閉じる


1 ちょこっとヨガしよう

耳のちょこっとヨガ1(耳を擦る揉む)

 「耳たぶの柔らかさに小麦粉を練って~」と料理で表現しますね。

ちょっとご自分の耳たぶから耳全体を揉んで感触を確かめてください。

耳を揉んでみて柔らかい人・赤ちゃんみたいに弾力と柔らかさがある方は、
体もいい状態で、柔らかいようです。

耳はリフレクソロジーと同じように全身の反射区 になっているからです。
人体の縮図です。

耳のヨガとして耳を擦ったり、揉んだりしましょう。

気持ちよくゆったりとした気持ちで、呼吸をとめないで行ないましょう。

1 耳(耳殻:じかく)を手の指で挟み、上下に擦ります。
  外側から内側へ挟む位置を変えながら行ないます。
  
  沖ヨガ関連部位の考えです。
  *耳の外側:耳殻の縁は、体の背中側に対応します。
  *耳の内側、耳の穴に近い方は、体の前面・お腹側に対応します。

2 同じように耳を挟んで揉みましょう。

3 耳を上と下とで指で挟み、二つに折るようにし揉みます。
  

4 耳を手でつかみ吐く息で、いろいろな方向に引っ張ったり、前後に回したりしましょう。

  *耳の上を持ち上に引っ張ると下半身の刺激になります。
  *耳の下を持ち下に引っ張ると頭・上半身の刺激になります。
  *耳の真ん中をもち横に引っ張ると腰の部分の刺激になります。
 
耳を揉んで、こすって、引っ張って、もちもちの体に~。
耳のちょこっとヨガ、何かの合間に試してみましょう。


耳のちょこっとヨガ2(耳を動かす)

 今度は手を使わず、耳を動かしてみましょう。
ヨガには、腹部をうねらせる”ナウリ行法”というのがありますが、
それを耳で行ないます。

 顔の表情筋をつかい耳を動かすので、
顔の血行をよくし、表情を豊かにする顔ヨガとも呼べます。

 人間は他の動物と違って、耳を器用に動かせませんね。
でも、そういうところも訓練するのが、ヨガ的な体の開発です。
退化した機能回復や、慣れてない物事の神経回路を開くレッスンです。

 耳自体には筋肉はありませんから、顔の筋肉と皮膚感覚を使って動かしていきます。

1 後ろにピクピク動かすには、後頭部に意識を持っていき、
そこに皮膚を寄せ集め~。ゆるめる~。

2 上に耳を動かすには、頭頂部に。

3 下に動かすには、あごの下に。

4 前に動かすには、鼻に。

5 それに慣れたら、前回し~(上・前・下・後の順に意識を動かす。)

6 後ろ回し~。(上・後・下・前の順に意識を動かす。)

鏡の前で、ちょこっとヨガ(顔と耳のヨガ)してみましょう。


耳のちょこっとヨガ3(遠くの音・近くの音)

耳の聴く機能を磨きましょう。
ふつう耳で音を聴く(聞く)ということを、特に意識しないでしています。
でも、この耳ヨガをしてるときは、”聴く”に意識を向けていきます。

ヨガポーズ(アーサナ)だけがヨガではないです。感覚とそれに関する機能訓練、
感覚をコントロールすることも、プラティヤーハラ(制感)というヨガの段階なのです。
はじめましょう。

1 楽なすわり方で、腰を立て背すじを整え(調身)、
耳を揉んだり、さすったりして耳と耳周りの血行を良くし、
体に対応する”耳の姿勢を整えます。(耳のアーサナ)”

2 呼吸をゆ~っくり、深~くしていき、
心を落ち着けていきます(調息・調心)。

  用意が出来たら、今この瞬間に心身を預けましょう。
  今、聞こえる音に、今の心身をつなぎます。
  
3 一番遠くに聞こえる音を探し、意識的にそれを聴いてみましょう。
  遠くに走る自動車の音でしょうか?
  鳥の鳴き声でしょうか? 風の音? 
  子供たちの遊ぶ声でしょうか?
  補助的に手で音を集めて見るのも良いでしょう。
  聴いてみます。

4 つぎに今聞こえる、一番近くの音はなんでしょう?。

  台所で料理を作る音でしょうか? 水道から水を流す音でしょうか?

  となりの部屋のTVやラジオの音でしょうか?

  体の中の音、心臓の拍動でしょうか? 

  聴いてみます。

5 手で耳をふさいで、体の中の音を聞きます。(イラスト図解参照)

  耳をふさぐと体の中の音が聞こえます。

  心臓・血管の音でしょうか?
  呼吸の音でしょうか?。

  しばらくそれに意識・聴く耳を向けてみましょう。
    
”聴く耳をつくる””音のベクトルを探る”。
そんなことの、ちょこっとヨガに時間をさいてみましょう。
 

眼のちょこっとヨガ1(眼に効く体操)

眼の体操として、視線を上下、左右、斜め、右回し左回しをするという
簡単なヨガ体操があります。
私が学んできた沖ヨガ、
そしてその元のひとつとなったシヴァナンダヨーガで行なうものです。

ちょっとの時間でできますので行なってください。
簡単だけど、やるのとやらないのじゃ大違い!。

これを行う前の、眼を開いて見える感じ、つぶった時の感じ、
視野や、明るさを覚えておいて下さい。
眼のヨガ体操をしたあとで、またおなじ確認をしてみましょう。

眼のヨガ体操の効果。
 ・眼のヨガ体操は、眼が生き生きしてきます。
 ・眼の疲労回復に役立ちます。
 ・眼の周りにある筋肉、眼輪筋のトレーニングになり、血行がよくなります。
 ・見ること、光を眼に入れることは、脳や体の活性化につながります。
 ・動き・行動のルートを認識することですから、動きの3次元地図を心身に造ります。
 ・視線(ドリシュティ)とヨガポーズ(アーサナ)は、関係しています。視線による体に対する影響や、
 ・瞑想集中に効果があるからです。

では はじめましょう。

ヨガとして眼の体操をやるときは、意識(心)と呼吸(エネルギー)、動き(アーサナ)を
つなげて一致協力させて行ないます。

コツは、真ん中の視線(基準)を決め、
    「息を吐いて上に視線を、
    ゆっくり~見える感覚を味わって」
    「息を吸って真ん中に戻す。」

    「つぎは下に眼を~息吐いて~」。と行ないます。
以下の順番にどうぞ。

1 上→真ん中、下→真ん中、上下の往復
2 右→真ん中、左→真ん中、左右の往復
3 右斜め上→真ん中、左斜め下→真ん中、往復
4 左斜め上→真ん中 右斜め下→真ん中、往復
5 右回し 左回し
6 眼を見開いて~、ぱっと力を抜く。
7 瞼をギュッとつぶり、ぱっと脱力~。
8 眼を閉じリラックス、眼の周りの暖かさを感じます。
9 最後は、手のひらを擦って暖め、カップ状にして眼にあてくつろぎましょう。


眼のちょこっとヨガ2(手の指で焦点移動)

続いて、ヨガ式視線の移動トレーニングその2です。

視線の焦点移動で、眼の使い方の偏りを改善し、眼の周りの疲れをとります。
眼の筋肉と視神経を調和させます。
1 まず右手を正面に伸ばし、親指を立てます。
視線を親指に合わせましょう。

2 息を吐きながら伸ばした右手を、左へ移動(体の内へ)。

顔は動かさず、眼でそれを追いかけます。

3 息を吸って正面に手と、視線を戻します。

4 こんどは、手を右へ動かし胸を開きます。
息を吸いながら視線も移動。

5息を吐いて、正面に手と視線を戻し、

6 眼をつぶり休憩。
眼で新鮮な空気(プラーナエネルギー)を呼吸してるイメージを持ちましょう。

7 眼を開け、 先ほどと違う手・左手を伸ばして同じように眼の視線移動体操をしてください。
 ゆったり呼吸と眼の動きを同調させましょう。



首の関連部位

軽い寝違えなどに効く、沖ヨガ”首の関連部位”です。
体の首と名がつくところは、首と関連しあっています。
足首、手首などです。

みなさん足の指に、手の指を差し込んで組み合わせ足首回しをしたことがあると思います。

あれを丹念にしてみて下さい。

丁寧に丁寧に、呼吸も優しく。足首を回します。

コツとして、全身リラックスして、足首の刺激の波が
”首”まで届くように体を柔らかく使います。

よけいな緊張や、疑(うたぐ)り=不信の抵抗があると、

せっかくの刺激がそこでつまって届きません。

ご自分の体の操作の刺激を、自分自身で確認するために、

まずは心、体を柔らかく行なってください。

他の首の関連部位として代表的な箇所をイラストにしました。
胸の真下のくぼみ”みぞおち”も首と関連したところです。



関連部位で股関節を柔らかくする

沖ヨガには関連部位という考えがあり、
対象とする体の凝った部分とは、離れた体の部分操作で、
体の凝りをほぐし、ゆがみの修正をしたり、ポーズをやりやすくしたりします。

足の裏は全身に対応するという考えを聞いたことがあると思います。
部分は全体をあらわすという理論です。

たとえば、それが耳にもあり、頭にもあり、手にもあります。
手が全身をあらわし、さらに指一本のなかにも
 頭部に対応する部分、
 胴体に対応する部分、
 脚に対応する部分があります。(3分割の法則)

あと逆立ちの法則があり、自然に立ったとき
腕で全身をあらわすとすると、下になった手は頭部(手首は首)、
前腕は上半身、上腕は下半身に対応すると見て行きます。
腕全体を逆立ちした体とみるのです。

これも見方のひとつで別の見方の法則が、並列的にいつつも存在しています。

いま紹介するのは、股関節の関連部位の例です。
合蹠(がっせき)のポーズや開脚のポーズが苦手な方に。

(1)耳を逆立ちの法則でみると、耳の上部が下半身に対応しています。
とくにこの部分をもみほぐして、
吐く息で、体はリラックス~しながら、何回か上に引っ張ります。
少し痛いぐらいがいいのですが、無理しないようにしてください。

!注意 急に勢いをつけてひっぱってはいけません。

(2)手で全身を見ると、手のひらの下、手首との境のくぼみが会陰部です。

その近く、右手でいうと親指のつけ根は左脚の股関節。
親指球(ふくらみ)は左内また部分。
小指のつけ根は右足の股関節にあたります。
ふくらみは右内またに相当します。
ここを刺激したり、指の体操をします。

そうすると、股関節部分が柔らかくなってくるのです。


眼・首をすっきりさせる(沖ヨガ抵抗法)

眼・首をすっきりさせる(沖ヨガ抵抗法)
ディスクワークなどで、眼が疲れたとき、首が凝ったとき、
この「ちょこっとヨガ」をしてみて下さい。
故 沖 正弘先生が伝え残した”沖ヨガ”の修正法理論、
抵抗法のひとつです。
やり方。
(1)頭部の後ろに手をまわし、
右手で左側頭部を持ち、
左手で首の右側を持ちます。

(2)息を長く吐きながら、眼をぎゅっとつぶり、
右手は右に頭を引き、
左手は左に首を引きます。

(力加減は各自工夫して、無理な力は掛けないように。)

息を吐いて胸から力を抜き、お腹・肛門を締めましょう。

(3)息を吐ききるのと同時に、頭を引いていた手を外し、
眼をぱっと開けリラックスします。

手をさっきと変え、反対側の首の抵抗法もしてください。

首と眼がすっきりしていると思います。

 眼と首のうっ血を散らしました。
 
 頭部頚部の骨格の調整をしました。
 
 うっ血や、上半身にとどまっていたエネルギーを
 腹式呼吸で下半身におろしました。


冬は、ちょこっと手を暖めて

ちょこっとヨガ・手を暖めて♪

寒い季節には手をこすって暖めてから、
体のあちこちをさすって、ナデてあげましょう。

お腹や、顔、あたま~

腰、背中~。背中の手が届かないところは手の甲を使って。

太もも~、ふくらはぎ~、脛(すね)~。

気持ちいいところ、体の温度を探りながら、
さすっていきましょう。

スピードもいろいろ試して。
ゆっくり。ゆ~~っくり。ちょっと速く。

でも速く手を動かすとき呼吸をするのを忘れないように~。

リズムも、ご自分の好きなリズムを色々と。

  手を刺激するだけで、良い健康法になります。
 手も、全身の反応区があります。(沖ヨガ関連部位、または龍村式指ヨガ)
 
気功・導引の行法でもおこないます。

 手の動きで体全体をさすって、フォローしようとすると柔軟性が必要になります。

 たとえば背中全体を擦るのは、肩・肩甲骨の良い運動になります。

 そして寒い時だから、体温に気づくよい季節です。

 体感に意識集中することは、りっぱなヨガです。

アーサナ(ヨガポーズ)をするときにも応用して、ウォーミングアップに使ったり、
手でポイントに触れてすることで、
体同士の交流が生まれ、新しいヨガの気づきがあるかもd(^-^)

朝起きたとき。
夜寝る前。仕事などの合間に手を暖めて、ちょこっとヨガ 

        

暗く寒い冬の朝に☆体温で遊ぶ

冬の早朝、まだ暗いうちに起き出し、これをしています。
布団の上で坐り、寒くないよう毛布をかぶる。
(トイレは済ませておく)
そして、毛布にくるまれている暖かさが、実は自分の体温からきていることを確認します。
ヨガの制感(プラティヤーハラ)行法の入り口みたいなことです。
制感とは、ヨガの古典「ヨーガスートラ」でいうヨガの8段階(八支則)のひとつ、
第5段階。感覚の統制行法をいいます。感覚のコントロールのことです。

そして 何回も細く長く息を吐き、まだ寝ぼけている呼吸機能を目覚めさせていきます。

  声にはしないが段々”あ”の音を含めて吐いていくようにします。
  「はあ~~~」と息で手を暖めるような気持ちで。
 ”あ”の発声は、陰陽でいうと陽性の音です。 

坐禅のように、右手のひらの上に左手を重ねて・・。

  右手のひらで、左手の甲の温度を感じ・・・
  左手の甲で、右手のひらの温度を感じます。

  温度を感じるところを、互いに切り替えて内部感覚を磨いていきます。

 手が暖まったら、腹部に手を当てさらに、体温を感じる。

  手のひらで腹部の温度を感じてみる。

  次に腹部で手のひらの温度を感じてみる。・・・・・

 徐々に手を置く場所を変えてみる。

  右肋骨の下、肝臓の上。

  左肋骨の下、胃の上。

  背中の肋骨下、両方の腎臓。

  へそと、その背中側ツボでいう命門を両手ではさんで。

  ほかにもいっぱい場所を変える。
これを読んでやられる方に、自分の場所を発見してほしいです。

意識はいつも触れている手のひらと、
触れられている箇所の間で切り替えましょう。

 寒い冬の朝のちょっとヨガ制感です。