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ヨハンと光の柱

もう一度光の柱のやり方を教えるよ。もう一回最初からやってみよう。
さっき途中までやったから、だいたいのことはわかるよね。
あのいつもの草原に大きな光の柱が立っている。
そして中にはいって、肉体を創っている概念を手放して、あなた本来のエネルギーにもどって、僕と融合しよう。
そこまでやってみて。
いいかい、君であることをやめるんだよ

私はどこにいっちゃうの?

どこにも行かない。
君がキミだと思っているその意識はどこにもいかないし、もともといっしょだということがわかる。
やってみて。許すんだよ。ただ、自分がなくなることをゆるすんだよ。
自分という幻想がなくなることをゆるすんだよ
しがみつくのをやめるんだ、自分という幻想に。それは執着だよ
大丈夫。、面白いから手放してみてごらん。

手放したい。手放したいよ。
だけど・・・だめなんだ。怖いんだ。
ねえ、光になることを頑なに拒んでいる・・・立ちふさがっているものの正体はいったい何?

ハートの保護膜

個であることから出るのを恐れている、ぎゅっと頑なな存在が何なのか、あなたはわかるかな?

・・・悲しいんです。とても。とても。私がダメだったから。

泣いているあなたは、いくつなの?

3歳。お父さんに、わかって気づいて欲しい。あなたも「愛なんだと。」
あなたも自由なる魂なんだと。あたしが愛することでお父さんの魂が気づくと信じて来たのに、それが起こらない。悲しい。お父さんを救うと誓ったのに、私のやり方が悪いから、助けることができない。

だからあなたはそこからでるのが怖いのか。ハートの膜の中から。

だってそうでしょ。保護膜だよ。なくなったら私がもっと傷つくかもしりれない。
愛を愛として伝えた行為が深く私を失望させたぐらいなのに。

あなたの力不足とかやり方が悪いわけではないよ。
お父さんにはお父さんのこの人生におけるミッションがある。それを全うしているだけだ。
そのことを見てみれる場所までこないか?
そして自分でそれをみてみて、感じてみてはどうかな?

・・・はい。

君の中の小さな三歳の子供も一緒に連れておいで。あの子に見せてあげよう。
あの時何が起こっていて、お父さんは何を選び、何を成し遂げようとしているのか。

はい。

そうして、そらは内なる底へと旅をはじめた。まだ幼い自分を連れて。
*****

心の中に意識を向けて入り込んでいく。そこに現れたのは一つの大きな箱。
箱の中を開けてみたら、綺麗なお花がたくさんでてきて、辺りがパッと華やかになった。
カラフル。嬉しさがこみ上げてくる。そうだそうだ、子供の頃って毎日がこんな感じだったよね。
幼き頃のうきうきした気持ちを思い出しながら箱を覗きこんで、ギョッとした。
何か得体のしれない塊がある。

「これは何?」

そっと触れてみる。
「犠牲者意識」という感覚がドーンと飛び込んできた。

玉手箱の中、お花、カラフル、犠牲者意識。
繋がっている。ハートで。私は父から、愛と虚しさを一緒に受け取ったのですか?

光と影はワンセット。光を受け取ればその分深い影も一緒にうけとる。
生きる虚しさ。一緒にもらっている。
それがハートを開くのを最後まで戸惑わせている、ハートを開かないように前にたちふさがっているもの。
人生、生きるとは虚しいものだという信念だ。
それは神の力の前でなすすべもなく打ちのめされた被害者としての意識から生まれている。
被害者がいて加害者がいるという世界。二元性の世界を確かなものとするために必要な信念だ。
それは自分の外に力を与え、自らが神になることを放棄する選択。

お父さんのものというより、人類のもつ集合的なもの。
お父さんの生き方をある面からみれば、生きることは虚しいものという想いを通り抜けさせて、昇華させようとしている行為といえる。これは本当に愛の行為なのだよ。お父さんの魂は自らがその膿の出口となって、被害者がいて加害者がいる分離の世界に真っ向から挑んだんだ。これは犠牲でやっているのではない。深いところで同意して、それを今回はやることで、自分のそして人類の抱えているもののバランスを取ろうとしている行為なんだよ。
お父さんは、数多く、支配的な人生を送ってきた。
そして自分が今世で学ぶべき課題を愛とともに、それを解き放つという仕事にしたんだ。
いいかい。
愛と共に解き放つことで、君にその分離の世界の存在を教えた。
君はそれを傷というなすりつけられたものではなく、
愛という温かい包みで受け取り、そして今、そのことを許そうとしている。
許すのは、人類が抱えている人間の矛盾をだ。
これこそが、お父さんという存在とお前との間でなされていた契約。約束ごとだよ。

だから、あなたは、力不足で父を救えなかったのではないんだ。
君は、見事にそれを受け取った。そして今それを「光と影という二元性の力関係」から「光そのものである」という世界へと連れて行こうとしているんだよ。
さあ、偉大なる仕事だよ。
ハートを開いて一緒にその虚しさのエネルギーも光であるということを許そうではないか。

ハートの保護膜を出たとき、あなたは体験することになる。
神というエネルギーの前で犠牲者として嘆くことと、
自我の策略をすべて手放して無条件に神のエネルギーを受け入れることのまるで違うことを。

二元性のフィルムをはがしたとき、
虚しさという形をまとって見えたエネルギーが一体何なのか、君はそれを目の当たりにして驚くだろう。

私が見ているその景色を君も一緒に感じてみてほしい。さあ、行こう。
これこそ本当の冒険だよ。お前ならいける。

お父さんの魂がまとっている肉体という乗り物に惑わされないで。
それがどんなふうに見えたとしても、それはお父さんのすべてではない。

光になるのではなく、光である。

教えを伝える本を開いた。あるフレーズが、まってましたとばかりに、そらの目に飛び込んできた。

・・・その時、男の中で何かが起こり、その人生を永久に変えてしまった。
  自分の手を見、自分の身体を感じ、自分自身の声がこういうのを聞いたのである。
  「私は光から作られている。私は星から作られている」・・・・・・    
                              (『四つの約束』より引用)

触れた途端、そらの深いところで何かが動いた。
*****

ヨハン、涙があふれてきたきたよ。
そうだ、私は光を通すパイプなるんじゃなくて、
自分自身が純粋なる光そのものからできていると、わかることなんだね、
自分の細胞を、自分の肉体を光そのものにしていくということなんだね。
だから自分の他のどこかに純粋なる光があって、自分がその光に入っていって、そこに同調して
光にきてもらうんではなくて、うん、自分と光は同じもの。自分が光そのものだということなんだね!

そう、あなたはそれを許すことができるか。
光があるのみ。それがこの幻想を打ち破る最大のことなんだよ。
ずっと誰もがそのことを言葉でいってきた。
だけれども聞いているあなたが、分離した肉体というものの中から聞いているから、
この本当に意味するところを実感として感じることができないでいた。

*****

『彼は、人間の知覚は、単に光を感受している光にすぎない、という結論に達した。』


光の中へ

ヨハン、ヨハンと連絡を取りたいです。

君が自分だと思っていることをやめれば、いつだって僕とつながれるんだよ。

ヨハン!

こんにちは!

ヨハン、あのメアリ―の丘と、無念で死んだ男の草むらと私の大空が広がるいつもの草原と、
そしてヨハンの夕日が見える海岸は繋がっているの?
もしかしてどの場面にも光の柱が立っているの?

ポータル。それは外の景色の中に現れているじゃなくて、内なる世界で広がっているんだ。
肉体と意識があるバランス状態になったとき、内面でつながる光の柱が出現するんだよ。
通路が開くんだ。

それはどういう状態のときなの?

それは意識が最も今にあって、そこに体と意識が存在し、なおかつ生き残りをかけた自我に支配されていない状態。心地よい中心に収まった状態。

瞑想の境地のような?

そうだね。
あなたが指を動かしこうやって内なる僕の声をタイプしているときのように、他の自我と呼ばれる思考、マインドだね・・マインドが動かなくなったときだよ。
マインドが常にうるさく話している最中は、たとえそれが自然の中でゆったりとしている時間であっても、
意識と肉体がポータルを出現させる状態にはならない。
僕が君と一緒にやろうとしているのは、
こうしてポータルを開いて、そして時と場所を超えて光を放射することなんだ。

そうすると、草の上で死んだ男の人の場所にも光を送ることができるの?

そうだよ。正確に言えば、送るのではない。一緒に同時に感じることができるんだ。
想いは、光より早い。ある一つの箇所に変化が起これば、それとついになるところにも同じ作用が起こる。
これは科学でもあるんだ。進んだ知性の生命体ならば、同時性は当たり前のことで、それによって、過去は癒され、実は未来も変化する。
僕はあなたの過去であり、そして君の未来でもあるから、
僕と一緒にあなたが今ココで、ポータルを開き、同化することを選び、
愛を放出することに同意してそうあるならば、あなたの過去生であるあの草むらの男性も抱えているあるバランス点を手放すことができる。

あなたのチャレンジが成し遂げられたならば、
今の地上の生活におだやかに、しかし強烈に影響を与えることができる。
何度もやってきた人生という名のゲームで、何度も選びそこなったことがあった。
それは、愛であるという、選択だよ。

ヨハン、あなたは限りなく純粋に光としてエネルギーを下ろすことで
自らが愛であり、光であるということを試した人生だったんでしょ。

うん。だけど僕もまた、成し遂げられなかったんだ。
だから今こうして君と一緒にもう一度やってみたいんだ。

私と一緒に?

そうだよ。時を超えて、肉体も超えて、輪廻を超えて。

ヨハンに何があったの? あなたは限りなく光であった存在ではないかと。

でもね。常にとはいかなかったんだ。
僕も人間だったんだよ。光があって、影があるという世界からは抜け出せなかった。

だけど、二元性の地上において、やっぱり光が強ければそれだけ闇も引き寄せるでしょ。
この逃れられないルールをどうしろっていうの?

逃れられない???

逃れられないでしょ

では本当にそうなのか、僕と一緒にやってみようよ。
一つだけ、僕を信じることが大前提だよ。
僕を疑う気持ちや、この世界についてのあきらめが心の中にあったとしても
それこそがマインドが見せる幻想だと思って、耳を貸さないと決めてほしいんだ。
そうしなければ成し遂げられない挑戦へと今から君と行くんだからね。

わかった。すべてを受け入れ、すべてを信じて、ヨハンと一緒に愛であることを選びます。

よし。いいぞ。
では、深呼吸。またいつものように、タイプをしていることが出来なくなったら、経験を最優先にしてね。
かくことは後でもできることだからね。

わかった。

肉体と意識のバランスを取って、マインドが静まる状態を創ります。
それには自分の呼吸を意識してそこにすべての意識を向けて、体はリラックス。
ふかーく息をしながらあの草原を思い浮かべよう。
あなたが一番リラックスしながら集中して、自分の中心でくつろいでいる状態。
その瞬間に、空は青く雲一つなく、風や音がとてもリアルに感じられ
すべてがピタッと止まって、静寂の中に入り込む

私の回りがすべて光の柱になって、
その中に水が湧き出るように慈悲の心が湧き出る泉があって、
そしてあなたが私を抱きかかえてくれているんだ

愛さなかったことを悔いた男と
未来を思うあの娘と
そして私。

ヨハン。

あなたもまた、この時を待ち望んでいた

私が皆を連れていくんだね。

この地上に生まれた存在がそれを引き受けているんだ。
私があなたたちの代表としてここに来たんだ。
そうか。肉体にはそういう役目が。

肉体を持った存在の協力があってこそ、
過去生のそして未来の存在がこの場に集合することができるんだ。
そうなんだ。それが私の・・・私たちのミッションなんだね。
地上に降り立った存在がそれを思い出して、こうして協力することを
どうやったら思い出せるか、あなたたちはみんなでそれに挑戦していたんだね。

君も含めてね。君は自ら進んでこの役を買って出たんだよ。
そして、見事に今それをやっているんだ。
こうしてみんなで同じ光の中に入って・・・
光になるのではなくて、そう、君が光そのものなんだ。

一体何が起こるの?

さあ、やってみよう。経験してみよう。そして味わってみよう
私たちが一つであることの喜びに包まれて。

****

そらの目からは涙がどめどなく溢れ続けていた。
一体どのくらいの時間こうして光の中で融合していたのだろうか。
夕方のしばしの時間が、永遠のように思われた。

秘策

こんにちは。

耳を澄まして、心の中に無心で向かい合うというのは、大切なことだ。

さあ、あなたにこの世界の大切なそしてとても重要なルールを教えよう。
このルールはこの世で創造主として存在するための、つまり意図を純粋に物質化して世界へと転写し、またそこにおいて、楽しむための、重要な秘策といえる。

教えてください。

もうあなたは何度もこのことを耳にしてきたし、そして知ってもいる。
それが単なる知識ではなく、叡智となるための時間としよう。

はい。ありがとうございます。

我々は同じものからできている。それはエネルギーであり、視覚的には光としてうつり、
感覚的には愛と呼ばれる感情を引き起こす。みな同じものを違う点からみて、言葉にしたものだ。

それからできており、それそのものを、神とよぶ。だから、あなたは神である。
わかるかね?

はい。神という素材からできているという意味ですよね。

素材、、、、まあ簡単に言えばそうだな。
この素材は、何にでもなる。何にでも形を変え、質を変え、存在することができる。
変えているのが、あなたの中の、地上にいるあなたという存在だ。

はい。

では、ここまで理解したのだから、思う通りの現実を創造してごらん。

というと、途端にできない。と思うだろう。すべては全然思い通りではないし、うまくいかない。
自分にはまだその能力、現実化の能力がないと思えることもあろう。

はい、その通りです。

ここに、あなたの創造した世界がある。
あなたは、自分には、自分の思う通りの世界を創造する能力がない。と思っている。
そう思っているのだから、その通りの世界を現実をあなたは体験している。

さて、ここまでは、あなたも気が付いているだろう。ココからだ。
この奥にあることをあなたは、もう感じることができる。
つまり、思い通りにならないから、思う通りにしようとするという力が働く。
そして努力や、我慢や、成長や自己卑下や評価や経験といった概念が生まれてくる。
望む自分に近づこうと頑張ることで、あなた方は乗り越えたいと思っている。
乗り越えることで得られる自分は頑張って成長したという満足感、充実感、達成感を欲しいと思っている。
その達成感こそ、生きている証だと思っている。地上の人生の醍醐味だと思っている。
思い込んでいる。

・・・はい。その通りです。努力することがいけないんですか?

そんなことは言っていない。いいとか悪いとか正解とか不正解という話をしているのではないんだよ。

この世のルールを説明しているんだ。
あなたは自分が創った、自分が望む姿になるために努力するというルールでいかに満足感を得るか
充実した誇らしい人生を歩むかということにこの人生という名のゲームが置かれていると思い込んでいる。

しかし、そこではないのだよ。そこに目を向けている内はその世界観からは抜け出せない。
この地上のゲームは、思い込んでいるそういった一切のルールを脇へおいて、
どこまで自分を創っている素材である、光、神、愛、エネルギーを認識できるか、
というのは、自分の正体がそうであって、それで世界を創ることができるということを発見し、実験し、作りたいものを創るかという点にある。
もう一度作りたいものを創るために生まれて来た。
ルールの説明を受けて、なんだそういうことだったのかと納得してじゃあ、あれがやってみたい、こうしてみたいと
あなたが設定して生まれてくるのだけれど、残念ながら、そのルールを一旦忘れてスタートした。
そうしてもう一度このように、地上にきてそれを思い出したら、
ここからあなたが設定した地上の夢を存分に楽しむ壮大なる実験へと意識して臨めるようになる。
これを覚醒という。覚醒したら終わりではなく、ここからが始まりなのだよ。

私って覚醒しているんですか?
まだ覚醒していないんですか?

その質問が出るようなら、あなたはまだ覚醒はしていない。
知識としては知っている。それを自らのものとして使える生き方へとこれから進むとき、覚醒という状態が訪れる。
覚醒へと導くことはできるが、あなたの準備が整っていないとそれはまだ成し遂げられない。
逆に言えば、あなたの準備が整えば、一瞬にしてそれはおこる。

準備が整った状態とはどういう状態のことですか?

欲を手放すことを受け入れたとき。コントロールを手放すことを受け入れ、選択したとき。

なるほど。私利私欲のために動き、未来に期待している段階では、まだ準備中ってことですか?

理想の自分に近づこうというルールの元で、そう考えているのならば。
もちろん、好きなだけやっていいんだよ。
準備中の札はあなたがいいと思うまで、いつまででも掲げていていいんだよ。あなたが決めるだけなのだから。


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