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人間関係図
用語解説
毛利少輔四郎
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編 1
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老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編 18
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編 19
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編 20
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 地理説明 その一
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編 21
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編 22
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編 23
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編 24
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 地理説明 その二
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 大分川合戦
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 1
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老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 19
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 20
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 地理説明 その三
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 21
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 22
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 23
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 24
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 25
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 26
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 地理説明 その四
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 27
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 28
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 地理説明 その五
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 地理説明 その六
老人達の思い出話 小原鑑元の乱 後編 29
天下を望まなかった男
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天下を望まなかった男 18
毛利の隠し矢
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大友家すいーつクリスマス
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人物紹介

人物紹介

 

 大友珠(おおとも たま) この物語の主人公。

 大友義鎮(おおとも よししげ)豊後国の戦国大名。珠の父親。

 比売大神(ひめの おおかみ)宇佐八幡宮の主神。珠の母。宇佐八幡宮を守る為に珠を産む。

 奈多夫人(なだ ふじん)大友義鎮の正室。珠の養母。

 佐田隆居(さだ たかおき)宇佐衆筆頭。珠の爺。

 佐田鎮綱(さだ しげつな)佐田隆居の息子。珠の執事。

 林麟(はやし りん)珠の護衛。珠が『麟姉』と呼んでなついている。

 由良(ゆら)遊女。姉御肌で同性からの人気が高い。白貴の友人。

 白貴(しらたか)遊女。下腹部に彫物あり『二杏葉の白貴』と呼ばれる。白菊と呼ばれていた。

  島井茂勝(しまい しげかつ)珠の御用商人。博多遊郭を差配する。

 田原親賢(たばる ちかかた大友義鎮の寵臣。それゆえに他の家臣と軋轢がある。

 吉岡長増(よしおか ながます)大友家の長老。

 毛利元就(もうり もとなり)西国六カ国を支配する戦国大名。大友義鎮や珠と激しく争う。

 


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人間関係図

大友の姫巫女 人間関係図

 

 

               比売大神

                 ├─────大友珠 (主人公)

  大内義興の娘         │

   │             │

   ├────────────大友義鎮

   │             │

│             ├─────長寿丸 (後の大友義統)

├──大内義長     ┌奈多婦人 (奈多家は他紋衆)

│ (大内家養子)    │

│           └田原親賢 (田原家分家養子 奈多婦人の兄)

┌大友義鑑           

 │  │

│  ├─塩市丸

│  女

 └菊池義武

 (菊池家養子)

 

 

大友家家臣団の色分け

 

 一門  大友一族で宗家のみが使用。

     当主以外の兄弟は分家するか養子によって大友姓から外れて同紋衆となる。

 

 同紋衆 大友一族を祖に持つ譜代衆。

     義鎮の代では最高意思決定機関である加判衆は彼らからしか選ばれなかった。

 

 他紋衆 一門・同紋衆以外全ての国人衆の総称。

     それゆえ、内部が一枚にまとまっていない。

     豊後国には佐伯家を頂点とする大神系国人衆がおり、大友家と対立していた。

     また、豊後国には大神系以外の国人衆も勢力を持っていた。

 

 


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用語解説

大友三大支族

 

田原家

 国東半島を拠点に勢力を持つ。

 幾度と無く独立を望み、大友宗家より常に警戒される家。

 その分断策に吉弘家など田原分家が優遇された。

 

志賀家

 豊後南部に勢力を持ち、北志賀家と南志賀家(双方とも志賀と名乗っている)に本家が分裂しているがその地盤は強大。

 南部衆と言えば、この志賀家とその一族を指す事が多い。

 

託摩家

 肥後を拠点に菊池家の血と混ざり土着化。肥後の名族菊池家をついに乗っ取る。

 だが、菊池義武の大友からの独立とその戦乱で衰退。

 

 

大友家以外の国人衆

 

宇佐衆

 宇佐八幡宮の荘園領主を母体とした国人衆の集合体。

 現在の筆頭は佐田隆居で、宇佐衆は勢場ヶ原合戦にて大内家の方につき、現在でも大友家中ではその怨恨を引きずっている所が多い。

 

大神系国人衆

 鎌倉時代前から豊後に土着し、緒方惟栄などを輩出して豊後を支配していた一族。

 それゆえ、豊後の支配をめぐり鎌倉時代に下向した大友家と長い闘争を続けていた。

 小原鑑元の乱によって、一族宗家を束ねる家が滅亡・逃亡・引退に追い込まれた事で、一族としての統一行動を取る事はほぼなくなっている。

 

城井宇都宮家

 元は関東の名家で豊前国に根付いた一族。

 とはいえ、大友・大内にはさまれた結果勢力は衰え、分家の多くが大友・大内(毛利)へと独自の判断にてついている。

 宇佐衆筆頭の佐田家は城井宇都宮家の有力分家の一つ。

 

大蔵党

 筑前国に根を張る国人衆の集合体。

 藤原純友の乱鎮圧に功績のあった大蔵春実を祖に代々大宰府府官を務め、子孫は九州の原田氏・秋月氏・波多江氏・三原氏・田尻氏・高橋氏の祖となって繁茂。

 筑前国人衆に大蔵の血が入っていない所はないと言われるが、大内家や少武家などの守護勢力の下で弱体化。

 大蔵党は原田・秋月・高橋の三家の格が高いのだが、高橋家は断絶。一万田家より養子をもらう事で家を存続させた。

 それが高橋鑑種である。


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毛利少輔四郎


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老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編 1

老人達の思い出話 小原鑑元の乱 前編

 

永禄七年(1564) 府内 吉岡長増館

 

 大友義鎮への挨拶と称して佐田隆居が府内にやってきたその日の事。

 挨拶も済ませた彼が次に訪れたのが吉岡長増の館だった。

 互いの身内を遠ざけた二人きりの会話は、二人の老人からすればあまりに生々しすぎるものだった。

「加判衆?

俺に死ねと言っているのか?」

「言うつもりが無いからこそ、釘を刺しているのだろうが。

豊前どころか筑前すら、この間の件で蠢動し始めているのだぞ」

 互いの白髪のみしかない髪を眺めながら、二人共同じように苦笑する。

 話題は秋月騒乱から城井内紛までその騒動の渦中いた一人の姫君の話だった。

 珠姫。

 今は伊勢参りの為に畿内にいる姫君の巻き起こした騒動によって、大友家はかつてない安定を見せようとしていたのである。

 同時に、否応なく始まっている内部の権力争いの中で、重要な因子として大友家に組み込まれた事を意味していた。

 大友家最高意思決定機関である加判衆の座二つ。

 そこに誰が座るかで、府内は静かな緊張状態に包まれていたのである。

「一つ聞かせて欲しいのだが、佐伯帰参という手を考えたのはお前か?」

 吉岡長増が感歎の表情で尋ねると、知らなかった佐田隆居が驚愕の顔を晒し、それが全てを語っていたのだが一応言葉で答えを告げる。

「残念ながら、それは姫様自ら考え出した事だ。

本当に残念な事だがな」

 二人してため息をつきながら、同じ結論に至らざるを得ない。

 あの姫は、小原鑑元の乱の事を知っている。

 それだけではない。

 間違いなく大友二階崩れの事も掴んでいる。

「佐伯帰参の理由がまた笑えぬ。

『毛利水軍に勝つ為に、佐伯を使い強化する』ときた」

 そして、このままでは毛利家との戦に大友家は負けると判断している。



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