目次
2008年9月、福岡:天神辺り
【08`09/29】福岡 先輩と後輩と 序章(その1)
【08`09/30】福岡 先輩と後輩と 序章(その2)
2008年10月、福岡:博多
【08`10/24】福岡 先輩と後輩と 一章(その1)
【08`10/24】福岡 先輩と後輩と 一章(その2)
【08`10/24】福岡 先輩と後輩と 一章(その3)
【08`10/24】福岡 先輩と後輩と 一章(その4)
【08`10/24】福岡 先輩と後輩と 一章(その5)
2008年10月、福岡:スペースワールド
【08`10/25】福岡 先輩と後輩と 二章(その1)
【08`10/25】福岡 先輩と後輩と 二章(その2)
【08`10/25】福岡 先輩と後輩と 二章(その3)
【08`10/25】福岡 先輩と後輩と 二章(その4)
【08`10/25】福岡 先輩と後輩と 二章(その5)
【08`10/25】福岡 先輩と後輩と 二章(その6)
【08`10/25】福岡 先輩と後輩と 二章(その7)
【08`10/25】福岡 先輩と後輩と 二章(その8)
【08`10/25】 福岡 先輩と後輩と 二章(その9)
【08`10/25】福岡 先輩と後輩と 二章(その10)
2008年10月、福岡:大宰府
【08`10/26】福岡 先輩と後輩と 三章(その1)
【08`10/26】福岡 先輩と後輩と 三章(その2)
【08`10/26】福岡 先輩と後輩と 三章(その3)
【08`10/26】福岡 先輩と後輩と 三章(その4)
【08`10/26】福岡 先輩と後輩と 三章(その5)
【08`10/26】福岡 先輩と後輩と 三章(その6)
【08`10/26】福岡 先輩と後輩と 三章(その7)
【08`10/26】福岡 先輩と後輩と 三章(その8)
【08`10/26】福岡 先輩と後輩と 三章(その9)
奥付
奥付

閉じる


2008年9月、福岡:天神辺り

【08`09/29】福岡 先輩と後輩と 序章(その1)

 Y先輩という先輩がいる。
 私が中学生の時からの部活の先輩で、今でも連絡を取り合っている先輩の一人である。
 今東京にいるというその先輩が、今度宮崎に用があるとの事で、そのついでに福岡にも来るとのことだったので、久しぶりに会うことになった。

Y「宮崎からは高速バスで来るよ」
私「それでしたら、プラカード作って待ってますよ」

 その時は、それは冗談ということで話はオシマイになりました。

福岡 先輩と後輩と 序章

2008年9月29日(月)
 先輩が乗るという高速バス「スーパーフェニックス号」は、福岡の天神に20:15に到着予定とのこと。
 けっこう時間があったので、おとなしく本を読んでいたのですが、予定より早く読み終わってしまいました。
 今から天神に行くには早すぎて、これからまた新たに本を読むには遅すぎる。そんななんとも中途半端な時間。
 何かをしないでいるのももったいないので、作ってみることにしました。
 歓迎のプラカード!
 構想ひらめき、製作時間30分(途中休憩15分含む)!

 天神のコンビニでこれを拡大カラーコピーして、完成。
 それでもまだ時間があったので、近くの家電量販店に行ってみました。この前の京都旅行の写真をプリントしてみようと思って。写真があるとY先輩にも話しやすいですし。
 が、USBにデータを詰め込みすぎていて、機械の読み込みにえらい時間がかかり、その上私が使った機種が上限999枚しか読み込んでくれず、結局プリントできなかった・・・・・・。
 時間ぎりぎりとなってしまい慌てて高速バスの降車の所に行ってみるものの、既に先輩はおらず、駅口の方にいるとのメールが届きました。いつも数分遅れるのに! なんでこんな時にだけ!!

 待ち合わせの場所として指定されることの多い、西鉄天神駅北口。
 あそこは、人が多いんだよなぁ。
 まぁ、Y先輩は知らないからな、私が冗談を冗談で終わらせなかったこと。
 相変わらずY先輩は外さないよなぁと思いながらエレベーターで地上へ。

 いつも通り人が多く、ちょっと探すのに苦労しましたが、大型ヴィジョンの端っこにY先輩を発見。先輩も丁度私を発見したらしく、手を振ってきました。

 私は満面の笑みを浮かべ、鞄から取り出しますのは自信作!

IMG_4555.jpg
(家で撮影)

 取り出したその瞬間に先輩の顔が凍り付いて、私を連れてビジョン前を早々に立ち去りました。
「もう二度とするな」と喜んでくれました。
 私の力作が非常に目立っていたと褒めてくれる先輩の早歩きに、やや駆け足でついていく私。
 そんなに気に入ってくれたのならと、先輩にこのめい作をあげる事にしました。先輩は受け取ると、素早くこの作品を鞄に入れてくれたのでした。

 充分過ぎるくらい役目を果たしてくれたので、作ったかいがありました。

 久しぶりに会うY先輩をからかうのはここまでにして、二人で向かうは赤坂。
 地下鉄空港線に乗り、一駅。
 先輩が知人から紹介されたと言うもつ鍋のお店へと行きます。

 先輩は赤坂店ではない方に行ったことがあるとのことでした。
 それで、赤坂店に行くのは初めて。
 私はちゃんと“もつ鍋”を食べるのは初めてでした。


 居酒屋風の賑やか過ぎるくらいのところと聞いていたのですが(赤坂店じゃない方が)、どうもちょっとそことはまた雰囲気が違うよう?

 階段を上がりきってみると、そこにあるのは、シンプルで落着いた雰囲気のある、学生が気軽に行くような安いが売りの居酒屋とはまったく異なる、会社帰りのスーツではなくて私服で仕事しているような人達が利用するようなお店でした。
 Y先輩の使い込まれたリュックサックと私の履き慣れたジーンズが場違いにしか思えない。
 一瞬ためらってしまうものの、店員に見つかり、席へと案内されていきました。
 通路の途中に飾られているのは、一輪挿しの薔薇。ライトが当てられ、一本で十分に華やかさをふりまいていました。
 先輩のリュックサックと私の傘はお店が預かってくれたので、壁際の二人席が狭いと感じることはありませんでした。周りを見るとやはり会社帰りの人たちでいっぱいです。赤坂なのですから、当然なのですけど。
 
 メニュー表の「お通し代として」の一文に、お酒は飲まない方向で素早くと決まる。もともとお酒が飲みたかったわけではありませんでしたし(と見栄を張っておく。)
 その代わりにと頼んだのが、“牛ホホ肉の甘煮”。
 口の中で甘くとろけていく牛ホホ肉。
 これも高かったのですが、お酒頼まないのだし、せっかく来たのだからと頼んでみたら、正解でした。

 「もつ鍋ができあがるまでお楽しみください」とメニューに書いてあったのですが、その“もつ鍋”がすぐに来た。そして、出来上がったものを出してくるので、すぐに次が楽しめた。もうちょっとゆっくりでもよかったかな。

 “もつ鍋”は味噌味。
 このあたりは、先輩に任せました。
 あと、火加減も先輩に任せました。
 それに、野菜を入れるタイミングも先輩にお願いしました。
 やっぱりY先輩は頼りになりますねっ★
IMG_4564.jpg
 “もつ鍋”のもつがどんなものかと、びくびくしていたのですが、変なものじゃなかったです。噛んでみるとおもしろい感覚がします。生臭さとかそういうのもなかったですし、おいしかったです。
 せっかくだからいい所行こう! と挑戦してみたかいがありました。
 “もつ鍋”は福岡の味だから。できるだけ負けない所を行っておこうと。
 挑戦の後日がある意味戦いでしたけど。

 しめは、ちゃんぽん麺。
 私が野菜を食べつくしてしまったせいで、麺だけの寂しい鍋になってしまった。
 ニラも美味しかったんですもの!

 人気店らしく、月曜日なのに、空いている席はあまり見かけませんでした。
 立地も関係あるかもしれませんけど。

 ちなみに、会計は、お勘定をレジに持っていくのではなく、そもそもお勘定がなくレジで名前を言うようになっていました。
 やっぱり赤坂、学生はお呼びでない?

 でも、居酒屋特有の騒がしさというのはないですし(別のお店がそんな感じらしい)、おしゃれなので、自分達でちょっと背伸びして行くには充分なところでした。

2008/12/17


【08`09/30】福岡 先輩と後輩と 序章(その2)

2008年9月30日(火)

 先輩が福岡に来て、時間が合えば私が通う大学の学生食堂で、お昼を食べます。
 広い大学なので、学生食堂と名の付く食堂だけで4つ、カフェテリアだとかレストランだとかも含めると8か9ぐらいあります。
 前回は第4食堂(丼の第四)でしたので、今回は第一食堂(定食メイン)。
 第一食堂の魚定食の魚は朝卸売市場で仕入れたものが使われていて、魚が好きな私にとっては嬉しい食堂。
 最近値上がりしてしまいましたが、それでも¥400で、ご飯、豚汁、お魚、小鉢2つと満足のボリューム。
 
 携帯電話を見てみれば、級友から「第2にいるよ」とのメールが入っていました。
「デザート食べたくないですか?」と先輩を第2食堂へと誘導。
 素朴な味の手作りプリンとオレンジのムースを買って、級友達の姿を探します。
 私は全員の事を知っているのですが、当然先輩と級友達は面識全くないです。
 だけど、会わせてみたかったのは、先輩も級友達もバスケに理解があったから。(私は除く。)
 無理に引き合わせた感は否めない。 

 その時、昨日のプラカードの話になりました。
 話を聞いた級友二人が「せめて『WELCOME』と書いてあげようよ!」とツッコミ。
 私の行動自体には、問題がありすぎてツッコミきらないとか。
 
 この後、私は授業だったので、ここで一旦先輩とお別れ。


 そして、再び会うのは午後6時。
 『浜勝』の100号店があるのを先輩が見つけたとのことで、行ってみることになりました。

  ランチの時間過ぎていて、串かつにするか、いつものかつにするかで迷いましたが、いつものかつで。
 この『浜勝』100号店、禁煙か喫煙か、串かつかで階が分かれています。
 先輩も私も煙草吸わないのでそこは迷わず禁煙。

 まさか、英語の授業が一緒だったひとのバイト先とは思わなかった。
 というか、予想してなかった。
 びっくりした!
 驚きのあまり、同級生なのに敬語全開。
 広い大学なので、会う約束していないとすれ違うことすらないのですが、まさか天神で出会うことになるとは!!
 「天神で石投げると、だいたいこの大学生か卒業生の人に当たる」というのがまことしやかに流れている噂ですが、知り合いに当たるとは思わなかった。
 だけど、ものすごくいい人で、授業でしか話すことのなかった人だったのですが、いろいろと気にかけてくれました。
 その事にもびっくり。
 人に優しくするのも大切なことなのだなと教わりました。
 この人苦手だなと思ったら、可能な限り避けようとするのが私なのですが、この考え方だと損をするなと思いました。

 どぎまぎする私を、テーブルの向かい側に座る先輩は笑いっぱなし。
 覚えておきなさい!! このお返しは必ずしてあげるんだからね!!!

 そして、福岡空港へ。
 見送りますよ~と申し出たのは、全ては動く歩道のため!
 動く歩道の上をあえて歩くという楽しみを味わうために、あとお世話になった先輩を見送るために空港へ行きました。
 また近く来ることになるという話をされて、その時はまたどこかへ行きましょうと約束。
 時間になり、ゲートを潜っていった先輩に手を振り、すぐに向かう動く歩道。
 合計2往復しました。
 満足!!



 まさかあんな事になるなんて、この時誰も予想することはできなかったのであった。
 【次回】福岡 先輩と後輩と 一章

2008/12/18


« 前の章