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試練1

彼女はきっとわかってない
自分が今何をしてるのかを

彼女はきっとわかってない
この階段がどこへ向かってるのか


彼女はきっと待ってる
助けを心のどこかで

彼女はきっと待ってる
心の底に沈んでいく


絆が試されてる
重い病気が気付かせてくれる
僕が誰を愛して 誰に愛されたか

 

見捨てたくない
それがどんなに無意味に思えても
心の底から彼女を救いたい


 

 

 

彼女はきっとわかってない
僕がここにいることも

彼女はきっとわかってない
失ったものはあまりに大きい


彼女はきっとわかってない
僕がどれだけ苦い思いをしてるか

考える余裕もない
落ち着く力さえ残されてない

 

絆が試されてる
みんな自分の事しか頭にない
誰一人助けようとはしない

そのときわかる
君が誰を愛して 誰に愛されたか


 

 

 

このまま見捨てたくない
ここで手を放したら 彼女は転がり落ちるだけ

苦しいときは素直に言ってよ
辛いときも言ってよ
でなきゃこっちが苦しくなるから

 

 

 

 

心の底に助けに行くから 入れてよ
今度は一人の人として愛して


彼女はきっとわかってない
この先どうすればいいのか

今はきっと休むべきだよ
休むうちに何かが見えてくるだろう


 


魔術師

木の棒が立ててある
人が集まってる
あの木の棒の集まりから
どうやって家をつくるんだろう

 

帰ってきたときは
もう家が一軒建っていた
なんてマジック

 

この道路は 誰がどうやって作ったんだろう
あの塔は何でできているんだろう
不思議なことばかり

人の力とは思えない
あれもこれも
だけど人がやったこと

 

 

 


僕らはひとりではただの人間
でも集まれば
魔術師にだってなれる


 

 

こんな素晴らしい曲を どこの誰が書いたのだろう
ノートが何で100円で買えるのか
なんてマジック

 

人間は空が飛べない
そんなの時代遅れだ
みんなで集まれば 鳥より高く飛べる

 

ひとりではただの人間
でも集まれば
1+1=10にも20にもなる

 

 

 


魔法が暴走して 人を傷つけることがある
だけど人は魔法で
それ以上の命を救ってきた


今人間は 窮地に立たされてるけど
誰も今の時代を予想できなかった
70億人が魔術師になって
地球を救うマジックは発動するのか


試練2


彼女はきっと待ってる
元の暮らしに戻れる日を

ゆっくりしていいよ
僕ら試練には勝ったんだから


ひさしぶりの笑顔 
あくびをしたときの涙
張り詰めていた毎日が嘘のよう

 

 

 

この涙は
あくびをしたからじゃない
気付いてる?

 

心の底 奥深くに彼女を見つけた
あのときと何もかもが違って見える
空さえも僕らの
決断を祝ってくれてるように


 

 

 

ゆっくり雲は流れる
傷はいつになったら癒えるのだろう?
とりとめのない事考える

 

彼女はきっと知ってる
だから僕もそばにいるときはずっと笑顔でいるよ

 

彼女は楽しそうだから
とりあえずそれでいいか

 

 

 

 

絆が試された
あの試練の日々が
僕らに思い出させてくれた
心の底で二人が
誰を愛して 誰に愛されたか


ふり出しの小さなステージ

5歩進んで6歩下がる
2歩進む
また1歩下がる

ふり出しに戻る


人生に注射打っても
薬飲ませても
効いてるように思えない


 

 

さらに2歩下がる
もはやふり出しよりも前
もう後ろには崖しかない

もうだめだ

そう思った時
差し伸べられる大きな手

 

別に何の役にも立たない
働くこともない
こんな私を
引き上げてくれた人がいる
ふり出しの小さなステージへ

 

 

 


ふり出しに戻った
下を向いて言う事じゃない
ふり出しに戻った
でもゼロになったわけじゃない


マスを必死に進もうとしてた時
出会った人達
今も支えてくれるから
ゼロに戻ったんじゃない

 

 

 

もう一歩だけ
前に進む勇気をください
ゴールなんて知らない
ただ3歩進んだ自分をスターみたいに夢見るんだ
スターみたいに


ふり出しの小さなステージで誓った
何度ふり出しに戻っても
その手を離さないと

 

たとえ絶望しても
君を置いて逝ったりしないよ


光のナイフ

死なないで
どうせ死んだって 皆に忘れられるだけ
死ぬ前に
一発お見舞いしたいと思わないかい?

 

奴らは卑怯な手を使う
だから君は堂々とやるんだ
自分自身に誇れるように

 

光のナイフで
存在を 奴らの頭に刻み込んでやれ
二度と消えないように

 

 

 


死なないで
もう少し考えてからでも遅くない
死ぬ前に
お礼参りがしたいと思わないかい?

 

暴力を使ったら こっちの負けだ
奴らと同じ人間になるな

 

 

奴らは群れることしか知らない
だから君は誰の力も借りずにやるんだ
自分自身に誇れるように

 

光のナイフで
存在を 地球に大きく刻み込んでやれ
二度と忘れられない自分になるんだ
奴らがチリになって消えた後 生き残るのは君

 

 

 

堪えれば堪えるほど
光のナイフは鋭さを増した
だから死なないで
コーヒー飲んで考えても遅くないだろ

 

一歩外に出れば
ほらこんなにもすばらしい世界
君は目隠しを着せられてるだけ


 

 

 

光のナイフで
運命を切り開くんだ
隠されたはずだった道を 照らし出すんだ
痛みを受け止めるほど 
君のナイフは輝きを増していく

 



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