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ヨハンのヒーリング

ヨハン、またものすごい眠気がきて、寝てしまった。
ヨハンにヒーリング方法を伝授してもらおうと思ってもねむくなっちゃってダメだわ。
書きながら、実際に試すというのは、トランスにはいっている状態だからできない感じだし。

問題ないよ。
ねむくなるのは、いいことだよ。
ちゃんとトランスにはいって脳波がそのような状態になっていくということだから。
僕からの語りかけの書き取りとヒーリングを同時に行うには、君の脳のチャネルがもう一段階発展して、
本当の自動書記に近づいていくことが求められているんだ。
あと何回かやればできるようになるから気にしないで、トライしてほしい。

わかった。
ヒーリングについてのヨハンの考え方を教えて。記録しておきたいんだ。

基本的には肉体には、自然に調和のとれた健やかなる状態に戻ろうとする本能、力が働く。
ところがその元に戻ろうとする力がなんらかの別の力によって、止められていたり、
うまく作動しないようにセットされている場合、このなんらかの理由というものに働きかけて、
同じ目的…つまり調和した状態に戻るという、本来の流れにプラスの力として作用するように戻すことができる。
これをヒーリングと呼ぶ。
ただ、ある種の意図をもった力がそこに存在していると考えることができるので、
それ自体は悪いことではなくて、力があるとみるんだ。
ということは、別々のプログラムで動いていた力を一つにするというプロセスをサポートしていくということ。
それをしているんだということに、しっかりと意図を合わせて、そして働きかけるんだ。
調和のとれた状態にするのは、肉体が本能でやるからね。
その肉体の本能をどこまでも信頼するというのが、まず基本のスタートラインだ。

その人の自然治癒力に欠陥があって、足りないから補うと考えるのとは全く違う。
自然治癒力に間違っているとか、足りないとか、欠けているというものはない。
すべて完璧にシステムに繋がっていて、行われるものだ。
さて、ではもう一度やってみようか。

はい。

自動書記はできるところまででいいから、まずは僕のヒーリングの方法を体験してほしい。

わかった。

じゃあまずまたあの草原を思い出して、匂や風の感じ、温度、音、色、リアルに。
そして光の柱に僕とはいるよ。入るときは僕と一緒だ。僕が一緒に入って、その後光のエネルギーと融合する。
ここがあなたの第一関門だね。光の柱と融合して全体になるんだ。
そこまでやってみよう。

はい。

君がいる場所は?

春の感じ。結構風が温かい。そして風もある。この感じ、まとわりつくような。春。
あれ?だれかいる!
あの無念で死んだ男と丘の上の女の子だ。
そして、私。


もしかして、この草原の感じは一緒?景色は全然違うけど、
まさか、みんなこの光の柱で行き来しているの?
・・・・ポータル?

光の柱はどこにでも出現できる。君がそれを意図して呼べばだ。
そうしてその柱はすべてを知っている。
すべてへのマスター室なんだ。今はそれをエネルギーを読むということに使う。
僕がサポートするから安心して。
さあ、あなたのいる緑の場所をもっとリアルに思い描いて、意識がしっかりそこに入るんだ。
そうすればすべての理解がキミにもたらせる。

ヨハン・・・書くことが維持できないよ・・・


ヨハンと光の柱

もう一度光の柱のやり方を教えるよ。もう一回最初からやってみよう。
さっき途中までやったから、だいたいのことはわかるよね。
あのいつもの草原に大きな光の柱が立っている。
そして中にはいって、肉体を創っている概念を手放して、あなた本来のエネルギーにもどって、僕と融合しよう。
そこまでやってみて。
いいかい、君であることをやめるんだよ

私はどこにいっちゃうの?

どこにも行かない。
君がキミだと思っているその意識はどこにもいかないし、もともといっしょだということがわかる。
やってみて。許すんだよ。ただ、自分がなくなることをゆるすんだよ。
自分という幻想がなくなることをゆるすんだよ
しがみつくのをやめるんだ、自分という幻想に。それは執着だよ
大丈夫。、面白いから手放してみてごらん。

手放したい。手放したいよ。
だけど・・・だめなんだ。怖いんだ。
ねえ、光になることを頑なに拒んでいる・・・立ちふさがっているものの正体はいったい何?

ハートの保護膜

個であることから出るのを恐れている、ぎゅっと頑なな存在が何なのか、あなたはわかるかな?

・・・悲しいんです。とても。とても。私がダメだったから。

泣いているあなたは、いくつなの?

3歳。お父さんに、わかって気づいて欲しい。あなたも「愛なんだと。」
あなたも自由なる魂なんだと。あたしが愛することでお父さんの魂が気づくと信じて来たのに、それが起こらない。悲しい。お父さんを救うと誓ったのに、私のやり方が悪いから、助けることができない。

だからあなたはそこからでるのが怖いのか。ハートの膜の中から。

だってそうでしょ。保護膜だよ。なくなったら私がもっと傷つくかもしりれない。
愛を愛として伝えた行為が深く私を失望させたぐらいなのに。

あなたの力不足とかやり方が悪いわけではないよ。
お父さんにはお父さんのこの人生におけるミッションがある。それを全うしているだけだ。
そのことを見てみれる場所までこないか?
そして自分でそれをみてみて、感じてみてはどうかな?

・・・はい。

君の中の小さな三歳の子供も一緒に連れておいで。あの子に見せてあげよう。
あの時何が起こっていて、お父さんは何を選び、何を成し遂げようとしているのか。

はい。

そうして、そらは内なる底へと旅をはじめた。まだ幼い自分を連れて。
*****

心の中に意識を向けて入り込んでいく。そこに現れたのは一つの大きな箱。
箱の中を開けてみたら、綺麗なお花がたくさんでてきて、辺りがパッと華やかになった。
カラフル。嬉しさがこみ上げてくる。そうだそうだ、子供の頃って毎日がこんな感じだったよね。
幼き頃のうきうきした気持ちを思い出しながら箱を覗きこんで、ギョッとした。
何か得体のしれない塊がある。

「これは何?」

そっと触れてみる。
「犠牲者意識」という感覚がドーンと飛び込んできた。

玉手箱の中、お花、カラフル、犠牲者意識。
繋がっている。ハートで。私は父から、愛と虚しさを一緒に受け取ったのですか?

光と影はワンセット。光を受け取ればその分深い影も一緒にうけとる。
生きる虚しさ。一緒にもらっている。
それがハートを開くのを最後まで戸惑わせている、ハートを開かないように前にたちふさがっているもの。
人生、生きるとは虚しいものだという信念だ。
それは神の力の前でなすすべもなく打ちのめされた被害者としての意識から生まれている。
被害者がいて加害者がいるという世界。二元性の世界を確かなものとするために必要な信念だ。
それは自分の外に力を与え、自らが神になることを放棄する選択。

お父さんのものというより、人類のもつ集合的なもの。
お父さんの生き方をある面からみれば、生きることは虚しいものという想いを通り抜けさせて、昇華させようとしている行為といえる。これは本当に愛の行為なのだよ。お父さんの魂は自らがその膿の出口となって、被害者がいて加害者がいる分離の世界に真っ向から挑んだんだ。これは犠牲でやっているのではない。深いところで同意して、それを今回はやることで、自分のそして人類の抱えているもののバランスを取ろうとしている行為なんだよ。
お父さんは、数多く、支配的な人生を送ってきた。
そして自分が今世で学ぶべき課題を愛とともに、それを解き放つという仕事にしたんだ。
いいかい。
愛と共に解き放つことで、君にその分離の世界の存在を教えた。
君はそれを傷というなすりつけられたものではなく、
愛という温かい包みで受け取り、そして今、そのことを許そうとしている。
許すのは、人類が抱えている人間の矛盾をだ。
これこそが、お父さんという存在とお前との間でなされていた契約。約束ごとだよ。

だから、あなたは、力不足で父を救えなかったのではないんだ。
君は、見事にそれを受け取った。そして今それを「光と影という二元性の力関係」から「光そのものである」という世界へと連れて行こうとしているんだよ。
さあ、偉大なる仕事だよ。
ハートを開いて一緒にその虚しさのエネルギーも光であるということを許そうではないか。

ハートの保護膜を出たとき、あなたは体験することになる。
神というエネルギーの前で犠牲者として嘆くことと、
自我の策略をすべて手放して無条件に神のエネルギーを受け入れることのまるで違うことを。

二元性のフィルムをはがしたとき、
虚しさという形をまとって見えたエネルギーが一体何なのか、君はそれを目の当たりにして驚くだろう。

私が見ているその景色を君も一緒に感じてみてほしい。さあ、行こう。
これこそ本当の冒険だよ。お前ならいける。

お父さんの魂がまとっている肉体という乗り物に惑わされないで。
それがどんなふうに見えたとしても、それはお父さんのすべてではない。

光になるのではなく、光である。

教えを伝える本を開いた。あるフレーズが、まってましたとばかりに、そらの目に飛び込んできた。

・・・その時、男の中で何かが起こり、その人生を永久に変えてしまった。
  自分の手を見、自分の身体を感じ、自分自身の声がこういうのを聞いたのである。
  「私は光から作られている。私は星から作られている」・・・・・・    
                              (『四つの約束』より引用)

触れた途端、そらの深いところで何かが動いた。
*****

ヨハン、涙があふれてきたきたよ。
そうだ、私は光を通すパイプなるんじゃなくて、
自分自身が純粋なる光そのものからできていると、わかることなんだね、
自分の細胞を、自分の肉体を光そのものにしていくということなんだね。
だから自分の他のどこかに純粋なる光があって、自分がその光に入っていって、そこに同調して
光にきてもらうんではなくて、うん、自分と光は同じもの。自分が光そのものだということなんだね!

そう、あなたはそれを許すことができるか。
光があるのみ。それがこの幻想を打ち破る最大のことなんだよ。
ずっと誰もがそのことを言葉でいってきた。
だけれども聞いているあなたが、分離した肉体というものの中から聞いているから、
この本当に意味するところを実感として感じることができないでいた。

*****

『彼は、人間の知覚は、単に光を感受している光にすぎない、という結論に達した。』


光の中へ

ヨハン、ヨハンと連絡を取りたいです。

君が自分だと思っていることをやめれば、いつだって僕とつながれるんだよ。

ヨハン!

こんにちは!

ヨハン、あのメアリ―の丘と、無念で死んだ男の草むらと私の大空が広がるいつもの草原と、
そしてヨハンの夕日が見える海岸は繋がっているの?
もしかしてどの場面にも光の柱が立っているの?

ポータル。それは外の景色の中に現れているじゃなくて、内なる世界で広がっているんだ。
肉体と意識があるバランス状態になったとき、内面でつながる光の柱が出現するんだよ。
通路が開くんだ。

それはどういう状態のときなの?

それは意識が最も今にあって、そこに体と意識が存在し、なおかつ生き残りをかけた自我に支配されていない状態。心地よい中心に収まった状態。

瞑想の境地のような?

そうだね。
あなたが指を動かしこうやって内なる僕の声をタイプしているときのように、他の自我と呼ばれる思考、マインドだね・・マインドが動かなくなったときだよ。
マインドが常にうるさく話している最中は、たとえそれが自然の中でゆったりとしている時間であっても、
意識と肉体がポータルを出現させる状態にはならない。
僕が君と一緒にやろうとしているのは、
こうしてポータルを開いて、そして時と場所を超えて光を放射することなんだ。

そうすると、草の上で死んだ男の人の場所にも光を送ることができるの?

そうだよ。正確に言えば、送るのではない。一緒に同時に感じることができるんだ。
想いは、光より早い。ある一つの箇所に変化が起これば、それとついになるところにも同じ作用が起こる。
これは科学でもあるんだ。進んだ知性の生命体ならば、同時性は当たり前のことで、それによって、過去は癒され、実は未来も変化する。
僕はあなたの過去であり、そして君の未来でもあるから、
僕と一緒にあなたが今ココで、ポータルを開き、同化することを選び、
愛を放出することに同意してそうあるならば、あなたの過去生であるあの草むらの男性も抱えているあるバランス点を手放すことができる。

あなたのチャレンジが成し遂げられたならば、
今の地上の生活におだやかに、しかし強烈に影響を与えることができる。
何度もやってきた人生という名のゲームで、何度も選びそこなったことがあった。
それは、愛であるという、選択だよ。

ヨハン、あなたは限りなく純粋に光としてエネルギーを下ろすことで
自らが愛であり、光であるということを試した人生だったんでしょ。

うん。だけど僕もまた、成し遂げられなかったんだ。
だから今こうして君と一緒にもう一度やってみたいんだ。

私と一緒に?

そうだよ。時を超えて、肉体も超えて、輪廻を超えて。

ヨハンに何があったの? あなたは限りなく光であった存在ではないかと。

でもね。常にとはいかなかったんだ。
僕も人間だったんだよ。光があって、影があるという世界からは抜け出せなかった。

だけど、二元性の地上において、やっぱり光が強ければそれだけ闇も引き寄せるでしょ。
この逃れられないルールをどうしろっていうの?

逃れられない???

逃れられないでしょ

では本当にそうなのか、僕と一緒にやってみようよ。
一つだけ、僕を信じることが大前提だよ。
僕を疑う気持ちや、この世界についてのあきらめが心の中にあったとしても
それこそがマインドが見せる幻想だと思って、耳を貸さないと決めてほしいんだ。
そうしなければ成し遂げられない挑戦へと今から君と行くんだからね。

わかった。すべてを受け入れ、すべてを信じて、ヨハンと一緒に愛であることを選びます。

よし。いいぞ。
では、深呼吸。またいつものように、タイプをしていることが出来なくなったら、経験を最優先にしてね。
かくことは後でもできることだからね。

わかった。

肉体と意識のバランスを取って、マインドが静まる状態を創ります。
それには自分の呼吸を意識してそこにすべての意識を向けて、体はリラックス。
ふかーく息をしながらあの草原を思い浮かべよう。
あなたが一番リラックスしながら集中して、自分の中心でくつろいでいる状態。
その瞬間に、空は青く雲一つなく、風や音がとてもリアルに感じられ
すべてがピタッと止まって、静寂の中に入り込む

私の回りがすべて光の柱になって、
その中に水が湧き出るように慈悲の心が湧き出る泉があって、
そしてあなたが私を抱きかかえてくれているんだ

愛さなかったことを悔いた男と
未来を思うあの娘と
そして私。

ヨハン。

あなたもまた、この時を待ち望んでいた

私が皆を連れていくんだね。

この地上に生まれた存在がそれを引き受けているんだ。
私があなたたちの代表としてここに来たんだ。
そうか。肉体にはそういう役目が。

肉体を持った存在の協力があってこそ、
過去生のそして未来の存在がこの場に集合することができるんだ。
そうなんだ。それが私の・・・私たちのミッションなんだね。
地上に降り立った存在がそれを思い出して、こうして協力することを
どうやったら思い出せるか、あなたたちはみんなでそれに挑戦していたんだね。

君も含めてね。君は自ら進んでこの役を買って出たんだよ。
そして、見事に今それをやっているんだ。
こうしてみんなで同じ光の中に入って・・・
光になるのではなくて、そう、君が光そのものなんだ。

一体何が起こるの?

さあ、やってみよう。経験してみよう。そして味わってみよう
私たちが一つであることの喜びに包まれて。

****

そらの目からは涙がどめどなく溢れ続けていた。
一体どのくらいの時間こうして光の中で融合していたのだろうか。
夕方のしばしの時間が、永遠のように思われた。


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