目次
はじめに
はじめに -1-
はじめに -2-
はじめに -3-
目次
目次 -1-
目次 -2-
【人間の言動心理には必ず一定の法則がある】
人間の言動心理には必ず一定の法則がある -1-
人間の言動心理には必ず一定の法則がある -2-
人間の言動心理には必ず一定の法則がある -3-
【暴力は素晴らしい!】
暴力は素晴らしい! -1-
暴力は素晴らしい! -2-
暴力は素晴らしい! -3-
【売られたケンカは、買わない方が危険】
売られたケンカは、買わない方が危険 -1-
売られたケンカは、買わない方が危険 -2-
売られたケンカは、買わない方が危険 -3-
売られたケンカは、買わない方が危険 -4-
売られたケンカは、買わない方が危険 -5-
【倒すべき相手は『弱い悪党』】
倒すべき相手は『弱い悪党』 -1-
倒すべき相手は『弱い悪党』 -2-
【ゴミはゴミとして扱え!】
ゴミはゴミとして扱え! -1-
ゴミはゴミとして扱え! -2-
ゴミはゴミとして扱え! -3-
【まず自分自身を尊重せよ!】
まず自分自身を尊重せよ! -1-
まず自分自身を尊重せよ! -2-
【弱い犬ほどよくほえる】
弱い犬ほどよくほえる -1-
弱い犬ほどよくほえる -2-
弱い犬ほどよくほえる -3-
【人はなぜ『自分より弱い相手』に敗れるのか】
人はなぜ『自分より弱い相手』に敗れるのか -1-
人はなぜ『自分より弱い相手』に敗れるのか -2-
人はなぜ『自分より弱い相手』に敗れるのか -3-
人はなぜ『自分より弱い相手』に敗れるのか -4-
人はなぜ『自分より弱い相手』に敗れるのか -5-
人はなぜ『自分より弱い相手』に敗れるのか -6-
【仕事が出来る、出来ないは関係ない!】
仕事が出来る、出来ないは関係ない! -1-
【自分にあまい人間ほど他人には厳しい】
自分にあまい人間ほど他人には厳しい -1-
自分にあまい人間ほど他人には厳しい -2-
自分にあまい人間ほど他人には厳しい -3-
自分にあまい人間ほど他人には厳しい -4-
自分にあまい人間ほど他人には厳しい -5-
【恐怖は憎しみをも凌駕する】
恐怖は憎しみをも凌駕する -1-
恐怖は憎しみをも凌駕する -2-
【コーヒーブレイク☆実録?ヤクザの交渉術】
コーヒーブレイク☆実録?ヤクザの交渉術 -1-
【孤立するな!孤立させろ!】
孤立するな!孤立させろ! -1-
孤立するな!孤立させろ! -2-
孤立するな!孤立させろ! -3-
【善人ほど感謝されない】
善人ほど感謝されない -1-
善人ほど感謝されない -2-
善人ほど感謝されない -3-
【弱者に権力を与えれば暴君となる】
弱者に権力を与えれば暴君となる -1-
弱者に権力を与えれば暴君となる -2-
【コンプレックス魔に気をつけろ!】
コンプレックス魔に気をつけろ! -1-
コンプレックス魔に気をつけろ! -2-
コンプレックス魔に気をつけろ! -3-
【精神論者、自己陶酔者に気をつけろ!】
精神論者、自己陶酔者に気をつけろ! -1-
精神論者、自己陶酔者に気をつけろ! -2-
【『理解不能な説教』にダマされるな!】
『理解不能な説教』にダマされるな! -1-
『理解不能な説教』にダマされるな! -2-
『理解不能な説教』にダマされるな! -3-
【元ヤン、体育会系に気をつけろ!】
元ヤン、体育会系に気をつけろ! -1-
元ヤン、体育会系に気をつけろ! -2-
元ヤン、体育会系に気をつけろ! -3-
【自称『神様』に気をつけろ!】
自称『神様』に気をつけろ! -1-
【その他、気をつけなければいけない人々】
その他、気をつけなければいけない人々 -1-
その他、気をつけなければいけない人々 -2-
【相手に口実を与えるな!】
相手に口実を与えるな! -1-
相手に口実を与えるな! -2-
【一度裏切った人間は、何度でも裏切る!】
一度裏切った人間は、何度でも裏切る! -1-
【小物と大物、『接し方』の違い】
小物と大物、『接し方』の違い -1-
小物と大物、『接し方』の違い -2-
【人は外見で判断される】
人は外見で判断される -1-
人は外見で判断される -2-
【格闘技を習いたい人へ】
格闘技を習いたい人へ -1-
【大企業の実態】
大企業の実態 -1-
大企業の実態 -2-
おわりに
おわりに -1-
おわりに -2-
参考資料
参考資料 -1-
本書の趣旨と特徴
本書の趣旨と特徴 -1-
主な内容(簡略目次)
主な内容(簡略目次) -1-
主な内容(簡略目次) -2-
試し読み原稿
試し読み原稿 -1-
試し読み原稿 -2-
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本書の趣旨と特徴 -1-

 

《本書の趣旨》

 

「なぜ、いつも自分だけが軽蔑されるのだろう」

 このように感じたことのある人は、おそらく多いと思います。

 例えば、

「他の誰よりもまわりに気をつかっているのに、なぜかいつも自分だけが

 非難中傷されてしまう」

 といった具合に、劣悪な人間関係に苛まれ、絶望感を抱きはじめている

 のです。そしてついには、

「これだけ誠心誠意を尽くしているのに、これ以上どうしたらいいんだろう」

 などと思い悩み、激しいうつ病や自殺願望にまで発展してしまった人も、

 決して少なくはないでしょう。

 

 こういった現実の壁につき当ったとき、多くの善良な人たちは、

「自分の努力や誠意が、まだまだ足りないからこうなるんだ」

「自分が非常識で、いつもまわりの人たちに迷惑をかけているからこうなる

 んだ」

「どんなときでもまわりの人は正しく、自分だけが間違っているんだ」

 などと、あたかも自分の側に100%の非があるように思っているのです。

 別の言い方をすれば、

「清く正しく生きていれば、きっといつかは分かってくれるはずだ」

 などと思いこんでいるのです。

 

 ところが多くの場合、そういった善良な人たちがいつも非難中傷されているの

 は、その人自身に非があるからではありません。

 むしろ、その人があまりにも善良であるがゆえに、ある特定の人間から都合の

 いいターゲットと見なされ、理不尽な中傷を受けているだけなのです。

 つまり世の中には、その人の善意を心から理解してくれる者と、それを逆手に

 とる者の2種類がおり、この2種類のうちの後者の言動こそが、その人の人生

 を狂わせているのです。

 この現実に目を向けない限り、たとえどれだけ口当たりのよい精神論を並べた

 ところで、何の解決にもなりはしません。

 

 現在、こういった人間関係の問題を解決すると称した書籍は、数多く存在

 します。

 しかし、先に示したような現実と真正面から向き合っているものは、まったく

 と言っていいほど存在しません。

 つまりそれらの多くは、無責任な前向き論やプラス思考を一方的に押しつけて

 いるだけで、実際に役に立つとは到底思えないものばかりなのです。

 例えば当人の責任を追及し、はげしく非難する内容のものや、その人がおか

 れている地獄のような環境を、強引に天国だと言い張っているに過ぎないもの

 などです。

 

 このような現状を踏まえ、本書は、善良な人たちを落とし入れている連中

 を自分たち自身の手で撃退する方法(考え方)を、その考えに至った背景も

 ふくめて説明しています。

 そしてそれによって、善良な人たちが誰からも不当に非難・中傷されることも

 なく、公正な人間関係の中で人生を送れるようになることを目指しています。

 

 私は大学卒業後、世間で言うところの一部上場企業に10年以上在籍していた

 ものの、最初の10年間で実に2部門・4部署をタライ回しにされたという、

 何とも情けない経歴を持ちます。

 しかし大企業というのは、全国のあらゆる地域からあらゆるタイプの人間が、

 のべ何万人と集まってできた集団です。

 その中にあって、結果的にではありますが、短期間に他の誰よりも多くの部署

 を見ることが出来ました。

 だからこそ、そこから得られた教訓には、揺るぎない真実性があるものと自負

 しているのです。

 

 本書の内容は、決して机上の空論などではありません。医学博士や大学教授が

 唱える、ありきたりの前向き論やプラス思考でもありもません。

 まして、魔法などでは断じてありません。

 10年以上に及ぶ企業生活において、その企業現場の中で叩き上げられた真実

 なのです。

 

 本書を読んでいただければ、劣悪な人間関係に苛まれている善良な人々の

 『生き方の道標』として、きっとお役に立てるものと考えています。

 

 《本書の特徴》

 

1.従来の精神論と違って、悩みを抱えている人たち自身の責任を、一切

  追及しません。

 

2.悩みの主な要因として『劣悪な人間関係』に着目し、実用性のない

  前向きプラス思考を一切排除して、最も速攻かつ効果的な解決策

  を導いています。

 

3.机上の空論ではなく、企業現場で培われた実体験に基づいた解決策を

  示しています。

 

4.説明を分かりやすくするため、お題目に関連した短い小話を随所に

  取り入れ、それに解説を加えていく方法をとっています。

 

5.実際にあった出来事や具体例を、豊富に取り上げています。

 

6.難しい理論は極力避け、読者に訴えかけるよう平易に説明しています。

 


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主な内容(簡略目次) -1-

 

 主な内容(簡略目次)

 

【人間の言動心理には必ず一定の法則がある】     

  ◎非はあなた一人にあるのではない!

  ◎人に『気をつかう』努力と『気をつかわせる』努力は、並行して

   行え!

 

【暴力は素晴らしい!】

  ◎まず『暴力的な印象』を与えよ

  ◎誠意や良心など自殺行為

 

【売られたケンカは、買わない方が危険】

  ◎先にケンカを売った方が絶対に悪い!

 

【倒すべき相手は『弱い悪党』】

  ◎『弱い悪党』こそが最も危険

  ◎まず善人であることを止めなさい!

 

【ゴミはゴミとして扱え!】

  ◎相手によって態度を変えよ!

 

【まず自分自身を尊重せよ!】

 

弱い犬ほどよくほえる】

  ◎威張り腐っている人間ほど意気地なし

 

【人はなぜ『自分より弱い相手』に敗れるのか】

  ◎『理性』があなたを廃人にする

 

【仕事が出来る、出来ないは関係ない!】

 

自分にあまい人間ほど他人には厳しい】

  ◎弱くても悪党には違いない!

 

【恐怖は憎しみをも凌駕する】

  ◎相手に逃げ場を与えるな!

  ◎才能もないのに人格者を目指すな!

 

【コーヒーブレイク☆実録?ヤクザの交渉術】

 


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主な内容(簡略目次) -2-

 

【孤立するな!孤立させろ!】

  悪口も少しは言え!

 

【善人ほど感謝されない】

  ◎人はみな恩知らず

 

【弱者に権力を与えれば暴君となる】

  ◎『特権階級』を絶対に許すな!

 

【コンプレックス魔に気をつけろ!】

  ◎虐げられてきた人間は恐ろしい

 

【精神論者、自己陶酔者に気をつけろ!】

 

【『理解不能な説教』にダマされるな!】

  ◎命令系統は一つでいい!

  ◎クドクド説明する必要などなし!

 

【元ヤン、体育会系に気をつけろ!】 

   ◎『命をかけてお前を守る』はウソ

 

自称『神様』に気をつけろ!】

 

【その他、気をつけなければいけない人々】

   

【相手に口実を与えるな!】

  ◎親友なんぞいなくていい!

  ◎人づき合いは腹六分目で

 

【一度裏切った人間は、何度でも裏切る!】

  ◎悪いことも少しはやれ!

 

【小物と大物、『接し方』の違い】

  

【人は外見で判断される】

  ◎まずは外面を意識せよ!

 

【格闘技を習いたい人へ】

 

【大企業の実態】

 


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試し読み原稿 -1-

 

混雑した駅の構内

○問題・あなたは今、非常に混雑した駅の構内を歩いています。

 このとき、あなたが対向者に気をつかってこれを避けようとすればする

 ほど、次々と彼らにぶつかってしまいます。

 とてもじゃないけど、まともに歩けたものではありません。

 ところが、対向者をあまり意識せずに歩くと、今度はほとんどぶつかる

 ことなく、スムーズに歩けるようになりました。

 さて、これは一体なぜでしょう。

〇答え・それは後者の場合、『対向者の方が』あなたを避けているから

 です・・・。

 

 後者の動きは、至って自然です。

 対向者の方も、こういう相手にぶつかればトラブルになることくらい、

 簡単に察知できます。

 しかも動きが自然なので、流れに沿ってお互い容易にすれ違うことが出来る

 のです。

 ところが、前者のようにぶつかるまいと気をつかっている人間の動きは、

 対向者から見れば非常に不自然で、かえって避けにくいのです。

 このとき、対向者は無意識にこう考えます。

「何だ、このバカは!こんな奴に気をつかってヘタに避けたら、今度は俺が

 他の奴にぶつかっちまうじゃねえか!こいつは必死で避けようとしているん

 だから、多分お人好しなんだろう。だから、ぶつかっても文句は言うまい

 構わねえ、このままこいつにぶつかっちまえ!・・・」

 

 実は人間関係も、これとまったく同じなのです。

 あなたには、こんな経験はないでしょうか。

「人と同じことをしているのに、なぜかいつも自分だけが非難中傷されて

 しまう・・・」

 このとき、善良なあなたは、きっと次のように考えるでしょう。

「自分に能力が無いのがいけないんだ」

「自分が非常識で、いつもまわりの人に迷惑を掛けているからこうなるんだ」

「どんな時でもまわりの人は正しく、自分だけが間違っているんだ・・・」

 果たしてそうでしょうか!

 いいえ、断じてそうではありません。

 

 実は人間には、それぞれ『ここまでなら我慢できる』というハードルみたいな

 ものがあるのです

 しかも、相手によってこのハードルの高さは変わるのです。

 つまり、あなたが人より非難されやすいのは、あなたに対する我慢のハードル

 が、他の人のそれより低いからなのです。

 これでは、いくら他の人と同じことをやっていても、あなただけが非難される

 に決まっています。

 

 善良なあなたは、いつでも他人に気をつかって生きています。

「人を傷つけたくない」

「人から嫌われたくない」

「自分が善良な人間だということだけは、みんなに分かってほしい・・・」

 しかしある種の輩にとって、あなたのその態度は非常に不自然、いや滑稽に

 すら見えているのです。

 そしてついには、こう思われるようになります。

「こいつは善人だから、自分には絶対に危害を加えないだろう・・・」

 そう思われたときから、あなたは人間関係の中で、極めて不利な立場に

 追いこまれていくのです・・・。

 

人身事故

 ある日、Aという善良な男が、不注意から車で人をはねてしまいました。

 大したケガではありませんでしたが、気の優しいAはすっかりうろたえ

 てしまいました。

 するとそこへ、Aの知人のBという男が、この事故を聞きつけて十キロ

 先からやって来ました。

 そして、Aに向かってこう怒鳴りつけました。

「何てひどいことをしたんだ!貴様は人間のクズだ!そこに土下座しろ、

 バカヤロー!・・・」

 このBは、事故の被害者とはもちろん無関係です。

 Aにしてみれば、突然現れたBから、そんな偉そうなことを言われる

 筋合いはありません。

 しかし心優しいAは、自分が事故を起こしたことをひどく反省しており、

 刃向かうこともできません。

 Aは言われた通り、Bに土下座してしまいました。

 ところが、後に驚くべき事実が分かりました。

 何とB自身も、一ヶ月前に同様の人身事故を起こしていたのです・・・。

 

 このBは、二つの罪を犯しています。

 第一に、Aの失態につけ込み、十キロも先から駆けつけて罵倒したことです。

 そしてその目的は、善良なAの良心を逆手に取り、Aに対する自分の立場を

 強化することです。

 さらに、Aを罵倒して自己陶酔にも浸っています。

 第二に、それによって、自分が一ヶ月前に同様の事故を起こしていたという

 事実さえもごまかしたことです。

 まさかこれだけ大口を叩いた人間が、自身も同じような事故を起こしていた

 とは、誰も思わないでしょう。

 

 ここで言うAとは、もちろんあなたのことです。

 そしてBは、日頃からあなたに難クセを付け、あなたを窮地に追いこんで

 いる人間を表しています。

 以後本稿では、Aのような人間を『究極の善人』、Bのような人間を

 『ゲス(下衆)』と呼ぶことにします。

 それにしても、『究極の善人』であるあなたがゲスどもから身を守るため

 には、一体どうすればいいのでしょう・・・。

 


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試し読み原稿 -2-

 

下級の兵士(コッポラ監督『地獄の黙示録』より)

 あるとき、重要な任務を負った大尉が、一人の下級兵士に仕事を依頼

 していました。

 ところがその兵士は、大人しそうなこの大尉のことをバカにして

 しまって、まともに取り合おうとしません。

 大尉の方も何度かお願いしたのですが、その兵士はまったく聞こうと

 しないのです。

 ついにこの大尉は、無言でその無礼な兵士の胸グラをつかみ、

 カウンターに叩きつけてしまいました。

 するとその兵士は、突然負け犬のようにコビを売り出し、あげくの果て

 には上等の酒まで大尉にプレゼントしたのです・・・。

 

 暴力―正しくは暴力的な行為―というのは、時として素晴らしい成果をあなた

 に与えるでしょう。

 それは、どんなに誠意や愛情に満ちた言葉よりも、はるかに即効かつ強力な

 効果なのです。

 

 しかしここで、次のように反論する人もいるでしょう。

「お前は間違っている!暴力だけは使ってはいけない!誠意や愛情を注げば、

 どんな人間でも必ず分かってくれるはずだ!だいいち、相手が自分より

 強かったら、一体どうするんだ!・・・」

 まず前提条件として述べておきますが、すべての相手に暴力を使ってはいけ

 せん。

 それではあなたの方が悪者になってしまいますし、場合によってはご指摘の

 ように強い相手をも敵に回してしまうでしょう。

 暴力というのは、あくまでゲスに対してのみ使うべきものです。

 つまり普通の人たちに対しては、本来のあなたにもどって優しく接すれば

 良いのです。

 しかし相手がゲスであれば、そのときは胸グラを掴んででも脅すのです。

 

 もう一つの前提条件ですが、そもそも強いゲスなんてものは存在しません。

 十万人に一人くらいはいるかもしれませんが、確率を考えればこれは無意味な

 議論です。

 ゲスという人種は、暴力にはからっきし弱い生き物なのです。

 もし本当に強い人間なら、ゲスになんぞ成り下がる必要などなく、正々堂々と

 あなたに立ち向かって来れるはずです。

 しかしそれができないのは、明らかに弱い証拠です。

 あなたが倒すべき相手は、強い悪党ではなく『弱い悪党』なのです。

 相手が強かったらどうしよう、などと考える必要はありません。

 

「しかし、そもそも職場で暴力なんか振るったら、解雇されるじゃないか!」

 それも違います。殴る蹴るだけが暴力ではありません。

 大事なのは、

「俺は、平気で暴力を振るう人間だぞ」

 という印象を与えることなのです。

 世の中で最も社会に害を与えている人種といえば、例えば暴力団でしょう。

 百歩譲って、あなたが大変無能で、そのためにいつも人に迷惑を掛けていたと

 仮定しましょう。

 それでも、暴力団の弊害に比べたら足元にも及ばないはずです。

 しかし、暴力団員が一般市民から罵声をあびている光景など、いまだかつて

 見たこともありません。

 そんなことをすれば、間違いなく『恐ろしい報復を受けるだろう』ということ

 が、あらかじめ分かっているからです。

 

 そしてこれとは逆に、ゲスがあなたに対し、どんな些細なことでもいちいち

 難クセを付けてくるのは、あなたが『絶対に人を傷つけることが出来ない

 人間だということが、あらかじめ分かっているから

 どんなに罵倒しても自身の身は絶対安全だということが、あらかじめ

 分かっているからです。

 ゲスに対して、何も直接手を上げる必要はありません。

 あくまで、『あいつは危険な人間だ』という印象を与えておくことが大事

 なのです。

「あいつは、普段は真面目で大人しいが、一度逆鱗に触れたら、自分より弱い

 相手にも平気で暴力を振るう危険な奴だ」。

 そう思わせることができれば、あなたがゲスから難クセを付けられる可能性

 は、極端に低くなるでしょう。  

 ところで、危険な印象を与えるには、具体的にどうしたらいいのでしょう

 ・・・。

 

 



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