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わたしたくない


街の灯に雲が白く光って

まるで君を迎えに来たようだね

君を誰にもわたしたくないのに

地上での役目を終えて

君は行ってしまうの?

またたく星が君を呼んでるみたいだ

奇跡


二度も奇跡を見せてくれたのだから

三度目はもうぜいたくかい?

でもがんばって、まだまだ君と

わかれたくないよ。

AM11:00前


陽の照るのもいとわしい

時のたつのもいとわしい

この悲しみが

過去になるのがいとわしい

ずっと先


春が来て

猫たちは忙しげに夜の街をかけて行く

オリオンがまわり、北斗がまわり

君をおいて季節がまわる

いいや、君はそれよりずっと

先に行ってしまったんだね

禁句


口にしてはいけない言葉のように

君の名がおもい…


呼んでも返らない むなしさ

いないことを何度も確認する かなしさ


しあわせの言葉が

しあわせの言葉が


悲しみの記憶と

つながってしまったから…


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