しばかり 変わった形をしていました 

まるで 蓋をしているみたいに 耳の穴が ないのです 

「 わあ… お花様と おんなじみたい~ 」 
(*^_^*) 

「 でも はなちゃんは お話しできるも~~~ん 」 

(*^ー^)ノなでなで~ 


「 かわいい~ お手手と かわいい~お耳 ~ o(^▽^)o ♪」 マリーは 歌いはじめました♪ 



つづく 



4
最終更新日 : 2012-02-12 16:34:35


思いつくままに 歌っていたら… 
ベティと ジョンと お母さんの姿が 見えてきました (=^▽^=) 

「 マリー… ありがとうね (*^_^*) 
この子が お友達の はなちゃんなんだねぇ… 
かわいいね… 」 

お母さんは まず 女の子の おでこと 首を そっと 触りました 

両手で そっと ほっぺたを 挟み込み しばらく 顔を ながめてから 近くに 落ちている 枝と 石を 拾い上げて 何かを 作り始めました 

そして そっと 女の子を 抱き上げました… 

「 さて はなちゃんを お家の ベッドで 休ませてあげても いいかなあ? (*^-^)b 」 

「 わあ~い 
休ませてあげたぁいヾ(≧∇≦*)ゝ 」 
「 あげたぁい~ (≧▽≦)ゞ 」 

二人は 嬉しくなりました ♪ 

ぴょんぴょん跳ねながら みんなで お家に 帰りました。 

帰り道で いくつかの 葉っぱを お母さんは マリーに 頼んで 摘んでもらいました 
マリーは お薬になる いくつかの葉っぱと そのつみかたを お母さんから 教えてもらっていました。 

丁寧に 感謝して 摘むと 葉っぱは いいお薬になると 教えてもらっていました 
o(^▽^)o 

だから マリーは いつも 「 ありがとう (^人^) 」 を 笑顔で 言ってから 葉っぱを 丁寧に 摘みました 


女の子は ベッドの端っこで スースー小さな 寝息を たてて 眠っています… 
手を そっと さわると とても 冷たいので マリーは 少し ドキドキしました 

なぜなら いつも パーに ひらいた ベティーの 手のひらの 中に 自分の グーの手を 入れて 眠るとき… 
ベティーの 手は あったかいからです 

お母さんは 納屋から いくつかの 道具を 持ってきました 
それは とても いい香りがしました 

お母さんは マリーに 「 お手伝いできるかな? 」と ききました 

「 お手伝いしまあす(^O^)/ 」 
と すぐに こたえました 

ベティは ジョンに もたれて 眠ってしまいました… 


ベティは あっという間に 夢の世界に 入りました… 
そこは なんだか 懐かしいような 感じがしました… 

薄い紫色の お花が たくさん咲いていました 

ベティは 体が ふんわり 地面から 浮いていました… 

「 わあぁ… いい気持ちぃ o(^▽^)o 」 
「 あはあはあはあは (=^▽^=) 」 

となりで 誰かが 笑っていました 

はなちゃんでした 


はなちゃんも ふんわり浮いていました 
いつもの 青い衣装ではなくて 黄色い ワンピースを着ていました 

「 はなちゃん~ \(^_^)/ 」 嬉しくて 声をかけました 

はなちゃんも 笑顔で 「 ベティちゃん~♪ \(^_^)/ 」と こたえてくれました 

二人は ふわふわ遊びを しながら まわりの 景色を ながめました 

お花畑 の 向こうに 黄色く光る きれいな 場所がありました 

二人は そこまで ふわふわ遊びをしながら 飛んでいきました 

黄色い ひかる場所までくると 
まあるい お皿が 綺麗な 台の 上に おいてありました 

お皿の 中には 水色の お水が 入っていました 

キラキラしていて とても綺麗です 

二人は そばまで いきました 

そして お水を 覗き込みました 


そこには 深い青いいろに 白い ふわふわした 綿菓子みたいな 雲が 巻き付いている まあるい 玉が 見えました 

「 わあ~ 綺麗な 玉だあ~ (≧▽≦) 」 

「 綺麗いぃ~o(^▽^)o」 

二人は その 玉が 大好きに なりました 

お水に そっと 手を つんつんしてみました… 

すると 何か 鈴のような 音 が聞こえました… 

そして 川に 入って 水遊びするときに 顔ごと お水に 深く潜ったときみたいな 不思議な 音が 聞こえました~ ♪ 

二人は その 綺麗な玉が どこか 遠い場所で 生まれて 大切に 大切に 育てられている 命 なんだとなぜだか わかりました… 

そこには いろんな種類の 命が 産まれて 育っていて いろんな 遊びを しているんだと わかりました 

二人は かなり ワクワクしてきました 

そうして その 青い玉に いってみたくて たまらなくなりました… 

たくさんの 命の中に 混じって 一緒に 遊びたくて たまらなくなりました 

一緒に 歌ったり♪ 笑ったり ♪ 泣いたり♪ 踊ったりしたくて たまらなくなりました 

二人は 互いに 同じ思いをしていると なぜだか 知っていました 

そして 目をあわせて それを 確認しました 

二人は 飽きることなく その 青い玉を じっと 見つめました 


そして いつか その場所に 共に 立ち 
一緒に 遊ぶことを 約束しました 

(*^o^)乂(^-^*) 
お・や・く・そ・く… 

しゃらりらり~ん♪ 

鈴の音が 響きました… 

ベティは 目を覚ましました… 


いつの間にか 
いつもの ベッドには マリーと はなちゃんと ベティが 三人 並んでいました… 

ひゃあぁ~ ヾ(≧∇≦*)ゝ ちあわせー♪ 

ベティは ベッドの中で 小さく 足をパタパタしてしまいました ♪ 

ヒソヒソヒソヒソと 話し声が 聞こえましたが… 

ベティは また ウトウトと 夢の世界に 引き込まれていきました… 

「 みんなで 一緒に 夢の 世界で 遊ぶもんねぇ♪ 」 ブツブツ 思いながら… 静かに 瞼が しまっていきました… 



ヒソヒソ声は 
テーブルに 座って お話ししている 

三人の大人達でした 




つづく… 



5
最終更新日 : 2012-02-12 16:38:25


三人は 不思議な 様子なのですが … とても 懐かしそうな 穏やかな 微笑みを 交わしながら 暖かい カップで ハーブの お茶を のみながら お母さんの こさえた お料理を 食べていました 

どんなふうに 不思議な 様子なのかと いうと 
話しをしているのは お父さんと お母さんだけなのです 

お父さんと お母さんは 手のひらを いろんな 形に 綺麗に 動かしながら 言葉を はなしています 

そして はなちゃんを 森に 迎えにきていた あの 優しい人は… 言葉は はなさずに とても 早く 美しく 手のひらや 指の 形を 変えていくのです 

三人は 時々 笑ったり… 少し 泣いたりしながら いつまでも … いつまでも… 懐かしそうに そうやって 不思議な お話し会を していました… 

ときおり 

ベッドで スヤスヤ眠る 三人の 娘たちを 優しく見つめながら… 




朝が 来ました… 

たっぷりと 眠り 
夢から 同時に さめた 二人は ガバッと 起き上がりました 

二人同時に キョロキョロと しました 
そうして 見つけました 


はなちゃんです 
\(^_^)/♪ 


ジョンの ふわふわの影に はなちゃんの 黒い髪の 頭が ちょこんと 見えていました 

「 はなちゃあん~ ♪♪♪ 」 
ヾ(≧∇≦*)ゝ 

二人は 同時に 叫びました 

ジョンが 二人の方に 向き直り 
はなちゃんも 向き直り みんなは 顔を 見つめ合いました o(^▽^)o 

はなちゃんは ニコニコして かわいいお手手で やはり おいでおいでを してくれました 

二人は お布団を ガバッと はねのけて~ 
びゅーんと 飛んで ~ ジョンの 上から はなちゃんの そばにいきました 

そして 三人一緒に ジョンの フワフワにもたれて 手を繋ぎました (ノ^^)八(^^ )ノ(ノ^^) 


お母さんが 卵と 蜂蜜をつけた パンを ふんわりと 焼いてくれました 
はなちゃんは そのパンを じ~と 見つめました 

そして お母さんの 顔を また じ~と見つめました 

そして にっこりしました 
(=^▽^=) 

手を前にあわせて 
「 頂きます 」といったような 感じがしました 

「 あれぇ ? 」と 双子は 気づきました 

森では はなちゃんは 「 頂きます 」て いったのに 
今は 言ったような 気がしただけ… 

なんだろうなあ 
(?_?)(?_?) 

まっいっかぁ 
(^O^)/(^O^)/ 

きゃはきゃは(^O^)(^O^)♪♪♪ 

朝ご飯を 食べたり お着替えをしたり 
していたら 
お母さんが 言いました 

「 さて 皆さん (*^-^)b 今日の ご予定は ? 」 

「 はなちゃんと 遊ぶも~ん (^O^)/ 」と ベティは 言いました 

「 はなちゃん 遊べるのかなあ ? 
だいじょうぶぅ? 」と マリーは言いました 

お母さんが 言いました 

「 そうねぇ~ 
あのね~ はなちゃんは 病気とかじゃないから 元気ですよ (*^-^) 

ただねぇ 二人とおんなじようには 遊べないかもしれませんねぇ… 
もしも お前たちさえ よかったら 野イチゴ摘みに 一緒に いってくれるかしらぁ??? 

「 わあ~い(≧▽≦)いくぅ~ 」 
「 いきまあす~ ヾ(≧∇≦*)ゝ 」 

二人は 大はしゃぎです 

はなちゃんの 手を 取って 一緒に ランランラン♪を しました~ 
o(^^o)(o^^)oo(^^o)♪ 

森とは 違う場所に 野イチゴ畑が ありました 
お母さんが 見つけた 素敵な秘密の場所です 

お母さんは ランチを バスケットに詰めて 大きめの 毛布を クルクル丸めて 持ちました 

双子には いつもの バケツを 渡しました 

ジョンの 頭をなでながら 「 ジョン… お願いしますね 」 そう言って お母さんは はなちゃんを ジョンの 背中に 座らせました 

はなちゃんは 上手に ジョンの 背中にちょこんと 座りました 

ジョンは とても 静かに しっかりと 歩きました 
前を向いて 堂々と歩きました 

双子は なんだか とても 幸せな 気分になりました 

ジョンの 周りを 飛び跳ねながら ぐるぐる まわりました 

「 おやくそくぅ~♪ 
おやくそくぅ~♪ 
みんなと 一緒に 出かけますぅ~♪ 
野イチゴ畑に 出かけますぅ~♪ 
ランランランラン♪ランランラン~♪ 」 

ベティが 歌い出しましたo(^▽^)o 

マリーも 続いて歌い出しました 

「 思い出すぅ~♪ 
思い出すぅ~♪ 
みんなと 一緒に 思い出すぅ~♪ 
とお~い お宇宙(そら)の おやくそくぅ~♪ 
ランランランランランランラン♪~ 」 
o(^▽^)o 


お母さんは微笑みながらも 目に うっすらと 涙を浮かべ そんな 三人を ながめていました 

野イチゴ畑では 可愛い小さな 野イチゴたちが いっぱい いっぱい みんなを むかえてくれました 

「 いらっしゃーいませ~ \(^_^)/ 摘んで~ 摘んで~ たべてみてみて~ 」 
いっせいに 言っていました~♪ 

マリーは 「 ありがとうね ありがとうねo(^▽^)o 」 といいながら たくさん摘みました 

ベティは 「 もぐもぐ ありがとうね もぐもぐ」(^ε^)と たべたべしながら 言いました 

はなちゃんは じっと 野イチゴたちを 見ていました 

そして 頭を ユラユラし始めました 
可愛いお手手を パタパタしながら 野イチゴたちと お話ししているみたいに 笑っています 

黄色い蝶々が ヒラヒラと 飛んできました 

花びらが 舞ってきました 

小鳥たちが 飛んできて 歌い始めました 

高い 空で 大きな鳥が クルクルと 輪を描いて 綺麗に 飛んでいました 

いっぱい イチゴを 摘んで 
たくさん お歌を 歌いました 

お母さんが こさえてくれた サンドイッチを たべました 
いつもより ハーブがたくさん入ってました 

はなちゃんが 美味しそうに もぐもぐしてくれたので 双子も お母さんも とても 嬉しくなりました 


大きく 広げた 毛布の 上で ゴロゴロ 遊びました 

ゴロゴロしていると眠たくなりました 


いつの間にか 双子は お花畑に 埋もれていました 

二人で キョロキョロしました 


見たことのない 景色でしたが なんだか 懐かしい 森の中の お花畑でした 

二人は 歩き始めました 

どんどんいくと すこし 開けた 場所にでました 

初めてみる お家がありました 

高い足場の 上に 木で丁寧に作った 綺麗な 小さな お家です 

いくつか 同じように 家が ありました 
二人は そのうちの 一つの 家に 入ってみたくなりました 

家の 正面には 階段が ありました 

こっそり のぼってみました 

扉は あいていて 柔らかい 布が 風にヒラヒラゆれていて なんだか いい香りが していました 

中に はいってみました 

不思議な 様子でした 

真ん中に フワフワした いい香りの 床が しつらえてありました 

壁には 綺麗な模様が 織り込んだ 布が 掛けてありました 
丁寧に 彫り込みを施した 台がいくつか おいてありました 

いい香りは そこから 香っていました 
うっすらと 煙が 揺らいでいました 

真ん中に 誰かが 座っていました 

長い綺麗な黒髪が ツヤツヤ輝いていました 

手を 胸の前であわして 目を 閉じて じっとしていました 
双子は そっと 前に まわりました 

しばらく 顔をながめていました 

どこかで 見たことがある 

胸が キュンとしてきました 


「 はなちゃん… ?」 二人は ほぼ同時に つぶやきました 




つづく… 



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最終更新日 : 2012-02-12 16:43:41


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