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「想い出のセレナーデ」


自らの愛を捧げ尽くした人へ、心のなかで語りかけるような歌。

 

内に秘めた想いは、やがて切実な叫びを帯びていきますが、
透明感のある柔らかいファルセットは
主人公の哀しみや無­念の感情を過度に強調せず、
全体を通し清らかで上品な仕上がりに。
 
繊細な静けさに満ちた涙、抑えられない哀しみ、
そして 絞り出すような決意が
秋から冬にかけて吹く、冷たい風を連想させる
儚げなメロディーの中に、こんこんと伝わってくる印象です。

忘れないわ・・
きらめくような ひとときを。
 

私が雪だった日

 

 

私が雪だった日」

 

ラストシングル「私が雪だった日」では、

万象に変化する 白い雪の意識になって、過去を回想する表現に。

 

雪は 「儚さ」の象徴。 儚く消えた運命の果てに・・ ラララ ・・

旅路にひるむ人々に、微かに聴こえる子守唄 。

雲の隙間から水色の空・・ 

雪解けの日の再会を予感させて、真理さんは一つのサイクルを終えています

 

 

 

                      南阿蘇 久木野


水色は無条件の抱擁  無限大の絆

   

時を越え今、自然界への憧れは、動揺と畏れに変わりましたが、

同時に 純粋無垢なエネルギーに

社会や人がこれほど素直に感応する時代はないといえます。

 

長く封印された真理さんの歌が、

時のサインに応えるように堅い殻をやぶって世界へ・・

それは 手紙。  愛のしずくが  乾き切った心に

生まれた我が子を抱くような優しさを 想いださせてくれます。

 

歌に 清純な息吹を吹き込む、天地真理さん。 

新しい命へ贈る「子守唄」を書いていらっしゃると聞き、

この方はどこまでも「おかあさん」、

「母」という天職を授かった方なのだなあ・・て。

 

深い安らぎと一体感に包まれる「水色の恋」は、

変わりゆくものすべてを慈しむ 愛の歌。 

混沌の世界へ踏み出した人々の影を抱き、水色の次元への回帰をねがう

母のくちづけ・・・                ちょっとオーバー? (笑)

 


空いっぱいの幸せ!

                        やまなみハイウェイ

 


「空いっぱいの幸せ」  天地真理さん

 

清く澄んだ空、光り輝く海 ー

こんなにも 大きな愛に抱かれた、あなたと私
二人の未来の夢は 今、

目の前に広がるこの道を、幸せのサインで照らしてくれる

青い空と 海の息吹きに 溶けこんでいくの・・  

 

瞬間の煌めきを描く 天性の表現力を観じながら
あらためて、この時代に光を放つ歌だなあ、と実感。

  

" あなたと私のために
世界は 愛と夢とに いつもあふれてる"

 

歌声における純度の高さが、人々の心に

無条件の幸せや、

みずから祝福の中に存在する、という感覚を呼び覚ますこと。

天地真理さんの作品の多くは、

自然に人を包む 優しさと親近感、そして

どこか次元の異なる、凛とした透明感が共にある世界です。

 

あらゆるもののなかに

最上の歓びと、信頼を表現する 虹色のファルセット。

どの時代にあっても、人々の憧れであった

海のような深さ、空のような広がりを

繊細に、あたたかく響かせる音色・・

 

"あなたと私の道は つづくの
今日も明日も いつもどこまでも"
 

この愛らしいナンバーに耳を澄ませると、

真理さんの歌を織りなすものの豊かさが

滔々と胸にしみわたっていく感じです  *:・゚  

 

 

 



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