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観の注意点

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観の一般的な注意

 観は、真実の真相を知るための方法である。そこで真実の真相を知りたい修行者は観を実行するであろう。しかしながら、その実行したものが正しく観になるとは限らない。と言うのは、修行者にとって自分が実行しているものが正しい観であるのか、あるいはそうではないのかを確認する術がないからである。

 このため、ともすると観ではないものを観であると見なし考え、本来辿り着く筈の真実の真相に到達せず、他の誤った結論に行き着いてしまうことがあり得る。その最たるものが道の袋小路たる不毛の境涯であり、また魔境である。

 道の袋小路には二つある。一つは無所有処であり、もう一つは非想非非想処である。これらは言ってみれば覚りに似て非なるものであり、人がこれらの境涯に陥るとその住み心地の良さゆえにそれを覚りだと誤って見なしてしまう怖れがある。もしそのようになってしまうと、真の覚りをさらに求める気持ちを起こすことは難しいであろう。それでこれらを道の袋小路と言うのである。

 さて、もう一つの誤った結論が魔境である。魔境とは麻薬を打ったようなものである。魔境に陥ると感覚的な心地よさを感受すると言う。それで瞑想(メディテーション)の深みに入ってしまい、無駄に時間を過ごすだけでなく解脱そのものから遠のいて行くこととなる。あるいはまた、魔境に陥ると神通力に似たものが出現したりする。遠くのことが分かったり、微細なものを察知したり、未来が見えたりする。しかしながら、それらは幻覚であり悪魔のしわざに過ぎず、ニルヴァーナに役立たない。

 どうすればこれらの誤った結論に行き着かずに済むのだろう。それは修行者の心構えの正しさに尽きると言えよう。心構えの正しさとは聖求のことである。聖求ある人は、ニルヴァーナの真実をこころに察知して、ニルヴァーナならざる境涯を誤ってニルヴァーナであると見なすことはないからである。聖求ある人は、ニルヴァーナに到達するまで道の歩みを決して止めない。それで仮に誤った境涯に陥ることがあっても抜け出すことができるのである。

道の袋小路

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魔境

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チャクラおよびナーダ音

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