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<存在意識の形>

 

何かを描きたいと思いながら何も浮んで来ない時
取りとめも無く描くジオメトリック・パターン 

四角は無数に存在し 三角も円もまた数に限りは無い 
是も無く否も無く ただ手の動くままに
幼児のように目の前の白い画用紙を埋めていく 

積み木は多分 幾何学模様との出会い  
しかし幼い頃何かを積み上げることの無かった者は
大人になっても平面に並べ続ける 
ただ無心に並べ続ける 

たとえ技が立体的に見せてもそこは二次元の世界 
積み上げることなく並べてゆく感覚 

それで何かが癒されているのだろうか 
きっとそんなことも考えることなく
ひたすら並べ続けるだけなのだろう 

のちに現われた姿が
自らの存在を意識させる形となる


この本の内容は以上です。


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