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観の実践

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観の対象

 観は、真実の真相を知るための方法である。また、観は思索を超えた思索である。──と言うが、具体的には何を対象として、どのように行えばよいのであろうか? それについて述べたい。

 そもそも、修行者が知るべき真実とは何であるかが対象として明らかでないと観を行ないようがないであろう。まず、これについて説明したい。

 修行者が知るべき真実とは、ずばり「苦」である。苦の本質を識ることによって苦を滅することができる。これが仏道の本道であり、メカニズムとしての法(ダルマ)そのものである。

 『苦の本質など分かり切っている。』 人々はそう言うであろう。しかしながら、実際には人々は苦の本質を知らずにいる。それどころか苦に安住しているのである。つまり、人々は苦を離れることがなく、苦から脱れようともしない。それどころか、まるで好むように苦を甘受している。そして苦を甘受するだけでなく、それによって自身を次の苦の輪廻へと結んで果てしがない。本人は知らずにいるが、これが人々(衆生)の現実のすがたである。

 もちろん、人々は苦が何かということを体験としては知っている。苦を味わえば苦しいからである。しかしながら、それは苦であって本当の苦ではない。本当の苦は安楽のすがたをもって人々を粉砕してしまうものだからである。

 苦は意外なところにある。驚くべきことに、苦は楽しいことの中にあり、それどころか楽しいことそのものが実は苦の本体である。たとえば、おそろしい毒が無味無臭どころか美味で香りよいようなものである。賢者でなければこの毒を脱れることは難しい。

 さて、観の対象が苦であることまでは了知したこととしよう。それでもまだ観を実行するには足りないであろう。苦がどこにあり、どのような特性を持っているかを知らなければ、見つけようがないからである。それについて述べよう。

 結論を言えば、苦は衆生の中にあり、その特性は歓喜である。歓喜があるゆえに衆生は苦をつくり出し、苦を感受しているのである。

 そこで、「衆生とは何か?」について思索することが観の具体的な実践方法と言うことになる。そうして、真の衆生を観た人は仏を観る。そのとき、解脱は起こるのである。

観の作法

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観の完成の確認

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観を完成した後に行なうべきこと

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