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結論

■結論

1 ローレンツ変換(特殊相対性理論)の適用限界は相対運動の速さが光速の十分の一、0.1c程度までである。

2 相対運動の速さが光速に近づくと、誤差は膨大になる。現在の宇宙論や一部の素粒子論は光速に近い領域で検討されているので非常に危険である。

3 相対運動の速さが光速に近い領域、光速を超える領域でも適用できる方程式を異説:相対論として提案する。ローレンツ変換はこの方程式の近似方程式である。

4 アインシュタイン相対論と異説:相対論はローレンツ変換の適用範囲内においては、実用上は相反しない。

5 異説:相対論によると物体の相対運動の速度限界は存在しない。アインシュタイン相対論で説明できない超高エネルギー宇宙線、ミューオンが地上で観測できること、CERNでの超高速ニュートリノの検出などの素粒子の観測結果と相反しない。黒色星の観測事実も説明できる。

6 回転慣性系における光や信号の伝達にも異説:相対論は適用でき、GPSに関してはアインシュタイン相対論で成り立たないGPS相対性を満たし、サニャック効果を考慮した計算結果と一致する。

7 地球の公転などの回転運動で赤方偏移とそのばらつきが生じることを説明できる。青方偏移の可能性を示唆し、遠方の銀河での青方偏移の観測結果も説明が可能である。

8 異説:相対論では、ビッグバンなどの特異な事象は存在しない。膨張宇宙の概念も必要ない。

9 異説:宇宙のメカニズムでは、時間は唯一のもので宇宙は永遠の時を刻んでいる。黒色星や素粒子の運動が地球から見た暗黒の幕をつくり可視宇宙を形成している。

10 異説:相対論では、重力波の概念は必要ない。暗黒物質についても存在の可能性を再度検証する必要がある。

 

※本稿のベースとなった論文は、2009年より物理系ジャーナル誌に数編を投稿し、現在も査読審査中です。論文の内容をベースに一般向けに書きおろしました。

※画像の使用を許可してくれた、NASA, ESAに感謝する。


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