目次
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京都 前らへんの日
一日目
【08`09/19】京都 一日目 (その壱)
【08`09/19】京都 一日目 (その弐)
【08`09/19】京都 一日目 (その参)
二日目
【08`09/20】京都 二日目 (その壱)
【08`09/20】京都 二日目 (その弐)
【08`09/20】京都 二日目 (その参)
【08`09/20】京都 二日目 (その肆)
【08`09/20】京都 二日目 (その伍)
【08`09/20】京都 二日目 (その陸)
【08`09/20】京都 二日目 (その七)
【08`09/20】京都 二日目 (その捌) 
【08`09/20】京都 二日目 (その玖)
【08`09/20】京都 二日目 (その拾)
三日目
【08`09/21】京都 三日目 (その壱)
【08`09/21】京都 三日目 (その弐)
【08`09/21】京都 三日目 (その参)
【08`09/21】京都 三日目 (その肆)
【08`09/21】京都 三日目 (その伍)
【08`09/21】京都 三日目 (その陸)
【08`09/21】京都 三日目 (その七)
【08`09/21】京都 三日目 (その捌)
【08`09/21】京都 三日目 (その玖)
四日目
【08`09/22】京都 四日目 (その壱)
【08`09/22】京都 四日目 (その弐)
【08`09/22】京都 四日目 (その参)
【08`09/22】京都 四日目 (その肆)
【08`09/22】京都 四日目 (その伍)
【08`09/22】京都 四日目 (その陸)
【08`09/22】京都 四日目 (その七)
【08`09/22】京都 四日目 (その捌)
【08`09/22】京都 四日目 (その玖)
【08`09/22】京都 四日目 (その拾)
五日目
【08`09/23】京都 五日目 (その壱)
【08`09/23】京都 五日目 (その弐)
【08`09/23】京都 五日目 (その参)
【08`09/23】京都 五日目 (その肆)
【08`09/23】京都 五日目 (その伍)
【08`09/23】京都 五日目 (その陸)
【08`09/23】京都 五日目 (その七)
【08`09/23】京都 五日目 (その捌)
【08`09/23】京都 五日目 (その玖)
【08`09/23】京都 五日目 (その拾)
【08`09/23】京都 五日目 (その拾壱)
六日目
【08`09/24】京都 六日目 (その壱)
【08`09/24】京都 六日目 (その弐)
【08`09/24】京都 六日目 (その参)
【08`09/24】京都 六日目 (その肆)
【08`09/24】京都 六日目 (その伍)
【08`09/24】京都 六日目 (その陸)
【08`09/24】京都 六日目 (その七)
【08`09/24】京都 六日目 (その捌)
【08`09/24】京都 六日目 (その玖)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾壱)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾弐)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾参)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾肆)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾伍)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾陸)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾七)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾捌)
【08`09/24】京都 六日目 (その拾玖)
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京都 後日談
あなたのお好みは??

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【08`09/23】京都 五日目 (その壱)

 今朝はどこに行こうかなぁと準備しながら考えていると、リビングの方から祖母と叔父の会話が聞こえてきました。
「“(京都)御苑”とかいいんじゃない?」
「“御苑”は遠いよ」
 なるほど、やってみようじゃないですか!

2008年9月23日(火)
旅行者Xの健闘


 何がそこまで私を動かしたのか。
 できなかったらできなかっただし、できたらできたでおもしろいじゃないかという思い、ただそれだけ。

 堀川通りを北上。
 “二条城”の前を通ります。
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 “二条城”は8:45~なので、まだ開いてないみたいです。
 
 堀川丸太町の交差点付近で見つけた、写真屋の看板。
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 バス停・堀川丸太町からバスに乗ります。
 一日乗車券買ってるので、バス代についてはあまり心配しません。むしろガンガン使いたい。
 バスに乗ると、修学旅行生を見つけました。朝早くから元気だなぁと思いましたが、よくよく考えてみれば、自分も他人の事言えない。

“京都御苑”
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 地元の人の犬の散歩コースになっているらしく、信号待ちしてたら、“御苑”から出てくる飼い主と犬のグループを見つけました。
 そのグループの一人、最初掃除の人か何かと思ったんです。車輪の付いた赤いBOXを押していたので。よ~く見てみると、そのBOXの中にゴールデンレトリーバーがおとなしく入っていました。一緒にいる人が特に驚いているわけでもなく、普通に接しているので、私の見間違いかなと思ったのですが、確かにゴールデンが乗ってます。
 すれ違うときに見てみたら、そのゴールデン、耳の上のあたりを飾りの付いたゴムでそれぞれ結ばれていました。
 ああ、かわいがられているんだなぁと。世の中にはいろんなかわいがりかたがあるんですねー。

“御苑”内は自然がいっぱいで、いろいろな鳥が観察できます。
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“厳島神社”
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 “御苑”の南側。
 この前に池があります。
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 その池近くにある、橋。
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 この橋を渡ってみると、それに反応して池の鯉が集まってきました。
 大量に。
 黒いぬめぬめしたもので、一面覆われてます。めいめいクチをパクパクさせてます。君達どんだけ貪欲なのですか! 

 遠くに見えるのが、“京都御所・建礼門”。
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“仙洞御所”付近
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 車は通れません。写真の車はパトロールの車です。
 宮内庁の管轄らしく、それらしい事が車に書いてありました。

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 どこも頭を悩ませているのですね。

“仙洞御所”前
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 頑張った一枚。
 ズームするとどうしても手ブレしてしまうのですが、根性でさせなかった。2・3回撮り直してますけどね。

“京都御所”
東側
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 “建春門”
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 “御苑”は本当に広大で、この先もまだまだあるのですが、今日もここまで。
 今日は祖母と叔父と出かける予定になっているので、そんなに遠くまで行く気はありません。
 
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 “建礼門”
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“蛤御門”
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 名残惜しいので、もう一枚!

 そろそろ帰りますか。
 “御苑”は本当に自然が多く、私の感覚からすると宮崎神宮みたいだなぁと思いました。(宮崎神宮:航空写真で見てみると、住宅街の中にしっかり森があるのが見える。)神宮よりかは手入れされていますし、憩いの場として開放されてるので、違うと言われればそれまでですけど、なんとなくそう思ったのです。

 南へと歩いている途中で見つけました。
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 ちょっと分かりにくいかもしれませんが、松の木が塀に巻きつくかのように曲がっているのです。

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 この前を通ったら、もう少しで外に出られます。

 またバスに乗って、堀川丸太町へ。

“堀川”整備中
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 ここから北へ真直ぐ行きと、昨日行った“清明神社”“二條戻り橋”に行きます。

 お腹すいてきたので、叔父の家に戻ります。

2009/11/20


【08`09/23】京都 五日目 (その弐)

「そうなるかもな。ところで、数学の新しい問題をひとつ思いついた。暇な時に考えてくれないか」
「どういうのだ」
「人に解けない問題を作るのと、その問題を解くのとでは、どちらが難しいか。ただし、解答は必ず存在する。どうだ、面白いと思わないか」
「興味深い問題だ」石神は湯川の顔を見つめた。「考えておこう」
 湯川はひとつ頷き、踵を返した。そのまま通りに向かって歩き出した。
                                                   『容疑者Xの献身』東野圭吾(文芸春秋)より


 これを書いているちょうど一ヶ月前の10月22日(水)に、級友と一緒に『容疑者Xの献身』を観に行きました。
 月9の『ガリレオ』の映画化。
 実を言うと、私、「ガリレオ」は2・3話ぐらいしか観てないんです。ドラマの続きではありましたが、話は映画だけで完結しているので、ドラマを観ていない人でも話を理解することができます。(ドラマ『ガリレオ』はどっちかというと間の小ネタみたいなCMが好きでした。)
 まさにタイトル通り。
 エンディングのスタッフロールが流れている間、ずっと泣いてました。

 その後で原作の『容疑者Xの献身』を読みました。
 映画と原作、そこに描かれる雰囲気はやはり違うものがありました。映画は湯川博士の苦悩にスポットが当てられていて、原作では湯川博士は苦悩というより困惑していた感じがありました。
 映画は映像として「みせる」必要があるから、ある程度「動き」のあるように改変する必要があるんだなぁと思いました。原作は映画ほど動かないんです。

 
 京都の話をしていたのに、なんで急に『ガリレオ』の話を? と疑問に思われている方がいることでしょう。勘が良い人はピンッと来てるかもしれません。
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 叔父に連れて行ってもらいました。祖母も一緒です。

 福山雅治演じる湯川博士は、帝都大という架空の大学で物理学を教える准教授。
 その帝都大の全景がこの京都大学なのです。
 ドラマの撮影はここだけでなく、あちこちで行われているのですが、一番分かりやすいのがここ。
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 時計塔とクスノキ。
 クスノキは、京都大学のシンボルマークでもあるようです。

 京都大学の授業が始まるのは10月かららしく、またこの日が秋分の日でもあったので、学生の姿はほとんど見られませんでした。
 上の写真で、クスノキの下に写っているのは、なにやら待ち合わせをしているようなのですが、学生ではないようでした。


 話には聞いていた京都大学。
 実際に見るのも来たのも始めてです。
 自分の通う学校とは違う学校、感覚が違うのでなんだか変な感じがしました。大学という雰囲気はあるのだけど、建物だとかそいういったものが違ってて、でも大学の空気はする。
 あまり確認しないで靴はいたら、なんだか履き心地が違うなぁと思っていたら、他人の靴だった。そんな感じ。
 『憲法9条を守ろう』みたいなことが書いてある看板があったりもして、いるんだなぁと思った。そこではっきり自分の大学と違うということ分かった気がしました。私の通う校内では連絡用の許可された看板があるくらいですから。高さ2mくらいの巨大な看板があったりします。
 それからだんだん感覚が分かってきて、24時間の図書館は本気で羨ましかった! コンビニじゃないんだから!! だけど、それだけここでいろいろと研究されているってことですよね。それに対応するよう設備の整った図書館があるのだから、それだけでさすが京大という感じです。

時計塔玄関より
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 このクスノキを見上げる井上馨(柴崎コウ)を真似たポーズをして、叔父に写真をとってもらいました。

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 時計塔は現在記念館になっていて、歴史館だとかレストランだとか土産屋とかありまして、ほぼ観光地化しているようでした。
 今日は祝日だったので、地下は開いてなかったのですが、そこでは京大ビールなるものが売ってあるそうです。なんでも、エジプトのビールを再現したもので(エジプトと言ったらあの方協力のもと)、美味しいらしい。
 一階にも土産屋はあるのですが、10時開店なのに、10時過ぎてから開店の準備を始めてました。待つのもなんだったので、その間に御手洗い行っていたら、痺れを切らした他の旅行客がそれぞれ戸棚を自ら開けてました。つっこみどころ満載ですが、あえて便乗します。
 いろいろ売ってありましたよ。ボールペンやシャーペン、キーホルダーといった定番のものから、ポストカード、「京大」と絵柄が出る金太郎飴、「京都大学」とロゴを模様にした巾着などなど。ここに来たら、お土産に困らない! 
 私は、京大の大学ノート(大学の大学ノート!)と級友に送るためのポストカードセット、「京大」金太郎飴を個別包装された10個入りを買っていただきました。
 その京大ノートに、『容疑者Xの献身』の一場面を写してあります。

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 帰りに“京都大学新聞”も買ってもらいました。
 学校新聞だとかそのレベルではなくて、ちゃんとした立派な新聞です。京都大学の情報が載っていました。図書館が改修されて24時間になったとか、とり人間コンテストの話だとか、京都大学っていろいろやっているんですね。やっぱり、さすが国立です。

2008/11/22


【08`09/23】京都 五日目 (その参)

 お昼はうどん屋に連れて行っていただきました。 
 混む前だったので、すぐ席に座れました。
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 なかなかこしのあるうどんでした。
 釜飯も美味しかった! 
 京都は薄味と言われますが、私にとっては普通でした。もともと家が薄味にしてあるので、味について不便な思いはしませんでした。
 私たちが食べたのは、ごくふつうにメニューとして見かけるうどんです。 
 “うどんすき”という話を聞くとうどんのすき焼きみたいなのも、このお店は扱っているみたいでした。鍋なので、テーブルもその仕様でした。9月でまだ暑さの残る時期でしたし、お昼でしたから、その“うどんすき”を食べてる人は見かけなかった。

 この後タクシーに乗って移動したのですが、乗ったタクシーの運転手が京都のあれこれを話してくれました。
・お寺の塀に引かれている線の数は、お寺の格を表しているのだそうです。5本が一番格が高いのだとか。
・神社の鳥居。実は、鳳凰の止まり木なのだそうです。
 そして、ここから先は本当に知らなかったのですが、鳥居に止まっている鳳凰は何をしているのかと言うと、神社の受付係をやっているのです。
 鳥居に一礼一拍手、そして自分の名前と住所をここの中で言うのです。受付係の鳳凰に、名乗るのです。そうすると鳳凰が神社にいる神様にどこどこの誰々が来ましたよ~と教えに行ってくれるのです。これをしないでお参りしてしまうと、神様はどこのだれか分からないから相手にしてくれないのだとか。
 ・・・・・・知らなかった! やっちゃったよ、やらずにお参り!!
 稲荷神社の鳥居が多いのは、それだけ来る人が多いからなのだそうだ。
・八坂神社の入口は、実は目立つ所にあるのは出口だったりするので、間違って入ってしまわないようにとのこと。

 それから、京都関係ではないですが、ダイエットについても教えていただきました。
・寝る四時間前から甘いものを食べないようにすること。
 効果は運転手自身で体感したらしく、太鼓判を捺していました。
 その話にやたら食いついていたのは祖母だったり。身を乗り出して聞いていました。はたして、今も祖母は実践しているのでしょうか。

“南座”(車内より)
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 この近くに出雲阿国の像もありました。

 河原町で祖母と私は降りました。叔父とはここで一旦お別れです。
 お目当ては、“よーじや”です。

 軽く迷いました。
 大通りから入っていく細い路があるらしいのですが、見つからず。注意してみてみたのですが、見過ごしてしまったのか見当たりませんでした。一度引き返してみると、祖母が見つけました。
 ・・・・・・道?
 そこは店に入ってしまうのでは? としか思えなかったのですが、よくよく見てみると、通りのタイルは店の奥へと繋がっています。それを辿っていくと、一つ裏の道に出ました。
 振り返ってみたら、道の両脇にまたがって店があると言う感じでした。
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 これは見過ごしてしまいますね。

“よーじや本店”
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 京都に来たら、行っておきたいお店!
 私は洗顔のが目当てです。
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 本店とありますが、こじんまりとしたお店でした。それでも人気の油取紙とか、手鏡などいろいろ売ってました。
 東京や福岡にも支店があるみたいなのですが、やっぱり本店は行ってみたいですよね。
 以前、別の支店に入ったことがあるのですが、いろいろ新商品が出てました。繭玉のなんとか~とか。

 ここで買い物をすませた後、祖母と別行動になりました。



 さぁて、歩くぞ! 探すぞ! 見つけちゃうぞ!!

2008/11/24


【08`09/23】京都 五日目 (その肆)

河原町冒険譚(前編)

 今回の旅で頼りにしてきた『歩く京都』では目的の場所について対応していないので、これからはもう一冊を併用します。
 『Flower Do it! 風光る京都~沖田総司と歩く新選組の舞台~』

 書店で「すみません、『風光る』はどこにありますか?」と店員さんに訊くと、野球漫画の方を教えられる可能性の方が高いあれです。
 『風光る』渡辺多恵子(小学館)は、男と偽って壬生浪士組入隊した女の子が主人公の漫画です。この漫画に出てくる沖田総司がめちゃくちゃカッコイイ!とクラスメイトがはまっていました。
 私としては巻末のオマケ漫画の方が好きです。時代考証奮闘記なるあのオマケ漫画目当てで読んでますから。
 時代考証に手を抜かないとするのは、その意味では少女マンガらしからぬものがありますが、そこがこの漫画の良い所!

 もし京都に行くことがあったら、参考にするんだ!と持っていた『Flower Do it! 風光る京都~沖田総司と歩く新選組の舞台~』。新選組関係の史跡等について『風光る』に登場するキャラクターが紹介してくれているものです。

 『歩く京都』にはお店や飲食店等は載っているのですが、細かい史跡については載ってないんです。だから『風光る京都』の出番!
 なのですが、『風光る京都』に載せてある地図は簡略化しすぎていまして、場所がよく分からないという欠点あり。『歩く京都』にある地図と照らし合わせながらの探索です。


路地裏探検開始!
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 さてさて、どこにあるのやら。

 地図によるとこの辺りなんだけどなぁ~、どこだろう??と探しつつ、看板見つけたのだけど、その向かい側の店がどうにもいかがわしいお店だったので、早歩きで通り過ぎた。
 それからしばらく探すのだけど、他にそれらしいところが見当らない。
 ・・・・・・さっきのところですか?

“枡屋跡”
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 枡屋の主人、喜右衛門が怪しいと言う情報を得た新選組が捜索してみたところ、長州藩士とのやりとりの手紙や連判状、大量の武器弾薬が出てきた。
 この後、喜右衛門を屯所(前川邸)に連行し、取り調べを行った。喜右衛門は自分が古高俊太郎であることを白状し、さらに行われた新選組の過酷な拷問により勤王派による陰謀を語りだしたのであった。そして、池田屋事変へと発展していくのである。

 ちょこんと石柱がありますが、そこだけです。
 現、料亭「志る幸」。ここ付近一帯が、かつての枡屋の敷地だったそうです。
 「「志る幸」事態の外観は改装されていて当時のものと異なるが、(中略)店内には当時の建物が一部残っている(『風光る京都』より)」

 後ろのビルの入口に立っている店の人らしい人の視線が痛い気がするので、次に行きましょう。

 『風光る京都』は地図は頼りないですが、写真が掲載されているので、それを頼りに探します。
 写真によると、旅行代理店らしいのが写っているので、それを探しました。

 ・・・・・・ない。

 この『風光る京都』が出版されたのが2002年とあるから、やっぱり変わっちゃっているのでしょうか? 幸い、次は路地裏のどこかではなくて通りに面しているみたいなので、通りをうろちょろしていたら見つかるのでしょう。

 み、見つかるといいなぁ。

 見つかるのかなぁ・・・・・・。 

 シャッターが下りている店に狙いをつけてうろちょろしていると、やっと見つけました!

“近江屋跡”(河原町通り沿い)
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 慶応3年11月。坂本龍馬が暗殺された近江屋。
 これだけ。
 映像については、アニメ『お~い!竜馬』の最終回でも思い浮かべておきましょう。(現在、原作の漫画について集め中)

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 シャッターに貼られていて、雨風にさらされたせいでほとんど読めなくなっている張り紙によると、別の所に合併したか移転したかのようでした。

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 つわものどものなんとか。


 次は見つけやすかったです。
“三条大橋”
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 将軍警護のために幕府が集めた浪士組一行は、この三条大橋から都に入ったらしい。

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 左に見えている、川の上にせり出しているのが“納涼床”のはず。

 この橋を渡ったところに、見慣れた黄色の新古書店を発見しまして、ちょっと寄り道。
 なにがあるかなぁと物色していたら、なかなか見つからないでいた絶版本が見つかりました! アニメの小説版で、全六巻中四巻まで持っていたのですが、それから後が見つからず、ずっと結末が気になっていたんですよね。おかげですっきりできました。

 もう一度橋を渡って、戻ります。
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 次見つけたい所はどこにあるんだろうと歩いている途中に、発見!
“佐久間象山先生遭難之碑”
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 上が切れてしまってますが。
 佐久間象山を斬ったのは、確か河上彦斎。
 (河上彦斎は佐久間象山を斬った後に人斬りをやめました。それまでは人を斬ることに何も思わなかったのだけど、佐久間象山を斬ったときは違ったらしい。人斬りはずっと一生身が滅ぶまで人を斬り続けるイメージがあるのですが、それをやめるという河上彦斎はやっぱり違うなぁ。)

 『定本 河上彦斎』荒木精之(新人物往来社)が読んでいて、ものすごく面白かった。古い本なので、小難しいことが書いてあるのかなと読み始めたのですが、そこまで小難しくはありませんでした。残されている書簡だとかを引用しつつ、そしてエピソードを交えつつ史実に沿って河上彦斎がどのような人物であったのかが書かれてあります。
 この本の一番の魅力は、ここぞとばかりに河上彦斎を褒め称える作者です。ものすごく河上彦斎が好きなんだなぁと伝わってきます。

 『歩く京都』にはもちろん、『風光る京都』にも載っていないポイントだったので、見つけられたのは本当に偶然です。(『風光る京都』はあくまでも新選組関係)
 現場はここだったのかと、しばし石柱を見ていました。

 すると「あ、ここにも石柱がある。でも、載ってないな」と石柱を指差す男の子。
 何に載ってないのだろうかと、その男の子が手にしている紙をちらりと見てみると、なにやら地図が印刷されていました。
 ピンッと来た私は、その男の子と親が行く先がこれから私が行く方向と一緒であるのを確認すると、後をつけてみることにしました。

2008/11/26


【08`09/23】京都 五日目 (その伍)

河原町冒険譚(後編)

 さすが私! と自分を自分で褒めました。

 ビンゴっ!!
 やっぱり後をつけて正解でした。

 “近江屋”の事もあったので、やはり目印となる店がないか変わるかしているのではないかと思っていあのですが、案の定ありませんでした。
 『風光る京都』によるとパチンコ屋、以前見た『トリビア』という番組でもパチンコ屋だったのですが、なくなっていました。

“池田屋騒動之後”
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 池田屋事件といえば、『新撰組異聞PEACE MAKER』黒乃奈々絵を思い浮かべますね。
 時代考証には疑問符が付きますが、ストーリーは面白いです。あれこれ伏線張ってあるし。面白くするためにあれこれ変えてしまってるのでしょうけど。
 級友達が思い浮かべるの新選組ものはこちらなのだそうだ。(私は『風光る』派)
( 『新撰組異聞PEACE MAKER』の続編である『PEACE MAKER鐵』は完結してません。伊藤甲子太郎暗殺のあたりで止まってます。これからどうなるの?! というところで止まってます。続き描いてくれないかなぁと思っているのですが、無理じゃないのかなぁというのが周りの意見。)
 『新撰組異聞PEACE MAKER』のラストが、池田屋事変なのです。
 とりあえず、心の中だけで「鈴ーーー!!!」と叫んでおきました。

 この日は何かイベントがあっているようで、男の子が持っているのと同じ地図を持った子達を見かけました。
 「高瀬川舟まつり」というのが行われていたらしく、そのイベントの一つでクイズラリーなるもののようでした。
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 チェックポイントでは係りの人が待ってます。
 高瀬川など川を中心に栄えてきた街の歴史に関心を持ってもらおうと行われているイベントらしいので、その一環としてこのように史跡をチェックポイントにしたクイズラリーがあっているのでしょうね。

 係りの人にクイズラリーの地図を見させてもらい、私の次のポイントの位置を確認しました。

“京都市役所”
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 この反対側が、“京都ホテルオークラ”
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 長州藩邸跡であるここに、彼はいるはず。

“桂小五郎像”
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 見つけたぞ! 桂小五郎!! ここで会ったが百年目!!!

 それは私が小学生のときのことだった。
 学校の図書館で幕末の人物について調べようという授業があった。
 私は坂本龍馬がいいなーと思っていたのですが、担当となったのは私の期待を裏切り桂小五郎。
 これだけでも私のテンションを下がらせてくれたのですが、それだけではすまなかった。
 ない、のだ。
 桂小五郎の伝記が見つからないのだ。
 坂本龍馬の伝記はもちろんあるのだが、高杉晋作、勝海舟とかはあるのだが、桂小五郎の伝記が見当らない。
 あちこち探してみて、やっと見つかったのは多くの元小学生がお世話になったと語る「マンガ日本の歴史」。そこに1・2ページ程載っていたのである。
 やっと分かったことは、木戸孝允と名を改名したこと。
 そこで時間切れとなった。
「もう! こいつ嫌い!!!」
 後に、世界史か日本史かを選択する事になった時に、私が世界史を選択したのは、日本史だときゃつに会うかもしれないのが嫌だったから。
 
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 小学生の時にそんな事があったりしましたが、その約十年後運命の出会い(?)をすることになるのですが、それはまた別のお話(銀魂的な意味で)。

 ここでもタイマーを駆使した撮影を決行!
 クイズラリーの人が来ないのを見計らって、チャレンジしました。
 あと、「高瀬川舟まつり」係りの人にも撮ってもらいました。

 桂小五郎メインの本をまだ読んでませんが、探して読んでみたいと思っています。勿論、木戸孝允でも探しつつ。


 河原町は繁華街ということもあってか、あれこれ開発されてしまっていて、私が探したこの4ヶ所ではほとんど当時のものは残っていませんでした。
 変わり行く街の中を、あの場所はどこにあるのだろうかとあちこち探してみるのは面白かったです。
 当時がどのようなものだったのかを見てみたいという気持ちはありますが、どのようなものであったのかあれこれ小説を読みながら想像することもまた楽しいのですから。
 ただ小説上ではどうしても位置の把握をすることができないので、実際あれこれ見つけるために歩き回ってみて、思っていたより密集していたことは新たな発見でした。やはり行ってみないと感覚がつかめませんね。

 舟祭りのクイズラリーの地図によると、私が探そうと思っていたところ以外にもチェックポイントがあるようでした。 注意深く探せばあれこれ見つかるのでしょうが、今回の河原町冒険はここまで。
 次の場所へと移動しましょう。

2008/11/26



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