目次
2008年11月、福岡:柳川
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-①
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-②
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-③
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-④
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑤
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑥
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑦
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑧
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑨
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑩
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑪
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑫
2008年12月、福岡:岐志
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その1)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その2)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その3)
【08`12/20】岐志 先輩と後輩と2 一章(その4)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その5)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その6)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その7)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その8)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その9)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その10)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その11)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その12)
【08`12/20】岐志 先輩と後輩と2 一章(その13)
2008年12月、福岡:百道浜
【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その1)
【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その2)
【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その3)
【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その4)
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【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その11)

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最終便の出港時間(17:00)が近づいてきました。
 岐志発の15:50のに乗って来たので、だいたい1時間くらいですね。

船の後ろ
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 席があるのですが、だれも座ってないし、行こうともしないので、立ち入り禁止かな?と思っていました。
 船員さんに訊いてみたら、座ってもいいとのこと。
 岐志から行くのと違って、追い風だから船はそんなに揺れないし、ちょうど日が落ちるところが船の上から見えるとの事。
 それを聞いて後ろに乗ろうと言う話になったのですが、それを聞いていた船員さんがにやりと不敵な笑みを浮かべました。先輩はその笑みの意味が分からないようでしたが、なんとな~く私は分かったような分からないような。

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 さようなら、姫島。

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 風はがんがん吹き抜けていきますが、思っていたよりかは寒くはありませんでした。
 だんだん日が落ちていくのが良く見えます。

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 とうとう日は水平線の向こうへと行ってしまいました。

2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その12)

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 夕日の赤は鮮やかで、それはそれできれいだけれでも、日が暮れた後の夜がやって来たばかりの頃は、深みがあって、また別の美しさがあります。
 赤とか青とか、紺とかそういったよく知られた色の名前じゃなくて、もっと他の紅とか群青とかそういった普段使わないような色の名前を引き出してきても、まだ足りない!

“岐志”バス停前にて
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 1時間に1本しかないので、気長に待ちます。

 この後、また“昭和バス”に乗ったのですが、先輩Yが“加布里”で降りたらどうだろうかと言ってきた。“加布里”という駅があるそうで、バス代の高さを考えると“加布里”のバス停で降りて、駅から電車に乗ったほうが安くなるのではとの事。
 行く時もそんな事を言っていまして、“加布里”のバス停通った時に辺りを見回してみたのですが、駅が見当たらなかったんですよね。住宅しかない。・・・本当に“加布里”に駅あるんですか? 地図に載っているのを見たような気が私にもするのですけどね。
 それで、赤信号になるのを見計らって、バスの運転手さんに“加布里駅”について訊いてみました。
 そうしたら、やはり“加布里駅”はあるのだけれども、少し歩いた先にあるとのこと。夜だと暗いので見つかりにくいだろうとの事でした。
 確かにバスの窓の外は真っ暗。
 ここが知っている土地であればいいのですが、不慣れなので、“加布里”では降りずに、“前原北口”で降りました。

 筑前前原駅のエレベーターに乗っている途中で、はたと気付いたこと。
「先輩。先輩って、荷物前原駅に預けてませんでしたっけ?」
「あ、そうだ」

 ・・・・・・外が暗くて、助かった。

 この後、また40分ほど電車に揺られて、途中で地下鉄になって、天神へ。
 天神駅の窓口で運賃精算しました。

2009/01/31


【08`12/20】岐志 先輩と後輩と2 一章(その13)

 先輩Yが泊まる予定のホテルへ案内したりして、珍しく後輩活躍。

 そして、せっかくなのでキャナルシティ博多へと行きました。
 クリスマスイルミネーション。
 今年も気合入ってますね~。
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ムーミンたちもクリスマス仕様。
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 上に上がって、下を覗き込んで、噴水ショーを見ました。
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 白のツリーは照明が当てられて、赤や黄、青と色を変えていました。
 小さな泡みたいなのが、雪の代わりとして下の会場に降っていました。


 そして、天神に戻って、新天町前のミスドでドーナツを食べました。甘いものが無性に食べたくなって。
 そしたら、座った席の窓の向こうに宝くじ売り場がありました。
 天神ですから客が絶えないのは当たり前なのですが、それにしてもひっきりなしに宝くじが買われていく。
 なんだろうと思っていたら、12月19日の今日が、年末ジャンボ宝くじの最終日だったのです。

「先輩、今日けっこういい調子だったじゃないですか。晴れてたし、目的の牡蠣も食べれたし、行ききるかどうか分からなかった姫島も行けたし、それに連絡船の上でサンセット見れたんですから、今日の私達ツイてますよ。どうです? ちょっと宝くじ買ってみましょうよ」
 本当に今日一日予定以上に満たされた一日でした。そんな日だから、もしかしたらもう一つくらいおまけで来るんじゃないかなと後輩は思い、先輩Yに提案しました。
 しかし、先輩Yは静かに後輩を諭しました。
「宝くじは一枚、二枚で当たるものではない。10枚とか100枚とかそういった束で買って、それでも尚且つ1000円とか3000円くらいしか当たらなくて、元が取れるかどうかなんだ、そんな甘い考えでは当たらないよ」
「ですよね~」
 後輩はおとなしく引き下がました。
 だけど、心の中では別の事を考えていました。
 先輩Yがあまりにも正論すぎる事を言って他人を諭すときって、大抵次の日くらいにそれを引っ繰り返すような出来事が起きるんだよなぁ、と。

2009/01/31


【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その1)

 今日は先輩Yの希望で福岡市博物館へ。
 福岡市博物館で開催中の特別展『カメオ展』へ行く予定となっていました。
 私はカメオが何なのかよく分からず、それほど興味なかったのですが、福岡市博物館の常設展示の方に金印が展示してあるというのを知って、俄然行く気になりました。
 近くに福岡タワーがあるのも見つけて、行けたら行こうみたいな事を話していたのですが、先輩Yはこちらはあまり乗り気ではないようでした。

2008年12月20日(土)

 福岡市博物館へのアクセスをHPで調べたり、ネットで確認したりしました。
 これで準備万端!と思い、勢い込んでバス停行ったのですが、予定とするバスが分からず、路線図を見るも路線図が読み取れなくて、どれが目的のバスのかが分からない。
 福岡市博物館への行き方はいくつかあるのですが、せっかく行くのだから、正面から行きたい!というこだわりがなぜかありまして(いや、ホントになんでそんなこだわってたんだろう)、しかもそれが他のと違って本数が少ない路線だったりした。

 なんとか見つけ出して、時刻表調べてみたら、もうすぐ来るようでした。
 ほっと一安心していた―――のですが、なかなか来ない。
 この日は、Yahoo!ドームで就活のイベントがあっていたので、増便出たりとかしていたのですが、それを考えたとしても、来なさすぎる。

 もう一度確認してみたら、もう来ていてもおかしくない時間―――。
 そこで先輩Yが気付いたのが、後輩が9時台のを見るべきなのに、10時台を見ているということ。後輩も先輩Yの指摘で気付きました。
 そこで先輩Yが何やってんだ~と軽く後輩の頭にチョップしました。

 ぷちんっ、と私の中で切れました。

 なかなか進展しない卒業旅行の話し合い。やっと決まったと思ったのに、話し合いにその日参加しなかったメンバーが別の方法はないかと提案してきて、また話が振り出しに戻ってきた。せっかく上手い具合に行きかけたのを阻害された気がしたりもしたのだが、また私が突っ走っているだけなのかと、努力とか頑張りとかそういったものは結局自分の自己満足に過ぎないのだろうとか思ったりしながらもまたあれこれ調べたりして、自分の提案を練り直す。
 そして別件ではもっとなかなか決めきらないと言うかそもそも相手がどう思っているのか計りかねていてヤキモキ。これもまた私だけが先走ってしまっているだけなのかとも思ったり、母にその辺りを指摘されたりして、あーそうなのかもなーと思ったりして、また自分だけが突っ走っているのだけかと軽く落ち込んだり。
 というかそれ以上にバスの路線図もろくに読めない自分が情けない! しかも、見るべき時間帯を間違えていたなんて、どんなケアレスミスだよ! あー、私って本当に何一つだって満足できないんだ。

 自分で自分を追いつめたのは、他でも無く私なのですが、先輩Yのチョップがトドメでした。
 先輩Yはなにやってんだよ~と冗談交じりにチョップしてきたのですが、私は冗談で自分の頭を叩かれるのが好かんのです。
 
 軽く先輩Yに蹴り返しましたが、それだけでは私の怒りはおさまりきらない。
 本気で蹴ればよかったと若干後悔しつつ、Yahoo!ドーム行きのバスを待つ就活生の視線があるのに気付いていたので、ふざけて蹴ったというぐらいに見えるくらいに抑えないといけないとか、なぜかそんな事は冷静に頭にあった。
 これ以上先輩Yと一緒にいたら、自分が何仕出かすか分からなかったので、その場を逃走。
 三越の辺りを上から下へ。縦横無尽に歩いたり、走ったりしました。
 そして、途中でリアルに先輩Yを撒きました。
 通りに懐かしの福岡の写真が展示してあって、マリリン・モンローが来福していたのを始めて知りました。
 本気でこのまま帰ろうかと思ったりするのを、金印、金印のためだと言い聞かせて、なんとか三越周辺で留まっていました。
 しばらくして、落着いてきたので、バス停に戻り、程なくして先輩Yと合流しました。
 
 わけがわからないのが先輩Y。
 かなり困らせてしまいました。
 実はこんな事が今あってまして、と説明する後輩。
 そういう事だったのねと先輩Y。

「先輩。私の気持ちがおさまらないので、このままだと希望溢れる就活生に傷害を加えてしまうかもしれません。それにこのままだと西鉄の備品に八つ当たりして損害を被らせてしまうかもしれません。
 なので、福岡タワー行きましょうね」
 今だから思うけど、こいつ、鬼や。


 そんな事がありましたが、就活イベントの人員整理のために配備されていた西鉄職員に路線図の読み方を教わったりして、挫けずに『博物館南口』経由のバスに乗り込みました。
(※『福岡タワー南口』、『博物館北口』のバスの方が本数あるし、時間もあまり変わりません。“福岡タワー”から歩いてすぐの所にあるので、行く場合はそちらで行く事をおススメします。)

“福岡市博物館”
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2009/01/31


【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その2)

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 建物に入ると、吹き抜けで、ガラスの天井なので広々としてかつ、明るい空間がありました。博物館というよりも美術館みたいな感じ。(私の個人的イメージとして、博物館は入口入ってすぐ受け付けあって、美術館は広く空間をとっているというのがあるのです。)
 
 正面の階段は途中の踊り場から二つに分かれていまして、案内によると、右へは特別展『カメオ展』へ。左へは「金印はこちら」みたいなことが書いてありました。
 金印だけが飾ってあるわけではないはずなのですが、常設展の扱いが小さい・・・。


 まず先に特別展の『カメオ展』へ。<大学生800円(高校生以下無料)>

カメオとは何ぞや?
『カメオ(cameo)瑪瑙・貝殻などの縞模様を利用して浮彫を施したもの。古代ギリシアより装飾品として制作。近代には巻貝製の装身具が盛行。』(広辞苑より)
 白い石に、外国の硬貨みたく人の顔が精巧に彫られている石みたいなのがあるじゃないですか、それがカメオと言うみたいです。指輪とかブローチの装飾として作られたのが多くて、小さな作品が多い。(かなりアバウトな説明をするとそんな感じ。)

 これほど大規模に展示することはあまりないよと、興奮する先輩Y。後輩はへぇ、そうなんですかぁといまいちピンと来てませんでした。
 展示品の各プレートにどこどこ所蔵というのが書かれてあるのですが、そのほとんどが「個人蔵」とありました。それを見たら、なんとなく分かった気がしました。
 美術館とかそういったあたりだったら、連絡とか手続きのルールとかそういったものが整備されているだろうから、個人との貸し借りをするよりも比較的容易にできるんじゃないのかなぁ。
 そのあたりの仕組みは知らないので、だいたいそんな感じなのだろうと勝手に推理した。

 年代順に並べられていたので、古代から近代へと作品が変化していくのを見れるようになっていました。
 古代はギリシアあたりで、だいたい皇帝だとか偉い人がテーマに浮彫にされていたのですが、その自身ではなく神話に出てくる神と合体したりして彫られていました。皇帝の神格化、それにより権威を示すみたいな意味合いがあったらしい。
 もう少し下ると、今度はその人自身の人間性を映し出すように彫られたりと意味合いが変化してきた。
 時代が下っていくと、良質な石が少なくなってきて、古代ギリシアの作品の裏を彫ったりしたのだとか、それとは話は別かもしれませんが、ルビーやエメラルドを彫ったり作品も中にはあったりして、作品の素晴らしさというよりも、職人頑張りすぎだろっと思わずツッコミを入れたくなった。

 カメオに自分の姿だとかを彫らせるというのが一種のステータスだったようなのですが、だんだんとそれが廃れていってしまったと、音声ガイドがそんな事を言っていました。
 だけど、一時期盛り返したことがあるらしい。
 ナポレオンの時に。
 必死すぎだろ! ナポレオン!!
 そして、ナポレオンのカメオは豪華でした。きりっとしたナポレオンの姿を浮彫にした技術も勿論すごいのですが、それ以上にその彫られた石を飾る宝石だとかもまたすごくて、さらに裏側も手抜きなくきちんと紋章が描かれたりしているなどをしていて、作る側もそうですが作らせる側も力が入っていたのだろうと思った。
 ちょうど授業で、ナポレオンは血筋ではなく、国民に支持されて皇帝になったので、その支持を保つために立派に皇帝やってますという事を広告するために芸術作品(当時、テレビとかないから)を作らせたという事を教わったところでした。
 それを考えると、そうりゃあ気合入るわなと納得。

 エリザベス1世のカメオもまた、ナポレオンに負けないくらい豪華なカメオでした。
 こちらも表と裏、どちらも手を抜くことなく、作りこまれていました。エリザベス1世のカメオはなんというがナポレオンと違って、ごてごてしていた覚えがある。いろいろとくっつけすぎていたような。

 人物のカメオだけでなく、神話の一場面、聖書の話とかそういったカメオもありました。異国趣味が流行った時代もありまして、ダイヤモンドで飾られた黒人女性のカメオとかもありました。

 展示の最後の方は、ベルトとか調度品がまとめて飾られていました。
 その中でも(ある意味)人の目を引く作品がありました。
 両手で抱えるくらいの壷なのですが、ブローチくらいの大きさのカメオをいくつもいくついくつもくっつけってるんです。
「なんか品が無いね」と、それを見たとある男性が呟いていました。確かに彼の言うその通りです。
 展示場では先輩Yと別行動をしていたのですが、出た後で話題となった一つがその壷でした。
「私が思うにですね。あれは多分オプション代がつくからなんですよ。カメオ一個追加につきいくらいくら~みたいな。あんだけくっつけてたって事は職人さんの生活かかってたんですよ、きっと。」
「・・・・・・その発想はなかったわ」
 なんというかネタとして人の記憶に残るあの壷。作った人は後世の人間がそんな事を言うとはたぶん考えてなかったと思う。


 そして、常設(総合)展示へ。<高・大生150円>
 いざ、金印へ! と常設展示場へ足を踏み入れて、びっくりした。

 な、なんですかっ?! このお洒落空間は!!

 私の個人的なイメージとしての博物館のイメージはなぜか照明が暗くしてあって、そのせいでなんだかちょと不気味で、それでいてごちゃごちゃものが展示してあってというもの。
 その私の一方的な博物館イメージを根底から覆す、明るく天井も高く、余裕配列展示!
 ここで白が特徴のお洒落カフェが開店されていても、私はびっくりしない。
 展示品の種類も豊富で、貼られていた地図のパネルによると人だとか物の流れが福岡を必ず経由するようみたいだったので、いろんなものが福岡から発掘されているというのにも納得。

 古代テーマにて、金印を発見!
 金印って言ったら、あれしかないじゃないですか!
 「漢委奴国王」!!!
 それも、レプリカ展示ではなくモノホン!!!
 教科書で見かける、白黒のあれです。
 金色に輝くその小さな塊。そこに詰まったロマンの重さは半端無い。
 持ち手は蛇がとぐろを巻くような姿。
 そして、肝心の判子の部分ですが、したに鏡が置いてあって、その鏡に映るようになっていました。
 鏡に映っているのでは満足できなくて、その場に屈んで下から覗き込みましたがね。
 常設展無いは仕切りのあまりない広い空間で、学芸員がほとんどいないのですが、ここ金印にだけには金印のための学芸員が常駐していて、金印だけを監視していました。
 さすが国宝。「国宝」だけではおさまりきらないのでしょうけど。

 他に印象に残ったのは、博多の地中のレプリカ。博多の一部を切り出して、そこに埋められたごみとか舗装道路の跡だとかから昔の博多がどんなものだったかという展示。
 ビデオで各地層がいつの時代で~というのを教えてくれるのですが、そのビデオに出てくるのが金印に負けない輝きを放つ銀色タイツを着た「土の妖精」。一瞬、モエヤンかと思った。
 危うく、金印の思い出をかき消されるところでした。

 他にも歴史だけでなく、博多のマチ、山笠なんてものも展示してありました。
 ゆっくり見ていきたかったのは山々だったのですが、先輩Yが午後からバスケの試合に行くという予定が入っていたので、残りの時間を考慮すると、長くいることはできませんでした。

 時間がなくなってきてはいたのですが、それでも行かなければならないところがあるので、行きました。


 福岡市博物館を出て、福岡タワーへと向かおうとしていた時、
「カズちゃん?」と声をかけられました。
 顔を上げてみれば、ゼミの先輩でした。
「お久しぶりです!」と返し、ちょっとだけ話をしたのですが、そのゼミの先輩はこれから『カメオ展』に行くところとのこと。
 福岡での知合いはまったくいないというわけではないのですが、福岡市の広さとそして人口とかを考えると、そうそう簡単に出会えるような確率にはならないはずなんですけど。

2009/02/01


“福岡市総合図書館”(福岡市博物館すぐ隣)
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 福岡に住んで便利だなぁと思うのが、図書館。
 福岡市は広く、また~区といくつかの区にも分かれています。
 それぞれの区に図書館があるのですが、それぞれの図書館を結ぶネットワークがありまして、自分の住んでいる近くの図書館の本が借りれるというのは当然できますが、それだけでなく、手続きをすれば、別の遠くの区の図書館にある本も借りれちゃうのです。
 他人家の本棚からも本を持っていける感じ。
 本のだぶりという無駄も少なくできるし、小さな図書館の所蔵数を他のところと合わせてカバーできるというなんとも画期的なシステム。
 大いに利用させていただいています。



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