閉じる


あとがぎ

あとがきに代えて

 私(=SRKWブッダ)が慧解脱を果たして覚り、仏となってから丁度10年になる。その間、無上の楽しみたるニルヴァーナの境地は、途切れることなく続いている。覚りは、一切の苦悩からの解脱であり憂いなき境地の体得である。その境地が継続しているのである。そして、それは私が生きている間続くことは間違いない。

 
 さて、仏となってからこの10年間にはいろいろなことがあった。覚りと同時に疑惑は去りその真相が明らかになったことがいくつかあるが、それだけでなく覚りが継続する中でこの境地について理解が深まったこともある。本書は、それらについても記した。
 
 また、とくに仏教の世界観について釈尊以来伝えられていることについても一部触れたが、分からないことは分からないと書いた。それでも推定で論じられるものについては論じている。仏がどのように世界を見ているのかを垣間見ることができるであろう。
 
 ところで、何の予備知識もない者がこの本をいきなり読むと理解を超えた奇怪なものに映るかも知れない。覚りの気根のない者が読んでも、混乱して信じることは難しいだろう。そのような場合には、まだ自分には仏縁がないのだと知って考え込まないようにして欲しい。いずれ功徳を積むことがあったならば、その時にこそこの本が役に立つであろう。
 
 例によって、この本も必要があれば適宜拡充して行くつもりである。コメントやメールなどで読者の感想や意見があれば歓迎したい。
 
     2011年12月18日 著者記す