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注記) 記号をつけた節は試し読み可です        【2012.12.08版】

1章 「一円の公案」
     公案とは何か                      1,335文字 
     「一円の公案」の提示                    46文字 
     ヒントは無し                         409文字 
     公案通過の認定                    1,177文字 
 
2章 取り組みに向けて
     公案に取り組む心構え                  494文字 
     「一円の公案」に役立つ知識            1,723文字 
     さまざまな情報の断片                  719文字 
     正当性の根拠                       588文字
     一瞬に解ける                       748文字
     解決の機縁                       1,309文字

付録
     公案を容易には通過できない人に向けて        600文字 
     公案を援用する際の注意点                930文字 
     〈特殊な感動〉                        595文字 
     「その表象」                         666文字 
     心解脱                            911文字 
     実例) kassii長老の場合(初期の心解脱)     1,866文字 
     認定書の例(ぼかしあり)    
     通過できない解答の事例(7例)             803文字 

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『覚りの境地』 』 『 『感興句』 』 『 『観』 』 『 『功徳』 』 『 『信仰』 』 『 『解脱(げだつ)』 』 『 『仏道の真実』 』 を購入した方は 200円(税込)
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[更新履歴]

 2012年02月06日  第1版完成。

 2012年02月06日  全体的に拡充した。
 2012年02月06日  2章に二節を加えた。 「正当性の根拠」「一瞬に解ける」
 2012年02月07日  付録に一項目追加した。 「心解脱」
 2012年02月11日  付録「実例) kassii長老の場合(初期の心解脱)」を拡充した。
 2012年02月12日  2章に一節を加えた。 「解決の機縁」
 2012年02月13日  試し読み可の節を増やした。 付録の「その表象」を拡充した。
 2012年02月18日  付録に一項目追加した。 「誤った解答の事例」
 2012年02月18日  名称変更: 「誤った解答の事例」→「通過できない解答の事例」
 2012年04月04日  2章-「さまざまな情報の断片」に言葉を追加した。

 2012年12月08日  2章-「一円の公案」に役立つ知識の内容を追加した。

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はじめに

 もちろん、人によるだろうが、他のものはさておきこれだけは決着したい──と言う感覚を持つ人があるだろう。具体的には、それが幾種類かの知恵の輪の中の一つであったり、数学の問題集の中の一問題であったり、楽器演奏の特定の課題曲であったりする。

 そのようなものとして、ある公案を是が非でも解いておきたいと言う人があるかも知れない。さらにその公案が「一円の公案」であるという人、そのような人に向けて本書を書いた。したがって、本書は、かなりローカルでマニアックな本であるのは間違いない。

 それでも、安らぎを目指して修行する修行者、とくにSRKWブッダに仏縁ある修行者にはそのような人が少なくないだろうと思える。すでに弟子と認められている人、また縁があるに違いないと自ら認めている人、そして私が著した本を読んでこの一なる道に興味を持った人の中には、公案に縁がある人があるだろうからである。

 ところで、最後の一関として位置づけられる(久松真一氏の)基本的公案は、通常の修行者にとっては取り付く島がないくらい高度な公案であろう。かと言って、他の世に知られた公案は、そのほとんどが公案としてのレベルに達していない。それらは、(準)公案とでも言うべきものにしかあたらず、比較的容易に解けるし、解けたところで心解脱を生じることがない。それらは、覚りにまったく役立たないとまでは言わないが、論理的思考によってさえ答えに辿り着くことができる、頭の体操のようなものに過ぎない。

 その点、「一円の公案」は、(久松真一氏の)基本的公案に取り組む前にクリアすべき公案として最適のものである。かの公案に比べれば、まだ取っ掛かりが見える公案であろうし、解ければ初期の心解脱を生じるという一定の功徳を得ることもできる。

 ここで、取っ掛かりがあると言うのは、一円というお金を題材にしているため、想起すべきシチュエーションが限定されてくることが挙げられよう。そして、この公案を解いた人は、少なくとも経済的なことについて、また人間関係の面において、この世の根底の束縛を脱れることができるだろう。

 本書は、私(=SRKWブッダ)が作り、世に提示した「一円の公案」について、取り組むための心構えを書き記したものである。もし、この公案が解けたならば、私はその人が初期の心解脱を果たしていることを認定する。その人は、すでに聖者の一人として数えられる。

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