開業250日目 今週の傾向
第一週の金曜、土曜であったが想像していたより落ち着いた売上だった。珍しくフリーのお客さんが多かった。
こういう日の客単価は開業当初想定していた金額で、常連さんが少ないという証になりつつある。
夫にはそれより気になることがあるらしい。
飲みに来たというよりは、店の様子や夫の動向をじっと観察している人がいるとのこと。
話をしたくてそういう態度をとる人はよくいるが、そういうのとはちょっと違うようだ。
自意識過剰なんじゃないの?と思ったが、とにかくここ最近流れが違う、違和感があるのは確かなようだ。
どういう方たちがどんな経緯で来店してくれたのか、ちょっと不思議である。何か人の流れが変わったのだろうか。あまり思い当たるところがない。
今日は最近来てくれるようになったお客さんがちらほらいたとのこと。店の最寄駅前後に住んでいるらしく、終電をあまり気にしていない様子。
少しずつ認知度が広がってきたのであるなら嬉しい。
こういう日の客単価は開業当初想定していた金額で、常連さんが少ないという証になりつつある。
夫にはそれより気になることがあるらしい。
飲みに来たというよりは、店の様子や夫の動向をじっと観察している人がいるとのこと。
話をしたくてそういう態度をとる人はよくいるが、そういうのとはちょっと違うようだ。
自意識過剰なんじゃないの?と思ったが、とにかくここ最近流れが違う、違和感があるのは確かなようだ。
どういう方たちがどんな経緯で来店してくれたのか、ちょっと不思議である。何か人の流れが変わったのだろうか。あまり思い当たるところがない。
今日は最近来てくれるようになったお客さんがちらほらいたとのこと。店の最寄駅前後に住んでいるらしく、終電をあまり気にしていない様子。
少しずつ認知度が広がってきたのであるなら嬉しい。
2006.03.04 Sat
開業251日目 水商売を実感
久しぶりに、テーブル単位の客単価を散布図で確認してみた。
年末年始を境に相対的な図が出来ている。
つまりグラフが、12月と1月、11月と2月で相似した形になっているのだ。
12月と1月は忘年会、新年会の景気だと思うが、12月の方が一日当たりの売上金額が良かった。
11月と2月は、忘年会、新年会の反動で調整される月のように見える。
売上金額の悪かった月の後は売上の良い月で、綺麗な波が形作られているようだ。
回転率という観点から見ると、11月と12月の方が、1月と2月より1割ほど高かった。
感触的には、開店当初から来てくれた人たちの来店頻度が若干落ちたのではないかと思える。
開業半年でお客さんの入れ替わりが多少発生しているのではないだろか。
ここでもやはり水商売であることを実感する。
ただ、ある一定のスパンで見ると目標通りの売上金額であったり、回転率だったりする。
これが今現在の店の実力ということなのかもしれない。
年末年始を境に相対的な図が出来ている。
つまりグラフが、12月と1月、11月と2月で相似した形になっているのだ。
12月と1月は忘年会、新年会の景気だと思うが、12月の方が一日当たりの売上金額が良かった。
11月と2月は、忘年会、新年会の反動で調整される月のように見える。
売上金額の悪かった月の後は売上の良い月で、綺麗な波が形作られているようだ。
回転率という観点から見ると、11月と12月の方が、1月と2月より1割ほど高かった。
感触的には、開店当初から来てくれた人たちの来店頻度が若干落ちたのではないかと思える。
開業半年でお客さんの入れ替わりが多少発生しているのではないだろか。
ここでもやはり水商売であることを実感する。
ただ、ある一定のスパンで見ると目標通りの売上金額であったり、回転率だったりする。
これが今現在の店の実力ということなのかもしれない。
2006.03.05 Sun
開業252日目 施工業者の選定
「ウチごはん&ソトごはん(居酒屋ができるまで 07)」さんのブログでレポートが追加された。
予想通り工事に関してのことだった。こちらでも問題が勃発していた様子。
うちが店を作った時と同様のことが起こっていた。いや、うちより工期が短い分、比較にならないほど大変だったと想像できる。
二店舗目を持つ機会に恵まれたときに備えて、今日の日記を書こう。開業準備期間中の日記も読み返しつつ。
一番大切なことは施工業者の選定、厳密に言うなら施工管理者の選定であると思う。
素人である私たちが施工者に意思を伝えるのは難しく、大変な労力を要するものである。
なぜなら施主は設計図を拠り所としているのに対し、施工者は現場主義、とにかく出来上がれば良いと思う節があるからだ。
この相違を調整する役目を負った者がいないと、希望通りの店は出来上がらない。出来たとしても色々な面で無駄を生む。
被害を被るのは、その店とずっと付き合っていく施主なのである。
業者を選ぶ際に判断するものは、設計図、見積書、工程表、施工管理者の4つで、依頼した通りの結果を出せる業者かどうか。
どんな打合せであっても、それぞれの書面を見ながら相互確認する。
業者以上の集中力でどんどん口を出していく。
「〜だろう」ではなく、「〜かもしれない」という気持ちが店造りには必要だと痛感した。
予想通り工事に関してのことだった。こちらでも問題が勃発していた様子。
うちが店を作った時と同様のことが起こっていた。いや、うちより工期が短い分、比較にならないほど大変だったと想像できる。
二店舗目を持つ機会に恵まれたときに備えて、今日の日記を書こう。開業準備期間中の日記も読み返しつつ。
一番大切なことは施工業者の選定、厳密に言うなら施工管理者の選定であると思う。
素人である私たちが施工者に意思を伝えるのは難しく、大変な労力を要するものである。
なぜなら施主は設計図を拠り所としているのに対し、施工者は現場主義、とにかく出来上がれば良いと思う節があるからだ。
この相違を調整する役目を負った者がいないと、希望通りの店は出来上がらない。出来たとしても色々な面で無駄を生む。
被害を被るのは、その店とずっと付き合っていく施主なのである。
業者を選ぶ際に判断するものは、設計図、見積書、工程表、施工管理者の4つで、依頼した通りの結果を出せる業者かどうか。
どんな打合せであっても、それぞれの書面を見ながら相互確認する。
業者以上の集中力でどんどん口を出していく。
「〜だろう」ではなく、「〜かもしれない」という気持ちが店造りには必要だと痛感した。
2006.03.06 Mon
開業253日目 中小企業投資促進税制
「八戸青色申告(中小企業投資促進税制とソフトウエア)」さんのブログで、優遇税制の延長と設備投資の範囲が広がったことを知った。
とりあえず今は関係ないけれど、2年もあればどうなるかわからないので、チェックしておこう。
「上手に使おう!中小企業税制」は17年度版であったが、どんな条件があるのか概要がわかった。
ハードルは高いが、リースでも対象になるようだ。そういえばリースの総額はいったいいくらだったっけ。
開業時は運転資金もそこそこしか残っていなかったから、リースにした部分もあったんだよなぁ。もう一度確認してみよう。
先のブログに書かれていた設備投資の優遇措置は「特別償却制度」と「税額控除制度」のふたつだった。
後者の税額控除制度に惹かれたが、法人税から控除とある。
ということは、個人事業者には適用されないんだなぁ。残念。青色申告したときに、そんなことを書くらしき欄があったけれどこれとは違ったのか。
「平成18年度中小企業関係税制改正の概要(PDF)」を見ると、それぞれの項目の横に対象となる税金の種類が書かれている。
個人事業が関係するのは所得税と書かれた税制を確認すれば良さそう。でも、意外に少ないなぁ。
まぁもっとも、うちのような個人であれば負担する税金も軽いので、そんなものなのかもしれない。
とりあえず今は関係ないけれど、2年もあればどうなるかわからないので、チェックしておこう。
「上手に使おう!中小企業税制」は17年度版であったが、どんな条件があるのか概要がわかった。
ハードルは高いが、リースでも対象になるようだ。そういえばリースの総額はいったいいくらだったっけ。
開業時は運転資金もそこそこしか残っていなかったから、リースにした部分もあったんだよなぁ。もう一度確認してみよう。
先のブログに書かれていた設備投資の優遇措置は「特別償却制度」と「税額控除制度」のふたつだった。
後者の税額控除制度に惹かれたが、法人税から控除とある。
ということは、個人事業者には適用されないんだなぁ。残念。青色申告したときに、そんなことを書くらしき欄があったけれどこれとは違ったのか。
「平成18年度中小企業関係税制改正の概要(PDF)」を見ると、それぞれの項目の横に対象となる税金の種類が書かれている。
個人事業が関係するのは所得税と書かれた税制を確認すれば良さそう。でも、意外に少ないなぁ。
まぁもっとも、うちのような個人であれば負担する税金も軽いので、そんなものなのかもしれない。
2006.03.07 Tue
開業254日目 飲食店で重要だと思うこと
フードビジネスコンサルティングをされている「リトルライオン」さんのサイトを久しぶりに拝見した。
こちらのサイトは確か、開業準備中か開業間もない頃見つけて、これは!と思いリンク集に加えていたサイトである。
その頃漠然と読んでわかっていたつもりであったが、やはり開業後の現実を知ってから読むと、まったくその通りであると膝を叩いてしまいたくなる内容だ。
まず、TOPページ冒頭に記されていた「商圏が狭い」という指摘。
お客の立場で考えた時に、生活圏の外にあるお店にはあまり行かないものだなぁと改めて思った。
実際に生活圏にあった時は頻繁に行ってた店があるが、今は環境が変わり自然と足が遠いた、つまりまた今度にしようかとなってしまうことが多いのだ。
だから、その距離をも越えるそこでしか味わえないものをいかに用意できるかが、その店の価値ではないだろうか。
その価値とは、そこでしか味わえない料理やお酒が大部分を占めるのは想像に難くない。
しかしこれらは所詮物であり代替がきくもの。ちょっと探せば他の店にだってある場合がある。
では何が重要かというと、その店で提供される時間そのものだと確信している。
このお酒と料理、この雰囲気、サービスをトータルしてこの値段ならまた来たいよね、と思ってもらえる店であるかどうかを常に意識して営業したい。
こちらのサイトは確か、開業準備中か開業間もない頃見つけて、これは!と思いリンク集に加えていたサイトである。
その頃漠然と読んでわかっていたつもりであったが、やはり開業後の現実を知ってから読むと、まったくその通りであると膝を叩いてしまいたくなる内容だ。
まず、TOPページ冒頭に記されていた「商圏が狭い」という指摘。
お客の立場で考えた時に、生活圏の外にあるお店にはあまり行かないものだなぁと改めて思った。
実際に生活圏にあった時は頻繁に行ってた店があるが、今は環境が変わり自然と足が遠いた、つまりまた今度にしようかとなってしまうことが多いのだ。
だから、その距離をも越えるそこでしか味わえないものをいかに用意できるかが、その店の価値ではないだろうか。
その価値とは、そこでしか味わえない料理やお酒が大部分を占めるのは想像に難くない。
しかしこれらは所詮物であり代替がきくもの。ちょっと探せば他の店にだってある場合がある。
では何が重要かというと、その店で提供される時間そのものだと確信している。
このお酒と料理、この雰囲気、サービスをトータルしてこの値段ならまた来たいよね、と思ってもらえる店であるかどうかを常に意識して営業したい。
2006.03.08 Wed