目次
2008年11月、福岡:柳川
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-①
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-②
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-③
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-④
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑤
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑥
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑦
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑧
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑨
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑩
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑪
【08`11/30】私を柳川に連れてって☆-⑫
2008年12月、福岡:岐志
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その1)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その2)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その3)
【08`12/20】岐志 先輩と後輩と2 一章(その4)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その5)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その6)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その7)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その8)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その9)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その10)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その11)
【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その12)
【08`12/20】岐志 先輩と後輩と2 一章(その13)
2008年12月、福岡:百道浜
【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その1)
【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その2)
【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その3)
【08`12/20】福岡 先輩と後輩と2 二章(その4)
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2008年12月、福岡:岐志

【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その1)

2008年12月
 もう爆発寸前!!
 この時、卒業旅行の話をまとめたくて、旅行会社からパンフレットをもらってきて比較したり、交通手段を調べたりと奔走していました。
 卒業旅行の話は少し前から出ていたのですが、なかなか参加するメンバーと会うことができずに、まったく話は進展せず。さすがに12月入ったので、そろそろまとめないと話が流れかねませんでした。
 だけど、なかなか全員揃わず、足並みが揃わない・・・・・・。
 あれこれ提案するのは私ばかりで、こいつら本当に行きたいのか?と思ったりしてしまうこともしばしば。提案されれば提案されたで、何で今頃・・・もっとはい言ってよ!と私のイライラは積もるばかり。
 都合が合わず不参加の友人に励ましてもらったりして、なんとか保っていました。
 今考えると、一人で突っ走ってしまってた部分もあるかなと思うところも無いわけではなかったりするのですけどね。

 そんな事があっていたりしましたが、なんだかんだでどっかに出かける私。
 ならん時はならんし、なる時になる。
 ま、今は今を楽しんでしまおう!

 東京の先輩こと先輩Yがまたもや福岡にやって来るというのを本人から聞かせれ、せっかくなので、どこかに出かけようといういつもの話の流れになりました。
 なんでこんなに先輩Yが福岡にやって来るのかと言いますと、先輩Yが応援している“ライジング福岡”というプロバスケチームの試合が福岡であったからです。
 先輩のライジング熱はすさまじいもので、バスケットのシーズンとなれば東奔西走、南船北馬! すさまじすぎて、逆に「お好きなんですね~」ぐらいしか言えなくなる。なんというか、言葉にできない・・・・。
 後輩はスポーツ観戦は好きでないので、先輩Yと試合会場まで一緒に行くことはありません。
 それで、バスケの試合が無い間をぬって、行っているのです。

 今回はどこに行ったのかと言いますと、
「そうですねぇ・・・。あ、先輩、この前ニュースで、牡蠣小屋の話題が出ていたんですよ」
という後輩の発言がきっかけとなり、行ってまいりました!

 牡蠣を求めて、糸島半島へ!

2008年12月19日(金)

 朝、ぼーーーっとしながら、トーストを食べていると、先輩Yから電話が来ました。
「福岡(空港)着いたけど、どこにいる?」
「あ、今、家です。」
 平然とした風に答えていましたが、この時ただ起きているだけで、頭が働いてませんでした。
「あー、待ち合わせとか決めてませんでしたよね?」
「いや、そうだけど。動く歩道好きだから、(来ていると思ったから、)まだそこに行かないで待ってたのだけど・・・・・・」
 その後、博多駅集合することにして、電話を切りました。

 

……寝坊しますた。
  
 この時、なんっの準備もしてなくて、慌てて準備をしました。
 一応、今回目的とする場所への行き方と時刻をあらかじめ調べてありまして、その時間に間に合えばいいよねと自分に言い聞かせる。
 準備すまして、ダッシュで家を出ました。
 地下鉄七隈線乗って、やっと思い出したのが、前回先輩Yが来た時に早起きして行ったなぁということ。
 あの時、歓迎の意を込めまくって、プラカードなんてのも作ったなぁと懐かしんでみた。
 今回ですか? 作ってませんね。作る時間がなかったというのもありますが、ネタ切れしましたし、

なんと言うか、飽きた。

 途中でだんだん目が覚めてきだして、そのあたりで博多駅集合だと都合が悪い事を思い出したか指摘されたかで、天神集合に変更。

 天神にて、なんとか合流成功。
 予定の時間より早かったので、ゲーセン行きました。
 音ゲーで店内対戦したのですが、難易度間違えてリアルに難しいのを選択してしまい、1曲しか遊べず、そして先輩側の操作盤が壊れていたようで、散々な結果に・・・。
 だけど、おかげでばっちし目が覚めました。
 
 地下鉄空港線・天神駅から地下鉄に乗ります。
 目指すは筑前前原駅!

・・・・・・行けるの?

 地下鉄空港線は姪浜駅という筑前前原駅前よりも手前にある駅で終わっているはずなんです。
 それに筑前前原駅って、JRの駅だし。
 地下鉄に乗って、行けるの???
 先輩Yが行けると自信を持って言っていたので、若干怪しみましたが、鉄道については安心していいだろうと思い、信じました。

 そしたら、姪浜駅を越えても、まだ尚地下鉄は走り続ける?!
 地下走ってない!!
 車窓から風景見れちゃってます。
 連結?とかそういうものらしいです。
 
 へぇ~と思いながらも、それで全てが解決したわけではなく、新たな心配事が浮上。
 今日は地下鉄は一日乗車券が500円で売ってあったので、それを購入しました。(通常600円ですが、特定の日(ノーマイカーデー等)だと500円で販売)
 一日乗車券はカードを改札口で通せば後は乗り放題!なのですが、JRにまでそれが通用するとは思えない。
 どうするんだろう、と思っていたら、先輩Yが見回りしている車掌さんを引き止めました。
 行く駅までを告げると、なにやら車掌さんが機械に入力して、レシートを出してきました。
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 こういう風に料金を支払うシステムになっていました。

 先輩Yが「これは東京では見かけないよ~」と面白がったもの。
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 電車に揺られて40分。
 筑前前原駅に到着!
 この駅で先輩がロッカーに荷物を預けてから、駅を出ました。

 バスの時刻表を確認してみたら、まだバスが来るまで時間があったので、駅前の観光案内所で地図をもらいに行きました。

バス停前にて
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 地下鉄の車両なのに、地上にあるのが違和感あって仕方ない・・・。どじょうが空飛んでるぐらいに思えてなりませんでした。


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その2)

 糸島半島について調べてみたのですが、調べれば調べるほど、そこがドライブコースだという事しか出てこない。
 
 一応私は運転免許を取得しています。が、ほとんど活用されてません。
 それに車を持っていないので、レンタカー借りることになるのですが、二人だと割る人数が少なすぎて、結構高くなってしまうんですよね。

 移動手段は公共機関という「しばり」。
 そんなしばりがありつつも、それでも岐志漁港を目指したのは、執念と言うかなんというか、「おいしい牡蠣食べたい!」という情熱だったと思います。

 糸島半島あたりに牡蠣小屋のある地がいくつかありました。
 だいたいの牡蠣小屋のある地は駅から近かったり、まぁなんとか行けそうな所にありました。
 が、岐志漁港は駅から離れていてしまって、バスが通っているか分からない・・・・・・。

 正直、別の所に変えて欲しいというのが後輩の中にあった。
 先輩Yがまったく諦める様子がなかったので、お任せすることにしました。
 
 それで、先輩がバスが通っているのを見つけてくれました。
 なんでも岐志漁港近くにある旅館か何かのHPを探し出してて、そこに書かれてあるアクセス方法から見つけたのだそうだ。

 その発想はなかった!!
 先輩Y,GJ!!!

 西鉄ではなく、昭和バスというバス会社のバス。
 筑前前原駅前のバス停はすぐに見つかりました。

 マイクロバスより少し大きな、いつも見かけるようなバスより小さなバス。

バス車内より
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 海だーーー!!!

 途中のバスのアナウンスにびっくりした。
「加布里から終点まで自由に降りられます」
 なんでも、バス停なくても停車ボタン押したら、降ろしてくれるらしい。

“前原駅北口”→“岐志”
20分ほどで到着
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 片道520円。
 高い。高いけど、他に手段がないんだ。

 バス停から案内の看板に従って進んでいきます。
“岐志漁港”
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 あまり海とは馴染みが無い私にとって、こんなに漁港に近づくのは初めてかもしれない。

 もう少し進んでいくと、ずらっと並んでいるビニールハウス
これが、“牡蠣小屋”です。
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 ど・こ・に入ろうかなぁ~♪

 全部開いてはいませんでした。
 いくつか閉まっている、いや、閉まっている方が多かったような気がするので、いくつか開いているという感じでした。

2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その3)

こちらに決めた!
 なるべく人が入っている所がいいという先輩Yの意見により。グルメ関係の先輩の意見は信用できるので、おとなしく相槌を打っておきます。
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 中はあったかいです。
 炭囲んで食べるので、それが火鉢代わりになってます。灰が飛び交うので、その点は注意してください。 

牡蠣1キロ
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 「あとで、焼き方教えに来ますね」と、店員さんに言われたのですが、来なかった・・・。
 隣の席に座っていたおねーさん(敬意を込めて)達が、食べるタイミングを教えてくれました。ありがとうございました。

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 牡蠣飯を食べながら、牡蠣が焼けるのを待ちます。

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 ・・・・・・や、焼きすぎてしまった。
 焼きすぎると身が縮んでしまうのです。
 一番最初のこれと、次の焦がしたのを教訓にして、次からは上手く焼けるようになりました。
 
 牡蠣は火で焼くというのではなく、牡蠣の殻に密封された中、牡蠣の汁で蒸すという感じなのらしい。牡蠣の殻の隙間から煙が出てきだしたら、だいたい食べ頃。

 焼きすぎると牡蠣の汁がはぜてくることがあるので、注意。
 熱いです。
 これは自分のテーブルにある牡蠣だけでなく、隣のテーブルの牡蠣による攻撃であることもあるので、注意する必要があります。
 来るとは思ってなくて、飛んできた時にはびっくりした。熱いよりもびっくりした方が大きかったです。

サザエでございま~す!
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上手くできた!
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 “岐志”の牡蠣は「海のミルク」と呼ばれているらしく、おいしいらしい。
 そして、身が大きい!

 牡蠣は蛤(はまぐり)とかと違って、殻がぱっくり開いたりしません。
 ナイフを殻の隙間にさし込んで、開けさせます。(ナイフはテーブルに置いてあります)

 お好みで醤油、ぽん酢などをかけたりします。
 レモンとかだいだいもおススメです。レモンは最後の一欠けらでした。(最初店員さんに訊いたら、きらしているとの事だったのですが、見つけてくれました)

 牡蠣は中の汁が肝心なので零さないよう、置く必要があります。
 たいてんはすぐ安定してくれるのですが、中には手強い奴も!

富士山型。(勝手に名前付けた)
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 逆富士に置かなければならず、なんか勝手に動いて、なかなか安定してくれない!
 なんとか網の上に置くも、しばらくすると勝手に傾く。
 網の目にひっかけるようにして、なんとか安定させる。
 だけど、またことんと傾く、それをまた―――と何度も何度も何度も何度も繰り返しました。

 順番からして、本当は先輩Yが食べることになっていたのですが、譲ってもらいました。
 これで先輩Yが強行に食べてられたら(そんなことする先輩ではありませんが)、たぶん乱闘に発展していたと思う。

じゃーーん!!
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 今日一番の大きさを更新しました!!
 頑張った甲斐がありました!!
 すっごく、すっごくおいしかったです。

最後に牡蠣汁を飲んで、フィニッシュ!!
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 テーブルの炭代、牡蠣1キロ、えび2匹、サザエ3個、牡蠣飯二パック、牡蠣汁2杯。
 これでだいたい二人で割って、1400円くらい。
 会計の時、「安い!」と叫んだのは、先輩Yです。

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 満足♪

2009/01/31


【08`12/20】岐志 先輩と後輩と2 一章(その4)

 ここまで来たのだから、あちこち行ってみました。
 先輩Yも後輩も、糸島半島は初めてで、何があるのか知りません。
 この辺りの事前調査は後輩が担当しました。

 予定ではバス使おうと思っていたのですが、運賃高いので、歩いて行くことにしました。
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「『ぽにょ』にこんなシーンなかったですか?」と言ったのは、後輩。
 ぽにょとソースケが二人で辿り着いたところが、こんな感じでしたよね。

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 モノを燃やすのとは違って、土が焼かれる焼き物の香りがするなぁと思ったら、“唐津焼”の工房があるようでした。

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 上三つの写真を見て、気づいた人もいると思うのですが、歩行者通る道が無いんですよね。
 車が通る事しか想定されていない道路。
 根性で歩いていきました。
 もっと先に歩いていくと、やっと歩行者用の道路があったのですが、ほとんど車道の端を歩いてました。ドライバーには迷惑な話だったでしょう。 

あ、着いたみたい。
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 この看板を右に。

 何かに車で5分とあったのですが、5分で着くような距離じゃないと思う。
 捕まる覚悟でとばしたら、多分着くだろうけど。

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 ごうごうとすごい音がしていて、風の音だと思っていました。
 ですが、この階段を上らないと、音の正体が見えません。

“芥屋の大門”(けやのおおと)
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 ごうごうと荒々しい、波の音。

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 波が斜面を駆け上って、砕けていく。

 目の前のダイナミックな風景に圧倒されました。
 海の荒々しさに驚かされる。
 私の良く知る海は太平洋で、こんなに海が荒いのは台風が近づくかどうするかしないと見られない。今日は天気がいいし、風も穏やかですから、この海は常がこの激しい状態なのでしょう。それを考えると、太平洋が「太平」とあるのが納得できる。

2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その5)

案内の看板によると、展望台があるらしい。
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「『トトロ』にこんな場所ありませんでしたっけ?」

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「なんというか、『もののけ』っぽくないですか?」

 さっきから、ジブリを髣髴させるような場所がでてきます。

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 先に左から行ってみることにしました。
 200mなんて近いよと思っていたのですが、道がすごかった。獣道以外の何ものでも無いだろうというような道。
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 一応道らしくものあるのですが、獣のマーキングの跡なんかが所々あったりして、獣道化していました。

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  この後、サーフィンの練習をしている人を見かけました。
 さっき看板を見かけたのですが、黒磯海岸すぐのところに駐車場があるみたいでしだったので、そこから来たのでしょう。
 あまり人も見かけないので、サーフィンの練習にもってこいのところ。
 海岸の石が危険ですけど。

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 さっきの反対側に出たのですね。
 
 ちなみにこの“芥屋の大門”は期間限定で遊覧船が出てるようでした。
 12月は出てないと書いてあったので、ちょっと残念です。

2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その6)

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 来た道を戻って、今度は展望台を目指します。

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 これが、展望台です。
「え? これ??」とかなり拍子抜けするようなつくりですが、この上に立てば、周りを一望できます。
遠くの島や、遠くの漁港。かなり見晴らしがよかったです。

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 さっき行った“黒磯海岸”

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 “芥屋の大門”の裏っかわ。


 また戻って、“芥屋の大門”
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 こちら側は“黒磯海岸”と違って、海岸までは下りられないようになっていました。海岸ははるか下。
 
 よせてはかえす波、なんて生易しい代物ではありませんでした。
 押して押して引きまくる。海岸なのに、波が砕けてるんじゃないかと、音もすごくてどどん、どどん、と最早海岸の波の音じゃない! 松竹映画のオープニングにあるような波の音です。

2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その7)

“芥屋の大門”から“岐志漁港”に戻る途中、後ろを振り返ってみて。
 この先、ずーっと行ったところに“芥屋の大門”。
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“岐志漁港”に戻ってきました。
片道40分くらいですかね。ゆっくり歩いて。
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 時間があったので、遊んでました。
 海を覗くと、小さな魚がふよふよ泳いでました。

2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その8)

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 “岐志漁港”からは“姫島”への連絡船が出ています。
 その名も“ひめしま”
 本数かなりすくなくて、“岐志漁港”からでるのが四本。“姫島”から出るのも四本。勿論、一日のうちの話です。

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 往復920円。
 降りる時に、渡すのだそうです。

 乗っているのは島の住民らしく、それぞれに固まっていました。
 観光客は先輩Yと私以外に見かけませんでした。

 動き出して、がんがん飛ばしていくのですが、たまに船がホップ、ステップ、ジャンプ!とかします。窓の外見れば、波しぶきがあがりまくってます。
 15分しか乗らないのですが、ちょっとスリリング風味な15分間でした。

 “ひめしま”に乗って、ちらっと思い出したのは、PS2『ぼくのなつやすみ2』略して『ぼくなつ2』。
 主人公が夏休みを利用して海の近くで民宿をやっている親戚の家に一ヶ月間お世話になるというゲーム。その主人公が連絡船に乗って、その地にやって行くんですよね。
 ・・・イベントのコンプリートができなかったんですよね。ソフトの故障で画面がフリーズしてしまって、遊べなくなってしまって。今でも悔やまれる・・・。

 そんなほろ苦い思い出を思い出していました。
 そんな事を思い出している乗客が乗っているとは知らずに、“ひめしま”は“姫島”へと到着しました。

2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その9)

“姫島”
 なぜこの島に来たのか? 疑問に思う人もいるでしょう。
 私も“姫島”は危うくスルーするところでした。
 あれこれ調べていた時に、見つけちゃったんですよね~。

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 時は幕末。
 志士達を匿う尼さんがいました。
 匿われた志士の中には、あの高杉晋作もいたり。
 そんな事をしていたので、藩に目をつけられ、遠く姫島へと幽閉されてしまったのでした。
 それが野村望東尼のお話。

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 ちょうど学校の下校時間だったらしく、小学生や中学生達とすれ違いました。
 中には挨拶をしてくれた子もいました。
 こちらも挨拶を返すと、しばらくしたら後ろの方から、「挨拶しなかったでしょう」「したよー」と言い合っこしたりしてて、可愛らしかったです。

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 看板のおかげで、迷わなくてすみます。
 何個もあったので、看板を見失うなんて事がなかったです。

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“野村望東尼御堂”
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 中は狭いし、暗いし、そして、寒そうでした。3畳くらいしかないし、おまけに海風吹きさらし。障子くらいは貼られていたと思うのですが、それで寒さがしのげるとは思えない。

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 姫島に幽閉された野村望東尼は、高杉晋作指示により結成された救出隊により、救出されます。

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2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その10)

 “姫島”はきちんと整備されていて、連絡船“ひめしま”を降りて少し歩くと、綺麗に舗装されていました。
 港周辺だけでなく、ちゃんとその先進んだところも整備されていました。

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小学校、中学校
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 おしゃれな学校です。
 
 これより奥へは進めません。
 姫島の前半分が生活圏で、後ろ半分は道が無いので進めないようになってました。

 連絡船の出港時間にまだ時間があったので、写真撮ってました。
 海からの風が止むことなく吹きつける。
 防風林がないからかというのは、しばらくしてから気付きました。

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 猫の警戒が半端なかった。
 かなり警戒されてしまった。

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 通りすがりの漁師さんに訊いてみたら、小鯵だそうです。
 こんなに高く上げるのは、たぶん猫対策なのでしょう。

 この後、漁師小屋が連なる道の前を通ったのですが、漁師さん達、作業中でした。
 通っていいかと訊いたら、いいですよという答えだったのですが、し視線が痛いです・・・。お仕事中お邪魔しました。

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 夕焼け小焼け、周りがほんのり赤く色づいて。
 日が沈む前の幻想的な風景になっていました。

2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その11)

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最終便の出港時間(17:00)が近づいてきました。
 岐志発の15:50のに乗って来たので、だいたい1時間くらいですね。

船の後ろ
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 席があるのですが、だれも座ってないし、行こうともしないので、立ち入り禁止かな?と思っていました。
 船員さんに訊いてみたら、座ってもいいとのこと。
 岐志から行くのと違って、追い風だから船はそんなに揺れないし、ちょうど日が落ちるところが船の上から見えるとの事。
 それを聞いて後ろに乗ろうと言う話になったのですが、それを聞いていた船員さんがにやりと不敵な笑みを浮かべました。先輩はその笑みの意味が分からないようでしたが、なんとな~く私は分かったような分からないような。

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 さようなら、姫島。

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 風はがんがん吹き抜けていきますが、思っていたよりかは寒くはありませんでした。
 だんだん日が落ちていくのが良く見えます。

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 とうとう日は水平線の向こうへと行ってしまいました。

2009/01/31


【08`12/19】岐志 先輩と後輩と2 一章(その12)

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 夕日の赤は鮮やかで、それはそれできれいだけれでも、日が暮れた後の夜がやって来たばかりの頃は、深みがあって、また別の美しさがあります。
 赤とか青とか、紺とかそういったよく知られた色の名前じゃなくて、もっと他の紅とか群青とかそういった普段使わないような色の名前を引き出してきても、まだ足りない!

“岐志”バス停前にて
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 1時間に1本しかないので、気長に待ちます。

 この後、また“昭和バス”に乗ったのですが、先輩Yが“加布里”で降りたらどうだろうかと言ってきた。“加布里”という駅があるそうで、バス代の高さを考えると“加布里”のバス停で降りて、駅から電車に乗ったほうが安くなるのではとの事。
 行く時もそんな事を言っていまして、“加布里”のバス停通った時に辺りを見回してみたのですが、駅が見当たらなかったんですよね。住宅しかない。・・・本当に“加布里”に駅あるんですか? 地図に載っているのを見たような気が私にもするのですけどね。
 それで、赤信号になるのを見計らって、バスの運転手さんに“加布里駅”について訊いてみました。
 そうしたら、やはり“加布里駅”はあるのだけれども、少し歩いた先にあるとのこと。夜だと暗いので見つかりにくいだろうとの事でした。
 確かにバスの窓の外は真っ暗。
 ここが知っている土地であればいいのですが、不慣れなので、“加布里”では降りずに、“前原北口”で降りました。

 筑前前原駅のエレベーターに乗っている途中で、はたと気付いたこと。
「先輩。先輩って、荷物前原駅に預けてませんでしたっけ?」
「あ、そうだ」

 ・・・・・・外が暗くて、助かった。

 この後、また40分ほど電車に揺られて、途中で地下鉄になって、天神へ。
 天神駅の窓口で運賃精算しました。

2009/01/31


【08`12/20】岐志 先輩と後輩と2 一章(その13)

 先輩Yが泊まる予定のホテルへ案内したりして、珍しく後輩活躍。

 そして、せっかくなのでキャナルシティ博多へと行きました。
 クリスマスイルミネーション。
 今年も気合入ってますね~。
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ムーミンたちもクリスマス仕様。
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 上に上がって、下を覗き込んで、噴水ショーを見ました。
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 白のツリーは照明が当てられて、赤や黄、青と色を変えていました。
 小さな泡みたいなのが、雪の代わりとして下の会場に降っていました。


 そして、天神に戻って、新天町前のミスドでドーナツを食べました。甘いものが無性に食べたくなって。
 そしたら、座った席の窓の向こうに宝くじ売り場がありました。
 天神ですから客が絶えないのは当たり前なのですが、それにしてもひっきりなしに宝くじが買われていく。
 なんだろうと思っていたら、12月19日の今日が、年末ジャンボ宝くじの最終日だったのです。

「先輩、今日けっこういい調子だったじゃないですか。晴れてたし、目的の牡蠣も食べれたし、行ききるかどうか分からなかった姫島も行けたし、それに連絡船の上でサンセット見れたんですから、今日の私達ツイてますよ。どうです? ちょっと宝くじ買ってみましょうよ」
 本当に今日一日予定以上に満たされた一日でした。そんな日だから、もしかしたらもう一つくらいおまけで来るんじゃないかなと後輩は思い、先輩Yに提案しました。
 しかし、先輩Yは静かに後輩を諭しました。
「宝くじは一枚、二枚で当たるものではない。10枚とか100枚とかそういった束で買って、それでも尚且つ1000円とか3000円くらいしか当たらなくて、元が取れるかどうかなんだ、そんな甘い考えでは当たらないよ」
「ですよね~」
 後輩はおとなしく引き下がました。
 だけど、心の中では別の事を考えていました。
 先輩Yがあまりにも正論すぎる事を言って他人を諭すときって、大抵次の日くらいにそれを引っ繰り返すような出来事が起きるんだよなぁ、と。

2009/01/31