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ベンジャミン・クレーム

私は十六歳の頃からオカルトマニアになった。それで、オーラというのも未成年の頃より名前は知っていたが、幽霊と同じように実際に見たことはなかった。

三十代半ばで幽霊を見てからもオーラは、やはり見たことがなかったのだ。

そして時は二十一世紀になった。水瓶座の時代である。2001年の五月頃だったと思うが、ベンジャミン・クレームという人の講演会が福岡県福岡市早良区の百道(ももち)パレスというところであるという情報を何かで見た。入場無料だったので行ってみようと思い、バイクで百道パレスへ。元々、早良区で少年時代を過ごした私はこの百道パレスもお馴染みな場所である。気安く行ける所だったのだ。

そのクレームという人の話がオカルト関連だったので興味を持ったわけだ。

体育館みたいな場所で、人も百人は来ていただろう。夕方六時ごろから始まった。真っ白な髪の毛の白人がベンジャミン・クレームさんであった。隣に通訳の女性がいたが、この人が六十代の女性にしては若々しい外見だった。

話はマイトレーヤの話になった。やがて、クレーム氏にマイトレーヤが乗り移り、会場の人々をぐるりと見回した。

「マイトレーヤは今、クレーム氏の眼を通して皆さんを見ています。」

というような事を通訳の女性が言った。

その時のクレーム氏の表情や目つきは今までのものとは違っていた。やはりマイトレーヤが乗り移ったのだろう。

それから

「今からマイトレーヤの癒しのエネルギーを会場のみなさんに送ります。」

と通訳が話した。

それからそのエネルギーが送られてきたのか何か眠くなる状態になったのである。

クレーム氏の講演は延々と十時ごろまであった。周りの人達は早く帰りたさそうにしている人達もいた。

それで、その日は終わった。


マイトレーヤ

それから後日、福岡市南区高宮のある会場でエネルギー体験とかいう事で、又、クレーム氏と通訳の女性とで行われた。これも無料である。そこにも私はバイクで行ったのだが、あまり何回も無料というのもなんだと思ってロビーで売っているマイトレーヤ関連のビデオを買ったのである。そこには元々イギリスの画家であるクレーム氏の絵画の本も売っていた。

そして、又夕方から始まったが、今度は人は四十人くらいだった。今回はクレーム氏の話はほとんどない。その小会議室みたいな部屋でまず、男女別に別れた。対面して向こうの一列に女性、こちら側が男性。教室なら黒板のところの中央にクレーム氏と通訳の女性が座って、それで半円を描く形で手をつなぐのである。私の両隣りはもちろん、男性だ。その黒板に近い側、教室なら最前列に座っている人はクレーム氏や通訳の女性と手をつなぐ。椅子には座った状態である。

そこから「宇宙均衡のエネルギー」とか正確な名前は忘れたが、色々なエネルギーを流してもらう。クレーム氏を媒介として霊的存在がエネルギーを流すらしい。

神智学のマダム・ヴラバツキーを指導していた霊の一団のリーダー的存在がマイトレーヤだそうで、一万年くらい前かにアトランティスに生まれた人だそうである。で、進化はしたが神ではないとマイトレーヤは言っているそうだ。で、このマイトレーヤの下に仏陀、キリストが働いているらしい。人類の長兄と仰っている。


オーラが見えた

マイトレーヤは霊的存在だが、物質化して肉体となって現れた写真も残っている。何か中近東の人の衣装みたいな格好でアフリカかどこかに現れたらしい。顔も中近東の人みたいな顔だった。

さて、色々なエネルギーを流してもらっていたが、その間みんな眼は閉じている。最後だったと思うが、

「これからマイトレーヤのエネルギーを流します。」

と通訳の女性が言うと、そのエネルギーが流れてきたのだろう。少しすると私の耳に

「眼をあけてごらん。」

と声がしたような気がした。もちろん部屋の中の人達はクレーム氏でも黙っている。それで、私は両目を開いた。すると、見えたのだ、オーラが。何メートルか先に横一列で座っているのは女性でみんな眼をつぶって椅子に座って、手をつないでいる。そのそれぞれの女性の頭の周りに青いオーラがみんな出ているではないか。

頭の周りに円形で出ていた。二十センチくらい頭から出ている感じだ。横一列の女性みんな青いオーラが頭のところにある。その他のところからは出ていなかった。

その日はそのうち、終わって解散となったが、ああいうオーラを常日頃見ていると頭が変になるかもしれない。

というより、私がオーラをはっきり見たのは今のところ、その時一回だけである。マイトレーヤのエネルギーを流してもらわないと私の場合、見えないのかもしれない。

今後、どうなるのかはわからないが、やはりしょっちゅうオーラなんて見ない方がいい気もする。

それからマイトレーヤ関連の集まりには後一度、今度はクレーム氏と通訳の女性は来ない福岡市の人達だけのものに一度出たが、行っていない。

結局やめてしまったのは何故か考えてみたけど、それは無料のせいかもしれない。マイトレーヤは霊的存在だからお金なんて要求しないだろうが、そういったものもタダではやりにくくなってしまうためかもしれないとか思っている。ただ、最近はこういった関係のいかがわしい団体に高額なお金を取られたとか話題になっているので、無料というのも悪いとはいえないのかもしれない。


奥付



オカルト、スピリチュアル、心霊体験談2 オーラ


http://p.booklog.jp/book/39723


著者 : 鳥越敦司
著者プロフィール:http://p.booklog.jp/users/dontanine/profile


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