閉じる


<<最初から読む

32 / 166ページ

試し読みできます

マルバアオダモ【丸葉青梻】 (ふれあい広場付近・4月)

マルバとは近縁種の小葉が鋸歯ありであるのに対して、本種はほとんど鋸歯なしであることを言っています。アオダモの由来は、枝を切って水につけると水が青くなることによります。ちなみに青い色は蛍光によるもので、背景に白い紙をおいて見ると茶色にしか見えません。背景に黒い紙を置くと良いそうです。紫外線を当てるとさらによく見えます。  {モクセイ科トネリコ属/落葉高木}

マルバアオダモの花

花びらもおしべも長細い(線形)のでごちゃごちゃして見えます。

マルバアオダモの葉

3~7枚の小葉からなる羽状複葉です。わずかな鋸歯があります。


試し読みできます

トキワイカリソウ【常盤碇草】 (野草コース・4月)

名前の由来は、常緑(常盤:いつまでもかわらないこと)で、花の形が船の碇に似ているから。よく似た植物で常緑でない、イカリソウがあります。4方向に長く伸びている所は「距」です。距とは花びら、あるいはガクが長く伸び、蜜を分泌する場所です。  {メギ科イカリソウ属/多年草}

トキワイカリソウ【常盤碇草】 (野草コース・4月)


試し読みできます

シュンラン【春蘭】 (野草コース・4月)

花が緑色なのであまり目立ちませんが、野草コースの入り口付近に咲いています。外側に大きく開いている部分3枚はガク(外花被片)です。花びら(内花被片)は上にあり小さな緑色の部分2枚と下にある白色の部分1枚です。 {ラン科シュンラン属/多年草}

オランダミミナグサ
【和蘭耳菜草】
(日本庭園・4月)

名前の由来は、葉がネズミの耳に似ているから。 全体に毛が多く、花は黄緑色、茎はわずかに紫色を帯びる傾向があります。よく似た植物にミミナグサ(在来種)があります。 こちらは全体に毛が短く、花、茎、共に紫色を帯びる傾向があります。  ヨーロッパ原産の帰化植物 {ナデシコ科ミミナグサ属/越年草}


試し読みできます

ニリンソウ【二輪草】 (野草コース・4月)

2つの花をつけることが多いので「ニリンソウ」です。とはいえ3つ花をつける個体もあります。 2つの花が同時に咲いている写真を撮りたかったのですが、どうやら花は時間差で1つずつ咲く傾向にあるようです。この写真の時点では1つは咲いていて、もう1つはつぼみの状態が多かったです。   {キンポウゲ科イチリンソウ属/多年草}

ニリンソウの花

ニリンソウの葉

食べることができますが、有毒のトリカブトと似ているので専門知識のない方は手を出さない方が良いと思います。 葉には白い斑点があります。


試し読みできます

ヒトリシズカ【一人静】
(野草コース・4月)

花序を、能楽「二人静」の静御前、その舞姿にたとえた「フタリシズカ」という植物があります。 この植物と同じ属で、花穂が1つなので「ヒトリシズカ」という名前になりました。  {センリョウ科チャラン属(センリョウ属)/多年草}

ヤブレガサ【破れ傘】 (野草コース・4月)

この写真の通り、破れた傘に似ているので「ヤブレガサ」です。  {キク科ヤブレガサ属/多年草}


試し読みできます

クマガイソウ【熊谷草】 (野草コース・4月)

小さい花、1つですが咲いているのを見つけました。クマガイソウの繁殖はなかなか難しいそうです。 {ラン科アツモリソウ属/多年草}

クマガイソウ【熊谷草】
(野草コース・2012/04/20)

{ラン科アツモリソウ属/多年草}


試し読みできます

ムラサキケマン【紫華鬘】
(野草コース・4月)

春植物のうちの1つ。名前の由来は、仏教寺院の装飾品である「華鬘」(けまん)に見立てました。 エンゴサクの仲間の見分けは、葉の形、苞の形がポイントです。 苞(ほう)とは、花あるいは花序の付け根に付属し、芽やつぼみを保護する葉っぱみたいな部分です。 葉は、細かく切れ込み、さわるとジューシー(柔らかく、水分が多い)な感じがします。  {ケシ科キケマン属/越年草}

ムラサキケマンの花

ムラサキケマンの葉


試し読みできます

ジロボウエンゴサク【次郎坊延胡索】 (野草コース・4月)

ある地方で、春に咲く距(きょ)のある植物、スミレとこの植物を引っ掛ける遊びがありました。スミレの方を太郎坊、この植物を次郎坊と言っていたのでジロボウエンゴサクという名前になりました。延胡索(エンゴサク)とは、聞きなれない言葉ですが、漢方薬の一種。この属の植物が主原料になるので、漢方薬の名前が植物の名前に流用されています。  スプリング・エフェメラルの一種 {ケシ科キケマン属/多年草}

ジロボウエンゴサクの苞

ジロボウエンゴサクの葉


試し読みできます

シライトソウの根生葉
【白糸草】
(野草コース・2012/04/20)

つぼみをつけた個体を発見しました。そろそろ咲きます。 {ユリ科 シライトソウ属/多年草}

コナラ【小楢】 (栗谷沼・4月)

出たばかりのコナラの葉は、シルバー・グリーンになります。のれんのような花はクヌギと似ていますがクヌギほど長くはならないようです。 {ブナ科コナラ属/落葉高木}


試し読みできます

ヤマシャクヤク【山芍薬】 (野草コース・2012/04/20)

つぼみが大きくなっていて、そろそろ咲きそうです。 毎年、大きな花をたくさん咲かせます。真っ白で妖艶な感じの花です。  {ボタン科ブボタン属/多年草}

ヤマシャクヤクの花

ヤマシャクヤクの実 (5月)


試し読みできます

アキグミ 【秋茱、秋茱萸】 (野草コース・4月)

アキグミは葉の先端が丸く、ナツグミ、ナワシログミは尖っています。ナワシログミは実の形が長細く、常緑です。ナツグミの実が夏に熟すのに対して秋に熟すのでアキグミです。 {グミ科グミ属/落葉低木}

トウカエデの花 【唐楓】 (展望広場・4月)

トウカエデの花は2種類あります。この写真では先が二股に分かれた白い柱頭が見えるので両性花です。花の周辺部に見える黄色い部分がおしべです。このおしべだけの雄花があります。よく観察してみてください。  {カエデ科カエデ属/落葉高木}


試し読みできます

キジムシロ【雉筵】 (栗谷沼・4月)

ヘビイチゴ、ヤブへビイチゴに似ていますが、葉が羽状複葉(5~7小葉)であることで見分けできます。名前の由来は、葉が放射状に伸びる様子をキジが休むムシロに見立てました。 ムシロとは、わらなどを編んで作った敷物。  {バラ科キジムシロ属/多年草}

キジムシロの副萼片

キジムシロの葉


試し読みできます

ミツバアケビ
【三葉木通】
(栗谷沼・4月)

名前の由来は、熟すと実が開くので、開ける実がなまり、あけみ→アケビだそうです。 アケビは里山に自然に生えていて、実は生食できます。ただこの実はあまり流通していないようです。実を乾燥したものは「木通子」(もくつうし)と呼ばれ、利尿剤として使用されます。 大きなのが雌花です。小さく沢山固まっているのが雄花です。  【見分け方】ミツバアケビは3小葉、鋸歯、落葉性。ゴヨウアケビは5小葉(まれに3小葉)、鋸歯、落葉性。アケビは5小葉、全縁、落葉性。ムベ(トキワアケビ)は3~7小葉、全縁、常緑で葉の色が濃い。  {アケビ科アケビ属/落葉性つる植物}

ミツバアケビの雌花

ミツバアケビの葉


試し読みできます

クサイチゴ【草苺】 (記念塔付近大園路・4月)

日当たりの良い場所(大園路)では斜上する傾向がありますが、薄暗い場所ではムグラ(ディスクゴルフコース)を作るようです。 5~6月に熟す実は食べることができます。 {バラ科キイチゴ属/半常緑低木(または落葉)}

クサイチゴの花

ガクの先端がひも状に長く延びる特徴があります。

クサイチゴの葉

葉の裏側、主脈上や茎には鋭いトゲがあるので注意してください。


試し読みできます

ニホンタンポポ【蒲公英】 (梅林・4月)

タンポポとは1つの種ではなく、タンポポ属の総称です。大きく2つに分ける場合は、ガクがぴったり付いているニホンタンポポ(在来種)とガクが裏返っている外来タンポポに分けます。 {キク科タンポポ属/多年草}

タンポポの総苞片

タンポポの見分けはガク(正しくは総苞片)がポイントです。

タンポポの葉


試し読みできます

モミジイチゴ【紅葉苺】 (中央橋付近大園路・4月)

葉はコゴメウツギの表面をシワシワにしたした感じ、茎にはトゲがあります(コゴメウツギにはトゲがない)。花はクサイチゴに似ています。 実は5月ごろに熟し、食べるとおいしいそうです。黄橙色で甘味と酸味があります。 名前の由来は、ノイチゴの仲間で、葉の形がモミジみたいに切れ込むから。 別名:キイチゴ   {バラ科キイチゴ属/落葉低木}

モミジイチゴの花

モミジイチゴの葉


試し読みできます

イチョウの雄花 【銀杏、公孫樹】 (紅黄葉樹見本園・4月)

針葉樹の花は目立たないものが多く、意識をもって観察をしないと見逃してしまいます。 {イチョウ科イチョウ属/落葉高木}

アゼスゲ【畦菅】 (渓流広場上・4月)

名前の由来は、畔に多いから。  {カヤツリグサ科スゲ属/多年草}


試し読みできます

シロモジの花 【白文字】 (紅黄葉樹見本園・4月)

名前の由来は、クロモジの樹皮の色が黒っぽいのに対し、本種が白っぽいことによる。  {クスノキ科クロモジ属/落葉低木}

ヒイラギモチの花 【柊黐】 (植物園展示棟付近大園路・4月)

{モチノキ科モチノキ属 /常緑小高木}


試し読みできます

ユスラウメ【山桜桃、梅桃】 (公園庭園樹見本園・4月)

6月にサクランボみたいな実が熟し、食用となる。 中国北部原産 {バラ科サクラ属/落葉低木}

スモモ【酢桃、李】 (公園庭園樹見本園・4月)

名前の由来は、酸っぱいモモという意味。 {バラ科サクラ属/落葉小高木}


試し読みできます

クサノオウ【草黄】
(植物園展示棟前・4月)

緑色の長い鼻が特徴です。えらそうなので草の王かと思ったら、黄色の意味で 草の黄です(草の王と書くこともある)。 葉や茎をちぎると橙色の乳液が出ます。これには強い毒性があります。  {ケシ科クサノオウ属/1年草}

クサノオウの花

ピノッキオみたいな長い鼻がトレードマーク

クサノオウの葉


試し読みできます

ハウチワカエデの冬芽【羽団扇楓】 (カエデ見本園・4月)

名前の由来は、葉の形が天狗の羽団扇に似ているから。 
日本固有種 {カエデ科カエデ属/落葉高木}

ハウチワカエデのシュート (カエデ見本園・4月)


試し読みできます

ハウチワカエデの芽だし【羽団扇楓】 (カエデ見本園・4月)

イロハモミジの芽だし ‘ワカミドリ’【若緑】 (カエデ見本園・4月)


試し読みできます

イロハモミジの紅葉 ’サオトメ’ 【早乙女】 (カエデ見本園・4月)

名前の由来は、葉の裂片を数えるとき「イロハニホヘト」と数えたことによる(葉の裂片は通常7つ、まれに5つ) 。イロハモミジは、日本で最もよく植栽されているカエデのなかまです。  {カエデ科カエデ属/落葉小高木}

イロハモミジの展葉 ’サオトメ’ 【早乙女】 (カエデ見本園・4月)

4/9現在: 春の紅葉は、秋の紅葉のような派手さはありませんが、命の芽吹きを感じます。今ぐらいがちょうど見ごろだと思います。


試し読みできます

コブシ【辛夷】 (ヤマユリの小径付近・4月)

コブシはハクモクレンと似ています。 コブシは、花の基部に托葉が付く特徴があります。托葉がとれてしまうことがあるので複数の花を見てください。 そして花は四方をむく(あまり上を向かない)傾向があります。ハクモクレンは花が大きめで上を向きます。花びらの枚数がコブシが6枚、ハクモクレンが9枚です(正確には内花被が6枚、内花被が3枚)。 名前の由来は、実がボコボコした形になり、これを人間の握りこぶしに見立ててコブシです。  {モクレン科モクレン属/落葉高木}

コブシの托葉

コブシの花内部



読者登録

なぎさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について